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JR佐倉駅近くの人気店、喜多方食堂 麺や 玄 佐倉分店を初訪問 斬新すぎる旨辛ラーメン「きたかタンタンメン」を頂くも、本マグロ丼の絶品ぶりに驚愕!!

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年末が迫っていながら、この日は午後より佐倉にて所用が

その前にランチを済ませるべく、久々のJR佐倉駅周辺へ

 

同エリアには、気になっているお店がいくつかあるものの、この日はカミさん連れ

小麦類を食べないカミさんとともに、私の欲望をも満たせそうなお店を探した所

「ラーメンがメインなのに、海鮮丼も美味い」という謎の口コミで、以前より気に掛けていた、

こちら、喜多方食堂 麺や 玄 佐倉分店を訪れてみることに

 

その店名から察するに、福島の喜多方ラーメンをメインとするお店

ですが、噂ではラーメンと同等、いやそれ以上に美味い?海鮮丼が存在するとか

 

そんなバカな話が(笑)

と、にわかには信じがたい話故に、半分程度に受け止めながらも、

私だけで無く、カミさんもオーダー出来る品があるなら、それは助かる所となり、お店を訪れてみることに

 

なお、お店の前には7~8台ほどの駐車スペースがあるものの、

店舗はかなりの大きさとなっており、同スペースのみでは足らないこともある様でして、

 

お店の並び、2ブロック先にも5台分の駐車スペースが用意されているとのこと

交差点角地となる店前の駐車場よりも、出し入れしやすい様子となりますので、車での訪問時にはこちらもご参照下さい。

JR佐倉駅から徒歩8分 広い店内が昼前には埋まる人気店、喜多方食堂 麺や 玄 佐倉分店を初訪問

という訳で、噂を話半分に聞き入れながら、初訪問となった喜多方食堂 麺や 玄 佐倉分店

 

分店、というからには別の店舗がある訳でしょうか

喜多方だけに、福島が本店なのかな?

 

と、ちょっと気になり調べてみた所

本店の所在地は、予想を裏切り、まさかの都内

 

ただ、本店の店主さんもまた、喜多方市にある「麺や 玄」にて修行とのことなので

ある意味、本店が喜多方というのも、間違いとは言いがたそうな

 

まあ、その辺の細かい話よりも、大切なのは美味いかどうか

この日、お店を訪れた時刻は平日の11時を少し過ぎたばかり

まだお昼には40分ほどの時間があるものの、広々とした店内のテーブル席は満席

店内中央にある小上がり席には空きがあるとのことで、こちらへと通されるものとなりましたが

ここより注文を終え、ものの十数分で店内は満席に

佐倉駅周辺の飲食店でも、かなり広い部類に入る同店ですが、その盛況ぶりは噂以上に感じます

 

カウンター席も10席以上が設けられているものの、テーブル席も多数

地域がらか、お子さん連れも多い様子で、子供用の椅子も用意されており、幅広い層での活用が可能となっております

 

そんな喜多方食堂 麺や 玄 佐倉分店のメニューですが、

基本となるのは、やはり喜多方ラーメンらしい醤油ラーメン

 

あっさりした味わいながらも、濃くを感じさせる醤油・・・

といった一般的な喜多方ラーメンのイメージでしたが、こちらでは更にたっぷりの背脂が投入

 

加えて麺も、超多加水麺と極太平打ち麺の2種から選択が可能

昔ながらのあっさり醤油・・・では留まらない、独自性と進化を感じる品揃えですね

 

また、醤油だけで無く塩ラーメンも2種

一方には、梅としそ、更に白ごまをペーストにして合わせているなど、これも気になる一杯

 

ですが、その独自ぶりはまだまだ続いており、

次に登場となったのは、まさかのタンメン

しかも「佐倉上タンメン」と記された同品は、ここ佐倉分店のみの限定メニューと見られます

 

たっぷりの野菜に、旨味ととろみがプラスされているとかで、

「タンメンの常識を覆す」とのフレーズもまた興味をそそる一文

 

しかし、そんなタンメンに負けず劣らず魅力的なのが

「きたかタンタン麺」なる品

 

見るからにホットな辛味を感じさせるも、これまた独自の麺を使用とのこと

しかも2種から選べ、一方は極太平打ち麺ながら、

もう一方は「手切り短麺」と、全く聞き馴染みの無いフレーズの麺を選択可能とか

 

続くお隣には、真偽の程が危ぶまれる噂の品

「本鮪丼」もご登場となります

 

こちらは、フルサイズの鮪丼だけで無く、セットメニューとしてオーダー出来る「半本鮪丼」もあるとのこと

これはもう、いずれかのラーメンと共に、サイドメニューとして頂く以外ありませんね

 

更にご飯ものは続いていき、

お次は鮪ステーキ丼、更には三種のチャーハンも

鮪ステーキ丼は、そのまま頂くだけで無く、最後は出汁を入れたお茶漬けスタイルも味わえ

そしてチャーハンには、納豆や鮪といった変わり種もが味わえてしまうとのこと

 

次から次へと矢継ぎ早に、他店で見られない独自性ある品が並ぶ、喜多方食堂 麺や 玄 佐倉分店

上記したブランドメニューだけでも、目移りが止まらないというのに、

更には、天身カツ定食なる鮪のレアカツが頂ける定食まで発見

何から何まで風変わりなラーメン店、いやこれはもう、食堂という名こそが相応しい品揃え

 

とは言え、やはり主力となるのが喜多方ラーメンである以上、これを外すことは出来ず

かといって、タンメンやタンタンメンなども気になる中、悩みに悩み抜いた末、この日のオーダーは

きたかタンタンメン&半本鮪丼のセットをオーダーすることに

 

ちなみに、同伴したカミさんの方は

鮪ステーキ丼をガーリックにてオーダーするものとなりました。 

新たな喜多方ラーメンの扉を開く、きたかタンタンメンを頂くも、本鮪丼の美味さは格別の一言!!

11時を少し過ぎた頃に入店するも、メニューの豊富さに悩み、気付けば10分

ようやくオーダーを終えた所で、間もなく11:30に差し掛かろうとする頃には、気付けばテーブル席は全て満席

カウンターには数席の余裕があるものの、店内にはテーブルの空きを待つお客さんすら出ている、喜多方食堂 麺や 玄 佐倉分店

 

こちらの近所は駅近くなだけに、様々な飲食店が建ち並んではおりますが

その中でも、明らかに異質な品揃えを誇っている同店

ラーメンと共に頂く鮪丼・・・一体どちらに転ぶものか期待が高まる中

 

注文から10分ほど、ついに到着となった本日のランチがこちら、

きたかタンタンメン&半本鮪丼セットとなります

確かにタンタンメンではあるものの、その見た目はまるでカレーを思わせる色合い

 

麺の上に浮かんでいるのは肉かすでしょうか

関西ではうどんらと共に頂く事が多いものの、関東ではちょっと珍しい具材がトッピング

 

しかし、そんなタンタンメンよりも目を惹くのが、本鮪丼

いくら旬を迎えた今だからといって、早々はお目にかかれない本鮪が、まさかのラーメンと共に提供

 

しかもその見た目から察するに、これはまさかの中トロ??

350円で頂く、ハーフサイズのサイドメニューとしては、いくらなんでも豪華すぎやしませんか?(汗)

 

鮪丼の本格過ぎる立ち振る舞いに恐れを覚えるも、まずはタンタンメンから

こちらのタンタンメンでは、前述した通り2種の麺から選択が可能とのこと

 

スタンダードに味わえるのは、間違いなく平打ち麺

ですが、そのビジュアルが気になったことから、ここは迷うこと無く「手切り短麺」とやらを選んでみたのですが、

まさかのまさか、本当に細かくカットされているw

 

ショートパスタの様に、細かにカット?された麺で埋め尽くされた同品

さすがにこれは、箸じゃ頂けないだろうに・・・

 

一体どう食べるものか?と悩んでいた所、担々麺ではよく見かける穴あきレンゲを発見

どうやらこのレンゲを、スプーンとして使用するのが、この風変わりな担々麺の食べ方となる様です

 

そんなスープの味わいですが、これはなんとも形容しがたい一杯

辛味、シビれ共に相当なもので、辛党の私をして額に汗を浮かべる度合い

かといって、辛味一辺倒に走ることは無く、うまみとコクも存分に味わえる一方

 

そのうまみを、更なる高みへと登り詰めていく素材となっているのが、

こちらの肉かす

ラードを生成する過程で生まれる、背脂の脂抜きした部分となるのですが

これと共に頂くスープが、とにかく絶品

 

スープ単体では、どうしても辛シビが強くなる一方

こちらの肉かすを共に頂く事で、素材の持つ甘みと旨味が加わっていきます

更には、大きめに刻まれたタマネギもたっぷりトッピングされ、これをも口に運ぶと、より甘みが顕著に

甘みと辛味、うまみとコク、物珍しい様々な具材が彩るスープながら、個々の素材が持ち味をいかんなく発揮

結果として、個性豊かな素材に囲まれつつも、見事に調和を果たしたスープに辿り着いております

 

その中でも、強すぎる個性を発揮していたのが、

やはりこちらの手切り短麺

箸で頂く事が難しい形状となる同品は、上記の通り穴あきレンゲにて頂くものとなります

 

ショートパスタの様なサイズ感ではありながら、しっかりスープを吸い上げたその食感は、確実に麺

ですが、その短さ故に啜るのでは無く、ご飯のように掻き込むものとなるので、多量のスープも同時に運ばれます

 

結果として、その気が無くともスープを完飲するものとなるのですが

これは好みによって、意見が大きく分かれそうに思う麺ですね

 

前述した通り、手切り短麺は大きくスープを吸い上げるだけに、かなり食感が柔い麺となる上、辛味や味の濃さも相当なものに

これがもう一方の平打ち麺であっても、味わいの濃さは変わることないのでしょうが

やはりスープのすくい上げ加減としては、短麺よりも軽くなるのかなと

 

辛味とシビれに加え、肉かすによるコクまでもが追加される同品を

短麺にてご飯の如く頂くとなれば、さすがの私でも塩味の強さが気になるほどでして

私があと10年若ければ、この短麺のパンチにも耐えられたものの、今この破壊力を受け止めるには、私自身の老朽化が激しかったようで…

 

更に、この濃さへの悔やみを後押ししたのが、

こちらの半本鮪丼の存在

半といいつつも、結構なボリュームのご飯が盛られる同品

 

ですが、そのボリュームを一層喜ばしくさせてくれるのが、鮪のクオリティ

見るからに場違いな水準に達する本鮪ですが、その味わいは見た目をも凌ぐほどで

いくら食堂を名乗っているとは言え、到底ラーメンと共に味わうようなレベルではない、ハイクオリティな鮪

 

しかも、そんな本鮪の中トロが3枚

更には、骨身からそぎ落とした剥き身も入っていて、ご飯もたっぷり

しっかり脂が乗っているものの、上品この上ない口溶けで、しつこさを感じさせず旨味たっぷり

 

なぜこのレベルの鮪を、ラーメンと共に提供しようなどと思ったのか

いや、むしろ何故この価格帯(半は350円)で、この鮪丼を提供出来てしまうのか?

 

今年に限らず、年々鮪の価格が高騰していると騒がれる中

ラーメンのセットメニューとして提供される本鮪がわずか350円

 

もしや、鮪高騰の原因を作っているのは、中国による乱獲では無く

この店自体が、鮪を買い占め、価格の高騰に一役を買っているのでは?

と、あらぬ疑いを掛けてしまいたくなるほど、サイドメニューとは到底思えない極上ぶりとなったのです

 

しかし、そんな極上鮪ゆえに

味の濃さと辛味が際立った、きたかタンタンメンとの相性は今ひとつ

 

鮪を主軸に置くのであれば、アッサリ目の醤油もしくは塩ラーメンを頂くべきだった・・・

と、想像を絶する鮪丼のレベルの高さ故、組み合わせをしくじった事を反省するものとなりました

 

ちなみに、この日カミさんのオーダーした鮪ステーキ丼がこちら

丼に盛り付けられた鮪は、こちらも本鮪とのこと

片面はキッチリステーキらしく火入れされているものの、もう反面は生の食感を残したレア焼き加減

 

こちらの丼を、前半はそのままご飯と共に頂きつつ

後半には、共に添えられた出汁汁を潜らせ、お茶漬けのようにして頂けるとのこと

 

このステーキ丼もまた、ただ者では無い一品だったようで、カミさんもまた大満足

ラーメンを食べないカミさん連れでありながら、両者が最大限の満足を得るものとなりました

 

 

という訳で、佐倉まで足を運んだついでで初訪問となった、喜多方食堂 麺や 玄 佐倉分店

当初は、ラーメンと共に鮪を提供するというお店のスタイルに、懐疑的ではあったものの

いざ頂いてみれば、両者ともに高い水準な上、あり得ない価格での提供にも大満足

 

本鮪を惜しげも無く盛り付けた丼はもちろん、

味の濃さこそ際立ってしまったものの、きたかタンタン麺もまた、よそではお目にかかれない個性的なひと品となりました

 

今回は、その味わいを想像出来なかった故、短麺にてオーダーしてしまい

後半に関しては、厳しい戦いを強いられる結果となりましたが

もう一方の平打ち麺にてオーダーしていれば、また異なる感想を抱いたのでは無いかと

 

とは言え、絶品過ぎる鮪丼を活かすのであれば

やはり本命視したいのは、醤油もしくは塩ラーメン

 

これは、用事が無くとも足を運びたい

わざわざ、佐倉まで車を走らせるだけの価値ある、良店発見となりました。

 

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喜多方食堂 麺や 玄 佐倉分店

■きたかたしょくどう めんやげん さくらぶんてん

■ 住所:千葉県佐倉市表町4-1-1

■ 営業時間:11:00~15:30 / 17:00~21:00

■ 定休日:月曜日

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