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【閉店】くら寿司 千葉中央店で話題の糖質制限メニューを食べてみた

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近年、方々で話題になっている「糖質制限」。

無理な食事制限をせず、糖質の摂取量を減らすことでダイエット出来る、ということで注目を浴びており、気付けば今の世の中

糖質 = 悪 の様な風潮に。

 

ぶっちゃけ、糖質制限に対し懐疑的なことも含め、同ダイエットに興味は無いのですが

(これだけ好き勝手食べておきながら、今更糖質制限、ってねえw)

先日、見ていた夕方のニュースによると、「くら寿司」が糖質制限メニューの提供を始めたとのこと。

 

本来なら、糖質の美味さが寿司の美味さでもある回転寿司が、どんな糖質制限メニューを提供するのか興味を持ち、

どんより曇った悪天候の中、青葉の森公園の向かい、千葉寺駅近くにある「くら寿司 千葉中央店」へ行ってきました。

土日は激混み、アプリからの事前予約がお勧めのくら寿司 千葉中央店

糖質制限メニューのスタートに関係無く、昼時には随時お客さんが列をなしているくら寿司。

特にこの日は日曜日という事もあって、入店を待つお客さんの数は店外にまで溢れる程。

 

そんな混雑を見越し、同店に向かう際、私はスマホアプリより事前予約を取るようにしているのですが…

なんとこの日に限り、サイトメンテナンス中だとかで事前予約がとれず。

もっとも混雑する土日にサイトメンテナンスで予約がとれないとか、何の為のアプリなんだか。

 

同メンテナンスの終了後に予約を取り、ようやくくら寿司へ到着したものの、時刻はすでに13時を回った所。

席については予約出来ている為心配無いものの、ここでまさかの事件が勃発。

駐車場が満車で入れない。

 

仕方なく、同店向かいにある「青葉の森公園」の駐車場(3時間駐車で300円)に車を停めた所、同駐車券を提示すれば300円の駐車場代をキャッシュバックしてくれるそうです。

この辺りの臨機応変さは、さすが全国展開するチェーン店ですね。

 

ちなみに、9月のくら寿司では

「ドラゴンボール超」とのコラボイベントが開催中。

食べたお皿を入れると回せるガチャガチャなのですが、強制的に5の倍数を食べざるをえない鬼畜仕様にドラゴンボールがコラボとなれば、そりゃ混雑するのも仕方なさそうです(笑)

CMでも話題になっている、くら寿司の糖質制限メニューはこんなだった

さて、話題となっているくら寿司の糖質制限メニューですが、こんな感じとなっております。

回転寿司ながら本格的?と口にする人の多いラーメンは、麺抜きにて全4品が。

続いて手巻き寿司については、シャリの代わりに野菜を使う事で糖質をダウン。

そして、最も話題となっていた「シャリプチ」シリーズですが、こちらは全ての握りに適応される訳では無く、海老や赤身といった人気のネタ数種のみにラインナップが用意されているそうです。

 

シャリの代わりに野菜を入れた手巻きアリな気もしますが、シャリの量を減らして糖質制限というのは、なんというか…

「そりゃそうだろ」といった感じですよね。

 

加えて、ラーメンから麺抜きしてしまったら、それは最早、ただのスープだし。

せめて麺の代わりとなる代替品が入っているなら納得出来るのですが…

 

そんな、糖質制限メニューと一緒になり、大々的に告知されていたのがこちら

 

揚げたてねり天が、100万皿を突破したのだとか。

いやいや、方や糖質制限を打ち出しておいて、もう一方が糖質の塊みたいな感じだけど(笑)

くら寿司の糖質制限メニューを実際に色々食べてみた

とにもかくにも、まずは食べてみよう。

という事で、噂の糖質制限メニューの中から、まずは豚骨醤油ラーメンをオーダーすることに。

麺を抜いた代わりに、ねぎがタップリ入っており、このねぎを麺に見立てて頂く模様です。

早速、スープから頂いてみようと思うも、まさかのレンゲがない。

というか、そもそもくら寿司には「レンゲ」という概念がないらしく、どこにも見当たらない。

 

これが普通のラーメンなら、麺がメインとなるので半ば仕方なく思えるものの、スープがメインとなる糖質制限ラーメンでレンゲがない、というのはいかがなものでしょうか。

仕方なしに、子供用のスプーンでスープを頂いてみると、豚骨醤油と名乗るものの、全面に来るのは魚介ダシがメインですね。

醤油の味わいは悪くないのですが、豚骨の風味はあまり感じませんでした。

 

中途半端で終わった豚骨醤油には早めに見切りを付け、次は糖質制限メニューの「濃厚味噌」をオーダー。

こちらも、麺に代わって大量のねぎが投入されています。

案の上、レンゲは付いてこないので、再びスプーンでスープを頂いてみます。

確かに、濃い口の味噌が使われており、味噌汁というよりも味噌スープ、というべきでしょうかね。

海老系の旨味も加わっているようで、深みもあり、豚骨醤油よりこちらの方が「寿司屋らしいラーメンスープ」に仕上がっている様に思います。

 

ただ、そうは言っても、どちらのラーメンも麺抜きとあっては、まったくお腹に溜らず。

スープを完飲すれば、それなりに空腹は収まるのでしょうが、レンゲもない状態で提供している次点で、スープを飲ませる気があるのかどうかすら微妙。

このボリューム、具材で1杯370円というのは、「糖質制限」という言葉で消費者を弄んでいるようにすら思えます。

 

続いて、数ある糖質制限メニューの中でも、イイ感じに仕上がっていた品となるのがこちら

手巻き鮨のシャリが野菜になっている、シャリ野菜シリーズとなります。

今回はマグロ手巻きをオーダーしてみたのですが、まぐろではなく、ネギトロが入っておりました。

まあ、ネギトロの「トロ」部分はマグロに違いないので、良しとしますが、こちらは思いのほかイケる組み合わせとなっています。

 

シャリに代わって入っている野菜も、サラダ菜だけでなく、キュウリや大根が入っており、食感良くボリュームもそれなり。

手巻き鮨と言うよりもサラダを巻いて食べている感ではありますが、ネタとの相性も良く美味しく頂けました。

ただ、野菜から流れる水分を海苔が吸ってしまい、持ち手辺りの海苔がベチョッとなるのは改善の余地あり、に思えました。

 

そんなこんなで、噂の糖質制限メニューを少しずつ頂いてみたものの、満足できたのはシャリ野菜シリーズの手巻き鮨のみ。

結果、糖質が恋しくなり、通常の握りをオーダーすることとなりました。

右の「カレイのエンガワ」は、特筆すべき点のない握りでしたが、左の「みかんブリ」はなかなか秀逸。

 

香川県には、ハマチの養殖時のエサにオリーブを与える事で魚の酸化を抑え、さっぱりした脂を味わえる「オリーブはまち」というブランド魚がありますが、それと同じ様な養殖、育成を施されたブリなんでしょうか。

養殖のブリではあるものの、脂がしつこくなく、それでいて旨味も強く、美味しいブリでした。

 

その後も、糖質を一切制限することなく、いくつかの品を頂き、〆に注文したのがこちら

くら寿司と言えばこれ、エビ天の巻き寿司です。

ぶっちゃけ、見かけはなんて事の無いエビ天を巻いただけのお寿司なのですが、実はこの中身、エビ天だけでなく「エビマヨ」も同梱されているのです。

1つの巻き寿司ながら、2種類の海老フレーバーが楽しめる巻き寿司、個人的にはシャリカレーパンと並ぶ、くら寿司のお勧めメニューだったりします。

 

そんな感じで、話題となっている糖質制限メニューを目的に訪問したくら寿司ですが

結論から申し上げますと、やっぱ寿司屋は糖質が命である、といった結果に至りました。

 

ただ、最近の回転寿司店では、無理矢理糖質を抑えるべく、ネタだけ食べ、シャリを残す不届きな食べ方が乱立している

との話を聞いて、心を痛めていたことを考えると、シャリを残すような食べ方をするくらいなら、こういったメニューを提供される方が、お店にとっても残す側にとっても、心苦しさはなくなりそうですね。

 

とはいえ、糖質制限に関心無い、懐疑的な方にとっては、普通に通常メニューを頂いた方が、美味しく召し上がれることは間違いありませんでした(笑)

 

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【閉店】無添くら寿司 千葉中央店

■ むてんくらずし ちばちゅうおうてん

■ 住所:千葉県千葉市中央区青葉町1265-2

■ 営業時間:[月~金]11:00~23:00[土・日・祝]10:20~23:00

■ 定休日:年中無休

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