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一風堂 千葉中央店で頂く、期間限定の新メニュー「コンソメ中華そば」がボール過ぎた件
四六時中、千葉のグルメ情報を調べ回っている影響からか、ここ暫く私のパソコンにはやたらと「一風堂」の広告が出てくる様になっていた。
博多豚骨信者である私にとって、一風堂はもちろんドストライクなラーメンになるのだが、最近やたらと目にしていた広告に出てくるのは
「この味、みんなにストライク。旨だし醤油×ビーフコンソメの新感覚ハイブリッドラーメン コンソメ中華そば」
なる、春の期間限定メニューらしい。
過去に、コンソメ系ラーメンを食べて、アタリを引いた経験がないものの、そうは言っても手がけるのは一風堂。
しかも具材にはローストビーフをトッピングし、なによりキャッチフレーズは
「この味、みんなにストライク」だそうだ。
そこまで言うのであれば、赤丸に代わって食べ、ぜひとも三振に切ってもらうべく、
富士見町の「博多 一風堂 千葉中央店」へ行ってきました。
一風堂 杯数限定季節のラーメン コンソメ中華そば
お店に着いたのは11:20頃。
まだ昼前だというのに店内は7割ほどが埋まる、相変わらずの盛況ぶり。
入り口付近をみると、あったあった。
噂の「みんなにストライク」なコンソメ中華そば。
杯数限定とのことだが、これが掲載されているのならまだ間に合うのだろう。
早速店内に入り、カウンター席へ。
注文するものは決まっているものの、一応メニューに目を向けると
噂のコンソメ中華そばに関する詳細説明へ。
写真ではボリュームが少なく見えたので、サイドメニューを検討すべくメニューに目を向けると、
「特製ミニローストビーフ丼」なる、こちらも限定と思われるご飯を発見。
コンソメ中華そばのスープをかけることで、ローストビーフ茶漬けが出来てしまうなど、見るからに食欲をそそるサイドメニューじゃ無いか。
コンソメラーメンに替え玉、という選択肢はさすがに無かったが、これならボリューム的にも十分満足できそう。
という訳で、
「コンソメ中華そばとミニローストビーフ丼!!」
をオーダー。
が、返ってきた言葉は
『ミニローストビーフ丼、終わっちゃいました』
なんだ・・・と・・。
まあ限定である以上、仕方ない。
「じゃあ・・・」
と再びメニュー(今度は通常メニュー)に目を向け、半チャーハンか明太ご飯を頼もうとするも…
店員さんは視界のだいぶ彼方へ移動。
・・・おい。
忙しい時間なのは分るが、注文受けてる最中にいなくなるか、普通。
品切れなのは仕方ないとして、無いなら無いなりに、何か注文しようとしてるだろうが。
昼前とは言え、忙しい時間だってのは良く分る。
が、この忙しさだって、昨日今日始まったモンじゃ無く、年がら年中なんだから、いい加減慣れろよ。
なんにせよ、店側の都合で勝手に注文を締切られたこの対応で、私の一風堂へ対する信頼度は音を立てて崩れ去っていった。
透き通ったコンソメスープに期待高まるも、諸々残念すぎた一風堂 千葉中央店
注文と同時に、イライラを募らせるも、待つこと5分弱で着丼。
いくらイライラしたところで、当然腹は減る。
そして、空かした腹に入ってくるこの一杯が美味けりゃ、それだけで満足できるほど、私は単純だったりもする。
ビーフコンソメが黄金色に輝き、透き通ったスープ。
見ているだけでも美味さが伝わってくるが、これを口に運ぶと・・・
コンソメの旨味と同じ、いやそれ以上に、ポルチーニ茸の主張を強く感じる。
トリュフの場合、旨味以上に気品ある香りが感じられるものの、ポルチーニ茸の場合、私はどうにも「土臭さ」を感じてしまう。
(そもそも茸が得意で無い、というのもあるのだろうが)
コンソメの旨味は十分に伝わるのだが、どうにもこのポルチーニ茸が、邪魔くさくって仕方ない。
それもそのはず、このラーメン。 ポルチーニ茸をメンマに見立ててトッピングしている。。。
スタートから、複数残念な味わいが続いたが、ひとまず麺へ。
こちらは通常の麺とは違う、特注麺を使用しているとのこと。
一般的にはパンに使われる強力粉を使い、歯ごたえを強くしているらしい。
確かにこのスープに合う麺だとは思いますが、もう少し固めに茹でた方が、強力粉らしいザックリ感が感じられる気がします。
トッピングについてですが、フライドオニオン、赤玉ねぎは共にスープとマッチし、良い食感&味わいを加えていました。
が、このラーメンの主役とも言えそうなローストビーフ、これが残念。
写真で見る様な大ぶりでも無ければ(サイズ感は、まあ仕方ない)、パサパサで旨味を感じない。
これなら普通のチャーシューで十分じゃないでしょうか。
昨今、やたらとローストビーフがもて囃されますが、世の中そこまでローストビーフを重宝しちゃいないことに、そろそろ気付いて欲しいですね。
ここまで、スープを除き全ての部分で不納得だったものの、それを更に決定づけたのが食後の感想。
「腹減った….」
ボリュームが全然、無い。
だからこそ、セットにすべき「ミニローストビーフ丼」があるのだろうが、それも売り切れ。
しかも、代わりのサイドメニューを頼もうにも、接客していた店員は遠く彼方へ消え去る始末。
大人しく赤丸を注文していれば、こんな思いはせずに済んだ、と後悔の念が漂うばかり。
「この味、みんなにストライク」がキャッチフレーズのコンソメ中華そばですが、
私にとっては1つとしてストライクの入らない往年のクルーンの様に、フォアボールだらけな一杯となりました。
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一風堂 千葉中央店
■いっぷうどう ちばちゅうおうてん
■ 住所:千葉県千葉市中央区富士見2-9-15
■ 営業時間:11:00~翌1:00(金・土のみ2:00)
■ 定休日:無休