【閉店】千葉駅西口の鶏ラーメン専門店、鶏そば七星　冬の驚愕過ぎる新メニューが登場！？

千葉駅の西口から徒歩三分、住宅街の中にある鶏ラーメンの専門店、七星

オープンから数年経ですが、同店は私の実家から近いこともあり、これまでにも幾度と通ってきたお店のひとつ

 

アッサリながらしっかりした鶏ベースのラーメンが人気となり、ここ最近は行列の出来る人気店となっていた事から暫く寄っていなかったのだが、某ネット上の噂で

「驚愕過ぎる新メニューを始めた」

との情報をキャッチ。

 

その驚愕なビジュアルを目にしたら、1度は味わってみたくなるとの話だったので、数ヶ月ぶりに

千葉駅西口すぐそば、鶏そば専門店「七星」に行って参りました。

 

昼時は行列必至の鶏そば専門店、千葉駅西口の七星

近所には日本語学校や専門学校が多く、昼時となると学生やサラリーマンでごった返す同エリア

今日の私は、というと前日からの深酒をこじらせた二日酔いに付き、普段よりは遅めのランチに

 

昼時ピークを外し、七星の前に付いたのは13時を過ぎた頃

が、ランチのピーク帯を過ぎながらも店前には４～５名が列をなしている程の人気ぶりとなります

 

まあ、ラーメン店の行列は、見た目ほど待つことが無いというのがセオリーであり、この感じなら10分前後といったところでしょうか

久々の店先でメニューを眺めていると、

あったあった。

ネット上で噂になっている「驚愕過ぎるビジュアルの新メニュー」こと、カレーらーめん

 

カレーもラーメンも、好物ではあるものの「カレーラーメン」に関しては、敢えて組み合わせる必要性を感じていない程に、私はカレーラーメンに対し猜疑的でもあります

（要するに、これまで美味しいカレーラーメンに出くわした経験値が少ないのです）

 

ただ、ここ七星のカレーラーメンについては、そのビジュアルだけでも一見の価値がある、とのこと

期待に胸を膨らませ、BからCカップほどまでに高鳴りだした頃、店主さんが表に現れ

「寒い中、お待たせして申し訳ございません！」

と丁寧に挨拶を入れつつ、ようやく店内へ

 

ぶっちゃけ、そこまで寒い訳でも無かったのですが、こういった小さな一言を頂けると、やはり素直に嬉しく感じてしまいますね

店内に入り券売機へ目を向けると、一番上に燦然と輝くのが「カレーラーメン」

 

券売機の上部をせしめるとは、やはりお店としても力を入れている一品なのでしょう

という訳で、初志貫徹にてカレーラーメンと、本日のまかない丼（この日は鶏皮丼）をオーダー

七星のフォトジェニックな新メニュー、その正体はまさかの・・・ジャガイモ！？

満員のカウンターに座り、周りのお客さんのオーダーした品に目を向けてみると、そこには・・・

噂のカレーラーメンを注文している人は、1人も居ない（笑）

 

七星の人気を支えているのは、濃厚鶏そばや濃厚つけ麺であるのは間違いないですが、

高いクオリティのラーメン店が出す新メニューとあれば、もっと注文しているお客さんが多くても不思議では無い様に思います

 

レギュラーメニューが写真付きで掲載されているのに対し、

カレーラーメンのみイラストのみでの掲載で、その詳細が伝わっていない影響でしょうか？

 

もしくは、人気店だけに常連さんも多く、すでに新メニューを平らげており、その上で原点回帰した鶏そばに戻った、という説も？

いずれにせよ、お店が一押しとしている新メニューでありながら、満員のカウンターで注文しているのは自分のみ、と不思議な状況にはなります

 

一抹の不安を頂きつつ、待つこと7～8分でオーダーの品が登場。

思わず「お前は、、、誰だ？」

と声を挙げたくなる程にフォトジェニックなビジュアル

 

恐らく、ハリセンボンの春菜あたりなら

「ベイマックスじゃねえわ！」

と、声を荒げツッコんでくれるほど、とにかく丸くて白い、謎の丼

 

帰宅後、子供にこの写真を見せたところ

「パパは今日のお昼ご飯、ヨーグルトを食べたの？」

との返事が返ってきたほどに、そのビジュアルからは何の情報も入ってきません（笑）

 

この器一杯を埋め尽くしているヨーグルト（ではないｗ）

その正体は・・・・なんと、ジャガイモなのです

 

ジャガイモをポタージュにしたのか、エスプーマで泡にしあげたのか、

その行程こそチェックして降りませんが、まるで淡雪のようなじゃが芋製の蓋

 

その蓋・・もとい、じゃが芋のエスプーマを掘り下げると、

雪原地帯から姿を見せたのは、正真正銘ラーメン

そして黄色く色づいた、カレー風味のスープが顔を出してきました

まずはスープをレンゲで頂いてみると、確かに強いカレー風味を感じさせます

 

次に、スープとヨーグルト・・・

もとい、ジャガイモのムースを併せて頂いてみると・・・

なるほど、泡雪ポタージュが溶け込むことで、カレーにまろやかさを加える演出ですね

 

スープ自体は、カレー味一色にせず、ベースとなっている鶏のもみじの出汁も強く、鶏そばらしい味わい

バランスを考えると、ラーメンと言うよりも、カレーうどん寄りのスープに仕上がっております

 

が、ここにジャガイモのエスプーマが加わってくることにより、

鶏出汁の重さが薄まり、アッサリした食べやすさに繋がっています

 

演出もさることながら、器を掘り下げていくと、タマネギや鶏肉といった具材との出会いもあり、最後まで発見の多いラーメンではありました

が、一発目のビジュアルの強さから、もっと過度な演出を想像してしまうと、思いのほかシンプルなラーメンに仕上がっており、いささか拍子抜けした感も否めません。

 

また、ジャガイモのムースで口当たりこそまろやかに仕上がってはいるものの、

後半まで行くとスープに重さを感じてしまうこと

 

加えて、同店の濃厚鶏そばやつけ麺のクオリティの高さを考えると、

敢えてこのカレーラーメンを頼むことも無いのかな、と感じたりも

（要は、レギュラーメニューが美味すぎてしまい、新メニューが霞んでいる、ということです）

 

私を除く、他のお客さんがレギュラーメニューを選んでいたのも

これを食べて妙に納得（笑）

 

カレーとラーメン、どちらも国民食ではあるものの、

やはり一緒くたにするには、近くて遠い存在なのかも知れない

そんな事をあらためて考えてしまう一杯でした。

 

ただ、カレーラーメンもさておき・・・

やっぱり気になってしまうのは、店員さんの…

 

まあ、これがお店のやり方と言われればそれまでですので、

賛否あるのかも知れませんが、私はちょっと気になってしまう側、だった様です（苦笑）

 

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【閉店】七星

■ななせ

■ 住所：千葉県千葉市中央区新千葉2-3-6

■ 食べログURL

https://tabelog.com/chiba/A1201/A120101/12030566/

（ネット予約　不可）

■ 営業時間：[月～土]11:30～15:00 / 17:00～23:00
[日]11:30～18:00

■ 定休日：毎月1日