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【閉店】千葉を代表する激ウマ中華、北葉飯店 餃子&カツ煮ライスにて、念願の『勲章』ゲット
1月6日、日曜日
なんてことない、2019年最初の日曜日となるのですが
実は私にとって、昨年より待ち焦がれていた特別な日でもあるのです。
すでに正月休みが明け、新年の営業を開始している飲食店が目立つ中
この1月6日は、そう
天台が、いや稲毛区が
いやいや、千葉市が誇るべき未来に残したい、味の文化遺産こと
「北葉飯店」の正月明け、最初の営業日となるのです。
かれこれ年末に訪問するも、タッチの差で正月休みに入ってしまい、待つこと1週間
この年始こそ、1発目に北葉飯店を訪れようと、1週間以上前から日程を調整し、ついにこの日が到来
そしてここ、北葉飯店には年始にお店を訪問することでのみ、手にすることが出来る『勲章』があるとのこと
その名誉を手にすることも目的の1つに掲げ、2019年最初の北葉飯店詣でへと向かってきました。
モノレール天台駅から徒歩5分 千葉を代表する町中華、北葉飯店へ2019年の年始参り
本ブログでも幾度と紹介してきた、北葉飯店
【閉店】推定千葉市NO1の餃子! 北葉飯店にて多幸感溢れる餃子&白米コラボ
ここ半年位、千葉市内にある中華屋さんを周り、色々と食べ比べてきた「餃子」。
そのきっかけとなったのが、半年前に初訪問し、驚く程に美味い餃子を食べさせて頂いた、天台にある中華屋さん
2018-05-18 07:50
モノレールの天台駅から稲毛区役所方面に徒歩7~8分
かつては商店街があったことを感じさせる通り沿いにお店を構え、ご主人と奥様の二人で切り盛りしている、いわゆる町中華的なお店となります
知らない人が見れば、どうという事なくも見えるこちらのお店
しかし、1度足を踏み入れたら最後、あしげく通うお客さんが後を絶たない、正に名店と言うべき表情を持ち合わせているのです
その名店を代表する看板メニューとなるのが、餃子
私も様々なお店で何百種と餃子を食べ歩いてきましたが、その上でここ、北葉飯店の餃子こそがNO1
餃子でありながらも絶妙な甘み、溢れんばかりの野菜、肉控えめながら満足度抜群の仕上がり、モッチリした皮と、他店では味わえないこの出来映えは唯一無二の存在
もちろん餃子以外の品も、何を食べても外す事の無いお店ではあるのですが、
これまた、町中華アルアルというべきでしょうか
とにかくメニュー数が多い(笑)
昨年1年間はほぼ月1ペースで訪問してきたのですが、それであっても全体の2割も味わえておらず
恐らく、私が未注文の品の中にも、餃子に肩を並べる幻の様な逸品が潜んでいるはず
そんな期待を抱かせてくれるのも、ここ北葉飯店の味わい方と言えましょう。
さて、この日の訪問時刻は、開店少し前を狙った10:55
車を駐車場に停め、店内へ向かうと、まだ暖簾は上がってないいながら店内にはお客さんが3組
恐らく暖簾を上げるより先にお客さんを入れてしまい、そのままとなってしまったのでしょう
今年も人気店らしく慌ただしい幕開けとなった様です。
北葉飯店名物、千葉最強の餃子に舌鼓も、カツ煮もさすがの美味しさ! そして念願の勲章も!?
かくして店内に入り、カウンター席へ
この日の注文ですが、相変わらずメニュー数の多い店だけに、何を頼むか悩むところ
ここにカミさんでも居れば、両者で一品ずつ注文する事でカウントを稼げるものの、この日のランチは私1人
1人で食べきれる量を想定しつつ、かつ餃子の注文を欠かすことも出来ず
悩んだ末に出した答えは、
・カツ煮ライス
・餃子(通常5個の所を3個にて)
以上をオーダーする事に。
注文を終えた後も続々とお客さんは入店
その多くが近隣の常連さんと思われ、年始の挨拶がてらでの訪問
忙しく鍋を振いながら、お客さんとの会話もしっかりこなす、正に町中華の原風景がそこに存在しています。
そんな光景を眺めながら、待つこと10分
忙しいながらも、恐ろしく早い手際で提供された本日のランチがこちら
カツ煮ライス&餃子(三個)となります
まずは、北葉飯店の定番ともなる香の物
今の季節は白菜の浅漬けが提供されますが、これが夏場になればキュウリに変更
年間通じて2種類の香の物が提供される訳ですが、とにかく量が多い(笑)
この日は1人という事で1人前での提供となるのですが、これが2人となると、この倍以上が提供
北葉飯店初心者ともナルト、メインのおかずに手が出るよりも先に、この白菜でお腹が満たされることもありますので、くれぐれもご注意を
続いては、ご飯モノのセットとして提供される
こちらのスープ
パッと見の感じは、よくある中華料理店のあのスープ
と思うものの、コレも一口含んでみると、これもまた只者では無いことに気付かされます
なにがどう、只者では無いのか?
それを説明するだけの知恵も勇気も、私は持ち合わせていないのですが
一口飲んで貰えれば伝わるはず、只者じゃ無い、と(笑)
そんな、到底レビューとは言えないレビューにて副菜2品を紹介しつつ
次に手を出すべきはもちろんコレ、
北葉飯店が誇る、千葉最強とも誉れ高い餃子になります
通常、こちらの餃子は5個で550円にて提供されるのですが、見ての通り1つのサイズがデカい
一般的な餃子と比較し、1.5倍程の大ボリュームを誇る餃子であることから、餃子単品ならともかく、他のおかずと共に食べようとすれば、成人男性でも厳しいボリューム
それだけに、数を減らして注文するのが、常連さんの定番スタイル
私もそれに習い、この日は3つ(お値段は330円)に減らしての注文となりました
さて、この餃子ですが、とにかく甘い、甘いんです
一般的な餃子の概念に「甘い」という形容詞は存在しないはず
しかし、ここ北葉飯店の餃子に関して言えば、「甘い」がまかり通ってしまい、そしてこの甘さこそが美味さの秘訣でもあるのです。
一般的に知られる「美味しい餃子」の定義で言えば、肉汁の量や美味さこそがバロメーター
対し、ここ北葉飯店の餃子は、肉よりも圧倒的に野菜が多め
そして、大量に詰った野菜こそが、餃子の既成概念を覆す甘さを産み出しているのです。
その甘みを存分に堪能するのなら、醤油やラー油といった小細工すら不要な程
敢えて漬けるとすれば、酢と胡椒
この組み合わせこそが、甘みで溢れかえったジューシーな餃子の旨味を最大限に高めてくれる調味料とも言えます。
そんな餃子を新年幕開けから堪能し、気持ちは昂ぶるばかり
しかし、その高揚するテンションを、更に限界突破してくれる品となるのが、
こちらの「カツ煮」となります
北葉飯店には、カツ煮ライス以外にかつ丼も提供されておりますが、この日は餃子も追加注文したことから、カツ煮ライスをセレクト
洗い物を一品増やしてしまい、申し訳無く思うところもありますが、洗い物ひと皿分もしっかりと吟味させて頂きましょう
まずこちらの豚カツですが、写真を見てもお気づきの通り、縦だけで無く横にもカットしてくれるのが北葉飯店仕様
以前食べたカツカレーでも同様だったのですが、縦に加え横にもカットし、一口サイズにしてくれることで非常に食べやすくなっております
そして、肝心な豚肉の様子はと言うと、これも案の定間違い無し
カツカレーと同じく、とにかく豚肉の甘みが際立っています
程良くピンクを残した豚さんからは、ひと噛みする毎に甘みというなの旨味が存分に溢れ出してきます
豚カツ専門店のような厚みこそ無いものの、程良く食べやすいサイズ感で、ジューシーさと豚肉本来の旨味、両者がしっかり感じられます
また、カツをとじている玉子と出汁からも旨味と甘みがしっかり感じられ、これを吸い上げた衣までもがしっかり美味しい
カリッと、ジュワ、2種の味わいを楽しめる事も勝つにならではの楽しみ方で、ここが中華料理店であることを忘れる程、カツをとじている出汁もまた秀逸な美味しさ
たっぷりの玉ねぎが一緒に閉じられているので、これらからも旨味と甘みが溢れ出し、まるで洪水のような甘旨いカツ煮となりました。
以前に頂いたカツカレーが美味しかった以上、カツ煮も間違い無いことは分っていたものの
実際に味わってみることで、その見聞に間違いがなかったことを確信
さて次は、何を食べにお店を訪れようか、とにかく楽しみが沸き上がる中お会計をお願いすると・・・
女将さんが何も告げずに無言で、箱を1つ私の前へ
もしや・・・この箱こそが、巷に聞くあの・・・お年賀、か!?
そう、ここ北葉飯店には、西千葉~作草部界隈で語り継がれる1つの伝説が
同店は毎年、新年になると常連さんに「お年賀」を配っているとのこと
逆を言えば、このお年賀をゲットすることこそが、北葉飯店常連の証
北葉飯店へと通うものにとって、ジオン十字勲章やネビュラ勲章にも等しい、栄えある名誉がこの、お年賀となるのです
何も告げず、そっと私の前にお年賀?とおぼしき箱を差し出した女将さんに、私が目配せすると
「今年もよろしくね」の一言が。
今まで、いただきますとごちそうさま、美味しかったよ
その3言しか交わしていなかった私と女将さん、そして大将の間に、ようやく絆が生まれた瞬間を確信したのです。
ちなみに、ついに入手することとなった栄冠ですが、
この様な箱入りにて提供
そして、その中身は・・・
今年の干支、猪が和やかな笑顔を浮かべる湯飲み茶碗となっておりました
ついに手にした名誉の勲章、大切に飾らせて頂きます。
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北葉飯店
■ ほくようはんてん
■ 住所:千葉県千葉市稲毛区穴川2-12-6
■ 営業時間:11:00~15:00 / 17:00~21:00
■ 定休日:火曜日、水曜日