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千葉、富士見町に6月オープンの新店「焼鳥酒場 本田商店」がランチ開始! 手羽先のひつまぶしを食べてみた
3食連続ですた丼を食べ続ける、という苦行(?)を行うべく、連チャンで向かっていた千葉富士見町
気温が下がり、歩きやすくなったナンパ通りをフラフラしていると、先日(といっても2ヶ月前)まで工事中だったビルが完成している上、すでに新店がオープン
それがこちらのお店、
「焼鳥酒場 本田商店 千葉店」という、鶏料理を中心とした居酒屋さんになります。
オープン当初は夜のみの営業だったそうですが、少し前よりランチでの営業も開始したとのこと。
また、その取り揃えもなかなか興味をそそられるメニューばかりとなり、すた丼と天秤に掛けたものの、営業開始が11:30ということで、一旦断念。
後日、あらためてこちらの新店「焼鳥酒場 本田商店 千葉店」へランチ訪問する運びとなりました。
富士見町のナンパ通りに、6月オープンの焼き鳥居酒屋 本多商店 千葉店
6月末に完成した、ナンパ通り(武蔵家の隣)新しいビル、その1F路面店としてオープンした、焼き鳥居酒屋 本多商店 千葉店
千葉店、という名称から多店舗展開するお店と思われ調べて見ると、門前仲町に本店を構え、船橋、津田沼と出店し、ついに千葉への出店となった焼き鳥居酒屋とのこと
また、津田沼にオープンした「肉寿司」も、こちらのFC店(グループ店舗?)という事で、これは興味をそそります
という訳で、期待値を上げつつお店の方へ
店内は真新しいテナントらしく、清潔感溢れる造りとなっており、焼鳥居酒屋としては珍しい、全席テーブル席スタイル
店内は黒いクロスとソファー、テーブル&椅子は木目調に統一され、焼鳥店らしくないスタイリッシュな造りとなっております。
ちなみに、この日の訪問時刻は11:50を過ぎており、間もなく近隣企業もお昼休みに入る頃
お店の混雑状況はと言うと・・・
この時点で、先客はまだ2組2名
私をあわせ、合計3名のみとなり、若干の寂しさを感じます
とはいえ、ここナンパ通りという立地を考えれば、お昼のピークは12時を回ってから
店内が賑わう前に、落ち着いてランチを済ませるべく、まずはメニューのチェックから
ランチ帯で提供されているメニューは、全5種となっており
・焼鳥重御膳
と、焼鳥店のランチらしいメニューが筆頭ながら、
・四川風鶏ひき肉麻婆豆腐
・大山鶏のカツ煮御膳
といった、焼鳥屋さんの居酒屋としては珍しい、手の込んだ様子が伺えるメニューが
そして、
・煮込み飯
・大山鶏手羽先のひつまぶし
こちら2品については、どんな形で提供されるのかも予想付かない謎メニューも提供されております。
焼き鳥屋さんらしい焼鳥重も気にはなりますが、せっかくなら想像付かない謎メニューを解き明かしたい気持ちも
その「謎メニュ-」も2品と来たら、悩む所ではありますが、まあ近場のお店というわけで、一方は次回に持ち越すことを前提とし、この日のランチには
「大山鶏手羽先のひつまぶし」をオーダーしてみるものとなりました。
鶏肉づくしのランチメニューから、大山鶏手羽先のひつまぶしを食べてみた
注文を終えるも、一向にお客さんが入店する様子の無い、焼鳥酒場 本田商店 千葉店
すでに時計の針は12時を回っており、時折、表の看板を眺めている歩行者はいるものの、店内まで足を踏み入れる事は無し
居酒屋の経営しているランチとあってか、女性層からの注目度が低いことは分らなくもありません
が、男性客すら素通りする人が多く、まだこの土地での認知度は高いものとは言えなさそうです。
例え素材にこだわりがあったとして、その良さが伝わるのは、食べてからですしね
ランチメニューが5品のみながら、思わず目を惹くには至らないことも、要因の1つなのかも知れません。
謎メニューの一角を担っている「煮込み飯」も、写真上だけでは味はおろか、商品の想像も出来ない品に見えるので、この謎が入店前に少しでも解き明かされれば・・・
などと余計な心配をすること15分
ランチ営業するお店としては、いささかのんびりした時間を掛けつつ、本日のランチが提供
こちらが本日のランチ、大山鶏手羽先のひつまぶしとなります。
まず、メインとなる大山鶏手羽先ですが、
ふっくらと焼き上がり、骨を外された手羽がご飯の上に3つ
その下には、鶏のそぼろも敷かれており、なかなか興味そそるビジュアルとなっております
また、前述した通り、こちらの品は「ひつまぶし」となることから、
青ネギにワサビ、そして青海苔といった薬味も一緒に提供
まずはご飯そのままで頂きつつ、中盤には薬味を投入
そして後半戦は、ポットに入っている鶏スープを用いてお茶漬けスタイルにするという、正にひつまぶし
問題となるのは、鶏スープのお茶漬けに対する、手羽先&そぼろの相性
そして、謎の存在感を放っている卵の黄身を、どのタイミングで、どこに投入するのか?
(卵の使い方については、特にレクチャー無しw)
そぼろがご飯にのっているという事は、卵もご飯に落とし、即席親子丼にでもすべきなのか?
それとも、鶏肉を卵に浸して食べる・・・んな訳無いかw
まあ、どの食べ方が正しいのか正解は分りませんが、ひとまず頂いてみましょう。
まずはそぼろ部分より一口
生姜が効いた鶏そぼろとなっており、味付けは控えめですね
もうちょっと醤油が濃い味付けの方が、ご飯が進みそうですが、あくまで主役は手羽先ということでしょう
続けざまに、今度は手羽先を一口
弾力があり、ブリッとした肉感が強く、さすがの大山鶏といった食感
じんわり火を通していることが伝わりますが、これが提供までに15分も掛かっている要因と思われます
時間を掛けて焼き上げているだけあり、中まで火は入っているものの、しっかりした食感ながら、身が固くなること無く丁寧に焼かれていることが伝わってきますね。
さて、ここからは味変を初めて見ようと思うのですが、まずは薬味・・・そして海苔
卵は・・・面倒くさい、一緒に入れてしまえ!!
という訳で、進化した第二段階がこちら
いわゆる、玉子かけご飯スタイルに成長したものとなります
黄身を潰し、混ぜ合わせながら頂いてみると、先ほどよりもまろやかな味わいに変化
ただ、元の味付け自体が濃い訳では無いので、黄身の甘さでまろやかにはなるものの、鶏自体の味も薄く感じられてしまいます
もしこの手羽が、照焼風味などの味付けをされていたり、そぼろにもっと濃口の味付けがなされているのなら、卵を加える味変のメリットも分りますが、現状の味付けに卵を加えたとしても、あまり変化は産まれません
しいて言えば、黄身の弾力が凄いので、どこかしらで使ってみたかった、というだけに思えてしまいます(苦笑)
2段階目の味変が、微妙な不発に終わった所で、最終段階にチャレンジ
ここでは、器を変えて鶏スープを投入するとのことですが、
まずは鶏スープを単体のまま、一口頂いてみることに
いわゆる鶏白湯となるのですが、旨味はしっかり出ており、スープの濃さはなかなかながら、味を調えるために使われている化調が、少しきつい様な
先ほどまで頂いていた、そぼろ&手羽が薄味だっただけに、濃口に変わるのは面白そうですが、単体で頂くには濃すぎる感があります。
ちょっと濃い味付けのスープも、ひつまぶしにする目的ならでは、という事で
丼内に残ったご飯たちを一式、別皿へと移し、スープをIN!
絵面的には、なかなかな仕上がりとなった、第三段階といった感じです
ここからはお茶漬け形式という事で、箸をおろしここからはレンゲで頂いてみましょう。
まずはスープを混ぜ合わせたご飯を一口
これはもう、食べる前から想像出来る通り、当然の美味さとなります
鶏白湯のスープ(しかも濃いめ)にご飯は、明日地球に隕石が落ちようとも、失われることの無い鉄板の組み合わせ
これでご飯が進まなくなるようなら、ご飯食を辞めてパン生活に切り替えた方が良いくらい、文句の付けようが無い仕上がりを見せています
後載せで加えたワサビも、程良い辛味を与え、お茶漬けとしての出来に申し分はありませんね
ただ、ここで問題となってくるのが、手羽先の存在
先ほどまでは箸で頂いていたので、難なく食べる事が出来ましたが、お茶漬けスタイルに変化した第三段階で手にするのはレンゲ
肉質がシッカリしているマッチョボディな手羽を、レンゲで崩そうにも当然、歯が立たず
結果、手羽は先ほど同様に箸で頂くものとなり、スープに浸した一体感は、ほぼ無し
一方のそぼろや、事前に落とした卵の黄身ですが、これらもスープを投入することで、更なる進化を遂げたのか
というと、正直今ひとつ
悪くは無いものの、スープ投入によるプラスαを得られるかと言えば、そうとは言い切れず
なんでもかんでも、「ひつまぶし」にすりゃ美味しくなるのか、と言えばそうとも言い切れない品が増えてきている昨今ですが、
味を損なうことこそ無いものの、足し算がプラスに働く姿は、あまり感じられない結果となりました…
アイディアとしては面白さを感じたものの、出来上がった結果が、ケミストリーを起こす訳でも無いというのは、正直少し残念
ただ、単体で頂く分には、どれも相応には美味しい食材だけに、足し算することのメリットや、味変した先を吟味すれば、改良の余地はありそうですね。
また、前述した「煮込みご飯」も、味の想像をしがたい商品だけに、次回はこちらを頂いてみたいところです。
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焼鳥酒場 本田商店 千葉店
■ やきとりさかば ほんだしょうてん ちばてん
■ URL:https://tabelog.com/chiba/A1201/A120101/12044516/
(ネット予約 可)
■ 住所:千葉県千葉市中央区富士見2-14-6 LHビル千葉中央 1F
■ 営業時間:ランチ 月~金 11:30~14:00
ディナー 日~木 17:00~0:00 / 金・土・祝前日17:00~翌5:00
■ 定休日:無休