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【閉店】中央区鶴沢町 ゆはら食堂 神戸名物ぼっかけうどんと、お好み焼きのふわとろぶりが絶品!

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今から1年ちょっと前、中央区鶴沢町にあるパン屋さん(クロワッサンフレール)を訪問した時のこと。

道場のヤックスがある同通りより、一本中へ入った路地に、見慣れない「食堂」の看板を発見。

こんな所に食堂があったのか・・・と気には留めていたものの、詳しい情報も無く気付けば時間ばかりが経過。

 

その後、定期購読している「ランチパスポート」にて、再度このお店の情報に遭遇。

詳しく読んでみると、どうやら関西(神戸)の料理を中心に提供している食堂になるそうで、定食はもちろん、ぼっかけうどんやお好み焼き、明石焼きなども頂けるのだとか。

 

ご存じの通り、自身でも「前世が粉モノだったのでは無かろうか」と疑うばかりに粉モノを深く愛する私としては、捨てておけない存在となり、

向かった先が、こちらの「ゆはら食堂」となります。

 

隣に並ぶ「マングロ-ブ」なる、怪しげなお店の存在も気になりますが、

 

マングローブに負けず劣らず、独特すぎる個性を醸し出している「チャリンコスルー」なるサービスを発見。

この攻めの姿勢がどちらに転ぶのか、久々に油断できないお店の発見となりそうです(笑)

チャリンコスルーも併設した、関西圏の味が満載のお店 ゆはら食堂

この日の訪問時刻は、ランチ営業開始直後の11:30。

立地が住宅街だけに、ランチへのお客さんの入りはのんびりなのか、口開けでの入店となりました。

 

店内は、鉄板を囲むカウンター席と、4人用の座敷が3席。

1人での訪問となるので、遠慮してカウンターを選ぼうとすると、まだ空席であるからか座敷へと通して頂きました。

トイレの前の暖簾には「ゆ」の文字。

お風呂屋さんを彷彿させますが、おそらく「ゆはら食堂」の「ゆ」と思われます。

 

さて、ランチのメニューですが、

この時間帯は、定食を中心に提供されている様子。

ビーフコロッケ、メンチ、鶏の唐揚げを中心に構成されており、その他にはチャーハンや神戸名物ぼっかけうどんが。

 

また、一緒に手渡されたホワイトボードは、日がありメニューとなっている模様で、

こちらには焼き魚の定食がメインに記載されております。

 

メンチ玉子とじ丼なんてのも気になりますが、関西の味を提供する食堂ときたら、やはり粉モノを避けて通ることは出来ません。

ここは、メインを「神戸名物ぼっかけうどん」に備えつつ、一緒に明石焼きを頂いてみようと・・・

 

オーダーしたところ、今年よりランチ帯での鉄板メニューを辞めてしまったとのこと。

その他定食メニューと鉄板を使うメニューが同時に注文はいると、手が回らなくなるのだとか。

 

うーん、そりゃそうですよね(笑)

少し残念ではあるものの、今日の所は明石焼きを断念。

ひとまず、「神戸名物ぼっかけうどん」をオーダーしてみることに。

 

注文から待つこと5分少々、早くも配膳されてきました

こちらが「神戸名物ぼっかけうどん」となります。

 

かつて、アリオ蘇我にあった「長田本庄軒」では、ぼっかけ焼きそばなる品が提供されており、私の胃袋を長いこと掴んで来ましたが、こちらはそのうどん版。

神戸では名物らしいものの、千葉県民である私には初となる、うどん✕ぼっかけのコラボ、早速頂いてみましょう。

 

まずはスープから、関西うどんらしく透き通ったスープには、鰹と昆布出汁がたっぷり。

関東うどんのような醤油の濃い味では無く、上品で甘みのあるアッサリ出汁が特徴的です。

 

が、しかし、タダのアッサリで終わらないのが神戸式、という事でしょうか。

たっぷり入った揚げ玉によるコクもさることながら、同じくタップリ投入された「ぼっかけ(牛すじ)」こそ、味の決め手で間違いないでしょう。

 

こちらは醤油をベースに煮こまれている様で、うどんの出汁にも薄ら醤油の旨味が加わっております。

関東圏だと、出汁のみでは薄く感じられそうなうどんながら、ぼっかけが入ることにより、程良い甘みと醤油の旨味も加わるため、いわゆる関西圏のうどんを食べた際に感じる「物足りなさ」を感じないんですね。

 

うどんも、細麺ながら喉ごしが良く、ツルッとした食感が特徴的。

今回私は手ぶらで訪問したため、「神戸名物ぼっかけうどん」を単品のみでオーダーしましたが、現在発売中のランチパスポートを持参すると、

・神戸名物ぼっかけうどん

・かやくご飯のおにぎり

がセットとなり、540円で提供されているそうです。

 

現ランパスも当然買っているというのに、持たずに訪問するとは、なんたる失敗…

加えて、明石焼きに期待を寄せながら、注文出来なかった事を悔やんでいる私を見かねてか、帰り際に女将さんから、こんなプレゼントを。

・・・こりゃもう、近日中に再訪するしかありませんね。

ゆはら食堂再訪問にて、明石焼き&お好み焼きを頼んでみたら驚愕の事態に・・

前回ランチ訪問時に、「明石焼き無料サービス券」を頂いてしまった、ゆはら食堂。

 

せっかく頂いたサービス券を使わずに・・・

いや、神戸名物を提供しているお店の明石焼きを食べずに、お店を紹介するのも如何なものか!?

と気を引き締め、今度は夜の営業時間へ再訪することに。

 

ちなみに、夜のメニューは、

ランチでもお目見えした定食メニューも提供されつつ、各品がおつまみメニューとしても提供。

今回、私は車での訪問となったため、おつまみに手を出すことは出来ませんが(注文したら最後、絶対飲みたくなる)、鉄板焼き居酒屋として利用したくなる、イイ感じのおつまみが取りそろっております。

 

そして、鉄板焼きが解禁された夜に於いて、絶対に見逃せない品となるのがこちら

関西風のお好み焼きとなります。

こちら、ゆはら食堂では通常のお好み焼きに、各トッピングを選び、好みの具材で焼いて貰うスタイルになるとのこと。

また、お好み焼きに+100円で「ふわとろお好み焼き」にする事ができるそうなので、ここは是非とも「ふわとろ」を味わってみたいですね。

その他にも、前回苦汁を飲んだ明石焼きや焼きそば、ネギ焼き、とんぺい焼きなど、鉄板バリエーションも豊富に取りそろっております。

 

とはいえ、この日の訪問は子供と2人。

そこまでの量は頂けないので、

・ふわとろお好み焼き(豚&チーズトッピング)

・ぼっかけうどん(こちらは子供用)

そして、

・明石焼き

の全3品をオーダーしてみました。

 

注文後、まず最初に登場したのは、ぼっかけうどん。

既に実食済みの私は、「ここのうどんはねー」などと先輩面をして語りながら子供に取り分けております。

 

うどんを取り分けている間に、今度は明石焼きが登場。

元々は「たまご焼き」と呼ばれていた明石焼きだけに、玉子ならではのフワットロとした柔らかさが、写真からも伝わります。

その柔らかさ故に、自体重で潰れ、スライムのようにベチョッとした風貌が、なんとも愛らしい。。。

こちらを浸けて頂く出汁には、三つ葉が散らされており、ジャンクなB級グルメであるものの、上品な味わいが伝わってきます。

 

子供にうどんを取り分けたところで、早速明石焼きを頂いてみます。

箸で摘まむも、トロっとこぼれ落ちそうな程の柔らかさ。

これをそっと、お出汁にくぐらせ、一気に口へ運ぶと・・・

 

熱い(汗)

 

でも、たこ焼き程の激アツさでは無く、熱々ながら十分に頂ける水準。

出汁をジュワジュワと吸い上げており、熱々な茶碗蒸しのような味わいながらも、その食感はたこ焼きのよう。

関東圏ではあまり馴染み無い明石焼きなので、他の品と比べる程のボキャブラリーは持ち合わせていませんが、つまみでも、おやつとしても活用できる一品ですね。

 

続いて登場となったのが、

ふわとろお好み焼き、となります。

 

こちら、関西圏のお好み焼きとなる筈ですが・・・思ってたより薄いんですよね。

私の知る、関西圏のお好み焼きで「ふわとろ」と言えば概ね、生地に山芋を入れて焼き上げたものばかり。

山芋を入れた生地は膨らむので、通常のお好み焼きよりも、厚みを帯びているのが特徴となります。

 

対し、ここ「ゆはら食堂」のふわとろお好み焼きは、見ての通り薄い焼き上がり。

そもそも見た感じ、これは生地では無く玉子のようにも見えます…

この一体どこに「ふわとろお好み焼き」な要素があるのでしょうか?

 

その秘密は、カットしたことで解き明かされたのですが、

なんと、このお好み焼き、中の生地がトロットロなのです。

 

これが神戸流のお好み焼き!?なのか、はてまたゆはら食堂のオリジナルなのか?

その真髄までは解りませんが、関東圏のイメージで言うと、まるでもんじゃ焼きのようなトロトロ具合。

それを玉子で包み、焼き上げた品=ゆはら食堂の「ふわとろお好み焼き」なのです。

 

その食感たるや、良く知る関西圏(大阪風)のお好み焼きとは、まるで別物。

生地(? と呼ぶのが正しいか解りません)部分は、しっかり出汁を含んでいるものの、半熟のような柔らかさ。

そこにチーズをトッピングしている訳ですから、そのトロトロ具合は只者じゃありません。

 

そして、それを包み込んでいる玉子はフワフワな焼き具合。

外と中、二種の食感でふわとろを作り出しており、今まで食べたお好み焼きとは全く別物なんです。

 

しかも、この食感新しいお好み焼きが、実に美味い(笑)

ソースと玉子、マヨネーズ(&チーズ)の組み合わせが無敵なのは言わずもがな、生地部分の出汁風味も合わさり革新的な味わいを作り出しています。

生地部分が軽めなので、ご飯とするにはウエイト不足ですが、お酒のツマミと考えれば、実につまみやすい軽さと味わい、食感ですね。

 

このお好み焼きが「神戸風」なのか、それともゆはら食堂オリジナルなのか、その真意は分りませんが、少なからず千葉では初めて食べた食感のお好み焼き。

関西の味を楽しめる食堂と思いきや、実に侮りがたい鉄板焼きメニューを頂けるお店の発見となりました。

 

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【閉店】 ゆはら食堂

■ ゆはらしょくどう

■ 住所:千葉県千葉市中央区鶴沢町2-17

■ 営業時間:11:00~14:00 / 17:30~23:00(土日は16:00~23:00)

■ 定休日:木曜日

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