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【閉店】千葉初上陸?の牛肉麺 東寺山にオープン、中国蘭州 牛肉麺で頂く、本場さながらの牛肉麺
高品交差点から、穴川インター方面に向かう幹線道路。
同通り沿いの店舗に、少し前から新店オープンを匂わせる看板がデカデカと設置されておりました。
その名も「蘭州牛肉麺」。
都内の神保町にて、うどんの名店「丸香」と人気を二分するほどの行列店である「馬子禄」のブームあってか、都内始め少しずつ日本でも浸透し始めた、中国蘭州式ラーメンこと牛肉麺のお店が、ここ千葉にもオープンする模様となります。
ちなみに、事前にフラッと覗いてみた情報によると
きたる4月15日、日曜日から営業を開始する模様です。
ただ、同日は所用があった為、開店翌日となる16日に、満を持して初訪問を果たしてきました。
麺屋奥村の跡地に4月オープン、千葉では初?となる牛肉麺専門店、蘭州牛肉麺
高品~みつわ台を結ぶ幹線道路沿いにオープンした、蘭州牛肉麺。
ラーメンフリークに伝わりやすい説明をしますと、1年ほど前まで「麺屋奥村 千葉店」のあった店舗となります。
東寺山の麺屋奥村 千葉店 トッピング豊富な油そばがお勧めながら、欠点は…駐車場!?
こちらの場所ですが、人も車も通りが多く、更に同通り沿いには
・杉田家
・武蔵家
・らーめん花月 嵐
・くいどん
・赤門
・ブロンコビリー
などなど、とにかく飲食店も多く、千葉でも有数のお客さんの流れがある大通りとなります。
が、しかし・・・
それだけの好立地ではあるものの、蘭州牛肉麺がお店を構えたテナントには、1つだけ弱点が。
それが・・・駐車場なのです。
車の通りが多い場所ではあるものの、近隣にコインパーキングが無い事。
そして、蘭州牛肉麺のテナント内には3台分の駐車場スペースが確保されてはいるものの・・・鬼レベルに車が入れ&出しづらいのです。
かつて、同テナントにお店を構えていた奥村も、個人的にはレベルの高い油そば&つけ麺のお店に思っていたのですが、とにかく車を入れづらい駐車場でして。
幸い私は近所なもので、徒歩やチャリでの訪問が可能であったものの、一般のお客さんにとって、千葉市内の飲食店ではやはり、駐車場スペースの確保は重要と言えます。
味はもちろんの事、同問題点を解消できるかどうかも、この地でお店を構えるにあたり重要項目となりそうですが、まずは味の方から堪能させて頂きます。
という訳で、新店に付きオープン時刻が分らなかった事から、安パイを狙い11:30に訪問。
※ もちろん、チャリで行ってみたw
既に先客が二名おりましたが、どちらも未配膳となっていたため、開店間もない様子です。
カウンター席に座り、まずはメニューから。
看板にもデカデカ記載ある通り、メインとなる品は「蘭州牛肉麺」になります。
ちなみに同品、麺を3種から選ぶことが出来るとのこと。
細麺、三角麺、平麺とあり、平麺はきしめんのような極太麺。
むしろ三角麺の方が、日本のラーメン店でも馴染みある、平打ち太麺に近いイメージです。
その他メニューとして、
汁無しの牛肉麺、更にはトマトor塩味の牛肉焼きそばなども。
トッピングの方はシンプルですが、焼き餃子や焼き小籠包も提供される模様です。
また、しっかりとメニューを確認した訳では無いのですが、今回私が座ったカウンター席では無い、テーブル席の方にはメニュー表もありました。
チラ見した程度にはなるのですが、そちらのメニューには中華系のお惣菜やチャーハンなどの記載が。
まだオープン二日目となりますので、今後は牛肉麺以外のメニューも充実していきそうな雰囲気を感じます。
ひとまず、本日は初見となりますので、基本となる「牛肉麺」の細麺を選ぶことに。
ついでにトッピングより、「牛肉」を追加し、独り追い牛肉プレイを始めてみようと思います。
そして、注文後には・・・
何故か、お豆の煮付けが提供(笑)
給食や病院食のようであるものの、どことなく懐かしさを感じる煮付け、意外に箸が進んでしまったりします。
オーダー後に打ち始める、出来たてモチモチ食感が味わえる牛肉麺
有線やBGMが無く、表を走る車の音がやたらと響く、蘭州牛肉麺の店内。
注文を終え数分が経過した頃、静かな店内に、何やら頭上で聞き馴染みの無い効果音が流れ出し・・・
思わず上(カウンター内)を覗いてみると、店主さんが麺打ちを行っておりました。
本場のスキル、技術がどんなものなのか知りはしませんが、その巧妙な手さばき、職人芸に思わず見入ってしまう程。
このパフォーマンスだけでも、わざわざ足を運ぶ価値がある・・・?かは知りませんが、麺好きにとっては面白いパフォーマンス?を目の前で拝むことが出来ます。
麺打ちパフォーマンス?から2~3分程で、配膳がスタート。
先客2組への提供が終わったところで、最後に私の元へも注文の品が到着となりました。
こちらが、蘭州牛肉麺の看板メニュー「牛肉麺(細麺)」の牛肉トッピングとなります。
デフォのチャーシューがいくつあるのか、メニュー上で確認が出来ないところに牛肉トッピングをした為、追加トッピングの分量は解らず…
まあ、牛肉多めとあるなら良い気分なのは間違いありませんので、早速スープから頂いてみます。
見た目通り、透き通った清湯スープは牛の旨味が全面推し。
焼肉店の牛テールスープの様な味わいですが、油分は少なく、漢方の様な独特の香り、風味に中華らしさを感じます。
注文時にパクチーの有無を確認されたので、無しにすることも可能ですが、意外におとなしめな味わいなので、パクチーありの方がアクセントが加えられますね。
また、配膳の際に
こちらのラー油も一緒にカウンターへ。
お好みで足して下さいとのことなので、後ほど追加してみようと思います。
続いて麺の方ですが、
つい数分前に、頭上でビュンビュン音を立てていた小麦の塊が、こちらとなります。
蘭州のラーメンとカテゴライズされてはいるものの、麺の食感はプリッとしており、むしろうどんに近いイメージです。
三角麺や平麺でも、その食感は大きく変わると思われますが、細麺に関して言えば、食感を除くと可も無ければ不可も無い、といった雰囲気。
無難な選択をしてしまった様で、平麺や三角麺の方が、本場っぽい雰囲気を味わえそうです。
(本場でもなんでもなく、ただの東寺山ですがw)
続いて、牛肉麺も一つの主役である、牛チャーシューへ。
こちらも、豚には無い独特の味わいはありますが、気持ちパサついた感が否めません。
良く言えば上品な味わい、悪く言ってしまえば、味気なくも思えます。
スープも味わい深いものの、日頃から濃淡ハッキリしたラーメンに慣れ親しんでいるからか、個人的にはもうちょいエッジの効いた味わいの方が好みですね。
という訳で、エッジを効かすべく、ここからラー油を投入してみることに。
思いのほか、ラー油の出足が良く、エッジが尖りすぎた様に思いましたが、意外や辛さは抑えめの仕様。
先ほどまでのおとなしめなスープに、「辛味」というブーストが加わったことで、スープの深みも明瞭になってきました。
朝ごはんに頂くなら、先ほどまでの落ち着いた味もアリでしょうが、昼ご飯にワシワシ頂くなら、ラー油によるブーストは欠かせないように思います。
また、麺を食べ進めていくと、
スープの奥底より、牛スジ肉がお目見え。
コラーゲンをタップリ纏ったスジ肉、先ほどのチャーシューより、こちらの方がスープにマッチしている様に思います。
という訳で、初訪問を果たした「蘭州牛肉麺」。
本場はおろか、同人気の火付け役となった、神保町の馬子禄すら未食なので、どれをもって正解の「牛肉麺」と呼ぶべきか解らない・・・
のですが、ラーメンとは違い、どちらかと言えばフォーなどのアジアンヌードルに近い味わいでした。
フォーとの最大の違いは麺、となるのですが、今回頂いた細麺では、その真髄を味わうには至らず。
これはもう、平麺、三角麺を食べ比べた末に判断しなければ、正しい「牛肉麺」の感想は出てこないように思います。
今回は初見となる為スルーしましたが、トマトor塩味の牛肉焼きそばも気になる所です。
また近いうちに、異なる麺、焼きそばを頂いてみたくもなりますね。
帰り際には、女将さんがドアを開けてお見送りしてくれるなど雰囲気も良く、良い意味で中国系のお店らしくない新店の登場でした。
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中国蘭州 牛肉麺
■ ちゅうごくらんしゅう ぎゅうにくめん
■ 住所:千葉県千葉市若葉区東寺山町934-1
■ 食べログURL:https://tabelog.com/chiba/A1201/A120105/12044034/
(ネット予約 不可)
■ 営業時間:11:30~23:00
■ 定休日:不定休(だいたい月曜休み)