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新宿で話題のパリピなお店、DANCING CRAB TOKYO(ダンシング クラブ東京 )へ行ってみた
新宿で泊まりの予定が入った先週のこと。
普段なら、まず足を伸ばすことの無い土地である新宿まで来ているのだから、
「新宿らしいご飯が食べたい」
と、我ながら理不尽な謎のリクエストをした結果、その希望に応えるべく案内されたのがこちらのお店。
JR新宿駅、南口と東口の中間あたりに位置する、雑居ビルの2F「DANCING CRAB TOKYO(ダンシングクラブ東京)」なるお店。
ダンシングなクラブ・・・到底ご馳走にありつけそうには無い名前に見えるものの、ここで言われるクラブは、clubではなくCRAB=蟹のこと。
聞いた話では、ワッシャワッシャと蟹が食べられる人気のお店、との予備知識のみを持ちつつ、こちらのお店に飛び込んでみました。
ダンシング クラブ 東京、扉を開けるとそこは・・・パリピの住まう世界だった
同店に到着したのは16:59。
17:00の開店時刻に合わせて予約を入れていたらしく、開店を待ちつつお店の前へ。
店内からこぼれてくる煌びやかな光が、やはり千葉には無い、『花の都大東京』を感じさせます。
店外にあるメニューを見た所、こちらでは蟹を始めとした、様々なシーフードが頂けるとのこと。
その料理の多くが、大人数向けになっているとの事で、大人4名による「新宿らしい食事」としてはうってつけなんだとか。
そうこうしている間に、開店時刻の17:00に。
時計の針がてっぺんに到達すると同時に、店内からは煌びやかな光と、ケタタマシイダンスミュージックが。
予約である旨を伝え、店内の席へと誘導される間も、ホール内のあちらこちらでは
ダンスミュージックに合わせ、踊り回るホールスタッフが多数。
やっぱこの店、CRABではなく、Clubだったんじゃないのか?
ホールスタッフと同じテンションでハシャぐ他のお客さん達。
その姿は、まさしくメディア内でしかお目に掛からない「パリピ」そのもの。
まさか40近くにもなって、こんなリア充過ぎるパリピと共に晩ご飯を食べる事になるとは…
とりあえず、席に通されメニューに目を向けてみる事に。
店外にあったメニューで、多少の予習は済ませたものの・・・やはり何がどうなっているのか、サッパリ見えてこない。
とりあえず、蟹や海老を中心としたシーフードを、アメリカっぽいソースで頂けるお店、ということだけは理解できたのですが、それ以上の情報は一切入ってこないメニューばかり。
その他のメニューにも目を向けてみますが。
様々なカタカナが所狭しと並ぶものの、商品の想像が付くのは
・ガーリックシュリンプ
・蟹グラタン
・ホンビノス貝のワイン蒸し
この程度。
最後に、定番となるメニューを店員さんが大声で説明してはいるのですが
・・・とにかく、BGMがうるさい。
ケタタマシイBGMの元、商品説明を受けるも、何一つアタマには入ってこず。
視界に入ってくるのは、ホットパンツより伸びるダンサーさん達の足ばかり。
結局、ここで自分の意志を発揮しようにも、メニューの構成に至るまで理解できなかった為、全てを友人に一任するものとしました。
アメリカ生まれ、シンガポール経由のレストランは、近代文明を回帰した手づかみスタイルだった
パリピの住まう町、新宿にてスタートした宴は、乾杯と共にスタート。
それと同時に、ホールスタッフさんがテーブル上に、大きな敷紙を引いていきます。
「これなんなの?」
と友人に尋ねた所、どうやらこちらのお店で提供される商品は、全て手づかみで頂くシステムになっているんだとか。
文明を覚えた現代人、散々な便利さを覚えた末に回帰する先が、まさかの手づかみディナーとは。
郷に入っては郷に従う主義ではあるものの、手で蟹やら海老やらを頂きながら、写真撮影するのはFレベルの難易度じゃなかろうか。。。
そんな説明を受けつつも、未だ理解に苦しむ中、まず一品目として現れたのが
こちら「ロメインレタスのシーザーサラダ」となります。
サラダ、と名乗ってはいるものの、要するにデカい葉っぱ。
その上に、これでもかとばかり、大量のチーズを振りかけ「シーザーサラダ」と呼ぶとは、これが大都会新宿の洗礼か。。。
出鼻からしてくじかれつつも、食べてみるとこれがまたどうして、なかなかウマい。
シャキッとみずみずしいレタスの食感、目の前で削り、たっぷり掛かったチーズの甘みとがマッチし、確かに口に中でサラダが出来上がります。
食べづらさを感じることは否めませんが、それも含め、楽しもうというコンセプトなのでしょう。
続いて、テーブルに運ばれてきたのがこちら、
「クラブケーキ」なる、お店の一押しメニュー。
テーブルに座るは4人ながら、運ばれてきたケーキ?は2つ。
普段ならナイフやフォーク、箸で切り分け半分こするものの、そんな近代文明はこの店には無し。
念のために「ナイフ、あります?」と尋ねてみるも「ありませーん♡」の返りのみ。
唯一、手元にある近代文明は「蟹を切るはさみ」のみ。
仕方なしに、はさみを使って切り分けてみると・・・
なんてことはない、ただの蟹クリームコロッケ。
クリームの分量は少なめで、蟹身がたっぷり詰っているものの
「クラブケーキ」と名乗る「ケーキ」の要素は、特に感じられず。
まあ、そうは言っても蟹クリームコロッケなので、至極当然にウマいんですけどね。
シャッターチャンスと言われてみたものの、とてもフォトジェニックじゃ無いメイン達…
サラダにコロッケにと、前菜を摘まんでビールを流し込んでいると、三度店員さんが登場。
その手には、なんかごちゃごちゃ詰まったビニール袋が。
ここで店員さん
「行きますよー、シャッターチャンスでーす♡」
と、突如の叫びを上げるので、急いで手を拭きスマホを構えると・・・
・・・袋の中身を、全てテーブルにぶちまけた。
中からご登場となったのは、ずわい蟹、海老、ホンビノス貝、イカなどのシーフード
そして、コーンやポテトといった野菜たちが、全てビニール袋の中でソースと共に揉み込まれていたのです。
それにしても、シャッターチャンスと叫ばれ、これを写真に納めはしたものの・・・
これって、フォトジェニック・・・か?(汗)
ソースの影響もあるのかも知れませんが、私にはこれが・・・(※ 自主規制)にしか見えない・・・
ちなみに、こちらの料理には4種類のソースから1つを選ぶことが出来るシステムとなっており、この日選んだのはレモンガーリックとのこと。
恐る恐る手を伸ばし、まずは食べやすそうな海老から頂いてみると・・・
これが残念ながら、文句なしに美味い。
ビジュアル面に美しさや洗練された様は一切ないものの、ガーリックソースにレモンの風味がたっぷり掛かったソースと、シーフードとの相性が絶品過ぎる。
アタマからバリッとイケる海老や貝はまだしも、蟹に至っては腹が立つ程食べにくいのですが、その食べづらさを凌駕してでも食べたくなる。
それ程までに、とにかくこのソースが掛け値無しの美味さを誇っていました。
このソースにズッポリ魅入られてしまった私は、ソースの味をしっかり堪能すべく、バターチーズトーストを追加で注文。
※ この時点でソースまみれとなってしまい、トーストを写真に納めることは出来ませんでした
想像よりも大ぶりなトーストをちぎり、ソースにつけながら頂いてみると・・・
だよね、やっぱりそうなるよね。
もう、この組み合わせこそが今日一、最強のパートナーシップを発揮。
レモンガーリックによる、コッテリ×爽やかの共演を引き立てる、カリッとした食感+バターとチーズの濃厚な旨味。
なにより、シーフード類とは比べものにならない食べやすさが、道具を使うことを覚えてしまった現代人の私にとって、なによりも有り難い訳で。
とまあ、非日常すぎる世界に案内された為、見慣れない光景、食文化の違いに思う所は多数ありました。
が、結果から言うとやっぱりウマい、それだけは揺るがぬ答えとなりました。
ただ、手づかみで色々頂く事によって、都度、手を拭かなければならないこと
手が汚れているが故に、自由にその辺を触れない煩わしさを鑑みると・・・一度体験できればお腹いっぱいかな、とも感じてしまいました。
やっぱ、いい大人がワシワシ手づかみで魚介類をむさぼる姿って、絵ヅラ悪いな・・・と感じた次第です。
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ダンシング クラブ 東京
■ だんしんぐくらぶとうきょう
■ 住所:東京都新宿区新宿3-37-12 新宿NOWAビル 2F
■ 営業時間:11:30-15:30 / 17:00-23:30
■ 定休日:無休