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千葉で小籠包と言えば、京鼎樓(ジンディンロウ) 名物の点心より麻婆豆腐がお勧め!?
先日の日曜日は、久々家族を連れ出して1日外出
結果、晩ご飯も外食に出る事となり、向かった先は千葉そごうのレストラン街
土日の昼は賑わっている同フロアも、夜は人気が少なく、どの店にも入店出来そうな中、ここは子供の意見を尊重すべく
「なにが食べたい?」と聞いたところ、返ってきた答えは「肉まん」(笑)
そごうの10階で思いつく肉まん、といえば・・・
小籠包を始めとした、点心を看板メニューとしている「京鼎樓(ジンディンロウ)」
数日前に中華を食べたばかりで少し気が進まないものの、点心系で攻めるのなら別の角度から攻め入れるのでは、と推察し、こちらで晩ご飯を頂くものとなりました。
千葉そごうレストラン街 屈指の人気中華専門店「京鼎樓 千葉そごう店」
本日の晩ご飯に向かった「京鼎樓」ですが、台湾に総本店を置き、日本では恵比寿に本店を構え、全国展開する小籠包の有名店。
当然、品揃えも豊富に取り揃っており、
看板メニューの小籠包だけでも、バリエーション豊富に多数の具材が展開されています
また、小籠包だけではなく、他の点心も充実しており、焼売や餃子、そして我が子が希望した「肉まん」も。
点心以外のメニューも多数揃っており、
総本店を置く台湾の料理は当然、広東料理を中心とした中華料理も幅広く展開
ご飯のお供だけでなく、お酒のアテになりそうなメニューも豊富で、
その多くの品が、1~2人前の小サイズだけでなく、3~4人前ある大サイズにて注文可能となっており、団体での宴会にも使いやすいお店となります。
団体向けの大皿だけでなく、お一人様でも食べやすい
1人前サイズのご飯類や麺類もそつなく揃っているものの、そごうレストラン街に構えるお店だけに、ランチ帯を除けば定食やセットといったメニューは無し
店内外の雰囲気を含め、1人で訪問するお店と言うよりは、家族や複数人で連れ合って利用するお店といった雰囲気になります。
という訳で、例に漏れず、家族連れでの訪問となったため、看板メニューである点心をメインにオーダー
小籠包を頼みつつ、子供のリクエストであった「肉まん」を注文すると
『肉まんの提供には3~40分掛かります』とのこと
注文が入ってから蒸してくれるのは有り難いですが、肉まん1つに3~40も待つほど、日曜の夜は長くない
とは言え、肉まんが食べたいという子供のリクエストを無下には出来ないので
「小さい肉まん(要は小籠包)でも良い?」と説得を試みてみると、これをしっかり快諾
我が子ながら聞き分けの良さに惚れ惚れしつつ、小籠包を多めに注文し、その他取り分けられそうな数品をオーダーするものとなりました。
看板メニューは点心ながら、独特な辛ウマさを秘めた麻婆豆腐も密かなお勧めメニュー
肉まんを食べたいという子供のリクエストを受け、訪問した千葉そごう10Fの京鼎樓(ジンディンロウ)
しかし、肉まんの調理に30~40分を要することから、
「小さい肉まん」で納得して貰うべく注文した小籠包から、まずは到着となります。
テーブル上でセイロの蓋を開くと、そこにはホカホカに蒸し上がり、皮がツヤツヤした小籠包が6つ
中身もしっかり詰まっていそうで、モチモチした皮が食欲をそそります。
上記の小籠包とほぼ同じくして配膳されたきた、もう一つのセイロですが
同じく6個の小籠包ながら、こちらは3色
白の小籠包は上記と同じデフォの品ですが、残る2つは
・黄色 → カレー
・緑 → 烏龍茶
といった、いわゆる変わり種系の小籠包となります。
先に配膳されたデフォの小籠包は子供に与え、大人二人は変わり種小籠包を頂くことに
レンゲにとって軽く穴を空け、スープが流れでたのを確認して一口・・・
熱く、ない。
そうなんです、ここ京鼎樓の小籠包
以前にも全く同じ体験をしたのですが、全然熱くない、という訳では無いものの、いわゆる「フハフハ」するようなアツアツ状態ではなく
ホクホクする程度の温度で提供されるため、皮は美味しく仕上がっているものの、レンゲに流したスープが今ひとつの温度で提供されるんですね。
この微妙な温度で提供されるスタイルが、お店独自の仕様なのか、それとも本場台湾ではこういうものなのか
どれをもって「小籠包の正解」なのかは分らないものの、アツアツをフハフハして食べる小籠包のイメージとは遠く、スルッと一口で食べ干してしまえるのです
とは言え、アツアツではないものの、美味しさについてはなかなかのもの
モッチリした皮は触感が良く、デフォの小籠包、カレー味共に満遍なく美味しい中、なかなか面白かったのが烏龍茶の小籠包でして
スープがウーロンなのかと思いきや、皮自体にウーロンの茶葉が練り込まれており、噛みしめた瞬間から、その口当たりは烏龍茶
他の2品よりも、茶葉の香りが立っていることで風味が良く、個人的にはこの烏龍茶が一番のお気に入りですね。
続いて配膳された品となるのが、
かみさんがチョイスした、こちらのフカヒレスープ
私自身はフカヒレに対し、なんら関心が沸かないので、どのフカヒレが美味いのか、そうでないのか違いも良く分らず(笑)
スープそのものは、そつなく美味いとは思うのですが、フカヒレ1つが入るだけで、何故にこうも高額になるのか分からず
フカヒレの持つ崇高さや気品といったものを知るのは、まだ数年先の話となりそうです….
そんな良く分らないスープを頂きながら待つこと数分、
本日の主食となる「高菜チャーハン」が配膳されました
具材は卵と高菜のみでいたってシンプル、それでありながらお値段1080円となる訳ですから、相当な自信なのか、それともそういう価格帯をウリにしているだけのお店という事か
では早速チャーハンを頂いてみると、強い火力で炒められていることが如実に伝わるお米のパラパラ具合
卵もしっかりご飯に絡んでおり、中華屋さんが提供する典型的なチャーハンとして仕上がっています
が、高菜自体の味が薄いのか、それとも根本的な味付けの問題なのか、チャーハンにしてはかなりの薄味設定に感じます
本格的な中華の味付けがこういうもの、と言うのであれば仕方ないものの、それなら気取った本格中華よりも、まだまだ町中華の方が私好みとなりますね。
フカヒレスープにチャーハンと、立て続けに今ひとつな料理が続いてしまい、テンションも下降気味な中
最後にもう一つ注文していた、この日のおかず
麻婆豆腐がテ-ブル上にようやく到着。
小籠包はともかく、それ以外の品がどれも不発続きで、期待を寄せることなく頂いてみたこちらの麻婆豆腐…
これが見事、私の好みにクリーンヒット!!
麻婆豆腐と称しているものの、山椒のシビれを現わす「麻」ではなく「辣」が強く、バシッとした辛味が底から沸き上がるタイプの麻婆豆腐で、イイ感じに辛味が続きご飯をそそる旨味も携えています
麻婆豆腐の定義からすれば邪道、とも言えそうですが、シビではなくカラ推しタイプの麻婆であるからこそ、薄味に感じ少し残念だったチャーハンとの相性も抜群
(そもそも、チャーハンと麻婆豆腐を共に食べること自体、邪道でしょうが)
ここまで、不発続きで意気消沈していたテーブルのムードが、麻婆豆腐の想像を上回った辛味により一気に急展開
むしろここに至るまで、ボヤッとした味付けが続いていた事により、一層この麻婆豆腐の強い刺激が引き立てられたようにも感じます。
そこまでを計算し、他の品の味付けを控えめにしていた・・・とは到底思えませんが、今ひとつな印象でお店を後にする一歩手前、最後の砦となる麻婆豆腐が想定外の働きを見せるものとなりました。
とは言え、ここ「京鼎樓(ジンディンロウ)」の看板メニューは、やはり点心
中でも小籠包を一押しとしているお店であるにも関わらず、それらを頂き今ひとつな空気が流れる中、想定外の麻婆豆腐により印象を立て直す結果となったことが、果たして正しいのかどうか・・・
微妙なジャッジではありますが、まあ少なからず、麻婆豆腐については再び食べたくなる程、私の好みにバッチリ刺さる一品を頂きました。
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京鼎樓(JINDINROU) 千葉そごう店
■ じんでぃんろう ちばそごうてん
■ 住所:千葉県千葉市中央区新町1000 そごう千葉店 10F
■ 営業時間:11:00~22:30
■ 定休日:そごうの定休日に同じ