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京成みどり台のお勧め中華料理店、希林 辛さと甘みが調和されたモンゴルラーメン
食べ歩きを趣味、生業にしている方は数多くいるものの、
私の「臨時休業」を引き当てる確率については、千葉県内でも随一である事を自覚しております。
ついひと月程前、久々に胡麻の香る担々麺を食べたくなり向かった、京成みどり台駅の線路沿いにある「中華創房 希林 」。
同店の定休日が「月曜」であることを事前にチェックし、火曜日に訪問したにも関わらず、
ご覧の通り、シャッターがお出迎え。
シャッターに迎えられる位は、いい加減慣れてきたものの、月曜休みであったはずの定休日が、私が足を向けると、
「火曜」定休に変更となってしまう豪腕ぶりを見せつけてしまいました。
そんな予期せぬハプニングも、週一ペースで起こっているので、いい加減慣れたもの。
1度や2度の臨時定休、定休日変更に負けること無く、再度1ヶ月ぶりの日曜日に希林へ。
今度は無事に開店を確認し、その上でお店隣のパーキングに車を止め訪問してきました。
京成みどり台駅の線路沿い 隠れた実力派中華のお店、希林
こちらの希林ですが、京成みどり台駅の線路沿い裏手に位置するお店。
駅前の踏切脇には以下のような看板を携えており
駅から徒歩1分という好立地ながら、少し見つけづらい場所に位置しております。
お店の店主は、秋葉原や横浜中華街と行った名店で修業を積んでいるそうで
本格派の担々麺を始め、麺類を中心とした中華料理の提供が行われているお店となります。
京成みどり台は、私にとって元々の地元であることから、ここ希林も古くより足を運んでいたお店の一つ。
今回の訪問は、数年ぶりとなるので久々にメニューに目を向けてみると、
ラーメン類のバリエーションが大分増えていることに気付きます。
上記したメニュー以外にも、店内POPには
・とんこつラーメン
・まぜそば
・あんかけつけ麺
などの記載もあり、麺類を中心にメニュー数の拡大を図った様子。
ただ残念ながら、各メニューに対する写真掲載がなく、その麺がどんな出で立ちで登場するのか知る術はありません。
一般的なラーメン店なら、どことなく想像出来る麺類ではあるものの、ここ希林はラーメン店というよりも中華料理店に近いお店。
それ故に、勝手知った(気がする)メニューであっても、希林ならではの独自性が組み込まれていることが予想出来るだけに、写真掲載があれば・・・と強く感じました。
また、麺類のレパートリーが増えた反動、というべきでしょうか、
ご飯モノや中華料理系のメニューは大幅に削減されてしまったようで、これは少し残念…
ひとまず今日の所は「麺類」を目的としておりますので、久々に希林の名物とも言える「担々麺」を頂こう・・・
と思ったのですが、メニューを見ていて気になってしまったのが「モンゴルラーメン」なる品。
説明書きには「具沢山で真っ赤なスープ」との記載があるので、いわゆる激辛・旨辛系の麺に分類されるように思います。
・・・よし、ここはモンゴルラーメン、行ってみましょう!!
ジワジワくる辛さとたっぷり野菜がクセになる、希林のモンゴルラーメン
この日の訪問時刻は、12時を少し回った頃。
日曜日のお昼とあって、混雑も予想しておりましたが、先客は2組2名のみ。
店内には2人席、4人席が数多く空いているにも関わらず、
「1人客は相席」をルールにしているのか、同一のテーブルに通されておりました。
かく言う私も「1人客」での訪問となる為、同テーブルへ通される形に。
混雑時に相席をお願いされるのは問題無いのですが、明らかに混雑していない空間で、相席を強要されるのは、ちょっと気が引けます。
店内はなんとなく薄暗く、照明も裸電球。
ホールを担当しているのは、娘さん・・・でしょうか。
2人ともお若く可愛らしいのに、なんとなく・・・愛想が・・・よろしく・・・まあ、止めましょう(笑)
数年前はもっと明るいイメージのお店だったのですが、照明や店内の雰囲気全体に活気が感じられず、少し残念です。
まあ、それであっても「美味いは正義」。
注文した品が美味しければ、それだけで私は満足です。
という訳で、注文より10分弱、モンゴルラーメンが到着となりました。
真っ赤に染まったスープから察するに、いわゆる「激辛・旨辛」系ラーメンの様に仕上がっています。
ですが、まず驚かされるのが野菜の量と種類の豊富さ。
昨今の野菜高騰で、どこの飲食店も悲鳴をあげている中、
・キャベツ
・もやし
・人参
・ニラ
・キクラゲ
・玉ねぎ
と6種以上の野菜炒めがふんだんに盛り付けられており、旨辛ラーメンというよりは、スタミナラーメンとかタンメンに近い総量となっています。
では早速、スープから頂いてみましょう。
ベースとなるスープは、他のラーメンと同じ様に、鶏と魚介系を合わせたスープを使用している様に思われます。
そのスープを凌駕して襲いかかってくる辛さは、ラー油系では無く豆板醤や赤唐辛子系。
いわゆる「中華料理」らしい辛味を帯びたスープに仕上がっています。
そこに、たっぷり盛られた野菜のシャキシャキ感や甘みが加わっており、正に「旨辛」なスタミナ系ラーメン。
タンメンのようなアッサリ系では無いものの、野菜の甘みとスープの辛味が相互に緩衝し合い、互いの魅力を引き立て合っています。
続いて、麺の方ですが、
この通り、外観からは予想出来なかった太麺が使用されています。
モッチリした歯ごたえがあり、それでいながらツルッとした喉ごしも兼ね備えております。
暴君のように辛味を帯び、見た目にもファーストタッチにもインパクトを与える、このスープを従えるだにふさわしい、有無を言わせずスープと共に口へ運ばされる麺がセレクトされておりました。
モンゴル、という名称から「蒙古○○○○」系を想像するものの・・・
某激辛タンメンとは全く異なるテイストながら、
・野菜の甘さ
・スープの刺激的な辛味
・麺の美味さ
三方をしっかり両立させた、ハイレベルな旨辛タンメンを頂きました。
10年近くぶり、と、相当久々の訪問となった希林ではありますが、今回頂いたモンゴルラーメン以外にも気になるメニューは多数発見。
そのビジュアルが想像出来ないものの、今回頂いたモンゴルラーメンより、希林のハイレベルぶりが健在であることは十分確認出来ました。
また近いうちに、他の新メニューも頂きたいところです。
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中華創房 希林
■ ちゅかうそうぼう きりん
■ 住所:千葉県千葉市稲毛区緑町2-14-3
■ 営業時間:11:30~21:30
■ 定休日:火曜日