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本千葉駅の裏通り、タイ料理きぃ~あ~い 本場仕様のガパオライスは、滝汗必至の旨辛ながらコスパも抜群!
以前に、一緒に飲みに行っていた友人から
「神明町に、美味しい豚カツを食べられるお店がある」
との情報を頂いており、この日のランチはそちらのお店に・・・
向かっては見たものの、この日も臨時休業となっており訪問を果たすことが出来ず
(これまでにも2度、臨時休業に遭遇)
この時点で、時計の針は12時近くまで迫っており、近隣で思いつく飲食店は、どこも満席を迎えているであろう時間帯
かといって、お店を探し歩くには、一軒一軒が離れすぎているエリアでもあることから、いずれかのお店を選ぶことが出来る、本千葉駅周辺まで移動をすることに
本千葉駅近くのコインパーキングに車を停め、いくつか候補を思い浮かべながら、最終的に選んだお店がこちら
本千葉駅のロータリーから、一本入った小道沿いにお店を構える
「タイ料理 きぃ~あ~い 」となります。
ボウボウラーメンや長州屋が並ぶビル、その角地に看板が出ていることもあって、以前から存在には気付いていたものの、未訪問のままであったお店の1つ
店先の黒板を見る限りですが、ランチメニューは800円と、価格が高騰しがちなアジアン料理のお店としては、リーズナブルな設定でもあります
という事で、この日のランチは「きぃ~あ~い 」を訪れてみることに
本千葉駅ロータリーの裏路地にお店を構え4年 タイ料理専門店きぃ~あ~い
お昼少し前に入店となった、本千葉のタイ料理専門店、きぃ~あ~い
まだ先客はおらず、店内奥の席へと通されるものとなりました。
ちなみに、店内様子はこんな感じ
タイやらベトナムやらの専門店と言えば、ガチャガチャ(失礼w)した飾りや、小物のオブジェをよく見かけるものの、こちらのお店はご覧の通りシンプル設計
席数は、4人掛けテーブル3席とカウンター3席になっており、これまたこぢんまりしたミニマムな設計となっております。
そんなお店のランチメニューですが、
提供される品は厳選されており、
・ココナッツミルクのレッドカレー
・豚肉のガパオライス
・タイの鶏そば
これら3品から選ぶ、これもまたシンプルな設計(笑)
タイやベトナム料理の専門店といえば、様々な副菜を付け外しして、独自のセットメニューを選ぶことが出来る
といった楽しみ方があったりしますが、その分、付け外す品に悩む煩わしさも少なからず
それに対し、こちらの「きぃ~あ~い 」で提供されるランチは、3品に厳選されており、カスタマイズ出来る部分も、セットメニューの副菜となる
ミニ タイの鶏そば(もしくは、ミニガパオライス)をデザートに変更するかどうか、のみ。
しかもお値段は800円均一で、ご飯の大盛りも可能との事
良い意味で潔い、シンプルなランチだけに、迷いも少なく入店から30秒で注文を決定!!
という訳で、この日のランチは「豚肉のガパオライスセット」を頂くものとなりました。
800円のランチながら、メイン+サラダ+副菜まで付く、コスパ良好なタイ料理店
ガパオライスを提供しているお店は数多くありますが、一般的にガパオへ使用されるのは鶏の挽肉
対し、こちら「きぃ~あ~い 」で提供されるガパオには、豚肉を使用しているとのこと
ちょっと珍しい、豚肉で作られるガパオライス
加えて、サラダに鶏そばまでがセットとなっての800円とあらば、値段的にも実に良心的
ついでにもう一つ、ガパオライスとレッドカレーについては辛さの調節も可能とのこと
「普通」の状態であると、現地タイと変わらない辛さになるので、多くのお客さんは日本仕様の「辛さ控えめ」にするんだとか
かく言う私は、辛いものには目が無く、タイ仕様であっても受けて立てる程度の耐性は万全
ここは一切の気遣いをせず、「タイ仕様」である普通の辛さにてオーダーするものとしました。
注文を終え、程なくしてまずはサラダから
キャベツにキュウリ、人参にレタスと、一般的な野菜がこんもり
しいて挙げれば、その上に桜海老がトッピングされている点と、ドレッシングが生姜風味である部分が特徴的です
サラダをツマミながら待つこと5分
予想を上回るスピードで提供されたこちらが、
本日の目玉の品、豚肉のガパオライス(辛さはタイ仕様)となります
こんもり丸く成形されたご飯は、ジャスミンライス
その上には黄身がトロっと半熟な目玉焼き
そして、その隣りに鎮座するのがガパオライスの「ガパオ」部分となります
見た感じでは、一般的なガパオライスと遜色ない様な気もします・・・が
良く見ると、確かに普段口にするガパオよりも、赤身が強い気が
これがタイ仕様の辛さというなら、いざ頂いてみましょう
まず一口運んでみると・・・これは、なかなか手強い!!
分りやすい唐辛子の辛味がビッと口内を駆けずり回り、スッと引くわけでは無く、居座るタイプ
ダイレクトに行ってしまったので、かなりの辛味を受けましたが、これをご飯や玉子に絡めていけば、かなり美味いかも
という訳で、続いてはご飯と共に口に運んでみると・・・
お、これならイケる!!
先ほど同様、かなりの辛味は感じるのですが、辛味一辺倒では無く、豚挽肉やその他香辛料の味わいもしっかり伝わります
辛味が良い意味で複雑化されていない分、ベースとなる味付けが誤魔化されず、両者の味わいを損なうこと無く感じられるんですね
辛さ自体は、予想を超える相当なレベルではあるのですが、それでいながら、具材の味わいもしっかり感じられ、そして美味い!!
ガパオライス自体は、方々で頂く事が出来るものの、辛さと美味さをこのレベルで両立させてくるのは、希有なテクニックに感じます。
そしてテーブルには、これまたタイらしい謎の調味料が一式揃って登場
一番左が、ご飯(ガパオライス)に使う、唐辛子入りのナンプラー
そして、右手の4つ連なる調味料は、この後に提供される鶏そばに使うものとなります
4種入り調味料、その内訳は
・唐辛子
・酢
・ナンプラー
・砂糖
と、最後のひと品に思わず「砂糖???」となってしまったものの、これにもまたタイならではの奥深さがあるんだとか。
ちなみに、こちらの調味料を取り出すべく動かしたところ、そのまま蓋が落下w
ホールを担当している女性のスタッフさんに、申し訳無く頭を下げつつ手渡した所、
『良いんですよ、この蓋、良く落ちるんです。ほらこれ、タイ製だから(笑)
日本製なら、こんな簡単に落ちないんですけどね~
でもこの雑でアバウトな感じが、タイらしいんですよ(笑)』
との一言を掛けながら、笑顔で対応。
いいなあ、この感じ
正に「微笑みの国」だわ
タイ料理の専門店、いろいろ行ってるけど、この手の返しを入れてくれる店員さん、初めて見たわ
そんなやりとりを交わしながら、ガパオライスより遅れて3分後に到着
こちらが、ランチセットのサイドメニューとなる
「ミニ クエッティオナーム(タイ風の鶏そば)」となります
ミニサイズということで小ぶりではありますが、鶏肉にネギも入り、しっかりした様子
まずスープから頂いてみると、鶏の旨味が存分に出ており、中々の仕上がりです
麺の方は米粉となっており、食感は柔らかいものの、モチッとした歯ごたえは好み
ただ、ガパオライスが相当な辛さ故に、こちらのスープが淡泊に感じてしまうのが若干の難点
さあ、どうしようか・・・
辛さ、揃えるか(笑)
という訳で、提供された4種入調味料から、まずは唐辛子を投入
辛さとしてはなかなか尖ってきましたが、これだけだと、どこか平凡な様な
あ、砂糖!!これ入れてみよう!!
続いては、先ほど入れた唐辛子と、ほぼ同量の砂糖を追加し、スープにかき混ぜて再度口へ
お、これは新しい!!
一口目には砂糖を入れた事による甘みを感じるものの、この甘みの効果で、唐辛子の辛味が引き締まって感じられます
辛さがより鋭敏に伝わることで、旨味の部分もより強調され、各方面の味覚がワンランク上昇した気になる程
なるほどなあ、タイの人達はこうやって辛さを調節し、好みの味付けに昇華させているのか
日本のお店だからと言って、日本人好みに合わせるだけでは無く、現地の味を元にしながら、調味料で各人の好み合わせて貰う
これはこれで、合理的な「美味しいご飯の作り方」じゃないでしょうか。
そんなこんなで、ガパオライスからのクエッティオナームを頂き、しっかり完食
食べ終える頃には、両者の辛味で、外気温15度を切る寒さながら、額には滝汗が流れるほど
こんだけ汗掻いてご飯食べたんだから、行ってこいでカロリー0は間違いありません
お腹一杯食べているのに、むしろ痩せるタイ料理、こりゃ売れるわ。
ちなみに、私が入店~退店するまでの15分間、他のお客さんは訪れませんでした
が、帰り際には予約で1席が埋まり、更には12時を越えたからか、次なるお客さんも入れ違いで入店
12時までは閑散とした雰囲気も、それを越えた瞬間より一気に火が付く人気店、そんな空気を感じました
前述した通り、お店自体も決して広くない設計となりますので、訪問の際には事前予約を含め、時間帯にはご注意下さい。
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タイ料理 きぃ~あ~い
■ たいりょうり きぃ-あーい
■ 住所:千葉県千葉市中央区長洲1-24-1 エスカイア本千葉第一 1F
■ 営業時間:[火~金] 11:30~14:30 / 17:00~23:00(L.O.22:00) [土・日] 11:30~23:00
■ 定休日:月曜日