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稲毛の駅前で頂く家庭の味! ごはん処 福笑亭 女将さんの愛情感じる名物「絶品過ぎる玉子焼き」と、鳥の竜田揚げ定食に大満足!!

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少し前に稲毛の駅前をフラついていた際に見かけ、気になっていたお店が。

 

稲毛駅の東口(海側)を出て、路地裏に入り進むこと1分ほど

駅前の居酒屋街を抜け、住宅地の多いエリアに差し掛かったところで、ふと見つけたこちらのお店

「ごはん処 福笑亭」と書かれた看板から察するに、定食屋さんか居酒屋さん、といった出で立ち

そして、私の「美味そうアンテナ」を刺激する、タダゴトでは無い雰囲気を醸し出した一文がこちら

居酒屋のアテ、寿司屋の口直しなど、様々な用途で目にすることはあれども

「ご飯のおかず」としては、決して主役になり得ないであろう「たまご焼き」。

 

それを、ぜひ一度食べて欲しいメニューとして公言しつつ、その仕上がり度合いを

「茶碗蒸しのようにとろとろ」とまで伝えるこの一文

丁寧な美しい文字で書かれたこの説明書きを目にして以来、どんなたまご焼きが食べられるのか

でも、たまご焼きのみで満足して店を後に出来る程、自分は大人になってしまったのか・・・

 

など、様々な妄想が膨らみ、いつの日か幻想が膨らみすぎることを危惧していた程、気に掛けていたこちらのお店に、ついに初訪問してみるものとなったのです。

一押しメニュー「とろとろたまご焼き」に惹かれて訪れた、JR稲毛駅西口のごはん処 福笑亭 

この日の訪問時刻は、開店直後と思われる11:30。

店内は、カウンター4席にテーブル席3席(4人掛)と、こぢんまりした定食屋さん?居酒屋??といった雰囲気で、まだ先客はいない様子。

 

店内に入ると、厨房より出てきた女将さんが、満面の笑みを浮かべつつ

「いらっしゃいませー」と声を掛けられます

 

あーもう、この雰囲気、タマランわ

絶対この店、美味いに決まってる

 

第一印象からして「温かい雰囲気」がそこかしこに広がる店内へ入ると、再び女将さんより

ごめんなさいねー
1人でやってるんで、そこにお水と麦茶置いてますので、セルフサービスでお願いしますね。
メニューはその上に書いてあるので、決まったら教えて下さい

と、これまた威勢の良い声で、お店のシステムに関する説明が。

 

なるほど

表の看板にあったたまご焼き&鶏の竜田揚げ以外にもメニューがあるのね

という訳で、定食メニューに目を向けると、

女将さん曰く「一度は食べて欲しいメニュー」のたまご焼き定食には、ナスととろろが付く、と

もう一つの看板、鶏の竜田揚げには、おろしポン酢とネギ塩ダレの2種類があるのか

更には、豚のしょうがやき・・・この雰囲気で味わう生姜焼きも、きっと美味いんだろうなあ

そして、魚の定食には鯖の竜田揚げ、と。

 

一度は食べて欲しいたまご焼きを目当てにしてはいたものの、店内の雰囲気を見る限り、その他メニューも捨てがたい一品ばかり

さて、どうしたものか・・・と悩んでいると、

 

おっと、こちらを良く見ると、単品注文のメニューを発見

しかも、ここには「トロトロたまご焼き」もあるじゃないですか。

 

トロトロたまご焼きのみであれば、単品での注文も可能

とくれば、ここは少し大盤振る舞いを見せてみよう

という訳で、この日のランチには

・鶏の竜田揚げ定食(ネギ塩ダレ)

・トロトロたまご焼き(単品)

の合わせ技でオーダーする事に。

女将さんがじっくり丹精込めた家庭の味、竜田揚げ定食とたまご焼きに舌鼓!!

注文を終えると、女将さんは再び厨房へ

調理に掛かりきりになるのか・・・と思いきや、奥の方から大きな声で

今日、暑かったでしょう?? お兄さん、お店初めてでしたかね?
調理に集中してるから、ごめんなさいね!!
料理が終わったら、べちゃくちゃ喋っちゃうんだけどね~(笑)

 

といった具合に、店内のカウンター席に1人で腰掛ける私に対しても、終始気を遣って話しかけてくれる心遣いを見せてくれます。

(調理中は集中してるから喋れなくって・・・と言いつつも、常に喋っていることは、さておきw)

 

普段なら、初訪問のお店でお店の方と会話を交わすことなどまず無い、人見知りをこじらせた私ですら、思わず会話が盛り上がる軽妙なトークを連発する女将さん

息子さんが40歳前後とのことなので(これも会話の中に出てきた情報)、それなりの年齢であることは伺えるものの、それを微塵も感じさせないキビキビした動きで注文をこなしていきます。

 

注文から待つこと6~7分で、早くも竜田揚げ定食が配膳

メインのおかずである鶏の竜田揚げも立派ながら、ピカピカに光る白米

お味噌汁に加えて、お惣菜が3品付いた定食となっております。

 

まずは大根と人参の炒め煮から頂いてみると、これが絶妙に美味い!!

味の濃さは抑えられているものの、野菜の持つ甘みに加え、出汁による下味もしっかりしており、これだけでもおかずとして成立しそうなほど。

聞くところによると、定食に付いているお惣菜も毎日、女将さんの手作りとのこと

作るものは、その日の気分によって異なるので、お客さんの中には、毎日変わるお惣菜を楽しみに訪問する人もいるのだとか

たしかに、このレベルのお惣菜が毎日、日替わりで出てくるとなれば、通いたくなる気持ちも分ります。

 

続いて、メインとなる竜田揚げ(ネギ塩ソース)の方へ

見るからにパリパリした衣が香ばしく、実に食欲をそそる揚げ具合ですね

 

早速頂いてみると・・・、さすがの揚げたて(笑)

一撃で、上顎を破壊される激アツぶりではあるものの、衣の中から出てくる鶏肉はトコトンジューシー

鶏の脂が持つ旨味を、衣がしっかり吸い上げているものの、上に掛かるネギ塩ダレがアッサリした旨味を引き出しており、ご飯が進む進む。

 

メインのおかずまでを一周回りきった頃合いに、もう一つの追加オーダー

トロトロたまご焼きが登場となりました。

その名の通り、見事なまでのトロトロ具合で形状を保っているたまご焼き

これを一体、どうやって焼き上げたのか、その技術を見ておきたい所でしたが、残念ながら私は竜田揚げに夢中となっており、その瞬間を見過ごす結果に・・・

 

茶碗蒸しの様に柔らかい、と説明があったとおりで、箸で掴むのが精一杯の柔らかさ

どうやら、このたまご焼きにはスプーンがお勧めとのことで、手渡されたスプーンにて口に運ぶと・・・

ぷるんぷるんの食感、その奥から染み出る出汁が、絶妙の甘さを作り出しています

 

過去にも、様々なたまご焼きを目にして来ていますが、ここまでのプルプル具合を誇るたまご焼きは、さすがに本邦初じゃないでしょうか

出汁の甘み、旨味もしっかり蓄えているので、確かにこれならおかずとして成立するのも頷けます

・・・が、このたまご焼きで、エンドレスにご飯が食べ進められるか、というと、これはもう竜田揚げに軍配を上げてしまいます

やっぱ私はまだ、肉や魚がオカズの方が、ご飯が進む年齢だったみたいですね(笑)

 

その後も、調理が終わりひと段落した女将さんとの軽快なトークは続いたのですが、こちらのお店は、今年で10年を迎えるとのこと

お客さんにも常連が多いらしく、お客さんの好みと女将さんの好きな料理を突き詰めていった結果、今のメニューが出来上がったのだとか

若い人だとこのたまご焼きでは物足りなさを感じる反面、50~60代で脂ものが苦手になってきた常連さんからは、このたまご焼きが絶大な支持を受けている故のお勧めメニューなんだそうです。

 

割烹料理の様に、厳選された出汁を使った、洗練された料理ではありませんが、家庭の味、美味さを追求した末に辿り着いた、1つの完成形

そんなものが見え隠れする、いわゆる「本格派のお袋の味」が堪能出来る定食屋さん、ごはん処 福笑亭といった所でしょうか。

料理の美味しさもさることながら、女将さんと会話を交えるだけでもホッコリ出来る、そんな古き良き定食屋の風景を垣間見る、素晴らしい時間を過ごせました。

次に訪問した際には、豚の生姜焼きと・・・とろろなんかも頂きたい所ですね。

 

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ごはん処 福笑亭

■ごはんどころ ふくしょうてい

■ 住所:千葉県千葉市稲毛区稲毛東3-9-12

■ 営業時間:11:30~15:00

■ 定休日:水曜日、日曜日、祝日

 

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