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そごう千葉店 九州物産展にアイアイラーメンが登場! 黒毛和牛の肉SOBAを食べてみた
先月の「ご当地うまいもの大会」に引き続き、2月は九州物産展が開催中のそごう千葉店。
2/22を中心に前後半の二部制となっており、前半のイートインコーナーには鹿児島県のラーメン店「愛情一杯アイアイラーメン」が出店中とのこと。
アイアイラーメン・・・?
聞いたことの無い名前のラーメン店ですが、そごうの物産展と言えば
・麺屋一燈
・新福菜館
など、全国各地の有名店を出展させてきていますので、きっと今回も私が知らないながら、地元では有名なお店に違いない。
と、都合の良い予測を企てながら、九州物産展前半最終日となる22日、「愛情一杯アイアイラーメン」のイートインへと向かいました。
鹿児島の人気?ラーメン店、愛情一杯アイアイラーメンが千葉に初登場
今回の九州物産展ですが、イートインへの出展は2軒。
前述した、鹿児島の「愛情一杯アイアイラーメン」に加えて、隣のスペースには
同じく鹿児島の肉料理専門店、でしょうか。
天文館千扇という、ステーキや黒牛の押し寿司などを販売するお店が出店しておりました。
ステーキ御膳はさすがのお値段ながら、押し寿司・・・気になる。
という訳で、こちらの押し寿司は土産用に購入を決定。
ひとまず今のところは、この場でしか味わうことの出来ない
こちらのラーメンを頂いてみようと思います。
ちなみに、メニューの方はと言うと、チラシにも掲載のあった
・黒豚ナンコツラーメン
を筆頭に、
・おいどんが醤油(多分、ベースとなる醤油ラーメン)
・おごじょの潮(同じくベーシック系の塩ラーメン)
そして、名前からして興味をそそりまくる
・黒毛和牛の肉SOBA(限定50食)
以上4品が提供中とのこと。
写真掲載があるのは「黒豚ナンコツラーメン」のみとなる為、その他3品の雰囲気は一切掴めず。
ですが、私の心を動かす、唯一無二のキラーワード『限定』を背負う、黒毛和牛の肉SOBA。
しかも良く見れば、サブタイトルとして「スキヤキ醤油ラーメン」なる、脳をフル回転させようとも、味の想像に辿り着けないアンニュイなコピーまで背負っております。
となれば、看板メニューを飛び越え、限定50食の「黒毛和牛の肉SOBA」を頂くしか選択肢はありませんね(笑)
スキヤキ醤油ラーメンこと、黒毛和牛の肉SOBAを頼んでみた
千葉そごうの物産展とは言え、一杯1300円のラーメンとあらば、それなりの期待を寄せてしまう価格帯。
また、イメージ写真がない上に、事前情報すら入っていないお店だけに、仕上がりを想像しようにも
「肉が乗ってる、と思われる」事以外、なんら予想の付かない展開。
さて、どんなラーメンが登場するものか。
11:30を過ぎ、混み合ってきたイートインスペースで待つこと10分弱、
「黒毛和牛の肉SOBA」が到着となりました。
スキヤキ醤油ラーメンの肩書きを背負うラーメンらしく、大きめの牛肉が3枚。
更に、スキヤキらしさを向上させる長ネギもトッピングされており、なかなかよそではお目にかかれない、派手な立ち振る舞いとなります。
もちろん、見かけだけでは判断できませんので、まずはスープから。
スープは甘みの強い、醤油ベース。
甘みが強い・・・というか、すき焼の割下というか、日本蕎麦的と言うべきか、いずれにせよ醤油の甘さが際立ったスープになります。
単体で飲み干すそうにも甘すぎかな、と思いますが、麺やその他具材とのバランスを見てからにしましょう。
続いての麺ですが、
細めのストレート麺が使用されています。
昔ながらの中華麺、といえばイメージしやすいかも知れません。
小麦が強く香る訳でもなければ、ワシっとした歯ごたえがあるものでも無い。
茹で上がりも柔らかめで、可も無ければ不可も無い、といった風合いじゃないでしょうか。
ここまで、スープ、麺と来たものの、まだ鹿児島のご当地感や、名店?らしさを感じる要素は見つからず。
しかし、このラーメンが背負う肩書きが「和牛スキヤキ」である以上、この先に登場する具材達が確変をもたらすのではないでしょうか?
という訳で、いよいよ本命、
スキヤキ風に仕上げられた、黒毛和牛の登場となります。
3枚盛られている一枚を、一気に放り込んでみましょう。
・・・これは・・・美味い。
いくら黒毛和牛ラーメンを名乗っていようとも、ラーメンのトッピングとあらば・・・
と、舐めてかかっていた、数秒前の自分を恥じる程、和牛すき焼の看板に恥じない、上質な牛肉じゃないですか。
「こちらがスキヤキになります」
と、紹介されたとして、この肉が出てくるのであれば、十分納得出来る。
それ程までに、トッピングとして利用するには憚れそうなほどに美味い牛肉となっております。
しかし・・・美味い、ではなく、美味すぎてしまうのです。
前述した通り、麺、スープの仕上がりは、どちらもそこそこ。
対し、トッピングの牛肉が美味すぎてしまい、この器の中で完全に、別物の存在感を放ってしまっています。
もしこれが、すき焼丼などのご飯モノであれば、肉の美味さが味の合否を左右する要素、と言えます。
しかしこれは、あくまでラーメン。
麺とスープ、そして具材の三方良しにて、初めて成立するもの・・・
と、考えてしまうと、あまりにアンバランスな程、この肉の美味さが際立っており、対するスープと麺の弱さを引き立ててしまう様に感じました。
もしこのラーメンが、焼き肉店やすき焼屋さんの〆に提供される一品であれば、間違いなくお勧めしたい一品でしょう。
ですが、ラーメンを期待して提供される品が、このレベルの肉に対し、アンバランスな麺&スープとなると・・・判断が難しい一品に感じました。
ちなみに、こちらの「アイアイラーメン」ですが、現地ではどんなラーメンを提供しているのか気になり、帰宅後に調べて見た所・・・
鹿児島のお店では「黒毛和牛の肉SOBA」はメニュー上に見当たらず、どうやら催事向けの限定メニューだった様です。
また、近々に東武系デパートの催事でも、出店を行っていた様子でして、そちらにはそごう千葉店同様に「黒毛和牛の肉SOBA」が提供されていた模様。
ただ、東武系で出店されている品については、
・スープが塩ベース
・お肉は大判が一枚
・トッピングにはわさび
といった様子で、そごう千葉店とは全く異なるスタイルの「黒毛和牛の肉SOBA」が提供されておりました。
どちらのVerを本命とするか、お店側も試験的に提供している段階なのか。
そもそも、レギュラーメニューで無い商品を催事に出店する狙いってなんなのだろう??
改めて様々な憶測が飛び交うものの、いずれにせよ突出しすぎたトッピングが、器全体の調和を崩してしまう、という特異なラーメン。
なかなか出会う機会の無い一品に巡り会えた、というだけでも面白い経験になりました。
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愛情一杯 アイアイラーメン(そごう千葉店 九州物産展イートイン)
■ あいじょういっぱい あいあいらーめん
■ 住所:千葉県千葉市中央区新町1000- そごう千葉店 6F
■ 営業期間:~2018/2/22まで(23日からは後半の店舗が出展されます)