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【移転】京成勝田台駅近くの人気割烹、和菜 越川を初訪問 拘り素材の寿司懐石ランチ
久々に仕事で勝田台へ向かい、そのままランチへ
この日は、事務所のメンバーらと以前より気に掛けていた、勝田台駅北口の中華料理店へ向かったのですが
開店時刻にお店へ着いたものの、なんとなくただならぬ気配を察知
恐る恐る、お店の中を覗きこんでみると、
月曜定休である事を入念に確認した上で、火曜日に向かったものの
この週はまさかの、火曜日もお休みとのこと
密かに噂になりつつある、臨時定休を引き当てる私の能力
それを目の前で発揮されたことに、事務所メンバーも思わず唖然
私もいたたまれなくなり、思わず「なんか、ごめん・・・」と謝るハメに
ひとまず、予定していたランチは中止とし、代わりとなるお店を探すことに
代替案として向かった先は、同じく勝田台の今度は南口方面
駅から徒歩5分ほどの距離にある、こちらのお店
「和菜 越川」という小料理?割烹??にてランチを頂くこととなりました。
京成勝田台駅から徒歩5分 鮮魚と拘り素材の和食 和菜 越川にて初ランチ
急遽予定を変更し、ランチに向かうこととなった勝田台の和食料理店、和菜 越川
私はこの日が初訪問となるのですが、事務所のメンバーは過去に幾度と訪問済みのお店とのこと
同店では、素材に拘った鮮魚、野菜を中心とした和食を提供する割烹となるそうですが
ランチ帯には近隣にお住まいの方の予約で埋まってしまうこともある、勝田台の隠れた人気店とのこと
この日も、テーブル席については全て予約で埋まっているとの事ながら、座敷には空きがあるとのことで、そちらへ通されるものとなりました
店内の様子は、入って右手にテーブル席が3席ほど
カウンター席が5~6席ほどあり、代わって左手には最大8~10名が利用できる座敷席といった造りに
こんな具合で小洒落た内装になっており、昔ながらの割烹ではなく、今風の雰囲気を感じる内装に
こちらのお店、以前は現店主のお爺さんが居酒屋として営業していたお店とのことですが
それを昨年の末に、現在の店主さんが引継ぎ、今のお店に代替わりした(?)とのこと
それに伴って店内もリニューアルしたのか、真新しい内装となる様です
そんな和菜 越川のランチメニューはと言うと、
お茶漬けをメインに据えた御膳が、全3品
そのお隣は、鮮魚を使った丼物となっており、こちらも全3品が用意されております
ちなみに、メニュー上では
・天然 鯛
・鮭ハラスといくら
となっていますが、仕入れの都合かこの日の提供はそれぞれ、
・カンパチ
・焼き鮭
にて提供されているとの事でした
続いてはちょっと豪華なランチとなっており、
先付けから始まり、お椀、お造り、煮物、食事、デザートまでのコースとなるミニ会席
上記の食事がお寿司に変わる、寿司会席といったランチコースが2種提供されております
その他、お子様用のランチも用意があったり、予算に合わせてお願いできる
・お祝い膳
・法事膳
といったお料理も頂けるとのこと
以上がランチのメニューとなる訳ですが、せっかく勝田台まで来て、初訪問となるお店
ここは、ちょっと値は張るものの、お店の本領を味わうことが出来そうなことから「寿司会席」を頂いてみる事に
注文を終え、まずは1品目として提供されたのがこちら、
夏野菜のあさりジュレ添え、となる先付けから
盛り付けられている野菜は、
・トマト
・かぼちゃ
・なす
・ズッキーニ
・ヤングコーン
の全5品となります
各野菜毎に、それぞれ異なる調理が施されており、見た目だけでも手間の込んだお皿である事が感じられるほど
この上に掛かるあさりジュレは、アッサリした味わいながら、その出汁がしっかり感じられ、各野菜に旨味を与えております
異なる食感、素材の旨味、甘みを与えてくれる野菜らですが
中でも目を見張ったのが、生のまま提供された茄子
しっかりあく抜きされており、エグミや苦みは一切感じないものの、コリッとした食感は健在
そこに加わる、あさりのジュレが、決して強い味わいでは無いながらも、茄子の食感を活かしつつ、程良い塩味を与えております
ひと皿目の先付けながら、このハイレベルな料理が頂けるとなれば、この先に出てくる料理への期待値も昂ぶるばかり
捨てる神あらば拾う神あり、とは良く言ったモノで、まさかの臨時休業による代打が、思わぬ結果を生み出してくれそうです。
せっかくの和食ランチという事で寿司懐石を堪能!料理には大満足も、惜しむらくは時間のみ…
ひと皿目の先付けからして、その高い技術と素材の良さがバシバシと伝わって来る、和菜 越川
続く2品目ですが、結論から申し上げます
メチャクチャに美味い!!
思わず、そう叫ばずにはいられなくなった続く料理がこちら、
この日の椀ものとして提供された、新玉ねぎのすり流しとなります
その見た目は、欧風のコーンポタージュを思わせる上に、同スープらと比較しても遜色ないほどの甘み
この甘みが、玉ねぎと出汁のみで出ているとは、到底思えない程
(実際、すり流しである以上、それ以外が入っている訳は無いのですが)
とにかく甘みと旨味が、怒濤の如く押し寄せて来ます
この日の気温は、6月ながら30度近くまで上がる暑さ
そんな中で頂くすり流しは、涼を採るにも相応しく、それでいながら美味しさも格別
お椀を彩るあられの色合いも美しく、五感全てで味わえる極上の一杯となりました。
続く3品目には、お造りが提供
この日のお造りは、バチマグロとサメガレイの2品となります
本まぐろの様な強い旨味では無いものの、品の良い赤身の味わいが感じられるバチマグロ
脂の乗りがしっかりしており、旨味・食感を存分に味わえるサメガレイ
旨味のベクトルが全く異なる2品ですが、それ故に2品のお造りながら、個々の振り幅を楽しみながら頂くものとなりました
続く4品目には煮付けが提供
夏野菜の代表でもある冬瓜と、鴨になります
鰹と昆布と思われる出汁で味付けされた2品ですが、品の良い旨味がしっかり詰った煮付け
特に冬瓜は、程良い食感を残しつつ、絶妙な加減で火入れされており、丁寧な仕事を感じさせてくれました
そして5品目ですが、いよいよお寿司の出番となります
この日の握りは、左上から時計回りに
・まぐろ
・カンパチ
・イカ
・鰯
・サメガレイ
・サーモン
以上の全6貫となります
和食のお店ながら、サーモンの握り・・・
というのが若干気になりましたが、考えてみたらこちらの丼やお茶漬けには
「鮭ハラスといくら」が提供されているんですよね
加えて、お子様メニューも用意されていることを考えると、まあこういったパターンもアリなのかなと(笑)
さて、肝心なお味の方ですが、使用しているネタの鮮度には一切の申し分ない品ばかり
一瞬、「え・・・」となったサーモンも、脂の乗りがしっかりしており、旨味もたっぷり
惜しむらくは、シャリが若干固さを感じてしまい、握り特有のフワッとしたシャリとネタの一体感が弱い点でしょうか
まあこちらのお店は、お寿司屋さんでは無く、和食のお店ですしね
これで握りまで完璧となれば、お値段2000円という安さでは、到底味わえないランチになってしまうでしょうし
そして、会席の最後にはこちら、
青梅の蜂蜜漬けが、デザートとして提供されるものとなります
使用されているのは蜂蜜ながら、しつこさを感じないスッキリした甘さ
青梅も柔らかく漬け込まれており、スプーンがスッと入る柔らかさで、最後まで美味しく頂くものとなりました。
上記6品にて終了となった、和菜 越川で頂く寿司会席
お値段は2000円というお手頃価格ながら、頂く品はどれも高い技術と、素材の美味しさを存分に味わえるものばかりとなりました
料理に関しては一切の不満がない、大満足のランチではあるのですが・・・
一点、惜しく感じてしまったのが、各料理の提供時間
この日、ランチにお店を訪れたのは11:45ながら、全料理の提供が終わった時点での時刻は、13:15となります
幸い、急ぐ用事が無かったので、時間的には余裕があったものの
各料理が提供される隙間時間が長くなるため、次の品が提供される前に、再びお腹が空く・・といった事態に
一般的に、コース料理などは、少しずつ提供されることで、お腹がいっぱいになりがち
と言われますが、この隙間時間が長くなってしまうと、蓄積された前の料理が消化されてしまい、再度お腹が空いてしまうようです(汗)
手の掛かる料理を提供されている上に、調理は全てご主人一人
その結果、時間が掛かってしまうのは仕方ない事ではありますが、せめてあと15~30分早く全料理が提供されれば、満足度が一層高まった様に感じます
とは言え、この日もテーブル席が予約で埋まっている中での訪問ですから、こればかりは仕方ありませんね
いずれにせよ、味わう料理はどれも一級品ながら、お値段はリーズナブル
雰囲気も居心地も抜群に良いお店となりましたので、ランチでの再訪はもちろん
今度は是非、夜の営業時間帯に訪れ、お酒と共に美味しい料理を味わってみたい、そんなお店となりました。
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【移転】 和菜 越川
■わさい こしかわ
■ 住所:千葉県八千代市勝田台1-35-24 越川ビル 2F
■ 営業時間:11:00~15:00 / 17:00~23:00
■ 定休日:日曜日