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千葉寺もてなしやの裏メニュー? 大トロ&ビーフのロースト丼をオーダー
千葉の海鮮好きならご存じの方も多い人気店となる、千葉寺のもてなしや。
昨年から千葉寺駅近くに引っ越し、新しいお店へとリニューアルしており、その折からLINE@も始めております。
その、もてなしやからのLINE@で2ヵ月程前にこの様な連絡が・・・
千葉に多数の海鮮料理店がある中でも、まぐろをお手頃価格でいただけ、かつ美味さも両立していることで人気を博しているもてなしやが
「大トロと牛肉のロースト丼」を始めたとのこと。
これは見逃すことが出来ない、と思いつつ、年末年始に慌ただしくした結果、新メニュー登場の連絡を頂いてから2ヵ月
ようやく、「もてなしや」へお邪魔させて頂くものとなりました。
開店と同時に満席もザラな、千葉寺の人気海鮮料理店、もてなしや
久々の訪問となる「もてなしや」ですので、ここはメニューのおさらいから。
前述した通り、とにかく海鮮料理が逸品ぞろいのこちらのお店ですが、
中でも群を抜いて注文するお客さんが多いのが、マグロ料理の数々。
赤身はもちろん、中トロや大トロであっても、他店よりもお安く、しかも鮮度の良い一級品のマグロをたらふく頂く事が出来ます。
ちなみに、ランチ帯での注文が多いメニューとなるのは、
こちらの、定食、どんぶり系のメニューとなります。
中トロであれば1200円から、大トロであっても2200円と、さすがに格安とまでは言わないものの、価格以上のバリューを感じられる品々ばかり。
更に、もうひと越えした贅沢を味わいたい際には、
こちらの御膳メニューもオススメとなります。
中でも、午後2時以降からしか注文が出来ない「天下一品」は、その名が示す通り、贅の極みと言える豪華さ。
比較的、時間に余裕のある私ですら、過去に2度しか味わったことのない、
(正確には、お昼ご飯を2時まで待てない為)
午後2時からのおもてなしを堪能する事が可能です。
と、新商品を含めメニューへ一通り目を通したのですが・・・
期待の一品である「大トロとビーフのロースト丼」は、どこにも無いのです(汗)
考えてみれば、あのLINE@が送られてきたのは2ヵ月ちょい前。
もしや、すでに販売を終了している限定品なのでは??
などと疑問を浮かべ、不安に駆られながら恐る恐る女将さんに尋ねてみると・・・
「あ、はい ローストビーフ丼ね。大丈夫ですよー」
との返事を頂き、一安心。
どうやら、大トロとビーフのロースト丼は、LINE@でしか公開していない裏メニュー?だったようです。
当然ながら注文は、大トロとビーフのロースト丼を頼んでみた
という訳で、2ヵ月ちょい待ちに待った、大トロとビーフのロースト丼をオーダー。
この日の訪問時刻は、11:40。
開店から10分遅れでの入店となったのですが、先客は2組4名と普段に比べて、出足が遅い様子。
とはいえ、さすがの人気店ですので、正午が近づくにつれてお客さんは次々に来店。
12時を前にして、店内は早くも満席を迎えておりました。
相変わらずの人気ぶりを目の当たりにしながら、待つこと15分強。
2ヶ月間、期待に胸を膨らませていた大トロとビーフのロースト丼が到着となりました。
燦然と輝く、大トロの脂。
その脇をガッチリガードするのは、もちろんローストビーフ。
卵の黄身にレモン、ローストビーフのソースまでが掛かった、なんとも豪勢な丼じゃあないですか。
薬味には山葵とホースラディッシュの2種が添えられており、それぞれを大トロ&ローストビーフに使い分けることで、複数の味変が楽しめるとのこと。
またご飯に関しては、酢飯と白米、いずれかを選ぶことが出来るとのことで、この日は酢飯を選択してみました。
という訳で、まずは大トロから頂いてみます。
一枚口に運ぶと、溢れんばかりの脂と、サッと炙られた香ばしさが口いっぱいに広がってきます。
軽く炙られたことで溶け出した脂が、噛みしめる度に甘みを産み出し、その柔らかさ故にホロッととろけそうなものの、これを飲み干すなんて口惜しいばかり!
無理は承知でも許されるなら、家に帰るまでずっと、口の中に置いておきたい・・・
叶わないなら、せめてこの味のガムを作って欲しい!!
そう思わせる程、わずか一口で幸せの絶頂を迎えてしまう、気品と野性味を兼ね備えた大トロの炙り。
大トロの余韻が、口内へ広がっている間にご飯を掻き込んでみます。
こちらのご飯には、ローストビーフのタレが染み渡っているのですが、意外なことに、このタレと酢飯との相性が絶妙。
どちらも甘みを持っているものの、それぞれがベクトルの異なる甘みを産み出しており、ご飯だけでも卍な美味さを誇っています。
とは言え、主役は大トロである以上、共に掻き込む方が正しい頂き方。
という訳で、大トロと一緒に頂いてみると・・・ヤバい、味覚のセンサーが壊れる。
2018年始まって、まだ間もないというのに、これだけの贅を味わってしまった私。
果たして今年、この先の食事で感動することが出来るのか?
そう考えずにはいられない程、大トロ&酢飯&ローストビーフのタレのマリアージュが秀逸過ぎるのです。
これだけ突き抜けた大トロの隣を固める、ローストビーフ。
君もきっと、その名に恥じない活躍を見せてくれるのだよね?
と期待を込め、ホースラディッシュを添えながら一口・・・
・・・普通だ。
もちろん、最近は方々でハイレベルなローストビーフ丼が頂ける
という事実を加味すればこそ、の普通にはなりますが、大トロから溢れかえった様な感動は、残念ながら得られず。
大トロから溢れる脂があるだけに、ローストビーフについては、肉肉した食感を残し、脂を控えめにしている
といったバランス調整が入っているのやも知れませんが、できればここは、ダブルで脂を滴せて欲しいところ。
大トロの脂がパッツンパッツンなだけに、余計に寂しさを感じてしまいました。
もちろん、これはこれで成立するのでしょうが、なんというか・・・
最後の最後まで、振り切って攻めて欲しかった、というのが率直な感想です。
とはいえ、ここ千葉寺にはご高齢のお客さんが多い事を考えると、脂脂した丼では厳しいのかも知れません。
なにより、もてなしやの専売特許はあくまで「魚」な訳ですから、ローストビーフにまで、過度な期待を寄せるのも行き過ぎでしょう(笑)
とはいえ、大トロの炙りの美味さには驚愕するばかりとなりましたので、次回は大トロの炙り丼を・・・
それはさすにが贅沢が過ぎてしまいそうです(苦笑)
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もてなしや
■ もてなしや
■ 住所:千葉県千葉市中央区千葉寺1193-6
■ 営業時間:11:30~22:00
■ 定休日:月曜日(祝日の場合は営業し、翌火曜日)