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中華のチェーン店、日高屋に謎のご当地ラーメンを発見! その名も大宮担々麺!? 期間限定新メニューの由来が、実に○○○だった

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京成千葉中央駅前のセブンイレブンが移転したことによって

その跡地へ滑り込む様に、昨年末にオープンした、日高屋 千葉中央東口店

 

先日、同店お向かいにあるホテルミラマーレの中華料理店

中国料理 景山にてランチバイキングへ向かった帰り

前述した日高屋の前を通ると、見たことも聞いたことも無い、ご当地ラーメンの名前を発見

 

その名も・・・

大宮・・・担々麺・・?

 

パッと見ながら、そのビジュアルは、ニュー担々麺本舗に代表される、京浜系担々麺にも見える風貌

ですが、その名前は歴とした「大宮」

 

埼玉の大宮に、私の知らないご当地担々麺があったのでしょうか?

いずれにせよ、好物でもある京浜系タンタンメンを匂わせる品なら、一度は食べておきたい所

 

という訳で、連休が明けた平日

この日のランチは、謎深き大宮タンタンメンを解き明かすべく、日高屋 千葉中央東口店を訪れてみることに。

ご当地担々麺に更なる新勢力が出現!?日高屋の新メニュー、大宮担々麺を解き明かすべく、千葉中央東口店へ

全国にご当地担々麺は数あれども

未だ耳にしたことの無い担々麺、大宮担々麺を頂くべく足を運んだ、日高屋 千葉中央東口店

 

千葉駅界隈で日高屋といえば、C-oneからのスクランブル交差点前に

長らくお店を構える、富士見町店がまず思い浮かぶお店

 

24時間営業でもある同店は、富士見町界隈で飲んだ末の〆

ないしは、終電を逃した友人らと最後の最後に行き着くお店

などの用途で利用があるものの、歴としたランチ目的で日高屋を訪れるのは一体・・・何年ぶりでしょうか

 

加えて、本日訪れた千葉中央東口店は、昨年末にオープンしたばかりの新店

初めて足を運ぶものとなった、こちらのお店ですが、

まず驚かされるのが、メニューが全てタッチパネル形式となるところ

24時間営業となる富士見町店ならともかく、11時開店からの23時閉店となるこちらのお店で、注文が全てタッチパネル形式とは

 

ただ考えて見ると、富士見町店に比べホテル等の多い、中央東口店は観光で訪れる外国人も多いお店

となれば、口頭での注文よりも、他言語に対応しているタッチパネル形式の方が、お店にもお客さんにとっても利便性が高いのやも知れません

 

いずれにせよ、AIを始めとする電子機器が、人に代わって働く時代の訪れを感じずにはいられない中

そんなAI達に負けじと私は、くまなくメニューを物色することに

日高屋そのものが初訪問では無いとは言え、

飲んだ末の〆以外、ランチを目的としての訪問は、数えるほど

 

当然、数年単位で久しぶりの訪問となるのですが

やはり驚かされるのは、その値段の安さでしょう

 

お値段390円のラーメンからスタートし、最も高い五目あんかけラーメンでも、税込み630円

お酒の後の〆としてお勧めされる半ラーメンは、まさかの税込み200円

チェーン店ながらにメニュー数を厳選しているとは言え、この安さは破格と言わざるを得ません

 

それに対し、気持ち高めにも思われるのが定食メニュー

こちらは全5種で、お値段は600円から720円の範囲

 

一般的な定食のお値段として見ればリーズナブルな一方、チェーン店では無い大陸系の中華料理店が多い同エリア

あちら系の中華料理店と比較すれば平均的なお値段ながら、品数の少なさを加味すると、ここは中華料理店に軍配が挙がりそうです

 

しかし、そんな定食の微妙な価格帯をものともしないのが、

こちら、豊富なおつまみメニューと,アルコール類の安さ

 

近年、都心などでは

「日高屋飲み」なるフレーズが流行するほど、同店のおつまみ

そしてお酒の安さが特徴として報道されたり

 

なんといっても、ビール一杯290円

しかも発泡酒では無い生ビールが、ほぼ原価と変わらないいお値段で頂けてしまうこと

更には、種類豊富なおつまみすら、180円から290円で頂けてしまうのだから、せんべろ系立ち飲み店にも匹敵するリーズナブルさを誇っている訳で

 

そんなおつまみ、アルコール類の安さに驚かされるも

私の目的はお酒では無く、本日のランチ

 

続くメニューに目を向けていくと、

こちらは限定メニューでしょうか

「チゲ味噌」なるラーメンの姿を発見

 

見た目、商品名から察するに、

辛口の味付けとなる、キムチチゲとラーメンの合わせ技でしょうか

 

たっぷり盛り付けられたキムチにはそそられるものの、辛さの程には真偽が

更には、このたっぷり盛り付けすらも、信用ならないのがチェーン店ならではのアルアルで

 

まあ、そうは言いつつも、結局本日の目当てとなるのは、

こちら、大宮担々麺となる訳でして

 

写真で見る同品から確認出来るトッピングは

・ニラ

・溶き卵

・玉ねぎ

・挽肉

といった面々

 

これらが織りなす担々麺と言えば、そう

川崎や蒲田を中心に提供される、京浜系タンタンメンに他なりません

 

もちろん、あちらの京浜系には

上記したトッピングに加え、たっぷりのにんにくが入ってくるのが定石

 

対する、こちらの大宮担々麺には、写真で見る限りにんにくの面影は見えてこず

京浜担々麺-にんにく=大宮担々麺??

 

そんな単調な公式が成り立つとは思えないものの、ひとまず本日のオーダーは予定通り

前述した大宮担々麺を、辛さ増しにてオーダー

 

ついでに再度メニューの方からは、半チャーハン・・・

を選ぼうとしたものの、本日ばかりは思う所があって

敢えての変化球、やきとり丼を頂いてみるものとなりました。

見た目は京浜系ながらも、酸味強めな日高屋の新メニュー、大宮担々麺の由来が実にお粗末だった

炊き込みご飯やチャーハン、ピラフやビリヤニといった

「色の付いたご飯」に、とにかく目がない私

 

普段であれば、迷うこと無く半チャーハンをオーダーするものの

今日ばかりは、敢えての「やきとり丼」を頂くものとなった、日高屋 千葉中央東口店

 

謎ばかり深まる大宮担々麺

こちらの到着を待つ間、スマホで同ラーメンの存在について調べるものの、

案の定というか、やはりというべきか、そんなラーメンは存在しない様子

 

唯一、大宮担々麺についてHITした先となるのが・・・日高屋の公式サイト

こちらを見ながら、大宮担々麺の由来を調べてみると

「日高屋の本社が、大宮にあることから由来」とのこと

 

なんのことは無い、ただの本社所在地アピールとは

大宮の名産品らが集う個性的な担々麺を想像したものの、まさかのお粗末な由来

 

同品を頂く前に調べてしまったことを、思わず後悔せずにいられません

が、その風貌がもたらす京浜式担々麺っぽさは、まだそそられる部分でもあって

 

そんな訳で、注文から待つこと10分弱

こちらが、日高屋 千葉中央東口店にて頂く

期間限定メニュー、大宮担々麺(辛口)&サイドメニューのやきとり丼となります

 

まず目にしていくのは、こちら

穂高屋の本社が大宮にあることが由来とされる、大宮担々麺

思わず言葉を失ってしまったネーミングではあるものの、やはり具材の風貌は京浜系に近い模様

 

ただ、この距離で伝わる香りからは、ガーリック臭を感じないあたりは

京浜式タンタン麺との大きな違いと言えそうです

 

また、本日のオーダー時には「辛口」を選択した為か

器の上半分には、スープとは異なる赤みを帯びた辛味噌がトッピング

こちらを溶かしていくことで、辛さを段階的に増していくものとなる様です

 

それではまず、辛味噌を溶かずにデフォのスープから

しっかりした赤みを帯びたスープながら、辛味はあまり感じられず

もちろん、その色味通りに辣油は使用されているのですが

しっかりした赤さの割りに、差ほどの辛味には至らない辺り、チェーン店らしい配慮が成されている様です

 

そんなピリ辛加減にひと味を加えているのが、しっかり伝わってくる酸味

どうやらこの酸味の主、お酢やキムチなどでは無く、ザーサイがもたらしている様で

 

よく見るとスープの中にも、ザーサイとおぼしき姿がチラホラ

この酸味が良いか悪いかは別にして、見た目ほどの辛味は感じず

程良い酸味との共演で、辛いものが苦手な方でも食べやすい味わいに調整されております

 

ただ、ベースとなっているスープの方ですが

恐らく、鶏、更には豚系も使っているのかどうか

2種ほどの獣骨ベースとなるスープになっているものの、そこまで強い旨味には至っておらず

 

同じタイプのスープであっても、ここにたっぷりにんにくが加わり、

コクとうまみをもたらすのが京浜式タンタン麺

 

対するこちら大宮担々麺には、にんにくに代わるひと品として

特徴的な酸味を与えるザーサイがしっかり存在をアピールするのですが

なんか、、、そうじゃ無いんだよなあ

 

続いて、麺の方も頂いてみますと、

こちらはチェーン店ながらに個性的な、中太の平打ち麺を使用

しっかりスープが乗ってくる形状の麺となっております

 

ただ、個人的には麺が柔から過ぎに感じてしまい、食感部分に難を感じる所も

客層が幅広いチェーン店だけに、最大公約数に併せていることは分かるものの

せっかく平打ちにする拘りを見せるのなら、もう一工夫出来そうな気もします

 

続いては、先ほどの辛味噌をスープに混ぜ入れ、再度一口

最初に比べると若干の辛さ増しにはなったものの、やはりザーサイの酸味が強め

酸味ある麺が悪いとは言いませんが、担々麺を求めていた口に、この組み合わせはなんか違う様な

 

そして、同品のトッピングですが、

この通り、たっぷりの溶き卵にニラ、唐辛子

更には玉ねぎ、ザーサイらが投入済み

 

これらの組み合わせ、ボリュームは、良い意味でチェーン店らしからぬ量

メニュー上の写真と比べても、遜色ないトッピング量と言えます

 

ただ、担々麺を定義する要素の1つと言えそうな挽肉

こちらの割合が、他のトッピングに比べて、かなり控えめな雰囲気

 

・・・いや、居たかな?

メニュー上ではそれっぽい雰囲気を出していたものの、口にするスープからは存在が感じられず

まあ、ニラと玉子がたっぷり入っているなら、良しとしましょうか

 

が、しかし

ここで思わぬザーサイの登場によって、予定が大幅に狂ってきたのが、

こちら、やきとり丼の処遇となるのです

 

前述した通り、普段の私なら迷うこと無く半チャーハンをオーダーする場面

しかし今日、敢えてのやきとり丼をオーダーしたその理由とは

担々麺の余ったスープに、白米を併せるというマッチングを果たすためでもあります

 

スープに合わせるご飯となれば、やはりチャーハンでは無く白米の仕事

それを成すべく、本日はやきとり丼をオーダーしてみたものの

スープの多数派を占めるザーサイの酸味が、どうにも白米にマッチするイメージを浮かばせないのです

 

ここはおとなしく、やきとり丼単体として頂こうか

色々迷う所はありますが、

まあ、やきとり丼の具材はこんな感じ

やきとりっぽい甘めのタレで味付けされた鶏肉

 

とはいえ、いわゆる串上で提供される鶏の様な食感とは異なる1品

おつまみ程度に頂くなら、この味付けもアリ寄りと言えそうですが

ご飯と共に頂くには、ちょっと甘さが強目にも感じます

 

さて、そんなご飯と担々麺の組み合わせですが

私の想像には浮かび上がらない、マリアージュがあるやも知れぬ

そんな期待を込めながら、一口頂いてみるものの

やっぱ、ザーサイの酸味が勝ちすぎ

 

加えて、スープ自体の旨味も今ひとつとなってしまい

〆に白米を投下し、頂くスタイルには、馴染みづらい印象を残すものとなりました

 

 

という訳で、期間限定「大宮担々麺」を頂くものとなった、日高屋 千葉中央東口店

当初は、初物過ぎるネーミング故に、様々な憶測を繰り広げたものの

 

「本社が大宮だから」という、答えになっていない答えによるネーミング

良くも悪くも、そのネーミングに見合ってしまった、どっちつかずな印象にて終える結果に

 

辛すぎないけど、辛そうなラーメンが食べたい

京浜式のトッピングは好きだけど、にんにくはちょっと・・・

 

そんな層には、見事に刺さる一杯とも言えるのかとは思います

(そんな層、果たしているのか?)

が、その風貌から、京浜式担々麺を想像して頂くには、大分距離の遠い一杯に

 

同じ京浜東北線ではあるものの、間に東京を1つ挟むと

その行く末はまるで別世界であることを、しみじみ感じるランチとなりました。

 

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日高屋 千葉中央東口店

■ ひだかや ちばちゅうおうひがしぐちてん

■ 住所:千葉県千葉市中央区本千葉町7-12

■ 営業時間:11:00~23:00

■ 定休日:無休

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