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千葉NO1の激旨ニラレバ! 西千葉、鳳華飯店で頂く絶品過ぎるニラレバ定食!

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少し前に「every」で特集されていた、レバニラ定食の専門店(都内のお店)を見て以来、「レバニラ定食が食べたい病」を発症。

この病を完治させるには、代替となるレバニラを食べる以外、当然方法はありません。

 

さすがに都内まで足を運ぶのは無謀となる為、千葉市内でレバニラの補給を考えるとなると・・・

千葉でもレバニラ定食の美味しいお店は数軒思い浮かぶのですが、その中でも格別な一軒と言えばそう、

千葉経済大学の斜め向かい、作草部駅と西千葉駅のほぼ中間地点、轟町にある「鳳華飯店」じゃないでしょうか。

 

という訳で、久々に発症した「レバニラ定食が食べたい病」を治癒すべく、開店間際の鳳華飯店へ行ってきました。

交通の便の悪さを考慮しても通いたくなる町中華、轟町の鳳華飯店

西千葉界隈には、いくつもお店を構える町中華。

その中でも、麺類から定食に至るまで取り揃えつつ、そのクオリティの高さで頭一つ抜けるお店となるのが、こちらの鳳華飯店。

 

思わず全メニューを制覇したくなるほど、どの料理も絶品となるこちらお店ですが、唯一の欠点となるのが・・・

駅から遠く、且つ近隣にコインパーキングが無い点となります。

 

最寄りの駅となるのは、

・JR西千葉駅

・モノレールの作草部駅

・モノレールの天台駅

これら3つのちょうど中間となるものの、どの駅からも徒歩で500m以上。

 

かといって近隣のコインパーキングは、

お店から細い路地へ入った通りに1箇所あるっちゃあるのですが・・・

大概は満車な上、万が一空いていたとしても、車を入れづらい狭小駐車場となっています。

 

その他の駐車場を探すと、作草部駅方面に向かうか、千葉大北門近くのパーキングに停め、5~10分の距離を歩くことに。

いずれにしても、交通の便が良いとは言えないお店なのですが、それを推してでも伺いたくなる理由は

このランチメニューの安さ、そして理不尽な程の美味さなのです。

 

上記では8品の掲載となりますが、ランチはこれらに加え

・たっぷりカツのソース丼

・野菜たっぷり目玉焼き中華丼

以上、10品がバリュープライス(全品710円!!)のサービスセットとして提供。

 

これ以外にも、ご飯モノはもちろん、麺類も充実しており、

この様に、中華の定番はもちろんの事、【町中華】の定義を満たす上で外すことの出来ない、

・オムライス

・カツカレー

・かつ丼

・焼肉ライス

なども取りそろっています。

 

そのメニュー構成たるや、下関マグロでなくとも【お勧め町中華】として、誰かに語り無くなる完璧な品揃えじゃないでしょうか。

また、一品料理も取り揃えが多いので、

 

夜ともなれば、これらをおつまみに一杯飲まずにはいられない、中華風居酒屋へと姿を変えてしまいます。

 

これだけの品揃えがあり、訪問する度あれもこれも食べたくなるのですが・・・

やはり今日の目的は「レバニラ炒め」。

久々に発症した「レバニラ食べたい病」を治癒すべく、ランチセットより「ニラレバ炒めと-ライス」をオーダーする事に。

歴代食べたレバニラの中でも、暫定1位な鳳華飯店のレバニラ定食

こちらの鳳華飯店を、千葉でもトップクラスの町中華に推す理由の一つが、先ほど上げたメニューの豊富さ。

ですが、メニュー数ばかりが理由ではありません。

 

この趣ある店内の造りも、ひとつの理由として数えられるのですが、

なんと言っても欠かすことが出来ない要素となるのが

「無愛想ながら、職人気質のご主人」の存在となります。

 

基本、ホールを担当しているのは若女将となるのですが、こちらは愛想良く接客しており、気配りも完璧。

若女将に注文を伝え、注文内容を店主に伝えるべく

若女将「Aセット(← ニラレバのこと) 1名様です」

この様に大声を張り上げるも、

店主「・・・。」

と、この有様(笑)

 

伝わっていないのでは無いか? と不安視した若女将が

若女将「Aセット入りましたよー(怒)」

と、再度声を張り上げることでようやく

店主「・・・ぁぃょ」

ここでようやく、会話(注文?)が成立となります。

 

これだけ無愛想に飲食業をやろうものなら、普通はお客さんが離れていくもの。

それだけの無愛想を振りまいていながらも、ここ鳳華飯店が、千葉でもTOPクラスの町中華として評価を集める理由とは、

● 若女将の愛想良い接客や、細やかな心配り

 

そして、

● 無愛想な姿からも職人気質がにじみ溢れる、激ウマすぎる料理の数々

これに尽きるでしょう。

 

そんな様相を見守ること、5分。

早くも登場となったのが、こちらのニラレバ炒め+ライス(通称Aセット)となります。

 

一般的に「ニラレバ」と呼称される場合は、【ニラ > レバー】の関係性を示すものが大半。

ですが、こちらの鳳華飯店では「ニラレバ」と呼称しながらも、その主従関係は完全に【レバー > ニラ】となります。

 

これでもか、とたっぷり入ったレバーですが、もちろんそれだけではありません。

絶妙すぎるレバーへの味付け、臭み抜き、フワトロな食感を残す火加減、その全てが、どれも超一級品なのです。

 

一切の臭みを感じることの無いレバーには、オイスターソース主体に味付けされながらも、ニンニクなどの調味料も相まって、ご飯を掻き込む手が止まらなくなる程。

具材はニラとレバーのみ、とシンプルであるが故に、この味付けがいかに絶妙であるかが如実に伝わってきます。

主役のレバーに対する火加減も驚きの業で、フワトロした食感が残ることにより、火を入れすぎたレバー特有のモサッとする感じは一切なし。

レバーにも大小様々なサイズが含まれているので、それぞれで異なる食感も楽しめ、ひと皿で二倍三倍のお得感を味わえてしまうのです。

 

また、忘れていけないのがスープの存在。

一般的に中華料理店のスープと言えば、生姜の効いた鶏出汁となるのですが、こちらのスープはどちらかと言うと韓国風。

焼き肉店のランチなどで提供される、ワカメスープの様な味わいになっており、これがどうにも、濃い味のおかずにマッチしてしまうのです。

 

ドイツの芸術家であるアビ・ヴァールブックの名言に「神は細部に宿る」という言葉がありますが、それを芸術では無く「食」で再現した様な料理。

ニラレバ界に神がいるとするなら、少なくとも千葉では、ここ「鳳華飯店」こそが、巡礼すべき地じゃないか。

そう錯覚させられるほど、劇的な美味さを誇るニラレバ定食(しかも710円!)なのです。

 

もちろん、鳳華飯店に宿る神は、ニラレバ炒めだけではありません。

昔ながらの味わいではあるものの、それを現代の流行、食材に合わせ、着実に昇華されている麺類、

そのサイズ感からして、採算が取れているのか不安にすらなってしまう、唐揚げ&牡蠣フライなど、店内の各所に神が宿っているのです。

 

加えて、町中華の栄冠を得るべく、提供されているかの様な

・オムライス

・カツカレー

・かつ丼

・焼肉ライス

なども気になる所。

(残念ながら、これらはまだ未食なのです…)

 

古き良き時代を現在に伝承しながらも、留まること無く進歩を続けている町中華。

次の世代にも是非引き継いで欲しい、【伝統を継承しつつも進化する町中華の味】が、ここ西千葉(正確には轟町)にあるのです。

 

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鳳華飯店

■ ほうかはんてん

■ 住所:千葉県千葉市稲毛区轟町1丁目8-17 塚田マンション1F

■ 営業時間:11:00~15:00 / 17:00~20:00

■ 定休日:日曜日

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