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新小岩 自家製麺 啜乱会 喉ごし良すぎる麺との出会いに思わず悶絶…
1月最初の連休ながら、この日は学生時代の同級生との飲み会へ。
千葉在住が大半であるメンバーながら、何故か会場の指定は新小岩(笑)
微妙に面倒な距離ではあるのですが、新小岩と言えば・・・そう。
麺屋一燈グループを始めとした、現在の人気ラーメン店が一同に揃う町。
飲み会の場へ向かう前に小腹を満たすべく、この日立ち寄ってみたラーメン店がこちら
オープンから約1年ながら、初訪問となる「自家製麺 啜乱会 (すすらんかい)」を訪れてみることにしました。
2016年末にオープン 自家製麺が秀逸で話題のラーメン店、自家製麺 啜乱会
麺屋一燈グループがひしめくからこそ、そこに追随する他店にも良店が数多く見受けられる新小岩。
今回、初訪問となった「自家製麺 啜乱会(すすらんかい)」は、その名の通りこだわり抜いた自家製麺が特徴となるお店。
事前情報によると、上大岡の人気ラーメン店の店主さんがプロデュースしたお店だとか。
都内ラーメン店の詳しい情報は良く分りませんが、とにかく期待するに申し分ない前評判を受け、訪れて見ました。
現在は期間限定メニューとして
・味噌らーめん
・青唐辛子味噌らーめん
の2種が提供されているとの事。
旨辛系ラーメンを好む私にとって、この「青唐辛子味噌らーめん」は神々しさすら感じる魅力的な一杯ですね。
相当な魅力を感じる上、普段あまり足を伸ばさない新小岩だけに、期間限定との出会いはなんとも捨てがたい所。
が、しかし!!
こちら「啜乱会」の看板メニューは正油と塩の二本立てであり、これらを頂かないことには、拘り抜かれた麺の真髄にも辿り着けそうにありません。
期間限定が放つ魅力を振り払おうと、心を鬼にして券売機に向かった所・・・
青唐辛子味噌らーめんは、まさかの売り切れ(笑)
これにより、後ろ髪を引かれること無く看板メニューへと向き合えそうです。
魅力的な期間限定麺を振り切り、王道メニュー「ザ・正油らーめん」をオーダー
という訳で注文ですが、塩と醤油いずれにすべきか悩んでみたものの、ここは
「券売機の一番上にある」という理由から、醤油をオーダー。
普段なら、ガッツリトッピングを併せ持つ所なのですが、一応このあとに飲み会が控えている事を鑑みて、今日は控えめに「背脂」のみを足してみました。
この日の訪問時刻は、17時を回った頃。
まだ夕食には早い時間とあってか、店内はお客さんもまばらで、私の他に先客のカップル1組のみとなっておりました。
噂の自家製麺が、どの程度美味いのだろうか、期待に鼻をヒクヒクさせながら待つこと10分弱。
ザ・正油らーめん(背脂トッピング)が到着しました。
事前の情報によると、こちらのスープには鶏、豚だけで無く「鹿」が使われているのだとか。
通称「ジビエスープ」などとも呼称されているのですが、まず一口。
一般に知られる様な鹿の獣肉臭さは、一切ありません。
鶏、豚の旨味がたらふく詰まったスープですが、確かにそこへもうひと味、あまり馴染み無い旨味が感じられます。
これが鹿肉から染み出る旨味なのでしょうか?
鹿自体はなんどか頂いた事があるものの、スープとしての鹿は未開の地。
なんとも説明しがたい所ですが・・・・まあ、平たく言っちゃえば文句なしに美味い!!
そして、なにより注目したいのがこの麺。
中太のストレート麺なのですが、恐ろしい程に光り輝いているのです。
神々しさすら感じてしまう、この麺。
まず一口すすってみると、分りますね、店名の由来が。
ここまでツルッツルにモチモチした食感の麺、味わったことがありません。
初めてラーメンを口にする外国人であっても、思わず啜ってしまうこと間違いない程に、凄まじい勢いですすり上げたくなる程に、とにかく麺が美味い!
スープと麺の関連性に於いて、どちらにも優越をつけない主義なのですが、この麺は「これだけ」を目的に新小岩まで足を伸ばしたくなる程。
共に味わうスープ、更には背脂の甘みも加わり、グイグイと旨味のボルテージが掘り下げられていく、まるで底なし沼の様な一杯です。
トッピングの方にも手抜きは無く、長ネギと玉ねぎ、食感の違う2種のネギに加え、ラーメンには珍しいスプラウトが程良い辛味を与えています。
そして、食べながら驚いたのが
こちらには、何故か砂肝を発見(笑)
量は少ないものの、他のトッピングには無いコリッとした食感を味わえ、アクセントとしては面白いトッピングでした。
鹿を使ったスープ自体、これが初実食となる為、この美味さをどう伝えるべきか悩む所ですが、それを超越して、とにかく麺が美味い。
もう、その一言に全てが集約できる程、喉ごし良くツルツルした麺は、別格の存在感を放っておりました。
今回、中途半端に欲張って背脂をトッピングしてしまったのですが、これは背脂なしでも味わってみたい所。
付け加えるなら、スープの旨味がダイレクトに感じられる塩こそ、ジビエスープの旨さをハッキリ感じつつ、一層麺の旨味を感じられる食べ方なのかも知れません。
なかなか足を運ぶ機会の無い新小岩ではありますが、麺屋一燈グループばかりが新小岩では無い、とその底力をマジマジと見せつけられました。
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自家製麺 啜乱会
■ じかせいめん すすらんかい
■ 住所:東京都葛飾区新小岩1-50-12
■ 営業時間:11:30~24:00
■ 定休日:無休