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船橋の人気激辛店、四川火鍋専門店 みやま 予約困難なお店で頂く、2度食べればクセになる激辛火鍋!
二日前の事、友人より突如
「みやま、キャンセル出たんだけど行かない?」
との連絡が。
私と友人との共通言語となっている謎の単語「みやま」。
こちらは、京成船橋駅のすぐ近く、線路沿いにお店を構える火鍋の専門店、みやまとなります。
私がみやまに初訪問したのは、かれこれ4年ほど前。
友人共々、辛いものを探す旅に明け暮れていた頃、船橋で出会った火鍋の専門店。
当時は数日前に予約を入れれば、即訪問できる「知る人ぞ知るお店」であり、以来何度か訪問していたものの、最近はご無沙汰に。
というのも、昨今の火鍋ブームからか、ここ1~2年は予約が4ヵ月~半年待ちにも及んでしまう、超人気店となってしまいました。
それ故に、暫く訪問できていなかったみやまに、即日とは言えキャンセル枠で訪問できるとあらば・・・
という訳で、2~3年ぶりとなる、船橋を代表する超人気店
『四川火鍋専門店 みやま』にて火鍋チャレンジを敢行する運びとなりました。
※ この日も1時間早く船橋に着いてしまい、新しくなったシャポー内にて様々な誘惑に駆られたのですが、同じ轍は踏まずガマンすることに成功(笑)
なお、お店の入り口にはデカデカと
『完全予約制』の触れ込みを発見。
お店のことを知らずに見かけたら、威圧感すら覚えそうなお触れ書きですが、今やそれ程の予約が殺到する人気店である証とも言えます。
お店からしても、予約のみで席が埋まり、営業が回るのであれば、余計な在庫リスクも減る訳ですし、これこそ理想的な飲食店経営じゃないでしょうか。
初訪問から4年、気付けば完全予約制の人気店へ! 四川火鍋専門店 みやま
私が最後に訪問した2~3年前とは異なり、現在の営業スタイルは完全予約制となった、船橋の四川火鍋専門店 みやま。
開店と同時に店内へ案内され、各テーブルを見渡すと、全てのテーブルに火鍋と人数分のセットが既に用意されております。
聞く所によると、現在の営業は予約のお客さんのみで行っており、営業時間も18時開店の21時閉店。
予約のお客さんが一周したら、それでお店を閉めてしまうと言う、徹底したスタイルで営業するようになったとか。
『完全予約制』という希少性も相まってか、以前からも多いなあと感じていた著名人のサインが、気付けば倍以上に増加(笑)
近年は、千葉ジェッツが船橋に本拠地を置いたこともあって、スポーツ選手が来店する機会も増えたようです。
そういえば、最後にみやまへ来た時、二所ノ関親方(若島津)と高田みづえが来ていたなあ。
二所ノ関親方、その後の体調がちょっと心配ですね。。。
さて、メニューの方ですが、
こちら、まず基本となるのは「火鍋セット」。
各テーブル毎にこちらを1つ注文した上で、中に入れる具材は、各種から好きなものをセレクトする形式となっております。
具材の種類も実に豊富で、上記した豚、牛、鶏の各部位に始まり、
野菜や海鮮、〆のご飯や麺まで、自由自在なカスタマイズが可能となっています。
鍋ではありながら、そこに入れる具材を自分好みにカスタマイズ出来る、この自由度の高さもみやまの持つ魅力と言えます。
また、レギュラーメニューの具材以外に、
オススメの一品シリーズが掲載中。
こちらは期間限定、ということかどうか分りませんが、それにしても何だよ・・・イカおやじてw
なお、どの具材も1人前での価格表記となるのですが、みやまの「1人前」は、かなりのボリュームとなるので、人数分頼むことはせず、各具材共にまずは1人前からの注文をお勧めします。
今回は、予約の時点で
・豚バラ
・冬瓜
・台湾ソーセージ
・ラム
・鳥せせり
・ランチョンミート
・パクチー
までをオーダーし終えていたので、まずはこれらよりスタートする流れとなりました。
一度食べただけでは伝わらない!禁断の魅力を持つ、みやまの火鍋がスタート
予約時刻の18時が近づき、ようやくメンバー4名が集合。
(1人だけ遅刻していた気もしますが、まあ見なかったことに)
テーブルの上には、深紅に燃え上がる地獄の業火が登場となりました。
見ての通り、数えるのも面倒になり、投げ出したくなる程の唐辛子。
少し前までは、火鍋と白湯の二色スープで提供されていましたが、数ヶ月前からはこの通り「火鍋」一色にアレンジされたとのこと。
オンリー火鍋は初となるのですが、この逃げ場ない地獄の業火、果たしてどう出るのか楽しみです。
ちなみに、鍋を頂くつけダレは
ごま油&ニンニクといったシンプル設計。
辛&シビの奥に潜んでいる、薬膳の深い味わいを頂くには、シンプルなつけダレが良好なのでしょう。
そして、第一陣で注文しておいた具材が、テーブル上に所狭しと運ばれてきます。
ちなみに、これらの具材全て「1人前」となっております。
豚バラやソーセージはともかく、ランチョンミートもこの量で1人前・・・
1人当たりのカウントを、関取当たりの1人前で換算しているのでは無いかと。
それと、先ほどの更に盛りきらなかったラムが、
この通り別皿で提供される形で、いよいよ着火スタートとなります。
着火から15分程が経過し、鍋の温度もMAXへと到達。
ここから具材を入れて、火鍋の本番がスタート。
火の通った具材から順につけダレを経由し、いざ口の中へ…
一口目から容赦のない辛味、そして衰え知らずのシビれがグイグイと押し寄せてきます。
こちら、みやまの火鍋は、大量に投入された唐辛子にばかり目が行きがちですが、本当の辛さを運んでくるのは紛れもなく、花椒。
そして、様々な薬膳によって風味や苦み、甘みなどがブレンドされている点が、他店には無い、みやまの火鍋ならではの特長となります。
唐辛子の辛味を飛び越え、シビれをもたらす花椒を受け入れ、薬膳の奥に旨味を感じ始めるかどうか。
この域に到達できるか否か、が、みやまに対し賛否両論、意見が分かれる要因ではないでしょうか。
以前の2色鍋時代は、辛味に押され始めたら白スープに逃げることが出来たものの、現在のオール火鍋に逃げ道は無し。
これはまた厳しい展開になるのでは・・・と予見していたものの、退路を断ち、火鍋オンリーで攻め続ける事によって、辛味に対する慣れを覚え始めます。
すると不思議なもので、跡に残る花椒のシビれの奥から、薬膳から伝わる複雑な味わいに「旨味」を感じ始めるのです。
ただ当然ながら、辛い食べ物を苦手にしている方では、花椒や様々な薬膳の奥に潜む「旨味」に辿り着くことは不可能。
辛味ものを好み、辛さの奥にある美味さに辿り着こうとする、好奇心があってこそ、初めてみやまの独特すぎる火鍋が持つ魅力に辿り着けるのではないでしょうか。
また、様々な具材より染み出た旨味で、徐々に味を変えていくのもみやまの特長ですが、より分りやすい旨味を求める際には、
鍋の序盤より、海鮮系の具材を投下していくことがお勧めとなります。
中でも、ここ船橋の名産である「ホンビノス貝」は、船橋の様々なラーメン店でも使用されている通り、旨味の宝庫。
薬膳らしさを苦手とするのなら、序盤に海鮮系の具材を入れていくことで、魚介類の持つ濃い旨味が増幅し、食べやすさを増すことも出来たりします。
この様に、一般的に知られる火鍋と、みやまの火鍋との大きな違いは、旨味出汁と薬膳の差じゃないでしょうか。
オーソドックスな火鍋の場合、辛さこそあれども、その奥に早々から出汁の旨味が感じられるのに対し、ここみやまの火鍋では、序盤は突出した各種薬膳の香り、苦み、甘みを楽しみつつ、後半へ進むに連れ、各具材より染み出た旨味を楽しむスタイルと言えます。
私自身、初めてみやまの火鍋を頂いた時は、薬膳の風味が先行してしまいハマりきれなかったものの、それから回を重ねる毎に、様々な薬膳の持つ風味や味わいを感じつつ、食べ進めると共に変化する鍋の味わいを堪能出来る様になりました。
一度食べただけでは、辛味と薬膳っぽさばかりを感じるものの、回を重ね、また鍋に投下する具材に趣向を凝らしていくことで、次々に姿を変える火鍋。
それこそが、みやまでしか味わえない、または食べる人毎に異なる、唯一無二の火鍋に人気が集る由縁、ではないかと。
船橋の人気店、四川火鍋専門店 みやま 事前予約&訪問に際しての注意点
そんなこんなで、長らく完全予約のみで営業を続けている、船橋の人気店「みやま」ですが、現在確認したところ、2018年の6月まではすでに予約で埋まっているとのことです。
今からの予約ですと、最短でも7月以降となってしまいますが、同店のFacebookページでは、キャンセルが出た際の予約を受け付けているとのこと。
また、訪問する際にも、
・辛いものが苦手な方はNG(まあ、当然ですね)
・4人以上での入店は原則NG(広いお店では無いため、とのことです)
・営業時間中の電話はNG(電話予約をする際は、営業時間外にて)
上記の様なルールがいくつか設けられております。
これら詳しい点や予約に関する空き状況については、お店のHPに記載がありますので、そちらをご確認・ご了承の上での訪問をお勧めします。
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四川火鍋専門店 みやま
■ しせんひなべせんもんてん みやま
■ 住所:千葉県船橋市本町1-11-27 時田ビル 1F
■ 食べログURL:
https://tabelog.com/chiba/A1202/A120201/12005910/
(ネット予約 不可)
■ 営業時間:18:00~21:00(完全予約制)
■ 定休日:不定休