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幸町の博多ラーメン ふくちゃん 思いがけずご飯が進む、○○食べ放題!

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先日の月曜日のこと。

週末はラーメンから遠ざかることが多い私にとって、週が明けた月曜日は『ラーメン食べたい熱』がもっとも高まる時期。

 

が、しかし。

私がブックマークしているラーメン店の多くは、月曜休みが大半で、最も昂ぶる熱意をぶつけられずヤキモキするのも月曜日。

 

今週の月曜も正にその象徴たる日で、コッテリした濃厚スープを求めるものの、希望に添いそうなお店は休みばかり。

背脂が落ちていたらかじりつきそうな思いでラーメンを探し、車を走らせること数分。

 

私の視界に飛び込んできたのがこちら。

国道14号沿い、幸町にある「博多ラーメン ふくちゃん」。

ふくちゃん…かあ。 良い思い出は無いのだが…空腹には勝てず、ハンドルを切り駐車場へ突入してしまいました。

20数年ぶりに訪問! 国道14号の老舗博多ラーメン、ふくちゃん

こちら、ふくちゃんは開店当初の20数年前に何度か訪れた記憶があるのですが、曖昧な記憶の中にも

「昔ながらの中途半端な豚骨ラーメン」

といったイメージのみが脳裏にこびり付いており、正直良い印象は皆無。

 

が、しかし今やオープンから20年を超す老舗ラーメン店。

私が訪れてこなかった、この20数年の合間、変わらず店を構えているのには相応の理由もある筈。

 

と、淡い期待を込めて目にしたメニューがこちら。

昔のイメージだと、ボヤッとした豚骨ラーメン推しのイメージでしたが、意外な程にレパートリーが豊富。

スタミナチャーシューに太肉麺など、ちょっと辛めの豚骨スープは、私調べながらスベりしらずの好印象なラーメンだ。

 

それに輪を掛け、私の関心を奪って止まない存在、

かねふくの明太ごはんセット!?

例えラーメンに妥協があっても、明太子が本物なら全てを許してしまうほど、明太子に愛を注げる身にとって、これは捨てがたいセットメニュー。

 

が、しかし。

それをも上回る勢いで、私の興味をさらっていった一杯がいた。

はまぐりチャンポン…だと!?

その下、とんすじ麺にも心は惹かれるも、はまぐりの唯一無二たる存在感には足下にも及ばず。

 

ここは、「ふくちゃん」20年の歴史を集約したであろう(私の勝手な想像ですが)はまぐりチャンポンを譲る手は無い。

幸町のふくちゃん 意外性抜群なはまぐりチャンポンに加え、まさかのアレが食べ放題!?

という訳で、数分前までは落ちた背脂にすらかじりつきそうなほど、コッテリしたラーメンを求めていたにも関わらず、店頭で目にしたはまぐり。

 

潮風香るはまぐりの前に、かつての欲求全てをかなぐり捨て、注文した品がこちら。

海産物豊富な千葉でありながら、まだまだ珍しい「はまぐりチャンポン」となります。

 

都内であれば、むぎとオリーブの「蛤そば」がビブグルマンに掲載されるなど、アッサリ魚介系ラーメンの代名詞とも言える蛤。

そんな素材を、ここ幸町の博多ラーメン店が、いかにしてチャンポンへ融合させてきたのか、期待値高まるところ。

 

ちなみに、はまぐりチャンポンに半ライスを追加注文した真意はと言うと、

なんと、ここ「ふくちゃん」には、高菜、明太子を始めとした薬味が食べ放題となっているのです。

 

数分前、決死の思いで「かねふくの明太ごはんセット」を諦めたのも、これらの食べ放題を目にしたことが理由。

さすがに食べ放題と言うことで、かねふくの明太子ほど、立派な品ではありませんが、

ただの白ご飯が、わずかスプーン3すくいで、こんな立派な博多丼に急成長。

このお茶碗をおかずに、ご飯をもう一杯食べてしまいそうなほど、私の視覚を満たす美しさ。

 

という訳で、まずは明太子から…うーん、辛い。

辛子明太子の定義、由来を考えれば、この辛さも当然っちゃ当然なのだろうが、ここまで辛さばかり目立つと、何かのアラを隠さんとする調味料使いにも思えてしまう。

とはいえ、ご飯が進む辛さであることも間違いなく、食べ放題であることまで加味すれば、コレはコレでアリなのかも知れません。

 

続いて、高菜ゾーンからご飯をもう一口。

こちらは、良くも悪くもスベり知らずの一品。

私の経験上、高菜が美味しくないって、経験そのものが無い。

むしろ、どう扱ってもウマく、ご飯の上でもラーメンの上でも輝ける、それが高菜の魅力なのでしょう。

 

そして、肝心なはまぐりチャンポンですが・・・

海鮮出汁の良く出たチャンポンではあるものの、そこにはまぐりの風味は残念ながら感じられず。

トッピングとして盛られているだけで、出汁を取るために使っている訳では無いのでしょうかね。

 

せっかく、「はまぐり」を冠に抱えているだけに、インパクト薄い魚介ダシのみは勿体ないなあ

・・・あ。

という訳で、やたらと辛味の際立つ明太子をチャンポンにトッピング。

これが、なかなかの辛味とインパクトを与え、もさっとしたチャンポンスープに革新的な味変をもたらしてくれました。

 

本来なら、お店が提唱する味付けに対し、変化を加えるのは邪道にも思うのですが、はまぐりを名乗りながらその風味を感じられないのなら、こういったアレンジもアリじゃ無いかと。

なにより、カウンターに並べられている以上、これらの明太子、高菜も、薬味の一部として考えて良い…のでしょう、きっと。

 

という訳で、20数年ぶりに訪問した、「博多ラーメン ふくちゃん」。

20年前に抱えていた疑念の全てが払拭された訳ではありませんが、テーブル上に並ぶ様々な薬味による味変。

これが楽しめるだけでも、他店では見つけられない「自分の好きな味」が作れるのは好印象でした。

 

なにより、あれだけの薬味があれば、当然ご飯を食べる箸の勢いも留まることを知らず。

本場博多の味…とまでは行かずも、博多っぽさをを味わうには、楽しめるお店だったと再確認できました。

 

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ふくちゃん 千葉幸町店

■ ふくちゃん ちばさいわいちょうてん

■ 住所:千葉県千葉市美浜区幸町2-24-1

■ 営業時間:11:00~24:00

■ 定休日:無休

 

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