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千葉の人気店、ラーメンあや 夜の部限定でスタートした「もつ焼き あや」が絶品過ぎた件
千葉中央の人気ラーメン店、「ラーメンあや」。
本ブログでも数度、取り上げている
千葉中央の人気店、ラーメンあやの伝説メニュー「もつカレー」にまさかの半チャーシュー添え!
朝からエラくお腹の空いた土曜日。
祝日でもあることから、混雑を避けるべく早めにお昼にしようと、千葉中央方面へ。
目指した先は、1年ちょっとご無沙汰ながら、最近頻繁にTwit
2017-09-24 09:15
こちらのお店ですが、今年に入り、Twitter上にて
22日より添付画像のメニューに変更されます。
☀️1枚目☀️
昼のメニュー
11:00~14:00🌙2枚目🌙
夜のメニュー
17:00~22:00(ラストオーダー21:00) pic.twitter.com/e0niz5TYYa— ラーメンあや/もつ焼きあや (@Ra_men_AYA) 2018年1月16日
この様な情報が流れてきました。
千葉中央の地にて約10年、大食漢の胃袋を支えてきた「ラーメンあや」が、何故今になってもつ焼き・・?
謎が謎を呼び、千葉のB級グルメ業界は騒然としていたものの、『夜のみ』の提供であることから、なかなかチャンスが作れず・・・
そんな折に、これまた千葉のB級グルメ業界の雄である、作草部まるわの店長から
「あやのもつ焼き、食べに行きませんか??」とのお誘いが。
しかもお誘いを受けた月曜日は、家族が出払うタイミングと合って、私にとっても願ってもない機会の到来。
そんな事情も相まって、千葉中央のど真ん中「ラーメンあや」にて、もつ焼きを囲んだ千葉のB級グルメ談義が開催されるものとなりました。
(ちなみに、スタートはPM5:00ジャストw)
千葉中央の人気店、ラーメンあや 夜の部はもつ焼きで飲めるお店、「もつ焼き あや」に
メニュー数こそ減少したものの、ランチ帯はこれまでと変わらず「ラーメン店営業」が行われている、ラーメンあや。
もつ焼きの部が営業を開始するPM5:00までは、中休憩となるため、夜の部開演と同時に入店を果たしましたが、当然先客は0・・・
と思いきや、私たちの入店とほぼ同時に、炭焼きの香りに誘われたお一人様が来店。
その後も、近隣で働く会社員さんらが数組訪問しており、早くも「もつ焼き」としての認知度を高めている様子。
もつ焼きについては、排気の関係からか、大将が店外で焼き上げていることが、お店の宣伝効果を担っている様です。
また、もつ焼きやではありながらも、店の構造自体はラーメン店のままとなるので、お一人様でも入りやすい雰囲気も、周囲のお店にはない特徴に思います。
さて、もつ焼きの部のメニューについてですが、
かしら、こりこり、たん、レバーまでは、全て140円。
しろ、はつ、がつ、豚つくねは全て200円と、どれもこれもリーズナブルなお値段。
むしろこの値段であれば、どれもソコソコのボリュームである事が予想出来ますので、一通りを食べ比べるべく、全串をオーダーしてみることに。
また、夜の部営業開始当初は、
■ 昼 ・・ラーメン
■ 夜 ・・もつ焼き
と、完全二部制に棲み分けが行われていた筈なのですが、3月に入り、新たに流れてきたツイートによると、
本日!
夜のラーメン復活します!!!!!!!!!!
もつ焼き、ラーメン
両方あります!お待ちしております
— ラーメンあや/もつ焼きあや (@Ra_men_AYA) 2018年2月28日
・・・結局、やるんかいw
とは言え、本日はもつ焼き片手にビールを流し込むスケジューリングで訪問している為、ラーメンはひとまずお休み。
ちなみに、現在のラーメンメニューは、
あやの名物とも言うべき、野菜ラーメンを筆頭としたメニューに加え、同裏面にはもう一つの看板、もつカレーラーメンも健在。
※ 裏面は写真撮影を忘れてしまいました
そういえば、あやのもつカレーラーメンといえば、ビールと組み合わせてみたいと昔より願っていた品。
なので、持つ焼き片手にビールを流し込もうとしている現状・・・これはむしろ、チャンスかも知れません。
という訳で、もつ焼きの全串注文を終え、焼き上がりを待つ間に、
この後、訪れる動物性タンパク質のラッシュに対し、せめてもの足掻き・・・とばかりに、トマトサラダをオーダー。
その名称から、てっきりトマトスライスが出てくるものかと思いきや、歴としたサラダ仕立てで登場となりました。
日頃より、大量の野菜ラーメンを提供しているお店だけあってか、おつまみサラダであっても手抜きのない、強いこだわりが感じられます。
トマトと野菜で、血糖値の急上昇を抑え始めた頃合いを見て、
まずはレバー焼きが到着となりました。
本日集ったメンバー誰もが、「レバー」には一塩の感情を抱いていたことから、こちらは1人ひと串ずつをオーダーする事に。
しかし・・・このレバー・・・デカい(笑)
ひと串140円のもつ焼きだけに、小ぶりなサイズを想像していたのですが、レバー4つが串に刺さると、串が埋まってしまう程のデカさ。
オーラを高め「凝」にして見ない限り、これが「串焼き」である事に気付かない程、一つ一つのレバーがとにかく大ぶりなのです。
このレバーを頂くのは、当然(?)ながら、ごま油featニンニク。
その姿形から、鮮度の良さがヒシヒシ伝わってくるのですが、口に入れるとブリンブリンした食感が弾け、想像を超える鮮度、身の締り具合に驚かされます。
もつ焼きを本職にしているお店でも、なかなか巡り会えないハイクオリティなレバーで幕開けした、もつ焼きあや。
ここから先、一体どんな串焼きが待ち構えているのでしょうか・・・?
ラーメン店のもつ焼きとは思えない鮮度、素材、味付けの美味さに一同唖然…
出鼻となるレバーの美味さ、サイズのデカさにザワザワするテーブルを横目に、大将は次なる串焼きを焼き上げ登場。
2皿目として現れたのは、かしら、ハツ、タンの3品(ここからは各2本ずつ)となります。
なお、味付けについては全て「お勧め」でお願いしたところ、同3品は塩をベースに、ハツには山椒もたっぷり降りかかっての登場となりました。
初っ端のレバーで、期待を大きく裏切られた(良い意味でw)ことから、すでに抗体は出来ていたものの、どれももつ焼き専門店に負けず劣らず秀逸な仕上がり。
中でも驚かされたのがカシラで、程良い食感ながら、滴る脂がなんともジューシー。
豚の頭のどこに、これほど脂みなぎるパーツが付いていたのか(多分、こめかみから喉に掛けてでしょうが)、新たなる疑問を残すなど、話題に事欠かないクオリティの高さを発揮。
同3種を食べ比べている間に、少し遅れて現れたのが、
こちら、左端に置かれた「コリコリ」となります。
串焼きに於ける「コリコリ」といえば、心臓に近い大動脈部分になるのですが、一般的には牛なはず。
ところが、ここ「ラーメン・・あらため、もつ焼き あや」で提供されているもつは、豚ばかり。
ということは、このコリコリも豚なのでしょうか・・・?
コリッとしたナンコツのような食感ながら、中には脂がしっかり。
それで居ながら、先ほどかしらとはまた異なる風味で、脂のしつこさを感じることはありません。
結局、牛なのか豚なのか、その真実には辿り着きませんでしたが、美味けりゃ細かいことはどうでも良い、そう思わせてくれる雰囲気と、ひと串ひと串の確かな美味さが溢れております。
そして、次なる登場となった品が、
豚つくねとなります。
焼き鳥では定番ながら、豚もつ焼きで「つくね」となると、これまた斬新なひと品になります。
焼き上げた表面からも薄ら覗いている通り、中には大葉がたっぷり。
加えて、恐らくナンコツと思われる、コリッとした食感がアクセントになっており、ハンバーグのようでありながらも串焼きらしい、お酒を飲む手が止まらなくなる見事な味付けが施されています。
なにより、本業がラーメン店であるはずなのに、これほど手間の掛かる料理の下準備をしている事を思うと、驚きを通り越し、敬服する思いに包まれます。
そして、串焼きの部の〆となるのが、
ホルモンの定番、シロとガツになります。
これらはどちらも、タレでの味付けがお勧めとのこと。
これまで塩続きであったからか、タレの甘さを強く感たものの、どちらも見事な食感で、素材の鮮度がいかに素晴らしいのかを知らしめてくれます。
こちらのシロとガツなんかは、タレのままと言わず、七味を振ってみたり、和辛子なんか漬けてみても美味しくなりそうですね。
一通りの串焼きを食べくらべ、満足に浸りながらも、ここでテーブル上には新たなテーマが浮上。
A.美味しかった串をリピートする
B.「千葉のB級グルメ談義」にて話題にのぼったお店をハシゴする
といった二択が浮上した中、この場は万丈一致で「B」を選択するものとなりました。
とは言え、このまま「もつ焼き あや」を後にしてしまえば、心の残りが生じる・・といった展開だったかどうか分りませんが、追加オーダーとして
ラーメンにも使われているチャーシューをおつまみとしてオーダー。
チャーシューの美味さについては、今更言わずもがなではあるのですが、ここにもしっかり「野菜」がトッピングされているあたり、さすがとしか言えません。
しかもこの野菜、「茹で」ではなく「蒸し」で調理されている為、素材の持つ甘みをしっかり蓄えたまま提供されています。
おつまみチャーシューに付け合わせる野菜にすら、抜かりの無い手間暇を掛けるこのスタンスは、「あや メソッド」として、世に浸透して欲しいですね。
しかし、この激ウマ野菜を前にして、まるわの店長がとんでもない発言を。
「この野菜・・・カレーで食べたい」
・・・それ、前からずっと思ってたヤツ!!
でも、串焼きを散々食べた直後のラーメンは、さすがに重い…いや重すぎる…
と疑問を抱えつつ、女将さんに
「もつカレー(ラーメン)のアタマだけって、頼めますか??」
と無茶ぶりとも思える質問をぶつけてみると、
「はーい、大丈夫ですよー」
との一言。
蕎麦前ならぬ、ラーメン前とでも言うべき無理難題にサクッと答え、提供されたのがこちら、
もつカレー(ラーメン)のアタマ(麺、スープ抜き)となります。
G系インスパイア風の、野菜ラーメンばかり取り上げられる「ラーメンあや」ですが、こちらでもう一つの名物となるのが、「もつカレーラーメン」。
その麺を抜いた、もつカレーのみをつまみとして頂いたのですが・・・これが想像を絶するお酒のアテとなるのです。
あやのもつカレーラーメンを食べた事があるならご存じの通り、こちらのカレーにはチリペッパーでは無く、ハバネロ系のガツンとした辛味調味料が使用されております。
この辛味が、ラーメンのスープと合わさることでマイルドとなり、ラーメンを食べやすい水準に保っているものの、こちら「アタマ」のみの注文では、その劇的な辛味がダイレクトに浸透。
しかし、この辛味こそが、お酒に手を伸ばす絶好のつまみ加減となり、これまでの串焼きに費やしたアルコール量を凌駕するペースでジョッキが空き続けてしまいます。
串焼きという、酒飲みにとっては有り難すぎる武器を手にした、もつ焼きあや。
しかし、その本来の姿は「ラーメン店」であり、そこで培われた素材達も、全てもつ焼き同様にお酒のアテへと進化する、このスタイル(通称、あやメソッド)。
千葉中央のど真ん中に、新たな【酒飲みの聖地】が誕生したことを確信しつつも、どこか人に教えたくない「知る人ぞ知るお店」であって欲しい矛盾を抱かせる、素晴らしいお店の発見となりました。
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ラーメン あや(もつ焼き あや)
■ らーめん あや
■ 住所:千葉県千葉市中央区中央2-6-3 FCビル 1F
■ 営業時間:11:00~14:00 / 17:00~21:00
■ 定休日:日曜の夜