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佐倉市臼井のラーメン店 らー麺つけ麺 おぐり 旨でなく【馬】な馬辛らーめん
少し前よりTwitterで頻繁に見かけ、気になっていたお店。
そちらは、佐倉市臼井の水道道路沿いにあるラーメン店で、以前は「花さかじいさん」があったテナントに2年程前よりオープンしているとのこと。
で、その店の何が気になっていたのか、というと、前述した通りラーメン店ではあるのですが、TwitterのTLに投稿されるのは「お客さんの笑顔」ばかり(笑)
ラーメンの紹介は殆どないものの、こちらのお店に集るお客さんが、ワキャワキャしている姿が連日投稿され、それを見ているこちら側も妙にホッコリさせられる、と。。。
余談ですが、桜の臼井エリアは、大昔に私の勤めていた職場があった場所でもあり(なんだかんだ4~5年働いていたような)、10年近く足を踏み入れていないものの、思い出も多く感慨深くなるエリアであったりします。
当時は、深夜まで営業している「花さかじいさん」にも定期的にお世話になっていたのですが、10年を越える月日の流れで、別のお店へと変わっていたとは。。。
そんな、かつては地元とも呼べる程に足を運んでいた土地に、やたらとワキャワキャしているラーメン店がある、
しかも、10数年前に通っていたお店の跡地と知れば、足を伸ばさずにはいられず、久々に向かった臼井のラーメン店となるのが、
こちら、「らー麺 つけ麺 おぐり」となります。
ちなみに、同店の駐車場ですが、店先に2台程駐車できるスペースがあるものの、こちらは小型車?専用となっております。
一般車用の駐車場として、店舗隣にある「ココス」の裏手に数台分のスペースが設けられておりました。
一つ先の信号を左折後、裏手に回れば駐車場になりますので、こちらを利用して下さいとのことです。
佐倉市臼井の水道道路沿い、花さかじいさん跡地にオープン らー麺 つけ麺 おぐり
この日の訪問時刻は、11:15頃。
開店時刻となる11:00ジャストを狙ったのですが、久々に向かう臼井までの道中とあって、時間の感覚が読めず、15分の遅刻となってしまいました。
先客は2組ほどいらっしゃいましたが、TwitterのTLで見るようなワチャワチャ感は無さそうな雰囲気。
ワチャワチャタイムが始まるのは、近隣の学生がお店に足を運ぶ、正午~夕方帯なのかも知れませんね。
ひとまず、券売機に向かい注文の選定へ。
ズラッと並ぶメニューに目を向けると、まず頭角を現わしてきたのが「馬辛らーめん」なる存在。
美味でも旨でもなく、「馬」・・・?
馬肉でも使っているの・・・か?
いや、んな訳が無い。
いやでも、かつて市原に馬肉だったか、猪肉だったか・・・いや、軍鶏だったかなあ。
なんにせよ、ジビエなラーメンを提供しているお店が存在していた(しかも、美味かった様な)のだから、可能性が0とは言い難い。
ん・・・まてよ。
お店の名前は「おぐり」、そして「馬」・・・
馬・・・おぐり・・・オグリ・・・キャッ・・・?
・・・まあ、いいや。
ひとまず、このお勧めと思われる「馬辛らー麺」に味玉&チャーシュートッピングをオーダーする事に。
続いて、席へ座ると辛さがセレクトできるとのこと。
この日、カウンター内にいた店主さん?曰く
「普通でも相当辛いので、最初はひかえめがお勧めですよ」
とのアドバイスを頂きましたが、一応こう見えても辛党を自称してきた立場として、「控えめ」という腰の引けたチョイスは男が廃るというもの。
かといって、辛さの加減が分らぬお店で、いきなり中辛、大辛を頼む程の根性も持ち合わせていないことから、間を取って「普通」でオーダーするものとしました。
(ちなみに、辛味は唐辛子の赤と山椒の黒からセレクト可能です)
同時に麺量もセレクトが出来るそうで、
・100g ・200g ・300g までが同料金とのこと。
さすがに100gは少ないものの、300gとなると食べきれるかなか・・・ここは200gをセレクト。
欲を言えば、150gの選択があれば最高なのですが。
また、テーブル上のメニューを見ると、サイドメニューの充実度合いに気付かされます。
餃子や煮込み、唐揚げといった、つまみにも、もう一品にもアリな品から、私の心の友こと「半チャーハン」まで。。。
半チャーハンの存在に気付いていたなら、麺を100gに控えたり、トッピングを止めて注文したというのに・・・これは次回に持ち越しですね。
加えて、テーブルメニューには、以下のようなオススメ情報も。
馬辛らー麺に使用される「馬辛ソース」は、単品でも注文が出来る様で、これを使ったアレンジレシピが紹介。
餃子に馬辛とか、確かにハマりそうなアレンジで、これもまた次回へ持ち越すべき課題になりそうです。
旨辛を越えたおぐりの看板メニュー、馬辛らーめんを「普通」で頂いてみた
サイドメニューやアレンジレシピを眺めながら
・次に来たら、ラーメンは塩か味噌
・トッピングで馬辛ソース
・サイドメニューは餃子か半チャーハンか・・・
などといったシミュレーションを繰り広げること8分、馬辛らー麺が到着となりました。
スープ自体も赤身を帯びているにも関わらず、それを誇張するかのように盛られた、粘度高めの赤いヤツ。
この正体こそが、これまで各所で話題に挙がっていた「馬辛ソース」の正体と考えられます。
追加トッピングしたチャーシューは厚みもさながら、脂の旨味が目で見て伝わりますね。
そして、頭頂に燦然と輝くニンニクは、G系さながらの存在感をアピっております。
ではまず、馬辛ソースを絡めずにスープから一口。
ベースとなるスープも、その赤身が示す通り、唐辛子が充填されています。
獣骨系主体となるものの、野菜と思われる甘みも加わっており、背脂のような甘さに、醤油?と思われる風味も感じられます。
色合いからして味噌ベースかと思いきや、濃厚ながらもしつこさを感じず、ベースからしてこれは美味い。
が、本命はここから。
続いては、馬辛ソースを混ぜ合わせてからの二口目に突入!
・・・来たな。
これが・・・普通、だ、と!?
唐辛子だけでなく、豆板醤などを合わせたと思われる、かなりハイレベルな辛味。
ですが、深みのある味わいとなっており、つんざくようなキツい辛味ではありません。
むしろ口に運ぶ度に辛さへの慣れが生まれ、徐々にクセになってしまい、いずれはこの辛味が忘れられなくなる。。。
正に、カプサイシンマジック!!
ただ、この馬辛ソースは、ご覧の通り粘度が高く、あんかけのような役割も担っております。
この働きによって、スープが冷めづらく、且つ麺にも絡みやすくなる為、とにかく冷めづらい(笑)
いや、ラーメンが冷めないこと自体は褒め言葉になるのですが、飛び抜けた辛さに加えてのアツアツぶりに、全身の毛穴が開く様を実感してしまう程。
三寒四温の季節とは言え、寒さの残るこの時期に、体を芯から温めてくれるスープですね。
続いて、麺の方ですが、
こちらは中太タイプのストレート麺を使用。
食感の良いツルツルした麺なので、スープとの絡みが強くない弱点を、馬辛ソースの持つとろみが間を取り持ち、しっかりと繋ぎ合わせています。
また、パッと見では分らなかったのですが、馬辛ソースの下からは野菜も出現。
もやしやキクラゲ、ニラらが、個々の食感で麺にアクセントと食べ応えを与えてくれます。
そして、なんと言っても外せないのが、このチャーシュー。
バラチャーシューとなるのですが、とにかく脂が美味い。
そこそこの厚みを持っているにも関わらず、柔らかく仕込まれており、噛みしめる度に脂の甘みが広がります。
「普通」とは言え、相当な辛味を帯びたマグマの中に、一片の甘みを与えてくれるチャーシューは癒やしの一時。
同じく煮卵にも、チャーシューの甘みに近しい癒やしを求めたのですが、こちらは想像以上に柔らかく、箸で摘まむと同時に中身が溢れだし、マグマの中に溶け込んでしまいました(笑)
初訪問の「らー麺 つけ麺 おぐり」でしたが、スープの旨さ、辛さのバランス、麺やトッピングとの相性、どこを採っても好みの仕上がりと言える馬辛麺。
ただ、想像以上に野菜が盛られている中で、麺量を200gにしてしまったのが、僅かな誤算でした。
次回は麺を100gで控えて起きつつ、餃子もしくは半チャーハンをセレクトする様、覚えておかないと。
と、完食と同時に次回のシミュレーションを構築してしまう自分がいたのは、紛れもなくカウンター上のメニュー効果に他なりません。
あのメニューですが、スタッフさんが好きな商品のオススメの食べ方を記載しているだけ、
の様にも思えますが、その一筆一筆に、ご自身の仕事への熱意であったり、提供する商品への、確かな愛情が感じられました。
読みやすい、綺麗な説明書き・・・とは、お世辞にも言えませんが(笑)、ワキャワキャしながらも仕事を楽しみ、美味しいモノを食べて貰いたい
といった、お店からの確かな熱意と愛情が感じられ、久々、細部に至るまで感心させられるお店への初訪問でした。
これまた10数年ぶりに、臼井まで定期的に足を運ぶこととなりそうな予感がします。
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らー麺 つけ麺 おぐり
■ らーめんつけめんおぐり
■ 住所:千葉県佐倉市王子台3-26-12 タカタビル 1F
■ 営業時間:11:00~25:00
■ 定休日:無休