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【閉店】二度目ましての蘭州牛肉麺 塩味牛肉焼きそばを食べてみた
今年の4月、突如として近所にオープンした、千葉初となる「蘭州牛肉麺」。
私もオープン直後に訪問を済ませ
「なるほど、これが噂の蘭州牛肉麺ね」
といった印象を受けるものとなりました。
【閉店】千葉初上陸?の牛肉麺 東寺山にオープン、中国蘭州 牛肉麺で頂く、本場さながらの牛肉麺
高品交差点から、穴川インター方面に向かう幹線道路。
同通り沿いの店舗に、少し前から新店オープンを匂わせる看板がデカデカと設置されておりました。
その名も「蘭州牛肉麺」。
2018-04-17 08:48
しかし、あれから3ヵ月が経過した今になって、様々なメディアで蘭州牛肉麺を目にする機会が増えてきたのです
著名なラーメン評論家も、同店を高く評価していたりと、私の気付かない所で、密かな蘭州牛肉麺ブームが起ころうとしている・・・
そんな気配を感じつつも、未だそのブームに乗り切れていないことから、
オープンから3ヵ月が経過した「蘭州牛肉麺」を再訪し、密かなブームが起こりつつある理由を探ってみることにしました。
著名なラーメン評論家からも高い評価を受ける、謎の人気店に? 若葉区東寺山の中国蘭州 牛肉麺
オープン以来、2回目の訪問となる東寺山の「中国蘭州 牛肉麺」ですが、今回はランチでは無く夜の部へと初訪問
とは言え、前回訪問時も「ランチメニュー」的なものがあった訳では無く、
昼夜問わず、メニューはこちらの通りで
・蘭州牛肉麺(こちらのみ、3種ある麺のタイプから選択が可能)
・トマトソース牛肉焼きそば
・汁なし牛肉麺
・塩味牛肉焼きそば
の全4種類から選択するスタイルに変わりはありません
あと、一点変わった部分を挙げるとすると、初回訪問した際にはテーブル席にしか置かれていなかった
こちらの一品料理に関するメニューが、カウンター席にも置かれるようになりました(笑)
という訳で、こちらの一品メニューについても初めて確認するものとなるのですが
これがまた、レパートリー豊富で。
中華系居酒屋で頂けそうな主たるメニューが取り揃っているほか、チャーハンを始めとしたご飯メニューも提供している様子
こちらの厨房はカウンター越しにも見える通り、決して広い作りではありませんが、それでありながら、これだけの品数を提供すると言うのだから、随分な気合の入りようですね
しかも、お酒に合いそうなメニューも多いので、これは飲みに来ても楽しそうかも。
そんな一品メニューの中で、明らかに異質な存在感を放っていたのが、
こちら「蘭州特製鶏肉甘辛煮あんかけラーメン」なるひと品
注文は2人前(3000円)からとなり、その下には「麺お替わり自由」の一文が…
商品名からして、情報量が多く処理に手こずるというのに、そこに輪を掛けての麺お替わり自由
団体さん向けメニューとして考えるなら、確かにニーズありそうな品ですが、こちらのお店は原則カウンター席で、テーブル席は1組のみ
1日1組来るかどうか、という4人組のために、こんなメニューまで用意するとは、中国大陸の広さと歴史の深さを感じます。
そんな感じに一品メニューも気になるものの、この日はまだ仕事を残しているためノンアルコールで頂く事に
メインとなる品には、牛肉麺・・・と行きたかったのですが、同様に気になっていたメニューである
「塩味牛肉焼きそば」を選んでみると供に、一品メニューから「焼き小籠包」も合わせてオーダーしてみました。
2回目の蘭州牛肉麺では、もう一方の気になっていた品「塩味牛肉焼きそば」をオーダー
私がオーダーをし終えるのと、ほぼ同時くらいにお子さんを連れた4人組が入店。
こちらのママさんと中国圏の言葉でお喋りしていることから、近くに住んでいる中国圏のご家族と思われます。
こちらの4人組は、店内奥のテーブル席へ通された訳です
・・・が、それから数分後
店内にどことなく懐かしくも、胃がキリキリ痛みを覚えそうな香りが漂い始め
この匂いの元である、先ほどの4人組テーブルに目を向けると・・・
子供がマックのポテト、全力で食べてるしw
(蘭州牛肉麺のお向かい産と思われます)
食べ物の持ち込みどうこうは、お店の判断によるものですから、お店が良しとしているならまあ構いませんし、更に言えば子供のご飯ですしね
でもこれが、一時Twitterで話題になってた
「新幹線の中でマックを食べるのはアリ、ナシ??」
の議論に至る由縁なのか・・・を、身を以て体感することが出来た様です。
そんな揚げたてポテトの香りに包まれつつ、一足先に配膳されたのがこちら
焼き小籠包から、となります
コロッと一口サイズの小籠包に、綺麗な焼き目が食欲そそりますね
ただこの、並べ方の雑さwww
焼き目を見せたい故かも知れませんが、なんかもうちょい方法は無いもんでしょうか(笑)
まあともかく、ひとまず一口頂いてみましょう
カリッとした皮の中から、溢れる激アツな肉汁スープ・・・そうそうこれこそ小籠包でしょ
地獄の鬼も尻込みする程の熱さ故に、一旦肉汁スープをレンゲに移し・・・
レンゲに・・・・
レンゲ、無いしw
じゃあ仕方ない、醤油&ラー油用の小皿に移し・・・
小皿に・・・
小皿も、無いしw
一体、この激アツ小籠包をどう食べろというのか、謎は深まるばかり
ここはもう、火傷覚悟で一気に口の中へ・・・止めておこう
ひとまず、穴を空けて中を冷ましながら、後ほどゆっくり頂きましょう
激アツ小籠包の食べ方に試行錯誤する間、本日の真打ちが登場、
こちらが「塩味牛肉焼きそば」と、なり・・・ま・・・
肉、少ないよな…絶対に
確かメニュー上の写真だと
こんな感じなのになあ…
良く見ると色合いも違うし(これはフォトショ?)、野菜のサイズ感も大分異なる様子
なんだったら、写真と実物とでは、使用されている具材そのものまで違う様な…
まあ、例えパネマジがあったとしても、美味けりゃ文句はありません
これ位は許容範囲としましょう
無理矢理、納得しつつまずは麺を一口
あーやっぱ打ち立ての麺、別世界の食べ物級に美味い(笑)
日頃、ラーメンならまだしも、焼きそばに至ってはまず口にすることの無い、打ち立ての麺
ですが、実際に打ち立てホヤホヤを頂いてみると、モッチモチ具合が段違い
日本風の焼きそばのように、焦げ目や焼き目も殆ど付いておらず、全体へ均一に熱を通しているため、どこを食べてもモッチモチが続きます
味付けについては、蘭州牛肉麺とは違い、薬膳的な風味は感じず、シンプルな塩胡椒がベース
その味付けのシンプルさ故、麺の美味さがハッキリと感じられるというか、この麺の美味しさを強く感じるには、シンプルな味付けであることすら、調味料の一環とも言えてしまいます
写真で見る限りは、もっとソース系の濃い味にまとまっている様子を受けましたが、これは余計な味付けが無いからこそ活きる、手打ち麺の美味さを心底味わえるひと品じゃないでしょうか
具材に関しては、まあ思う所は色々ありますが(やっぱ、牛肉が少ないのは忍びない…)、それをも良しとしてしまう程、小麦の香りや風味、弾力を強く感じる麺の美味さが際立っています。
途中、味付けに飽きを感じたら、テーブル上にある「蘭州牛肉麺」用の調味料(自家製の辣油)で、辛味を足すことも可能
元がシンプルな味付けだけに、辛味を加えたとしてもバランスを崩さず、最後まで美味しく頂く事が出来ました。
ただ、焼き目や香ばしさが無いことを考えると、これを本当に焼きそばと呼ぶべきなのか
正しく名乗るとするなら、炒麺じゃないのか?と疑問に思うところは少なからず…
ま、その辺の細かいことは、日本語と中国語(北京語?)との誤変換くらいに受け止めておきましょう。
なお、前半に配膳されたものの、その熱さ且つそれを回避する術無く、冷ましていた焼小籠包ですが
こちらも、皮から肉汁を放出し、温度を下げることで、食べやすい適温を得るに至りました
甘みが強い餡ではありますが、肉もたっぷり食べ応えもなかなか
ビールのアテに食べるなら、これは一級品のツマミになりそうですね。
という訳で、2度目の訪問となった今回の「蘭州牛肉麺」ですが
著名な評論家さんの様に、精密機械の如く繊細な味の違いを見つけ出せない私にとっては
「これぞ!蘭州牛肉麺!!」というお勧め処を見つけるには至りませんでした
が、目の前で手打ちされ、打ち立てホヤホヤで提供される麺が
「いかに美味いのか!!」については、その違いが最も分かりやすい「焼きそば」を頂いた事で、その違いをしかと感じる事は出来ました。
加えて、「麺」をウリにしているお店ながら、一品物の豊富さも見逃せない所でしたので、次回はビール片手におつまみメニューを堪能してみたい所ですね。
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中国蘭州 牛肉麺
■ ちゅうごくらんしゅう ぎゅうにくめん
■ 住所:千葉県千葉市若葉区東寺山町934-1
■ 食べログURL:https://tabelog.com/chiba/A1201/A120105/12044034/
(ネット予約 不可)
■ 営業時間:11:30~23:00
■ 定休日:月曜日(だいたい)