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【閉店】飲んだ後に食べたくなる〆の一杯! みつわ台の「ごろう商店」に新メニュー、辛豚らぅめんが登場
家族が帰省しているお陰か、夜まで仕事に没頭し、気付けば時計の針は23時
晩ご飯を食べていないことを思いだしたものの、この時間から食べに出るとなると、店探しにも困窮し出す頃
ひとまず、自分の胃袋と対話し、何を食べたいのか確認してみると
「豚骨スープ」を欲している様子
この時間から食べられるラーメンとなると、まず思い浮かぶのは、武蔵家、杉田家を始めとした家系
いや、家系のラーメンはさすがに重い時間帯
もうちょっとライトな豚骨を食べるとするなら、千葉駅近くの頑々坊主か
もしくは、357号まで出ての一蘭か・・・
どちらも微妙に遠く、面倒になり始めたものの「深夜」というフレーズから豚骨を繋げ、1つの答えを導き出したのです
車を走らせること数分、向かった先はみつわ台
モノレールのみつわ台駅近く、大通り沿いにお店を構え14年となる老舗「ごろう商店」
みつわ台に在住していた頃は、深夜の〆ラーメンとして度々利用していたものの、ここ数年はご無沙汰のこちら
表の看板を見てみると、
なにやら新メニューも登場しているとのことです
しかも、そのネーミングは「辛豚」とくれば、、、もうこれで良いでしょw
みつわ台の大通り沿い、つい深夜に食べたくなる豚骨ラーメン ごろう商店
深夜ながら、突如に豚骨ラーメンが食べたくなり、数年ぶりに訪れた、みつわ台のごろう商店
こちらのラーメンは、前述した通り「豚骨」ベースになるのですが、みつわ台という土地柄もあってか、幅広い層が受け入れやすいライトな仕上がりが特徴のお店となります
良く言えば、老若男女だれでもえり好みしない反面、ラーメン好きからすると、特徴が薄く物足りなさを感じる側面も
また、近隣の居酒屋よりも遅い25時までの営業を行っていることもあり、
ラーメンだけでなく、おつまみメニューも豊富
駅周辺で飲み、家路につく一歩手前で一杯引っかけつつ、そのついでに〆のラーメン・・・
そんな地域環境に根付いた営業が受けてか、オープンから気付けば14年にもなろうとするお店となります。
前述した通り、ライトな豚骨ラーメンであることも、深夜に食べるにはちょうど良い具合なので、この日の私の気分には見事マッチ
しかも、先ほど表で見かけた新メニュー
「辛豚らぅめん」であれば、辛党である私の好みにも刺さる上、デフォのラーメンに感じている物足りなさも埋めてくれそうな予感。
なお、新メニューは辛豚らぅめんだけに留まらず、
「辛しゃぶ冷しつけ麺」という、辛いのか冷たいのか、熱いのか温いのかを判断し難いひと品も。
これもこれで興味をそそりますが、お盆を過ぎて一気に気温が下がった深夜食には違うかなぁ
ここは入り口で感じた第一印象を信じ「辛豚らぅめん」をオーダーしてみることに
なお、デフォの辛さから1~20増しすることに+30円ずつで、辛さの調節が可能とのこと
通常の辛さがどんなものなのか尋ねてみると
「ピリッとするくらいです」
とのことなので、ひとまずは様子見がてらの「3辛(+90円)」をにてオーダーしてみることになりました。
予想以上にスープを埋める辛菜の洗礼! ごろう商店の新作、辛豚らぅめんを食べてみた
私がオーダーを終えた時点で、時計の針が指す時刻は23:30
この日が週末であったことも影響してか、店内は賑わっており、テーブル席はどこもビールを囲む20代ばかり
うち2席のテーブルでは、いずれも近隣に在住とおぼしき、地元着をまとったギャル2名がビール片手に笑い声を上げており、地元との密着度、支持率の高さを感じさせます。
まるで10数年前の自分たちを見ている様な光景に、微笑ましさを感じながら待つこと数分
大分遅くなった今夜の晩ご飯
ごろう商店の新作「辛豚らぅめん」となります。
見た感じでは、ごろう商店の看板メニューである「ごろうの本格豚骨らぅめん」に高菜をトッピングした風貌
ひとまずは、高菜のないデフォのスープから頂いてみましょう
野菜をたっぷり使い、旨味を出しつつ臭みを取り除いた、豚骨スープ
飲みやすく、クセを感じさせないものの、パンチという面では、もう一歩力強さを欲したくなる気も
ただ、この物足りなさを補うべく、背脂が投下されているのですが、これは私が知る昔のごろう商店にはなかったような・・・
この背脂が加わることで、以前までに感じていたスープの弱さがカバーされています
とはいえ、ベースのスープがライトな上、背脂も適量止まり、良い意味で行き過ぎない、程々のラインで踏みとどまっています。
しかし、その行きすぎないラーメンが、初めての行き過ぎにチャレンジ?
したとも言えそうな、こちらのトッピング
「辛豚らぅめん」の分岐点とも言えそうな、辛菜のトッピングとなります
同ラーメンに入る通常の辛菜に対し、+3をオーダーしているので、この分量がデフォの4倍になる模様
器のおよそ1/3を埋め尽くす量が「+3」ということは、10や20となると、どんだけの分量になるのか想像を絶しますw
それではまず、
こちらの高菜を、そのままで一口
一般的に出回っている辛子高菜よりも、辛さは強めでピリッと来ます
スープに溶け込ますことを前提にしているのか、細かく刻まれており、高菜特有の食感はありません
ということは、これはそのまま麺に絡めるよりも、スープ全体に広げて頂くのがマストな食べ方ということでしょう。
そう来るのであれば、受けて立とうとばかりにスープ全面へ
先ほどまでの乳白色はナリを潜め、茶褐色のスープに、謎の沈殿物(高菜ですがw)が見え隠れする、なんとも形容しがたい姿に変貌されました(笑)
気を取り直し、再度スープを口に運んでみると・・・
これは・・・なかなか!
良い意味で、ライトで角のない豚骨スープだけに、辛菜の持つ旨味がしっかりとスープに溶け込んできます
辛味も想像以上にしっかりしており、パンチの少ないスープだけに、辛味が一層ダイレクトに感じられますね
ビジュアル的には難があるものの、これ位のアクセントが合った方が、私的には好みだなあ
・・・ただ、やはり辛菜一辺倒では、序盤こそ良いものの、そこからの追い返しにはならず
ここで登場するのが、テーブル上に置かれた豊富な卓上調味料の出番となります
ローストオニオンにフライドガーリック、そしてラー油
以前は魚粉もあった様に思うのですが、そちらは止めちゃったのかな
これに加え、「辛豚らぅめん」専用に紅生姜も利用出来るとのことで、これらを加えていった結果がこちら
うーん、美しくない(笑)
ただ、紅生姜が加わることで酸味がアップ、そしてフライドオニオン&ガーリックでコクも増し、一層旨味は広がるものとなりました。
細麺との絡みも悪くなく、辛菜も麺やスープにしっかり絡みあい、味変までを加えれば、想像以上に好みの味へと変貌を果たすことに成功。
ただ、最後の最後で難を抱えたのが、大量の辛菜なのです
通常の辛旨系ラーメンでは、スープそのものに辛味を加えているので、最後まで同じテイストの辛味を味わうことが可能
対し、こちらの品は、ラーメンにトッピングした辛菜により、辛さを加えています
この辛菜がトッピングである以上は、最後まで食べ干すのが暗黙のルール・・・
となるのですが、+3までに増量したこちらのラーメンでは、麺を食べ終えた頃には、全面辛菜尽くしとなってしまうのです
この辛菜とスープを、最後にレンゲで頂いていくのですが、当然ながらスープは減る一方
しかし、辛菜の辛味は健在のままとなるので、残った辛菜を食べようとすればする程、辛さが増すばかり
しかも細かく刻まれているために、食感も決して良くは無く、辛菜を残さず食べるのが、思いのほか難儀になってしまうのです。
辛さの度合いとして、今回注文した+3はちょうど良いレベルに感じました
しかし、最後に残る辛菜の割合とスープとのバランスを考えると、1~2が妥当なレベルかも
むしろ、10~20等を食べようものなら、辛菜のみを食べ続けるハメにもなりそう
辛菜によって旨味と辛さを増す構成までは美味しく頂けたのですが、最終形態までを考えると、バランスが取れる配分が難しい一品と言えそうです
私の体験談としては+1~2までがお勧めの範囲と言えそうですので、それ以降の増量については、自己責任にてお願い致します(笑)
という訳で、久々の訪問となった、みつわ台のごろう商店
良い意味でラーメンフリークに傾倒しない、地元の人が安心して食べられるラーメンを提供するお店の姿を再確認するものとなりました。
ただ、元のコンセプトは継承しつつも、今回頂いた「辛豚らぅめん」や、同じく新メニューとして提供されていた「辛しゃぶ冷しつけ麺」など、新たな客層を呼び込むためのアイディア(?)を垣間見ることにも成功
頻繁にお店の前を通る立地ながら、その普通さ故にしばらく足が遠のいていましたが、新メニューについてはまた、近日中に頂いてみたいですね。
最後の最後にもう一言、「辛豚らぅめん」は+1~2がお勧めですw
最後に、今回紹介したお店の情報がお役に立てましたら、
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【閉店】ごろう商店
■ごろうしょうてん
■ 住所:千葉県千葉市若葉区みつわ台2-10-14
■ 営業時間:11:30~翌1:00
■ 定休日:無休