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千葉の超人気ラーメン店、濃麺 海月 千葉駅近郊NO1行列店の煮干濃麺HV
10月6日、金曜日。実はこの日、私の誕生日でもありました。
不惑の40歳を迎えるまで、首の皮残すところ後1枚に迫った同日。
誕生日を迎え、最初のランチになにを頂くか悩みに悩んでいた所、Twitterでこんな投稿を発見。
6日
昨日の振替で本日営業致します。
11時半〜14時半
16時半〜18時和え玉やります。
鶏濃麺
(+豚肉出汁)
煮干濃麺
(岩手片口潤目他4種。昼40食、夕方15食)
にぼしらーめん
(伊吹いりこ主体で全6種)多分暇です。よろしくお願いします。
— 濃麺海月 従業員超募集中 (@koimen_kurage) 2017年10月5日
ご存じの方も多い、千葉随一の行列が出来るラーメン店、濃麺 海月。
そのお店が、本来定休日である金曜、しかも私の誕生日に臨時での営業を行うとのこと。
この積み重なった偶然、ただの偶然としてスルーする訳にはいきません。
本来の定休日に臨時営業 行列を避けるチャンスとばかりに「濃麺 海月」へ
千葉市近郊のラーメン通なら、誰もがご存じの「濃麺 海月」。
その名の通り、濃い口のスープに賛否は別れるものの、ハマる人からは絶大な支持を集める人気店。
結果、常時10~20名の行列が出来ている程の繁忙店である海月が、定休日である金曜にまさかの臨時営業。
私も行列の出来る以前(今から2年ちょい前?)に数度訪問しましたが、その旨さは行列が示す通り。
ただ、元来の「並ぶことが嫌い」に加え、近隣にあるからいつでも行けるし・・という余裕の表れから、気付けば2年以上もご無沙汰となっていました。
そんな人気の行列店が、定休日である10/6(金)に臨時営業を行うというのは、何かの偶然か?はてまたラーメンの神からのプレゼントか?
ラーメンの神とかさておき、本来の定休日に営業を行うと言うことは、それだけ並ぶお客さんも少ないはず。
事実、海月の店主さんもTwitter上で「多分暇です」と呟いているのだから、これはまたと無いチャンスでは!?
という訳で、並ばずに入店出来る根拠は薄いものの、行列嫌いが故に2年以上ご無沙汰となっていた、東千葉の人気店「濃麺 海月」へ。
臨時営業とはいえ、このチャンスを確実に掴むべく、開店時刻である11:30よりも前倒し、11:10に店頭へ到着。
本来なら定休日である今日、これは並ばずともイケるのでは・・・と安易な予想を繰り広げるも、すでに先客が5名(笑)
圧倒されるさすがの人気ぶり・・・というより、Twitter効果とでも呼ぶべきでしょうか?
Twitter上で事前告知したとは言え、本来なら定休日だというのに開店前からすでにお客さんが並んでいるとは、どんだけファンに愛されているんだ(笑)
ただ、私の記憶が確かなら、ここ海月の席数はカウンターのみの6席。
現在、6番目となる私がこのまま開店を待てば、1周目での入店が可能となる算段。
という訳で、千葉でも1,2を争う、行列の出来る人気店「濃麺 海月」へ、2年ぶりの訪問を決行。
ちなみに列の先頭には、この様な看板までが用意されています。
一人体制での営業が故、試行錯誤している姿と同時に、行列店ならではの悩みが垣間見えてきました。
2年ぶりの再会を果たした濃麺 海月 現在の濃麺もさすがの濃麺だった!
店先で待つこと20分、時計の針が11:30を刺すと同時に開店。
前に並ぶお客さんから順に店内へと入り、券売機での購入に進みます。
この辺りの入店タイミングなどが、どのお客さんにもルーチンとして知れ渡っている様ですが、前述した通り私は2年ぶりの訪問。
当時は、今のような行列店では無かったので、入店までの流れ等が一切掴めず、前に並ぶお客さんの動向を参考にすることに。
どうやら、先に入ったお客さんが食券を購入したのを見計らい、次のお客さんが店内へ…との手順が徹底されている様子。
お一人で運営している人気店なので、このあたりはお客さん側も協力が必要ですね。
そんなこんなで、前に並ぶお客さんの購入を見計らい、いざ入店。
2年ちょいブリとなった濃麺 海月の現メニューですが、当時と差ほど違いは無い様子。
(まあ、ぶっちゃけ記憶も曖昧なんですが)
ただ、こちらの煮干は日によって使用される品が異なる為、食べる日により風味の違うHVなスープが味わえます。
結果として、メニュー内容に変化は無いものの、食べる度に異なる味わいのスープが頂けるのも、同店が人気を集める理由なのでしょう。
さて、現在のメニューですが
・鶏濃麺(醤油or塩)
・煮干濃麺HV(鶏と煮干のWスープ)
・にぼしらーめん(この日はいりこが主体とのこと)
の全3種となっておりました。
当然注文は、迷うこと無く看板メニューの「煮干濃麺HV」を選択。
その隣りにある「和え玉」が何のことなのか気にはなるものの、とりあえずスルーして席へ。
店内のL字カウンター席の構成は、私が記憶していた6席…ではなく、Lの角部分にもう一席を設けた7席構成。
開店前、6番目に列へと付いた私の席は、この「L字の角」部分となります。
人気店なので、席の広い狭いにどうこうは無いのですが、この「L字の角」というのは、カウンターに置かれた調味料、左右どちらに対しても距離があり、手を伸ばしづらい微妙な位置関係。
加えて、人見知り&知らない人と極力触れ合いたくない私にとって、隣人に被りつつ、調味料に手を伸ばすというのは至極難題。
こればかりは仕方ない、と調味料による味変を諦め、今日は提供された一杯に手を加えず、そのまま頂く事を決意。
食券を渡し待つこと5分、一足先に入店された4名が配膳。
その後、第二陣の麺茹でがスタートし、入店から10分弱で煮干濃麺HVが到着しました。
パッと見では、スープの存在が確認出来ないほど、濃厚に圧縮された煮干濃麺HV(チャーシュートッピング)です。
ちなみにこの日のスープには、片口の潤目鰯ほか4種の煮干が使用されているとのこと。
3種盛られたチャーシューも、全てが異なる味わい・風合いを醸し出すことが、その外観からでも伝わります。
圧縮に圧縮を重ね、希少価値すら産み出るほどとなったスープから、まずは一口。
よくぞここまで、と感嘆の声すら挙がってきそうに詰め込まれた煮干の風味が立ち、その後口いっぱいに広がる鶏の旨味。
ぷるんぷるんを飛び越え、思わずブルブルしそうな程にコラーゲンが広がります。
そして不思議なのが、これだけ濃口の煮干だというのに、特有のほろ苦さが残らない所。
普通、これだけ強く煮干が主張されると、どうしても苦みが口に残るものの、濃麺 海月の煮干は風味と後味こそ残るものの、そこに苦みを感じません。
煮干特有のクセを感じさせず、鶏の旨味と煮干の風合いのみを残す技術、それに裏打ちされるのがこの行列なんでしょうね。
続いて麺ですが、こちらは以前と変わらず圧倒的なコシの強さが自慢とも言える細麺。
噛みしめると、パツンと聞こえてきそうな程に、歯ごたえの強い麺となっており、濃厚なスープに負けることない強さが伝わってきます。
追加トッピングを合わせ、3種5枚となったチャーシューは、それぞれが全く別物の味わいを残し、どれもが個々に違う旨さと食感を与えます。
玉ねぎのみじん切りは、食感へのアクセントを与えつつ、濃厚なスープの後味を爽やかに。
そして、このスープにして最良のトッピングに感じるのがアオサ海苔。
煮干の後を追従する濃厚な鶏の旨味、そこにアオサ海苔と玉ねぎが乗ってくることで、しつこさの向こう側にある、旨味のみが残る後味を作り出しています。
パッツンパッツン麺を噛みしめながら、気付けば残り僅か。
周りのお客さんはというと、ほぼ全員が口を揃えるかの如く「和え玉」を注文。
どうやら和え玉というのは、いわゆる替え玉みたいなもんでしょうか。
ここは当然私も乗っかるしか無い・・・と思うものの、
「食券は先に買うべきだったのか?それとも後からの現金払いでもOKなのか??」
といった、微妙な悩みが思考をよぎります。
これが普通のお店なら、店員さんに確認した上で注文できるものの、ここ濃麺 海月には、ワンオペならではの独自ルールが多数存在。
また、表には多数の行列が出来ていることを考えると、和え玉を頼むには、他のお客さんと同時のタイミングで無ければ、無駄な麺茹での時間を掛けてしまう。
更には、食券を追加購入しようにも、表に並ぶお客さんが、入店前に次々と食券を購入しており、和え玉を購入するタイミングが掴めない…
結果、どのタイミングで和え玉の購入&注文に飛び出るべきかが掴めず、注文を敢えなく断念。
ローカルルールの波に乗り切れず、最後の最後で不完全燃焼のまま、お店を後にするものとなりました。
が、2年ぶりに頂いた「煮干濃麺HV」のウマサはさすがの一言。
連日出来る行列が流石であることを確認しつつ、列の薄いチャンスに遭遇した際には、ぜひともまた味わいたい一杯でした。
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濃麺 海月
■ こいめん くらげ
■ 住所:千葉県千葉市中央区要町1-4
■ 営業時間:[水~土]11:30~14:30 / 17:30~19:00 (スープ切れまで)
[日・祝日]11:30~15:00
■ 定休日:火、金および不定休