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【閉店】千葉初出店! 極煮干し本舗 蘇我店のついでにベイフロント蘇我も回ってみた

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フクダ電子アリーナの斜め向かい、ケーズデンキの向かい且つ、16号の内回り沿いとなる広大な敷地に10月末オープンした、新たな複合商業施設「ベイフロント蘇我」。

 

同商業施設のオープンに伴い、飲食店も複数がオープンしたのですが、その中でも気に留めていたお店となるのがこちら

極煮干し本舗というラーメン店。

 

こちらのお店は、茨城~千葉を皮切りに店舗を拡大し、気付けばジャスダックへ上場し全国にまでチェーン展開を広げている「山岡家」の新形態ラーメン店で、こちらの蘇我店が千葉では1号店になる模様。

山岡家といえば、ご存じの方も多い豚骨醤油系ラーメン店となるのですが、こちらはその名の通り「煮干」ベースのお店。

チェーン展開するラーメン店は数あれど、煮干系のお店と言うのは珍しく、開店前より気に掛けていたお店となり、台風明けの月曜日に初訪問を敢行してみました。

新たな商業施設 ベイフロント蘇我内に千葉県初出店  極煮干し本舗 蘇我店 

24時間営業が通例となる山岡家系列ながら、こちら極煮干し本舗 蘇我店のオープンは11時。

近隣には3交代制 24時間稼働の工場が建ち並ぶ土地柄だけに、もっと早くから営業していそうなものの、意外に普通のラーメン店らしい営業スタイルとなってます。

 

この日の訪問時刻は、開店から5分程経過した頃。

まだ世の中はランチ前である時刻だというのに、4~50席はある広々とした店内の半分程が埋まっている盛況ぶりです。

 

昨今増えつつある「ニボラー」が一挙集結しているのか、はてまた注目度の高いチェーン店が千葉初出店したことへの、ご祝儀的な人気か。

その理由はまだ見えてきませんが、とりあえず席の空きを確認し、券売機へ。

基本となるスープの種類は

・魚介煮干(煮干&豚骨)

・極濃煮干(濃いめの煮干&豚骨)

・淡麗煮干(塩)

・淡麗煮干(醤油)

の4種類。

 

これに加え、

・魚介煮干(煮干&豚骨)

・極濃煮干(濃いめの煮干&豚骨)

のつけ麺が2種類といったラインナップがデフォルトのメニューになります。

 

ランチ時には、上記した4種類のラーメンに

上記4つの丼&餃子ライスの中から1品を付けたセットメニューも。

 

また、期間限定との記載がありますが

 

「初代極煮干醤油らあめん」なる限定メニューも発見。

極煮干し本舗に初訪問であることに加え、同店の系列である山岡家にも長いこと足を運んでいないので、何が初代なのかは良く分らず…

ネットで調べた一説によると、山岡家でも限定メニューとして煮干ラーメンが提供されていたとの話があるので、極煮干し本舗を展開する以前に提供されていた煮干ラーメン、という事なのかも知れません。

 

まあ事情の程は良く分りませんが、初訪問である上、そこまでのニボラーでない私は、食べやすそうな所から選択。

という訳で、この日のオーダーは

「極煮干ラーメン」に、ランチセットの「チャーシュー丼」を付けてオーダーすることとしました。

想像を上回るレベル!? 極煮干し本舗の看板メニュー 極濃煮干ラーメン

店内はテーブル席、カウンター席の両方が揃っていますが、一人での訪問であった為にカウンターへ着席。

テーブル自体は広く作られているものの、椅子が固定式となっている上に、隣席との幅が狭い点が気になります。

 

案の定、隣に座るお客さんがラーメンにガッつき始めると肘が当たる当たる…

せめて椅子が動かせれば、隣席から肘が飛んでこようとも回避できるのに、固定式では反対隣に空きがあったとして避けることが出来ず。

見た感じ、オペレーション等は完璧に回っている様なので、今後は客席の居心地についても、少し目を向けて頂きたく感じました。

 

隣席より度々繰り出されるエルボーを耐え凌ぐこと10分程で、まずはラーメンが到着。

極煮干し本舗の看板メニューと思われる「極濃煮干ラーメン(普通盛り)」の味玉トッピングとなります。

 

見事な濁りを見せたドロスープからは、濃厚な煮干の香りが立ちこめています。

トッピングにはメンマとチャーシュー、青ネギに玉ねぎのみじん切り、そして柚子が添えられています。

 

それではまず、スープから一口。

外観では相当な激ニボを想像したものの、意外な程にエグミ・苦みは無し。

ほんのり香る苦みやエグミをアクセントとして楽しみたい「純・ニボラー」には物足りなさを感じるかも知れませんが、標準的な煮干愛好家はもちろん、万人が受け入れやすい濃度に抑えられており、食べやすさすら感じるスープになっています。

 

獣骨スープとの割合で、若干味が濃くも感じますが、それはスープ単体のみを味わった際の話。

トッピングされる玉ねぎや青ネギ、柚子が加わると、この濃度がむしろ心地よく感じてきます。

 

続いて麺の方は、低加水のパツパツ系。

コシも強く、歯切れの良い麺がスープを絡めすぎず頂けるので、スープ単体で感じた濃さも程良く中和されますね。

 

スープ、麺、各トッピングを一回りし、次に・・・と箸を掛け、驚かされたのがこのチャーシュー。

これは・・・果たして本当に・・・チャーシュー・・・か?

と、目を疑ってしまうデカさ、そして厚さ。

 

ラーメンのトッピングとして知られるチャーシューの姿と言えば、やはり薄切り。

しかし、こちらのチャーシュー、一言で表現するとあらば、肉片・・・いや、肉塊と呼ぶにふさわしいデザイン。

このチャーシューが果たして、濃い煮干スープに浸かることで、どの様な風合いを見せるのか?

 

これが・・・予想に反して、かなり美味い!!

固めではあるものの、それがまた程良い食感となりながら、スープを吸い上げた事による味付けの妙が素晴らしいんです。

正に、今すぐにでもご飯を掻き込みたくなるスープの吸収度合い。

 

ラーメンのトッピングと呼ぶより、単品のオカズと呼ぶにふさわしいチャーシュー。

これは是非とも、白米と一緒に合わせたい所。

 

そんなタイミングにて、遅れて現れたのがこちら

ランチのセットにて注文していた「チャーシュー丼」になります。

大きめのお茶碗にご飯、そしてこちらに盛られるのも、先ほど同様の「肉塊」なチャーシュー。

ただし、こちらは甘いタレが掛かっている為、ラーメン内のチャーシューとは異なる味付けとなります。

 

そして、チャーシュー下にトッピングされている玉ねぎ。

これがまた、玉ねぎのみじん切りと呼ぶより、飴色玉ねぎもしくはチャツネと表現する方が正しい味付けを施されています。

賛否は分れるかも知れませんが、この玉ねぎが誇る甘さとチャーシューのタレ、そして白米とのマッチング、私は一発でハマりました。

 

加えて、ラーメン内のトッピングである、セメントスープを吸い込んだチャーシューとの2本仕立てで頂く事により、チャーシュー丼にも関わらず絶妙な味変が可能。

ラーメン自体も予想に反して高水準でしたが、このチャーシュー丼との出会いは、私に新たな扉を開かせてくれました。

食後にフラッと回ったベイフロント蘇我 その他の飲食店はこんなだった

山岡家の新業態、ということで差程期待を寄せていなかった「極煮干し本舗」。

 

ところが、私の想像を遙かに上回る高水準なお店となっており

(私は普段、煮干系を食べないので、採点は甘めかも知れませんが)

良い意味で期待を裏切らせて貰い、満足のいく初訪問となりました。

 

とは言え、少し食べ過ぎた感も否めず、食後の消化を促進させるべく、ベイフロント蘇我内を散歩してみることに。

せっかくなら、他にどんな飲食店が入っているのか見て回りますと、まず「極煮干し本舗」のお隣になるのがこちら

「元町珈琲」なるカフェ?喫茶店?? になります。

名前の雰囲気から察するに、コメダ珈琲や星野珈琲らと似た形態のお店に思われます。

店外からメニューの確認は出来ませんでしたが、テイクアウトも充実しており、一度入ってみたい雰囲気のお店ですね。

 

続いて、その裏手にお店を構えているのがこちら、

関ジャニ∞ 大倉君のお父さんが経営する、鳥貴族となります。

営業時間は16時からとなっており、この時点ではまだ閉店中。

ここの土地柄や人の流れを考えると、ランチから営業していた方が良さそうにも思うんですが・・・

フクダ電子アリーナでの試合後には、大混雑が予想される立地&営業形態ですね。

 

そんな鳥貴族隣りにあったのは、

「小六茶屋」なる軽食?テイクアウト??のお店。

中の様子がはっきり見えず、どういった形態なのかは計り知れないのですが、お弁当などを販売している模様。

店内にイートインスペースがあるのなら、これまた使い勝手良さそうなのですが、そこは分らず終いとなりました。

 

更に、その裏手に構えるお店がこちらの牛角。

この牛角ですが、私が良く知る牛角では無く「牛角ビュッフェ」という店名になっております。

はっきりした様子は分らないのですが、恐らく「ビュッフェ」のみを提供するスタイルの牛角、と思われます。

ただ、ここからすぐ側には「くいどん」があり、あちらにも食べ放題メニューがあるだけに、パイの奪い合いとなりそうですね。

 

残る飲食店は、16号沿いに位置している

こちらの「茹で太郎」と、そこから駐車場を挟んだ反対側、こちらも16号沿いの一等地にお店を構える「くら寿司」。

以上が、ベイフロント蘇我内に開店している飲食店となっております。

 

上記したテナント以外にも、マッサージ店や病院、ハードオフの様なリユース専門店

そして、「千葉県最大級」という、ドデカい看板を掲げた

ユニクロなんかもお店を構えておりました。

 

この辺は興味が薄い為、サックリした解説となってしまいましたが、結果としてベイフロント蘇我については

「真新しさをを感じない」というのが、私の印象となりました。

 

とは言え、極煮干し本舗については想像を上回る美味しさでしたし、開店から5分程度であの客入りとなっていたのも実力が示すものに思います。

ガッチガチのニボラーさんには、パンチが弱く感じるやも知れませんが、私の様なマイルドニボラーであれば、十分美味しく頂けるレベルではないでしょうか。

まあ個人的に一押ししたいのは「チャーシュー」でもありますが(笑)

 

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【閉店】 極煮干し本舗 蘇我店

■ ごくにぼしほんぽ そがてん

■ 住所:千葉県千葉市中央区川崎町57-5 ベイフロント蘇我

■ 営業時間:11:00~24:00

■ 定休日:年中無休

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