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都賀の人気ラーメン店、らー麺専科 海空土 梅の香りが食欲そそる「みぞれ麺」とチャーシュー丼
この日も家族は実家に帰っており、一人晩ご飯を頂くことに
午後の仕事を少し早めに終えたものの、誘うべき友人もおらず、かといって外食に出ようも、時計が指す時刻はまだ17時
夜の部が始まるにはまだ早い時間とあって、昼から通し営業しているお店をググってみると、近所ながらしばらく足を運んでなかったお店を発見
早速車を走らせ、向かった先は都賀方面
四街道へと抜ける県道沿いにある、都賀の人気ラーメン店・・・
ではあるものの、個人的には数年ぶりとなる「らー麺専科 海空土」にて、少し早い晩ご飯を頂くことに。
千葉が誇る、元祖無化調煮干ラーメン 都賀の人気店、らー麺専科 海空土
千葉に数あるラーメン店の中でも、もはや「老舗」の部類に入ってくるであろう、都賀の人気店「らー麺専科 海空土」
私が知る限りでは恐らく、千葉で初めて無化調のラーメンを提供しだしたお店となるのが、こちら海空土だったように思います
オープンは今から16~7年前で、ようやく家系というブランドが千葉でも浸透しだした時代に、煮干をふんだんに使った無化調のラーメンを提供し、今に至る訳ですから、その志の深さを感じずにはいられません。
ただ、この歳になりようやく「淡麗」の美味さが分かる様にはなったものの、どちらかを比較するなら淡麗よりは濃厚、アッサリよりもコッテリを好む私
今ですらそんな状態だというのに、血気盛んな20代の頃と言えば、コッテリ&濃厚まっしぐらな訳ですから、海空土の提供する淡麗で煮干香る無化調ラーメンの美味さを理解できず…
数年に一度食べるも、その美味さを理解できるようになったのは、30歳を越えてようやく、といった訳でして。
そんな海空土に、久々訪問となった理由ですが
・近所で通し営業をやっているお店
というだけではなく、もう一つ別の理由が。
少し前に訪問した、佐倉市ユーカリが丘の「魚介醤油らーめん 和屋」で、濃厚&コッテリ好きな私すら唸るほど、衝撃的に美味い魚介系の淡麗醤油ラーメンに出会ったのですが
ユーカリが丘の人気店、魚介醤油らーめん 和屋に初訪問! 麺より先に飲み干しかねない激ウマスープに感動!
実はこの「和屋」のご主人、過去の修業先が「海空土」だったんだとか。
そんな話を耳に入れてしまい、久々に海空土を味わってみたく、近所ではあるものの2~3年ぶりの訪問に至ったものとなります。
そんなこんなで訪問した海空土ですが、まずは食券機へ
数年ぶりの訪問にはなりますが、見た感じですとメニューの方は差程変化は無い模様
ここでは毎度、醤油スペシャルを頂いておりますので、今日もそちらにするか、それとも味噌か・・・
と思ったら、味噌ラーメンには売り切れマークが点灯w
これは醤油にするしかないか・・・と、悩んでいた所で、ふと目に入ったのが
こちらの「にぼし涼麺」
名前からも伝わる通り、冷したスープのラーメンとなる様で、レモンの風味に夏野菜を合わせているとか
これは確かに、未経験の味となりそうですが、今の気分とはちょっと違う様な気も。
今度は券売機の上に視線をやると、これまた未食のラーメンを発見
その名も
「何度でも食べたくなる味 みぞれ麺」とのこと
詳しい情報の記載はありませんが、みぞれというのは大根おろしを指している模様
また、おろしの上には梅干しを、そしてスープにはタップリのネギも投入されており、健康的ながら爽快感ある風味が伝わってきます
醤油か味噌の2択で揺れ動いていたものの、大根おろしに梅という、ラーメンとしては斬新な組み合わせに気持ちは揺れ動き・・・
結果、数年ぶりの訪問でありながら、未食だった「みぞれ麺」をオーダーしてみるものとなりました。
あ、もちろん
ランチではなく「晩ご飯」ですので、白米も頂かなければ・・・ということで、ミニチャーシュー丼も忘れずオーダー。
何度でも食べたくなる味、みぞれ麺と、ミニとは思えないドカ盛りが光るミニチャーシュー丼
迷った挙げ句、みぞれ麺とミニチャーシュー丼を券売機で購入し、カウンター席へ
この日の訪問時刻は、17時を回ったばかり
晩ご飯には早ければ、ランチには遅すぎる、いわゆるアイドルタイム
都賀が誇る老舗&人気店の海空土とは言え、隙間時間のアイドルタイムに訪問するお客さんはおらず、店内のお客さんは私のみ。
本来ならば、初めて目にする「みぞれ麺」について、どういった品なのかをリサーチするにはうってつけの機会
しかし数年ぶりに訪問したお店で、スタッフさんにいきなり話しかけられるような社交性など無く、ただただ無言でカウンター席に掛けること10分弱
本日の晩ご飯となるのがこちら、
みぞれ麺とミニチャーシュー丼の到着となりました。
金色に輝く醤油の上を彩る、タップリのネギ
その上に浮かぶは、綿菓子のようにフワフワと美しい大根おろし
そして、白く染まった大根おろしの中央を彩る、梅干しの赤
まるで日の丸をあしらったかのような、目で見ても美しく、且つ爽やかな風味が漂う一杯となっております。
それではまず、スープから頂いてみましょう
見た目も美しい金色スープから、ど真ん中に感じるのは煮干
この日のスープに使用している煮干の産地については未確認ですが、前面に強く煮干の香りが押し寄せてきます
獣骨系の味わいは、ほぼ感じられず、煮干出汁100%といっても言いすぎではないほど、芳醇な煮干スープの奥にうっすら醤油を感じるほど、とにかく濃厚な煮干
そして、スープを彩る緑部分ですが、てっきりネギだと思っていたものの、口にしたところで新発見
どうやらこれ、ネギではなく大根の葉でした(笑)
ネギのような辛味や甘みは無いものの、シャキッとした歯ごたえと僅かな苦みが、芳醇な煮干スープににしっかりマッチしていますね。
続いては、本ラーメンの主役となる「みぞれ」こと、大根おろしを頂いてみることに
スープ全面に広げてから・・・とも思ったのですが、まずは大根おろし多めとスープのコラボから頂いてみましょう
大根おろしからは僅かな辛味を感じるものの、スープに合わせることで甘みが増加
まるで、焼き魚の上に大根おろしをトッピングし、口に運んでいるかの様な錯覚を覚える程、煮干の風味と大根おろしの相性が絶妙
スープのみを頂いた際に感じる、ガッツリした煮干感は薄まるため、骨太な煮干ファンからすると意見が割れそうですが、私のように、そこまでのニボラーではない人種からすると、この試みは面白く感じます。
そんなスープに絡む麺の方は、
確認は行っていないので不確かですが、他のメニューと同じという事なら、山田製麺の香麺と思われます
※ 他のメニューを最後に食べたのも数年前の事なので、記憶は曖昧ですが
大根おろし、大根の葉と、様々な食感が混ざり合う中で、しっかりとした歯ごたえを感じる麺の存在感が一層増して感じられます
今までに食べてきた、どのラーメンとも比較出来ない、相当に斬新な品ではありますが、全般通じてとにかく感じるのは、強い清涼感
温かいラーメンを食べてはいるものの、煮干の上品な旨味、大根おろしのサッパリ感、更には梅の酸味が徐々に広がることで生まれる味変
となっており、それぞれのバランスがしっかり計算された一杯に仕上がっていました
ただ、これはあくまで個人的な意見なのですが・・・
日頃からあまり酸味を得意としない私的には、梅干しの酸味を強く感じ過ぎてしまいました
後半へと進むにつれ、一層酸味が強くなるだけに、自分的には梅を強く感じない、前半の方が好みに感じました。
そして、本ラーメンのサイドメニューとして注文したこちら、
ミニチャーシュー丼ですね
名称はあくまで「ミニ」を名乗っていますが、一体このどこが「ミニ?」と思う程、とにかくチャーシューがドカ盛り
しかもこのチャーシュー、ただドカドカと盛られているだけでなく、味付けも肉感も柔らかさも実に秀逸
海空土自体、長らく訪問していなかったので覚えてないのですが、ここのチャーシューってこんなに美味かったっけ??
と、思い出せるわけもない記憶を遡ってしまう程、ちょっとやそっとじゃ済まない、衝撃的な美味さを与えてくれました。
このチャーシューを発見できただけでも、今回の訪問は実に価値ある一回となり大満足
次回こそは、数年ぶりの訪問であるならばこそ、味わうべき「醤油ラーメン」と共に、ガッツリチャーシューを合わせることを記憶に刻むものとなりました。
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らー麺専科 海空土
■ らーめんせんか かいくうど
■ 住所:千葉県千葉市若葉区都賀の台4-5-15
■ 営業時間:11:30〜21:00
■ 定休日:第3or第4火曜日(月によって異なります)