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【閉店】西千葉の老舗中華ぎやまん亭 ラーメン1杯400円の激安中華で頂く、チャンタンメン
西千葉駅の千葉大側となる、松波エリア。
この周辺で私のマストなラーメン屋であったのが「GAKUSHOKU いちず」。
コインパーキングが少ない地域だけに、なかなか足を運べずにいたのだが
稲毛店、幕張店には無い牛骨のダブルスープが味わえることもあり、大変重宝していたお店。
が、しかし
『コインパーキングが少ない』という理由で、足を運べずにいた間に、GAKUSHOKU いちずが閉店してしまったとのこと。
無念極まりない情報に心を痛めつつ、近隣を散策していた際に覗いたお店となるのがこちら。
ちゃんぽん、皿うどんのお店「ぎやまん亭」。
西千葉駅から作草部に向かう大通りに、古くから店を構えているのは知っていたものの
外観・・・というか雰囲気というべきか、どことなく入りづらさを感じてしまい敬遠していたお店である。
が、GAKUSHOKU いちずの無くなってしまった今、同通りに活気を取り戻すべく
新たなお勧め店を発見できれば、との期待を込め、「ぎやまん亭」へ突撃してみた。
「値上げしないで頑張ります!」のPOPを地でいく学生街の激安ちゃんぽん屋さん
11:30のオープンと同時にお店へ向かうと、その入り口には
「値上げしないで頑張ります!」との手書きPOPが目に入る。
なんの決意表明なのかは分らぬが、店内に入りメニューに目を向けると、その決意の程がヒシヒシと伝わってくる。。。
同店名にもある通り、お勧めメニューであろうチャンポンは700円から。
(トッピング等の違いにより値段は変動する模様)
同じく名物と思われる皿うどんは650円。
写真のないメニューだけに、この価格のみで安いかどうかを判断することは難しい。
が、その下に目を向けると、店頭にあったPOPの決意が伝わる価格帯がズラリ。
・タンメン 550円
・九州ラーメン 450円!
そして、、、
・醤油&塩ラーメン 400円!!!
一時は300円を切っていた牛丼達も、デフレのスパイラルから脱すべく徐々に値段を上げているこのご時世に。
ラーメンがまさかの、一杯400円で提供されるとは・・・
恐るべし学生街。
いや、こちらぎやまん亭の店主さんの粋な計らいと言うべき価格設定だろう。
上記した麺類以外にもご飯モノが多数提供されており、
チャーハンは500円から、各種定食は700円前後と、これまた安価な価格設定となっている。
腹を空かせた学生にとって、有り難すぎる良心的な価格設定ばかりではないか。
ぎやまん亭でラーメン・・ではなく、激安でも無いちゃんぽんを注文してみたら
これだけ数多くの良心的な価格設定メニューが提供されている
とは言え、これは恐らく、腹を空かせた学生のために店主さんが気張っているからこそ出来る価格設定。
そんな店主さんの計らいに、そこそこ歳を召した社会人である私が、お言葉に甘える訳にはいかない。
同エリアの学生に、少しでも長く、安価な麺類を提供して貰える様、私が注文したのはこちら。
チャンタンメン(辛口チャンポン)となる。
・・・まあ、私がこれを注文することで、同店の救済になるとは思えないが
750円で提供されるチャンポンとしては、有り難いほどに大量の野菜が盛られているのが特徴的。
スープはあっさり系の豚骨ベースながら、海老や貝類といった魚介の旨味もタップリ。
そこに唐辛子系の辛みが加わっており、二日酔いの体を芯から癒やしてくれる。
チャンポンと言えば、即思い浮かぶ、あのお店とつい比較してしまいそうになるが、
学生が安価で腹一杯食べられるご飯を提供すべく、経営努力されているお店のチャンポンと
資本の力で価格競争を生き抜いているチェーン店のチャンポンを比較するのでは、そもそもの土俵が違う様に思う。
いずれにせよ、気の良い店主さんの「粋な計らい」が堪能出来る西千葉のぎやまん亭。
今の経営スタイルを継続できるよう、応援したくなるホッコリしたお店でした。
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【閉店】ぎやまん亭
■ ぎやまんてい
■ 住所:千葉県千葉市中央区松波2-19-5 鎌滝ビル 1F
■ 営業時間:11:30~15:00 / 18:00~24:00
■ 定休日:土曜日