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そごう千葉店にえびそば えび助が登場! 海老香るスープをも凌駕する激ウマローストビーフ!
つい数日前に「春のセンバツ!人気・話題の味めぐり」を終えたばかりの、そごう千葉店。
同イベントに出店していた、大阪の人気店「人類みな麺類」に大興奮を覚え、イベント中に二度も訪問してしまったものの、
参照:そごう千葉店に大阪の行列ラーメン店、人類みな麺類が初出店!! 出店イベントは19日までの期間限定! ⇒
ソシャゲのイベントの如く、間髪を入れず21日より、今度は「宮城 物産展」がスタート。
当然、今回の物産展にもイートインが出展しており、宮城から現れた次なる刺客は、仙台に本店を置く人気ラーメン店、「えびそば えび助 」。
同店に関する事前情報は一切持っておりませんでしたが、大の海老好きとして知られる?私として「えびそば」を名乗られた以上、見過ごす訳にはいきません。
そんな訳で、イベント二日目となる22日に、早速訪問して参りました。
仙台名物牛タンはもちろん、仙台牛のステーキ、生ハムまでも出店中、千葉そごうの宮城物産展
宮城の物産と観光展が開催されている、そごう千葉店6Fに降り立った時刻は、11:30。
まだお昼前であるものの、物産展2日目とあって人出は多く、どこのお店も賑わいを見せております。
が、私の目当てはあくまでランチ。
試食ブースには目もくれず(どうせ帰りに寄るのでw)、一目散にエレベーター前のイートインコーナーへ向かうと、
早くも私の決意を揺るがしそうなトラップに遭遇。
こちらは、えびそば えび助 同様に本イベントへ出店している宮城のお店、「鉄板ダイニング誉(TAKA)」となります。
同店では、宮城県が誇る和牛「仙台牛」を使った様々な肉料理を提供しているという事で、今回の物産展でも、
仙台牛のサーロインステーキを筆頭に、
・ユッケ丼
・すき焼重
・モモステーキ
などをイートインブースにて提供しているそうです。
また同店では、イートインだけで無くお持ち帰りできる品も販売中。
今回の企画における目玉?と思われる「仙台牛の生ハム」を試食にて頂いたのですが・・・これがヤバい。
常温で提供されたはずの生ハムだというのに、口の中に入った瞬間、口内の温度で肉の脂がとろけ、旨味が全域にほとばしります。
ちなみに、同店のイートインで提供されるユッケ丼には、この生ハムが乗ってくるとのこと。
口内温度でほとばしる仙台牛の脂、これをホカホカご飯の上でとろけさせたら・・・想像するだけでお替わりの準備が出来ます。
が、しかし。
今日の目当てはあくまで海老そば、ということで誘惑を振り切り、もう一つのイートインコーナーへ。
しかし、再び誘惑が到来。
今度は仙台が誇る名物、牛タンの登場となりました。
ただ残念なことに、現在この千葉そごう内にも牛タン専門店が存在し、私も少し前に同店を訪問したばかり。
参照:牛たん専門店が千葉そごう10Fにオープン! 牛たんと和牛焼き 青葉でランチ ⇒
なんの前触れも無く現れたとなれば誘惑に心惹かれるも、牛タンに対する欲求が満たされている今の私に、同店の誘惑は通用しません。
2度目の誘惑を難なく振り切り、ようやく辿り着いた目的の地、
えびそば えび助となります。
今回のイートインでは、
・海老わんたんそば
・海老そば
・海老の油そば
そして、
・仙台牛のローストビーフ海老そば
の全4種が提供されるとのこと。
最後を飾った「仙台牛のローストビーフ海老そば」は、見るにも美しい肉の輝きが気になるものの、そのお値段も豪勢な価格。
非常に魅力的な一杯ではあるものの、ラーメンにトッピングされるローストビーフに於いて、当たりに出会った経験が無いため、これは悩む所です。
ここは価格的にもお手頃且つ失敗に終わることが考えられない「わんたんそば」にするべきか・・・
それとも、肉の輝きを信じ、豪勢にローストビーフで舌鼓を打つべきか・・・
この日のお目当て、えびそば えび助にて「仙台牛のローストビーフ海老そば」を食べてみた
ギリギリのギリギリまで決定打が得られず、
・わんたんそば
・ローストビーフ海老そば
の二択に頭を抱えながら、食券購入の列へ。
すると、前に並ぶお客さん全てが、迷うことなく
「仙台牛のローストビーフ海老そば」を注文しているではありませんか。
そうか・・・やはりここは、仙台牛の力を信じるべき場面なのかも知れない。
その様な天の声が降りてきた結果、私の注文も「仙台牛のローストビーフ海老そば」を選ぶことに。
まだお昼前ながら、イートインスペースの2/3近くが埋まっている中、空きを見つけ着席。
食券を渡しながら、待つこと10分。
店内に充満する海老の香り、その源泉がついに私の前にも到着致しました。
イートインスペース中を埋め尽くす、芳しい海老の香り、その主犯格となる海老そばが、私の前にお目見えとなりました。
深めの器に盛り付けられながら、すさまじいまでに海老の旨味を伝えるスープ
その登頂より、更なる海老らしさと香ばしさを与える干しエビ。
そして、843円の海老そばを1891円と、2倍以上の価格へ押し上げつつも、その魅力溢れるビジュアルのみで、多くの訪問者を虜としたローストビーフ。
実に美しいビジュアルを誇る一杯ではありますが、果たしてその価格を払うに値する一杯なのか。
猜疑心を抱えつつも、まずはスープから頂いてみましょう。
店内中に広がる香りからも分かる通り、口に含む前より濃厚な海老の旨味を放つスープ。
これを口に含むと、その香りに嘘偽りの無い、海老の旨味、香ばしさ、そして味噌の甘みと僅かな苦みが広がっていきます。
ほんのり伝わる味噌の苦みが、甘みを一層引き立て、芳しい匂いは食欲をぐんぐん引き立てます。
そして、凝縮された海老の旨味は言わずもがな、他の素材では代用の利かない、唯一無二の海老だからこそ生み出せる、香り高いスープを作り出しています。
また、登頂にトッピングされている
こちらの干しエビの存在が、スープの深みを更に掘り下げており、食感としてのアクセントだけで無く、スープの旨味を増幅させる相乗効果を与えております。
仙台と海老との間に、どんな因果関係があるのかは分りませんが、海老の旨味を十二分に引き出し、最上級のスープへと変貌させる、贅の極みとも言えるスープです。
続いて麺の方ですが、
こちらは、中細でスープの絡みやすい縮れ麺を使用。
茹で時間は長めなようで、大分柔らかめに仕上がっています。
好みとしては、もう少し硬めが好きではありますが、まあイートインという事もあり、麺の堅さまでは注文できませんので仕方ありませんね。
スープとの絡みは良く、不特定多数が訪れる催事場であることを考えれば、ベストでは無いもののベターな選択に思えます。
ここまでは、どこを取っても非の打ち所無い、ハイレベルなラーメン。
しかし、この一杯が1891円の価格であることを考えれば、当然物足りなさを感じてしまいます。
価格に相応した、残る付加価値を与えてくれる存在、それは
こちら「仙台牛のローストビーフ」以外、その役割を全うするものはおりません。
では早速、頂いてみましょう。
・・・・え?
・・・・溶け・・・た??(汗)
スープの温度で保温されたローストビーフ、これを口に入れた瞬間、更なる口内の温度が加わることによって、それまで溜めこんでいた牛の旨味、脂が一気に口の中へ。
きめ細やかな脂を纏っているお肉の柔らかさは、まるでシルク。
絹のように柔らかい肉をそーっと掴み、ひと噛みする毎に脂が広がる口溶けは、ローストビーフというより、むしろしゃぶしゃぶ。
しかも、そんじょそこらのしゃぶしゃぶでは無く、100gうん千円と呼ばれても納得しそうな程、質の高い旨味を備えております。
加えて、これだけハイクオリティな牛肉が、濃厚で芳醇な海老スープを纏い、しゃぶしゃぶされているのですから、そのクオリティの高さは前代未聞。
これを果たして、ラーメンと呼んで良いのか私には分りません。
が、海老と仙台牛をコラボさせた創作料理として位置づけるのなら、紛れもなく最上級の一品と名付けるにふさわしい仕上がりでした。
海老のプリン体含有量など、頭から綺麗さっぱり流れ出してしまう程に芳醇で濃厚なスープ。
そして、そのスープの存在すらかすめてしまう程、正に「溶ける」ローストビーフ。
1891円という、ラーメンらしからぬ価格を払うだけの価値ある逸品、腹の底から堪能させて頂きました。
なお、本イベントは期間限定(~3/27まで)となりますので、くれぐれもご注意下さい。
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えびそば えび助 (そごう千葉店 宮城県の物産と観光展 イートイン)
■ えびそばえびすけ
■ 住所:千葉県千葉市中央区新町1000- そごう千葉店 6F
■ 開催期間:開催中~2018/3/27まで