スポンサーリンク
【移転】津田沼の人気店、魚骨らーめん 鈴木さんに初訪問して『3つ』の大後悔
前回の記事で紹介した「カレーうどん せんきち」に引き続き、津田沼での連食ランチ。
2軒目に伺ったお店は、以前からそのキャッチーなネーミングで気になっていたものの、未訪問のままとなっていたこちらのお店、
「魚骨ラーメン 鈴木さん」となります。
この日の一軒目である「カレーうどん せんきち」に訪問したのが11:00ちょうど。
注文から完食までの所要時間は、12分ほどで、その後徒歩にて「鈴木さん」に向かい、到着したのは11:20頃。
同店の開店時刻は11:30ということで、店先で開店を待ちわびていたのですが・・・暑い。
というのも、この日は秋晴れにて気温は26℃前後。
気温的には心地よいハズなのですが、つい数分前に頂いたカレーうどんへ見事にブレンドされたスパイスが私の体温を3~4度上昇中。
スパイスと秋晴れ太陽のW温熱作用を受けた結果、汗ダラダラになりながら開店を待つことに。
津田沼十字路から100m 住宅街にひっそり佇む魚骨ラーメン 鈴木さん
時計の針が11:30を指したと同時に、シャッターがオープン。
店主さん(恐らく、鈴木さんですよね)から
「お待たせしちゃってスイマセン」の一言を頂き店内へ。
(私が勝手に待っていただけなので、お気遣いしなくて大丈夫ですよ)
券売機脇のメニューに目を向けると、
店名通り、魚をあしらったラーメンを多数発見。
普段は魚介系、煮干系ラーメンを率先して好まない私にとって、未知の領域とも言えるメニューばかり。
多数ある魚介系ラーメンの中でも、一際存在感を放つ、人気1番メニューとなるのがこちら
その名も、「さんままぜそば」。
タレで茶色く色づいた太麺、その上に鎮座するのは・・・さんま、でしょうか?
他のメニューとも見比べて気付いたのですが、ここ「魚骨らーめん 鈴木さん」にて、このまぜそば等に鎮座されている「さんま?」らしきトッピングが名物となる模様。
となれば、この「さんま?」が乗っている、まぜそばかさんまらーめんの2択となるのですが、今日の所はカレーうどんからの連食となるので、スープ分のカロリーを抑えるべく「さんままぜそば」をオーダーすることに。
なお、ランチ時のまぜそばは麺の増量が可能とのことでしたが、矢継ぎ早での連食となる為、ここは普通盛りにて注文しました。
店名通り、伝わりすぎるメニュー構成と、伝わりづらい遊び心に溢れかえった店内
カウンターに座り、店内を見渡してみると
トッピング・・・か? それともサイドメニュー・・・?
奴 = やっこ ??
なんにせよ、多様な展開を繰り広げていることだけが伝わってきます。
更に、壁面全体に目を向けてみると
あーーーー、全力で遊んでるわ、このお店(笑)
誰も尋ねてないのに「エアコンの新調」を伝えてきたり、時事ネタにも着目している様で「清宮、プロ志望」を喜んでいたり。
オシャレを決め込んでキリッとしたラーメン店が増えてきてますが、やっぱこういう遊んだお店、私の好みです。
ネタの宝庫と言うべき、壁面を眺めつつ、今度は逆サイドへ。
お店の新メニューやサイドメニューについても告知しつつ、天井には全力で描かれたダルシムを発見(妙に下ぶくれなのが気になります)。
ちなみにお名前が「すずきあみ」だとラーメン一杯、無料になるんだとか。
全国の「すずきあみ」さん、朗報ですね。
更に、天井を見ると「ウルトラセブン」風のポスターを発見。
ツッコむべき箇所が多すぎるので全てを拾おうとは思いませんが、どうやらこちら、今年で開店7周年とのこと。
そういえば私が、津田沼をたまたま通りがかり、「魚骨らーめん 鈴木さん」の存在を知ったのも、5~6年前だった様な。
そのキャッチーなネームから、気に掛けてはいたものの、当時はランチ営業をやってなかった様で、結局今日に至るまで未訪問のまま7年が経過していたんですね。
噂の人気メニュー『秋刀魚まぜそば』を頂き、3つの後悔に出くわしてしまった
店内に張り巡らされたポスター類を眺めながら、時の流れを肌身で感じること7~8分。
7年越しの出会いとなる「さんままぜそば」が着丼となりました。
先日の「ヌースタ」に引き続き、こちらの麺も浅草開化楼とのこと。
この時点で、私の好みにマッチしていそうな空気が感じられます。
麺に絡んでいるタレは醤油ダレでしょうか? なかなかパンチある発色ですね。
そして何より、異彩を放っているのが、麺の登頂に鎮座する「さんま?」。
写真では分りづらかったものの、さんまのほぐし身をフレーク状にしている様に見えます。
ひとまず、混ぜ合わせる前に麺を一口。
タレの絡みやすい縮れ麺ではあるものの、麺自体のインパクトは強くありません。
ただ、インパクトは無いものの、安定感というか安心感、とでもいうべきでしょうか。
タレや他の具材との絡みを損なわない、絶妙な立ち位置を陣取っているように思われます。
それほどまでに麺の存在感を薄めてしまっているのが、しっかり絡んだタレの存在ですね。
醤油ベースでありながら甘みがあり、そしてふんだんに感じられる、青魚の脂が持つ旨味。
サバ缶やツナ缶に残った油よりもアッサリしているものの、その旨味は缶詰の非じゃありません。
このタレ毎日飲んでたら、DHAがたっぷり吸収できて、賢くなること間違いないでしょう。
と、麺一口でもワクワクする期待感に包まれながら、ようやく天地返し。
麺とタレ、そして「さんま?」をしっかり混ぜ合わせて本番スタート。
・・・なんだ、これは?
先ほどから気になっていた「さんま?」の正体は、さんまのほぐし身で作られたフレークというべき、なのでしょうか。
缶詰のようでありながら、その旨味レベルは段違い。
かといって、フレークのようなパサパサ感は一切なく、さんまの脂と旨味が凝縮されています。
この「さんま?」だけでも際立つ存在であるというのに、これが麺とタレに絡むことによって、見事すぎるマリアージュが完成。
今まで食べてきた、どのまぜそばとも違う、唯一無二なまぜそば過ぎてしまい、思わず言葉を失ってしまいました。
あまりに夢中になりすぎ、先ほど食べたカレーうどんの存在すら、頭から消し飛ぶほど。
気付けば麺の量は1/2を切ってしまい、
「なぜ麺増量を注文しなかった!!」と、早くも後悔。
これ以上の後悔を残さない様、せめて味変だけでも堪能すべく、
ここでカウンター上にあったわさびを追加。
わさびが加わることで清涼感が大幅アップし、脂の重さも一切感じなくなりますね。
ただ、その分さんまの香りも薄まってしまいますので、わさびの利用は好みが分れそうです。
大ぶりなメンマ、アクセントとなる糸唐辛子、また、このメンツに於いては地味な存在になるものの、しっかりウマいチャーシュー。
各種トッピングに至るまで、抜かりの無い完璧な仕上がりではあるものの、
・さんまのほぐし身
・タレ
この2者の秀でっぷりがヤバすぎてしまい、メンマ&チャーシューですら、その他大勢のエキストラと化してしまいます。
これまでにも様々なまぜそばを頂いてきましたが、どんなトッピング、タレを使おうとも、最終的には似たり寄ったりになりがちなのが、まぜそばたる由縁。
ところが、ここ「魚骨らーめん 鈴木さん」にて頂いた「さんままぜそば」は、どのまぜそばにも分類出来ない、圧倒的なオンリーワン。
他のまぜそばでは妥協&代わりが務まらない、「鈴木さんのさんままぜそば」でなければ満たされない魅力の詰まった一杯は、私的に【ドストライク】なまぜそばです。
7年前より存在を知りながら、今日に至るまで足を伸ばさずに居たこと。
そして、中途半端にカレーうどんから連食してしまい、全力投球でこの一杯に挑めなかったこと。
そして、例え満腹でも麺を増量して挑むべきだったと、3つの後悔を感じさせられた、底なしにウマサが詰まった一杯。
この一杯を食べずにきた、過去の自分へ激しく後悔すると共に、私の好み全てを凌駕し、今すぐにでも食べたくなる「完璧すぎるまぜそば」との出会ったことに感動すら覚えました。
■■ ブログランキングへの登録、始めました ■■
今回紹介したお店の情報がお役に立てましたら、
こちらの「ブログランキング」をクリック頂けますと嬉しいです。
頂いたクリックを励みに、新しいお店探索に邁進させて頂きます☆
【移転】 魚骨ラーメン 鈴木さん
■ ぎょこつらーめん すずきさん
■ 住所:千葉県船橋市前原西2-32-10
■ 営業時間:11:30~翌3:00
■ 定休日:不定休