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【閉店】西千葉が誇るキングオブ定食屋さん、杵八にガパオライス!? 意外すぎる本格仕立ても、デカ盛り健在「ガッパオライス」を食べてみた
少し前に、西千葉駅すぐ近くの中華料理店
「北京亭」にてランチを頂いた帰り際のこと
同店の並びにはいくつかの飲食店が軒を連ねているのですが、
その一つとなる「杵八」の前で、おかしなメニューの姿を発見
そのメニューとは・・・
「ガッパオライス」となるのです
小さい「ッ」の使い方はともかく、ガパオライスといえば
タイの定番料理であり、いわば鶏肉のバジル炒めご飯
それを西千葉駅すぐ近くの定食屋さんこと、杵八で頂けたからとして
その何が注目すべき事なのか?と考える方は、まだまだ西千葉通とは言えません
というのも、先ほどより話題に上がっている杵八というお店
こちらで鍋を振るっているのは、千葉大生の母・・・
いや、祖母とも言うべき、ご高齢のお母さん
同店で提供されるメニューもまた、同お母さんのもたらす雰囲気と同じく
家庭料理をベースにした様な、ガッツリボリュームがウリの定食ばかりなのです
言葉を選ばず言えば、ガパオライスなんてハイカラなものが
ここ杵八に存在しているなんて、これはちょっとした事件にも等しい出来事なのです
そんな訳で、少し前から同店のガパオライスあらため、ガッパオライスを気に掛けていたものの
・土日はお休み
・ランチ営業は11:30から
といった条件に阻まれ、足を運べずにいたこと、早数ヶ月
しかし、年内に生じた疑問は全て年内に解消したい
そんな思いを抱きながら、重い腰をあげ、ようやく一念発起
西千葉駅すぐ側、千葉大のお向かいとなる杵八へ、久々の訪問を果たすこととなりました
当然、本日の目的がガッパオライスである以上、その存在を確認せねばなりませんが・・・
よし、写真掲載こそ無いものの、メニュー上ではその姿をしかと発見
という訳で、謎深まるガッパオライスが生まれた、その訳を探るべく、杵八を訪れてみることに。
JR西千葉駅西口すぐ側、千葉大のお向かいに店を構えるガッツリ系定食屋さん、杵八
西口側には多数のコインパーキングがあるものの
それに相反して、僅かな駐車場しか無い、西千葉駅東口側
そのわずか数台分ともなる、線路沿いの駐車場へ車を停め
この日お店へと向かった時刻は、11:30を少し過ぎた所
2Fにある入り口へと続く階段には、写真付きのメニューが多数掲載されており
そのどれもが、1000円以下というリーズナブルな価格設定ながらも
皿からはみ出んばかりのボリュームを誇る品々となっており、訪問するお客さんの鼻孔をくすぐるばかり
定食の種類もバラエティに富んでおり、
ガッツリした揚げ物から、鮮魚、煮付けに至るまで多数
更には、学生にとって最高のガッツリ食
デカ盛りのカツカレーやヘルシー野菜カレー
牛カルビ丼なんていうドカ盛りご飯も並ぶものとなります
そんな階段脇のメニューに目を配りながら、ようやく2Fへ到着
開店直後の店内ながら、早くも先客は3組6名
この日は、私同様ガッパオライスに興味津々のカミさんとともに訪問
二人掛けの席はすでに埋まっており、ひとまずはカウンター席へ通される形に
カウンター席前にもメニューが掲載されているものの・・・
醤油やごまドレッシングらに行く手を阻まれ、メニューを目視することは出来ず(笑)
とは言え、訪問前から私の注文は決定済み
カウンターに置かれた注文票に「ガッパオライス」の記載を行い、お母さんにパス
すると、まさかの思いがけない一言が
『今日ねえ、ガパオライスだけ無いのよ』
・・・え?
そこはガッパオライスじゃないの?
いや、そこじゃない
ガパオライス「だけ」無い、だ・・・と?
THE定食の杵八、そんなお店のメニューにして異彩過ぎるガッパオライスも、その本格水準に驚愕!!
ガッパオライスを頂くべく、満を持してお店を訪れた、西千葉の杵八
そのオーダーを記し、注文票を手渡した所で、まさかの返事が
これに愕然とした私は、思わず心の底から
「えぇぇぇぇぇ!!」
と、反射的に声を挙げることに
その声を聞きつけたのが、お母さんの調理補助?としてお店を手伝っている女性
その姿を見て、杵八にガッパオライスが来日した理由にもようやく納得
新たなパートさん?として、外人(タイ人?)のお母さんが働き出したようです
そちらの女性が、ガッパオライス品切れの悲報に嘆く私を、あまりに不憫に思ったのか
『バジルまだちょっとあるから、1皿だけなら作りますよ』とのこと
捨てる神あらば、拾う神あり!
そんな言葉が木霊するかの如く、お母さんらに感謝を伝え、再度ガッパオライスをオーダー
ちなみに、この日同伴したカミさんもまた、
当初はガッパオライスを希望していたものの、数あるメニューに目を向け悩んだ結果
「海の幸玉子あんかけ定食」をオーダーするものとなりました。
注文を無事に伝え終えたものの、その後も来店するお客さんあれば
席を立ち、お店を後にするお客さんありと、店内は激しく行ったり来たり
そのお客さんの流れに合わせ、私たちも席を移動すること2回
三度目の席替えでようやく落ち着いた所に、まずはカミさんのオーダーした
こちら、「海の幸玉子あんかけ定食」の到着となりました
ずんぐり太った玉子あんかけ
その下には当然、たっぷりご飯の入った状態となり、見た目的には天津丼を思わせる作り
ですが、この器のサイズはほぼ、ラーメン丼
杵八と言えば、そのデカ盛り具合が魅力となる訳ですが、こちらの玉子あんかけにも、その魅力は失われておりません
その後を追う様に提供されてきたのが、
発見から数ヶ月、ようやくお目見えとなった、西千葉・杵八の新メニュー
「ガッパオライス」となります
2色のピーマンにタマネギ、青ネギ
そしてバジルに鶏肉ですが、こちらは挽肉ではなく、細かくカットした状態で使用
一般的なガパオよりも肉感強い味わいが楽しめそうです
同セットの付け合わせには、
キャベツの千切り、冷や奴、そして切り干し大根
また、例えガパオライスであろうとも、定食屋たるもの・・・
と言わんばかりに、味噌汁がセットとなるのも注目すべき点
そしてなにより、一番の注目ポイントとなるのは、
このボリューミーなごはん、そしてガパオの量
ご飯に関しては、茶碗2杯はあろうかという大ボリュームで、その上にはしっかり目玉焼きがトッピング
それだけあるご飯を、全て覆い尽くしても余るであろうボリュームのガパオですから、てっぺんからつま先まで、オリエンタルな風に包まれそうです
となれば、やはり気になるのは味の方
現地の方が調理しているとは言え、ここは西千葉が誇る定食屋さん
果たして、タイの名物料理をどの程度再現出来ているものか
まずはガパオのみで一口頂いてみます
前述した通り、細切れサイズの鶏肉を使用しているので、その肉感はたっぷり
食感だけで無く、脂の旨味を味わえ、男性でも満足できるワイルドな仕上がりとなっております
その肉感を受けつつも、遅れてやってくるのが、辛味という名の刺激
これが、意外な程に本格派というか、こちらのお母さんが口にしたら卒倒してしまうのではないか?
というほどに、しっかり辛めの味付けが成されています
各野菜らは食感が残るサイズで、程良い火の入り具合
味付けもまた、鶏肉同様に甘みを感じさせながら、遅れてくる辛味にしっかりマッチ
それにしても、この辛味・・・
ただ唐辛子を使っただけではなさそうな度合いで、食べ進めるにつれ辛さが増す仕様となっています
辛味には私自身、結構強い方にはなるのですが、それをしても辛いと感じられるのだから、かなり攻めた味付けですね
もちろん、この辛味をしっかり楽しみたいと思うものの
やはりトッピングされている以上は、使わない訳にはいかず・・・
と、ここで目玉焼きを崩し、ガパオらと混ぜ合わせてみることに
案の定、先ほどまでの尖った辛味はマイルドに味わえる様になります
が、それをしてもしっかりした辛味を感じさせる味付けは、やはり健在
定食屋さんのガパオライスだからと侮るなかれ
その完成度は本格派・・・いや、中途半端なタイ料理専門店になら負けない程
甘みと辛味に加え、バジルの香りも立った、現地ならではのガパオライスに仕上がっておりました
(って、タイに行ったこと無いんですけどねw)
当初は、怖いもの見たさ半分で注文してみた、西千葉・杵八のガッパオライス
ですが、いざ蓋を開けてみれば本格派という、良い意味で期待を裏切るガッツリご飯を頂き
結果大満足の末、お店を後にするものとなりました
なお、この日カミさんがオーダーしていた
「海の幸玉子あんかけ定食」ですが
こちらに関して、味付けやボリューム等には一切不満が無かったものの
「海の幸?が見当たらなかった」とのこと(笑)
むしろ、ガパオがしっかりし過ぎていた事以上に
海の幸が見当たらない「海の幸玉子あんかけ定食」こそ、
ある意味で杵八らしい定食、そんな気もします(笑)
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【閉店】お食事処 杵八
■ おしょくじどころ きねはち
■ 住所:千葉県千葉市稲毛区弥生町2-20 2F
■ 営業時間:11:30~
■ 定休日:不明