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【閉店】都賀駅から徒歩2分 広東料理 茶居銘(チャイナ) 昼から飲みたくなる中華で頂く、冷やし中華
夏本番には遠いものの、暑い日が続く6月。
本領を発揮する猛暑が訪れる前に、今年の夏を乗り切れる「パンチある冷やし中華」を、ここ最近模索中。
その過程で、情報を発見したのがこちら。
都賀駅西口から、徒歩2分という駅チカながら、ロータリー裏手にあり、これまで未訪問だった町中華屋さん。
広東料理 茶居銘(ちゃいな)に初訪問してみました。
都賀駅徒歩2分の茶居銘(チャイナ) 昼からビール、紹興酒の気持ちが分る中華屋さん
冷やし中華に関する情報収集を行っていた際、こちらの冷やし中華が絶品だという情報をキャッチ。
当然、私の目標は冷やし中華となるものの、町中華には必ずといって良いほど、私の決意を鈍らせるだけの魅力を発揮するメニューと遭遇してしまう。
そんな時に、初動の決意を鈍らせずに済む様、この日は家族連れで訪問してみることに。
(要は、気になった品を家族に注文させ、シェアしてもらうだけの貧相な作戦)
店内に入り、メニューに目を向けてみると
同じ千葉の都町で、激安過ぎる中華店の価格を目にしてきた後だけに、価格とセット内容を見る限り、そこまでの感動は湧き上がらず。
参考:都町の新店、聚福順 (シュウフクジュン) 激安中華はラーメン一杯まさかの100円!? ⇒
良い意味で期待を裏切らなそうな、オーソドックスなランチメニューたち。
そして、こちらが大本命。
「食べるべき一品」と店側からしてプレッシャーを掛けてくる、冷やし中華。
定番の具材が載った、シンプルな冷やし中華にも見えるが、他店には無い何かが潜んでいるに違いない。
その他、通常メニューにも目を向けてみると
見るからに、酒のアテになりそうな一品物が実に豊富。
開店直後だというのに、入り口付近のテーブル席に、ジョッキ片手に大声を張り上げている大先輩がいる訳だ。
あ、早くも二杯目に紹興酒を注文している…
今日の所は注文を避ける予定だが、麺類のメニューもチェック。
広東料理のお店だというのに、台湾ラーメンや豚骨ラーメン。
果ては味噌ラーメンまでも取り揃えており、日本人の好みをしっかり掴んでいる。
チャーハンもシンプルそうに見えるが、これもまたウマそう。
危うく、紆余曲折するところではあったが、今日の所は強い信念を保ち、
・冷やし中華
・五目チャーハンセット
・千鍋ホルモン
以上3品をオーダー。
茶居銘といえば話題の冷やし中華、そしてチャーハンを注文してみた
私の勝手なイメージながら、冷やし中華といえば具材豊富ながら、量は少なめといった感覚がある。
そのため、平らげた頃に腹が空くケースも少なくなく、空腹防止に向けて、普段より多めのオーダーをしてみたのだが…
到着した、茶居銘の冷やし中華はこちら
想像していたより、ずっと量が多い(笑)
有り難いことではあるのだが、具材も豊富で、
・千切りレタス
・トマト
・きゅうり
・錦糸玉子
・キクラゲ
・鶏チャーシュー
・エビ
と、その数実に7種類。
更には、なぜだか分らないザーサイ&杏仁豆腐までがセットとなり、現れてしまった。
まず、麺から頂いてみると、これがキンキンに冷えている。
茹でた中華麺を水で締めただけで無く、皿の中には氷が多数盛られており、これが食べる直前まで、キッチリ麺を冷やしている様だ。
この氷により、味が薄まらない様、酸味の効いたタレも濃いめに味付けられており、濃度のバランスは実に均整が取れている。
具材も全て、均等に千切りされており、手間の掛かる料理であることが十分に伝わってきた。
奇を衒わず、良い意味で定番のど真ん中を突き詰めた様な、冷やし中華。
冷やし中華好きにとっては、こういった真正直で実直な品が好まれるのだろう。
そこに横入りする訳じゃ無いが、不真面目で横道にそれてしまいながらも、忘れられるパンチを魅せる冷やし中華を、私は求めていただけに、「食べるべき一品」とまで語られるこちらの品には、正直言って物足りなさを感じてしまった。
さて、その他の注文についてですが、まずこちらが
千鍋ホルモンなる品。
タップリの豚ホルモンを、ニンニクの芽と辛みダレと共に炒めた品。
言うまでも無く、ビールの飲みたくなる最強ツマミ。
これと白米であっても、ランチは十分成立してしまいます。
そして、空腹を満たすために掛けていた保険の一品、五目チャーハンセット。
これが…実にデカい(汗)
写真ではそのサイズ感が伝わらず、相も変わらず自分のカメラ技術の無さに呆れてしまう。
が、茶碗であればゆうに3杯を越えるであろう、ご飯の量。
そして、表だっては主張しないものの、中にはチャーシューを始めとしたタップリの具材。
油をキレイに纏い、パラッとした食感に炒められているお米は、中華の火力あってこそ。
シンプルな味付けながら、均整なバランスが取れているその姿は、ど真ん中ストレートながら三振の取れる一球、とでも形容できる品。
要は、シンプルなチャーハンなのに、物凄くウマかった、ということですね。
数々の期待を寄せていただけに、王道過ぎる冷やし中華は好みとは言えなかったものの、王道を愛する人にとっては納得出来るひと皿じゃ無いでしょうか。
むしろ、同じく王道を突き進んでいるチャーハンの方が、私はドハマリしてしまい、また一品物にも目を光らせてしまう品が数々。
無理にランチだから、と我慢を通すより、欲望に身を委ね、ビール片手につまみたくなる、そんな町中華との遭遇でした。
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【閉店】広東料理 茶居銘(チャイナ)
■かんとんりょうり ちゃいな
■ 住所:千葉県千葉市若葉区西都賀3-17-1
■ 営業時間:11:30~15:00 / 17:30~23:30
■ 定休日:火曜の午後のみ休み