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そごう千葉店「ご当地うまいもの大会」に新福菜館が出店! 新福そばを頂きました

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先日、そごう千葉店の10Fにオープンした「牛たんと和牛焼き 青葉」を訪れた際の帰り際に寄った、そごうの6F。

こちらでは、1/17までの期間限定ながら、この時期毎年恒例となる「ご当地うまいもの大会」が開催されておりました。

 

551蓬莱を始め、全国の人気店が出店しており、イートインも常設。

昨年はこちらのイートインに「麺屋一燈」が出店して話題になりましたが、今年は

京都の老舗ラーメン店「新福菜館」が出店とのこと。

何年か前に、京都駅にある本店に訪問したことがあるのですが、その後都内にも出店を始めた為

「京都ならでは」感が薄まったことから、久しく訪問していなかった新福菜館。

 

とはいえ、私の地元である千葉にお越し頂けたとあれば、話は別と言うことで、同イベントの最終日に訪問してみました。

伝統的な京都ラーメンの源流「新福菜館」が、そごう千葉店に期間限定出店

新福菜館といえば、ご存じの方も多いかと思いますが、京都一の歴史を誇る老舗ラーメン店。

今でこそ、京都ラーメンのイメージと言えば

・天下一品

・ますたに

・来来亭

などに代表される、コッテリ濃厚系、背脂系ラーメンが中心となりますが、京都ラーメンの源流とも言われる「新福菜館」は、それらのどれにも分類されない、良い意味で京都らしいラーメンとなっております。

 

そのビジュアルこそ、

この通り、濃厚そうで真っ黒なスープが際立っているものの、実際に口にすると、ビジュアルとは相反するアッサリ加減に驚く程。

 

また、新福菜館では中華そばに並んで人気となるのが「ヤキメシ」。

今回の出展でも、イートインながら「ヤキメシ」がオーダー可能となっている様に、ラーメン同様に人気を博している商品となります。

 

そんな訳で、中華そばとヤキメシをセットで頂ける「ハーフ&ハーフ」を注文しようか・・・

と思ったものの、卵ともやしがトッピングされた「新福そば」の画ヂカラに負けてしまい、こちらにオーダーを変更。

そして、ヤキメシも合せてオーダーしてみることにしました。

僅か1分30秒の差でヤキメシは注文叶わず 仕方なしに新福そばをオーダー

イートインスペースの手前に設置されたカウンターで注文を。

注文の品は、「新福そば」に加えて「ヤキメシ」もお願いすることに。

 

すると、会計を担当しているそごうの店員さん(そごうの制服を着ていたので、恐らく)から

「ヤキメシの注文は11時からとなります」とのこと。

 

あ、そうなのね・・・と時計を覗き込むと、現在の時刻は10:58。

あと1分30秒程で11時になるというのに、何とも律儀な。

 

わずか1分少々のために、出直すのもどうかと思い

『ヤキメシが出てくるのは遅くても構わないので、今、一緒に注文は出来ないでしょうか?』

と尋ねた所

「注文についても、11時からの受付となります」

とのこと。

 

今、注文を受けるのと、1分30秒後に受け付けるのとで、なんの違いが生まれるのだろうか?

もっと言い方があるんじゃないか?

と思いつつも、この律儀なまでにルールを曲げない頑固さこそが、そごうスタイルだというのなら仕方ない。

 

この堅物相手に妥協案を探るのは無駄に感じ(揉めたら揉めたで、1分30秒過ぎそうですが)、

「じゃ、ヤキメシ要りません」と苦渋の決断を選ぶものとしました。

 

入店早々ケチのついた注文となりましたが、イートインスペースにはまだまだ空きが十分。

広めのテーブルに腰を掛け、食券を渡し待つこと8分程で「新福そば」が到着しました。

久々、眼下に降り立った真っ黒な醤油スープ。

そして、相反する真っ白なもやしと中心に浮かぶ、色鮮やかな黄身のコントラストがたまりませんね。

 

では早速、イカにも濃厚そうな黒く染まったスープを一口。

うーん、優しい甘さが漂います。

これだけ濃い色をしたスープながら、その味わいはむしろアッサリ。

 

豚や鶏の旨味を感じるスープをまとめ上げている醤油には、一切の角を感じません。

いかにも濃厚そうなビジュアルながら、優しく甘く、且つしつこさを感じないスープ。

外観から想像するイメージをガッツリとひっくり返す、良い意味で奇抜なビジュアルは、伝統深い京料理らしさも感じさせます。

 

そして、このアッサリスープを吸い上げる麺は

中太のストレート麺ながら、加水率が低く、アッサリしたスープをしっかり絡めてきます。

ツルツルした喉ごしの良さも、このスープとしっかりマッチ。

80年の歴史を持ちながら、今でも第一線で美味しく頂ける背景には、並々ならぬ努力や知恵を感じずにはいられません。

 

そして、新福そばならではのトッピングされた卵。

甘く角の無い醤油ダレに、一層の甘さとコクを与えてくれます。

このスープにして、少し強めの味付けがされているチャーシューと一緒に頂けば、層が重なる旨味も堪能出来てしまいます。

 

本来なら、このカエシを使って作られた、もう一つの伝統品「ヤキメシ」も同時に味わいたい所だったのですが…

今回は縁がなかった、ということで素直に諦めつつ、ヤキメシは次の機会の楽しみに取っておきましょう。

 

なお、今回ご紹介したイートインが出展していた「ご当地うまいもの大会」は、1/17にて終了となりました。

現在、新福菜館は関東でも

・秋葉原店

・麻布十番店

・伊勢佐木町店

上記3店がお店を構えておりますので、併せてご参考下さい。

 

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新福菜館(そごう千葉店 ご当地うまいもの大会 イートイン)

■ しんふくさいかん

■ 住所:千葉県千葉市中央区新町1000- そごう千葉店 6F

■ 営業期間:~2018/1/17まで

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