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千葉を代表する2大家系、横浜ラーメン千葉家 元祖家系のスタイルを貫く不動の美味さ!

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この日は週に一度、晩ご飯での1人外食DAY

仕事も残っているので、サクッと近場でご飯を済ませようと、恒例となる作草部の「麺処まるわ」へ向かったものの、お店の前には謎の大量チャリを発見w

おそらく、近隣の学生さんが多数訪れており、テンヤワンヤしているであろう雰囲気が店外からも伝わってきたので、早々にUターン

 

さて、どうしたものかと考慮すること1分、作草部から今度はみつわ台方面へ

向かった先は、みつわ台の大通り

同エリアを代表するラーメン店「千葉家」にて、久々家系ラーメンを頂こうと思います。

末広家に並ぶ、千葉のレジェンド家系ラーメン、千葉家 

今更、私が語るまでも無いほど、ラーメンを好む千葉市民であれば、誰もがご存じな千葉家

末広街道沿いの人気店である「末広家」同様に

千葉を代表する家系ラーメン「末広家」 千葉四天王の名にふさわしいレジェンドなチャーシューメン!

千葉市のラーメン文化を長らく牽引してきた、2大レジェンドの一角となるのが、こちらの千葉家となります。

 

私が千葉家を初訪問したのは、もう17~8年前

末広家で受けた感動と、同等の衝撃を受けたのは当然の事ながら、ここ千葉家で驚かされたのは、その接客スタイル

注文は全て店主の奥様が受けられているのですが、どれだけ混雑しようとも、全てのお客さんのオーダーを完璧に暗記

更には、常連さんともなると、注文を伝えること無く、過去の注文を記憶している奥さんの方からオーダーを確認してくれるという、ウルトラCの超離れ業を体感することも出来るのです。

 

最近では券売機を導入している家系のお店が大半ながら、ここ千葉家はオープン当初から今に至るまで、全て口頭での注文スタイル

それを可能としているのも、全ては超離れ業を数々こなす奥さんの存在ナシに語ることは出来ません。

 

家系の本流らしい営業スタイルだけで無く、メニューの方も、昔と変わらずのクラシカルスタイル

メインとなるのはラーメンの並、中、大の3サイズのみ

これに加えるトッピングも、約20年変わること無く、今も昔も同じ内容で提供されているものとなります。

 

表を見るとその歴史の深さが分るのですが、こちら千葉家では「家系」とは名乗っておらず「横浜ラーメン」と記載されています

それもそのはず、千葉家がこの地にオープンした約20年前には、まだ「家系」という造語は誕生しておらず、横浜ラーメンが当時の呼称

 

その後、○○家を店名とするお店が増えたことにより誕生したのが「家系」という造語となる訳ですから、オープン当時から変わらない千葉家のアーケードには「家系」ではなく「横浜ラーメン」と書かれていることからも、そのレジェンドぶりが伝わります。

 

そんな、千葉を代表するレジェンド家系である千葉家ですが、かつては私もみつわ台に住んでいたため、月2ペースで通っていたお店となります

しかし、みつわ台から引っ越し早10数年、その後近所には

・武蔵家

・杉田家

などの家系ながらも独自路線でのメニュー展開を行う店舗が増えていったことから、近年は末広家同様、千葉家についても訪問頻度がめっきりご無沙汰に

恐らく、この日の訪問も1~2年ぶりになるかと思うのですが、久々にレジェンドな一杯を堪能させて頂こうと思います。

オールドスタイルの横浜ラーメン「千葉家」は家系を名乗らずも、変わらずどこよりも家系だった! 

という訳で、1~2年ぶりで久々の訪問となった千葉家

この日の到着時刻は、18時ジャストとなり、晩ご飯を頂くにも少し早めの時間帯

 

仕事や学校帰りと思われる男性が数名いる他、ご近所にお住まい(と思われる)家族がお子さん連れで訪れているなど、アットホームな雰囲気は相変わらず

常連とおぼしきお客さんに至っては、自ら注文する事なく、奥さんの方から注文を確認する姿も見られ、超人的な接客能力の高さも変わらず健在となります

 

そんな中、1~2年ぶりの訪問に加え、その前の訪問も更に遡ること1~2年前

かつては月2ペースで通っていたお店とは言え、それも10年以上昔の話

そんな私の存在など・・・

 

当然覚えられている訳は無いので(笑)、一見さんらしく

「チャーシュー麺の中、麺カタ」をオーダーする事に。

 

注文より待つこと5分、早々に配膳された本日の晩ご飯がこちら

千葉家の「チャーシュー麺(中)」となります。

 

並、中、大のサイズに関係無く、並々と注がれる大盛りスープからは、今も昔も店主さんの気前の良さが伝わってきます

そして、そのスープにたっぷり浮かぶ

得も言われぬ香を放つタップリ鶏油と、そのどさくさにシレッと紛れ込んでくるネギ

このレンゲですくった、アツアツスープの一口目を頂く事こそが、なににも代え難い至福の一瞬

 

では早速、一口目を頂きましょう

豚骨の臭みは全く感じないものの、その旨味だけはしっかりとスープ内に凝縮されております

醤油の風味は抑え気味で、スープの濃度も他の家系に比べるとマイルドというかライトというか、優しい口当たりであるのも、昔から変わらない千葉家らしさ

 

濃口の家系に慣れ親しんでいる方には、少し物足りない力強さとも言えますが、ここみつわ台には団地や一軒家が多く、家族連れのお客さんが多いお店

お子さんや女性が口にするケースも多い事から、数ある家系の中でも飲み口が優しいスープに仕上がっており、且つ醤油も抑えめであるのが、千葉家特有の「らしさ」となります

ちなみに私は、そんな千葉家の「らしさ」を味わうべく、麺カタ以外は普通でコールしておりますが、これをライトに感じる常連さんは、「濃いめ、多め」のコールが多く見られるのも、こちらの特徴じゃないでしょうか。

 

20年近く変わらないスープの旨さに安堵した所で、ここからは麺を合わせていきましょう

こちらで使用されている麺は当然ながら、

直系家系ラーメンの看板とも言える「酒井製麺」の中太麺

デフォでは柔らかく感じるのが特徴的な麺となるので、私のコールはもっぱら固めにてお願いしています

 

こちらを啜ってみると、やはり固めで茹でられた、この食感、好きだわ

モチモチした食感ながらも、わずかにパツッと残る歯触り

濃い口あたりのスープ(千葉家=ライトではあるものの、あくまで家系基準でのライトです)を邪魔しない存在感

このバランスこそ、巷に増えている量産系家系や、なんちゃって家系では味わえない、本流のTHE家系な組み合わせですね。

 

そして、トッピングにも申し分は無く、

タップリの鶏油に隠れ、序盤は姿を隠していたチャーシューもここでお目見え

以前に比べると、柔らかさが増したように感じますが、噛むごとに増していく肉の旨味はシッカリ健在

家系については、もうちょい硬めのチャーシューが好きだったりもしますが、この辺は日毎の違いがあるのかも知れませんね

 

そして、どうしても賛否分かれるのが、海苔の立ち位置

こちら千葉家では、スープを覆うようにして海苔が提供されるのですが、ご飯と共に海苔を頂く派には、スープの染みた海苔は最早オカズの一品

対し、ご飯と共に頂かない派には「海苔がしなってしまう」ということで、不評でもあるこの提供スタイル

 

ちなみに私は、家系では「ご飯を一緒に頂かない派」となるのですが、それであっても、スープを吸い上げフニャッとなった海苔、結構好きなんですよね

まあ好み分かれる部分となるので、どちらがどうとも言い難い所ですが、申し分なく美味しく頂きました

 

口当たりの優しいスープに慣れ親しんできた後半は、テーブル調味料による味変スタート

・おろしニンニク

・おろし生姜

・豆板醤

と、家系3種の神器を投入し、ライトなスープに辛味と旨味を増幅

中盛りの麺もしっかり頂きながら、最後は丼を抱えながらのスープ直飲み

 

序盤の味わいでは、危うく完飲しそうになるものの、味変により濃さを増すことで、なんとか完飲一歩手前でセーブすることに成功

(いくら優しい飲み口のスープとは言え、血圧が気になる身分での家系完飲は、自粛するよう心がけていますw)

一口目から最後まで、一切の惑いを感じさせない、完璧な仕事を堪能させて頂きました。

 

多くのラーメン店が開店~閉店を繰り返す中、20年近く同じ商品を、同じラインナップのみで提供し続ける、超硬派な家系ラーメン、千葉家

20年間ブレ無い美味さや、飽きを感じさせない優しい味わいも、長く愛される理由の要因と言えますが、

・地域のお客さんを大切にしたスタイルを、20年変わらず貫き通す姿勢

・キレッキレに仕事をしつつも、常連さんとのコミュニケーションを絶やさない接客スキルの高さ

これら随所に垣間見える「人間力」の高さこそが、千葉家の持つ最大の魅力であることを再認識。

 

セントラルキッチンを導入し、コストを下げつつ効率重視で作る量産系を否定する訳ではありませんが、結局料理を美味しく味わう最後の決め手には「人」の存在を欠かすことが出来ない、それを心底味わえる一杯、最後まで美味しく頂きました。ごちそう様です。

 

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横浜ラーメン 千葉家

■ よこはまらーめん ちばや

■ 住所:千葉県千葉市若葉区みつわ台4-17-22 106号室

■ 営業時間:11:00~20:00

■ 定休日:月曜日(祝日の場合は、翌々水曜日)

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