スポンサーリンク
一風堂 20年ぶりの大発明?ソースとんこつを食べてみた &千葉中央店限定メニューも
少し前、千葉のナンパ通りにある一風堂前を通った際、期間限定の新メニューが提供中との情報を発見。
とはいえ一風堂が提供する限定メニューには、過去にもいろいろ食べては見たものの、残念ながらレギュラーメニューである白&赤丸を越える品には出会えず終い。
そんな訳で、今回の限定メニューについてもスルーする心構えで居たのですが、先日見たラーメンブログの情報で
「今回の限定は、ひと味違う」との噂をキャッチ。
ただ残念なことに、その限定メニューは10月いっぱいまでの期間限定となっており、結局食べる事が出来ず諦めていたものの、先日、富士見町の一風堂前を見ると
噂の新メニュー「ソースとんこつ」のポスターを発見。
しかもそこには「好評につき、期間延長 11月30日まで」との一文が。
という訳で、これは巡ってきたチャンス、とばかりに噂の限定メニュー「ソースとんこつ」を食べに、一風堂千葉中央店へ行ってみました。
限定がイマイチ刺さらない一風堂 20年ぶりの大発明、ソースとんこつはいかに!?
今回の限定メニューとなるソースとんこつ。
ベースとなる豚骨ラーメンにソースを加えた、いわゆる船橋のご当地ラーメン
「ソースラーメン」を想像させる雰囲気&ビジュアルのラーメンとなっております。
しかし、その説明書きには
「一風堂 20年ぶりの大発明!」
との一文が添えられており、白丸、赤丸に次ぐ衝撃とのこと。
とは言え、過去に頂いてきた一風堂の限定ラーメンには良いイメージが無く、今回もコピー倒れになるのでは無いか、との不安も募る中、大した期待をする事なく
「ソースとんこつ」をオーダーしてみることに。
ちなみに、このソースとんこつは一風堂全店で提供されている限定メニューとのことですが、これとは別途、千葉県内の店舗?限定にて
「千葉BLACK」なる、竹岡式を彷彿とさせる醤油ラーメンと
「千葉RED」なる、勝浦タンタン麺を彷彿とさせる、「一風堂式千葉の2大ご当地ラーメン」も提供中とのこと。
どちらも千葉県民にとっては馴染み深いラーメンではあるものの、これらを美味しく、且つアレンジして提供しているお店が千葉には多数ありますし。
これらも限定での提供とのことなので、気にならないと言えばウソになるものの、わざわざ一風堂で食べずとも、他店で頂けば十分というのも本音。
ひとまずこの2品は、とりあえず様子見…でしょうかね。
船橋のご当地ラーメンともひと味違う! 一風堂らしさが香るソースとんこつ
この日の入店時刻は、いつものランチと比べて少し遅い13時前。
すでにランチのピーク帯は過ぎているものの、一風堂の店内は相変わらずの大盛況。
席に多少の空きは出来ているものの、入れ替わり立ち替わりお客さんが入店する人気ぶりは流石です。
そんな店内の様子を眺めながら、待つこと6~7分、ソースとんこつが到着。
箸袋にはハッシュタグ付きで「ソースとんこつ大発明」の一文が。
20年ぶりの大発明、果たして如何ほどなものでしょうか・・・
という訳で、まずはスープから一口。
まずガツンとくるのがソースの香りと甘み。
ほのかな酸味も一緒に広がり、斬新なようでどこか懐かしいソース味。
とは言え、船橋の「大輦」で初めて食べたソースラーメン程、スパイシーさは感じず、どちらかと言えばマイルドな仕上がり。
チェーン店らしい、食べやすい濃度、塩味に抑えられた様に感じます。
良く言えば万人受けしやすいのですが、裏を返せば中途半端感が否めず、これで20年ぶりの発明というのは飛躍しすぎに思われます。
と、疑問を感じつつ、トッピングの紅しょうがを全体に広げ、スープと合わせながら再度一口…
なるほど、紅しょうがが広がることでソースの風味が一変。
先ほどまでの甘み推しだった所に、酸味に加えて辛味までが加わると、スープの層が一気に深みを増しました。
甘み、辛味、酸味が一体化し、そこにベースのスープまでが合わさることで、ソースのようでもあり、どこかカレーのようにも思えるスープ。
これは良い意味で一風堂らしくない一品ですが、ハマる人には間違いなく刺さる、ジャンクさが溜りません。
ここでようやく麺にも箸を付けてみることに。
麺は、白丸・赤丸同様の細麺が使われているのですが、この麺だとやはり、スープとの絡みは今ひとつに感じます。
スープの濃度が高い、白・赤丸には当然、固めの細麺がベストマッチでしょうが、スパイシーながらベースが薄めなこのスープだと、太麺か縮れ麺の方がスープを美味しく頂ける気がします。
次にトッピングですが、デフォで盛られたキャベツ、紅しょうが、青ネギ、チャーシューに半熟玉子。
それに加え、別皿で提供された揚げ玉。
確かに、これをスープ焼きそばだと思えば、揚げ玉との相性は抜群のハズ。
という訳で、遅れて現れた揚げ玉を躊躇すること無く一気にドボン。
ビジュアルとしてのジャンクさは、先ほどをも上回りパワーアップ。
が、果たしてこの揚げ玉が、スープと調和することで何を産み出すのか・・・
思ったより、なにも生みませんでした(笑)
試しに、スープを吸っていない揚げ玉を素のまま一口食べてみると、特に味付けを感じず。
トッピングで揚げ玉を使うお店は増えてきていますが、そのどれもがカレーやらなんやらの下味を付けてトッピングすることで、スープに負けない風味をプラスし、且つ味変効果を与える役割を果たしています。
が、この揚げ玉には特に味付けが施されていないことから、単にスープを吸い上げる具材として提供されている模様。
もしこれに、何かしらの下味が加わっていたら、味変も楽しめるものの、さすがに濃くなりすぎるのかも知れませんね。
なんにせよ、様々なトッピングが盛られている中、群を抜いてこのスープを引き立てているのは紅しょうがの存在ですね。
しかも、ここ一風堂であれば、カウンター上のトッピングから紅しょうがは自由に追加可能。
普段のラーメンよりも多めに紅しょうがを足すことで、甘み強めなスープの酸味と辛味が高まり、他のラーメンとは一線を画する一杯となります。
麺や揚げ玉に対する賛否は分れそうですが、20年ぶりの発明と呼ぶにふさわしい、良い意味で「一風堂らしくない」ラーメン。
提供される期間は11月末までとのことなので、気になる方はぜひ、足を運んでみてはいかがでしょうか。
■■ ブログランキングへの登録、始めました ■■
今回紹介したお店の情報がお役に立てましたら、
こちらの「ブログランキング」をクリック頂けますと嬉しいです。
頂いたクリックを励みに、新しいお店探索に邁進させて頂きます☆
一風堂 千葉中央店
■いっぷうどう ちばちゅうおうてん
■ 住所:千葉県千葉市中央区富士見2-9-15
■ 営業時間:11:00~翌1:00(金・土のみ2:00)
■ 定休日:無休