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JR稲毛駅前 北海道らーめん ひむろにて、野菜たっぷりな味噌オロチョン
月1恒例になりつつある内科通いを終え、その足でランチに向かおうと時計を見るも、まだ時間は10時半。
近場でお昼を済まそうにも、さすがにまだ早い…さてどうしたものか。
いや、せっかく時間があるのなら、たまには遠出しよう!
と、16号から穴川ICを経由して船橋~市川方面に向かおうとするも・・・隣を走る京葉道路を見ると、あり得ない渋滞が発生。
どうやら事故渋滞が起きており、穴川を起点に花輪まで続いている様子。
結果、車の外にまで響きそうな程の舌打ちをしつつ、ハンドルを左車線へ返し稲毛方面へ。
さあ困ったぞ、現在の舌は完璧ラーメンモードに突入したものの、この時間より稲毛で食べられるラーメン….
一’sは確か11:30オープンだし、家系って気分でも無い。
残る稲毛のラーメン店というと・・・頑々坊主(外伝)があるじゃないか!
頭の中に眠るラーメンデータベースを検索し、JR稲毛駅すぐ、イオン隣の頑々坊主外伝へ向かってみると、
・・・餃子屋になってた。
持ち帰り専門の餃子店ながら、一応、店内でも餃子が食べられるものの
開店時刻は12:00となり、現在の時計が指す時刻は10:50。
これは久々、ラーメン難民に突入する予感…
かつては行列の出来る人気店でもあった、北海道らーめん ひむろ 稲毛店
まさかの「頑々坊主外伝」閉店に遭遇し、目的を失いラーメン難民と化しながら、ひとまず稲毛駅前に。
お隣の西千葉駅周辺なら、徒歩圏で気になるラーメン店がいくつも見つかるというのに、こちら稲毛の駅前では「一’s」が開店前というだけで、一挙にラーメン不毛の地と化してしまいました。
数年前なら、ラーメン激戦区とも呼ばれていた稲毛駅周辺だというのに、時の流れはなんと無情なものか。
そんな悲しみを抱きつつ、ロータリーを過ぎた所で発見したのがこちら
「北海道らーめん ひむろ」となります。
確かここ、都内では一時行列が出来る程に人気のあった味噌ラーメンのチェーン店だったような。
稲毛の駅前に出来た際も、一時は行列が出来る人気店だった、と耳にしたことはあるも、私の記憶では訪問した覚えの無いお店です。
店頭に掲載されているメニューでは、
北海道の4大ラーメンのウチ、
・札幌味噌
・函館塩
・旭川醤油
の3ラインを取り揃えている様子。
中でも味噌については、辛さなのかトッピングの違いなのか、バリエーションを豊富に抱えている感じからして、主軸は味噌ラーメンとなる模様。
味噌ラーメン、かあ…
つい数日前に、美味い味噌ラーメン食べたばっかりなんだよなあ
でも、札幌系の味噌ラーメンは久々だし、バターとかトッピングしたら美味いんだろうなあ…
それよりなにより、外が寒い!!
という訳で、「北海道らーめん ひむろ 稲毛店 」へ、今更ながら初訪問してみるものとなりました。
3種ある辛みそらーめんながら、グレードを読み違えオロチョンをオーダー
店内に入り、まずは券売機へ。
塩ラーメンも気になる所ですが、ラインナップの多さからここは味噌を。
また、先日との「味噌被り」を避ける意味でも、辛みそのラインからセレクトしてみることに。
同「辛みそ」には
・味噌オロチョン
・キムチラーメン
・鉄火麺
の3種が並んでいるのですが・・・違いが分からないw
キムチラーメンはまんま、キムチの入った味噌ラーメンであることが想像出来ます。
が、キムチ自体は好きなものの、あの酸味と味噌ラーメンとの相性は想像付かず。
となると、オロチョンか鉄火か・・・やはり券売機上の少ない情報ではピンとこず、久々に目にしたフレーズである「オロチョン」をオーダーし、バターも忘れずトッピング。
ちなみに、この時点でのお客さんは、開店から僅か数分だというのに既に先客が2名。
時間的にシャッター待ちであったと思われますが、いずれにせよ人気店であるのは昔と変わらずっぽいですね。
ひとまずカウンター席に腰を掛け、メニューへ。
自分の注文した「オロチョン」の詳細を見直して見ると・・・
3種並ぶ辛みそラーメンの中でも、オロチョンは☆1つ。
対し、対抗馬で悩んでいた鉄火麺は☆3つ。
うーん、これは失敗したかな。
チェーン店形態のお店が「☆1つ」程度に掲げる辛味は、私評価だと☆0.3前後。
しかも、甘みとコクが強い味噌にバターまで溶け込んでしまえば、その辛味は大幅に大人しくなる訳だから、ここは鉄火麺にすべきだったか。
まあ、その分オロチョンには野菜がタップリ盛られているので、今日は「野菜を摂取する為の味噌ラーメン」と割りきってしまおう。
などと、他人からすればどうでも良いポジティブな切り替えを脳内でリフレインすること5分、
オロチョンラーメンfeat.バターが到着しました。
金色がかったスープ、その上を飾るもやしを筆頭にした野菜達。
そしてトッピングのバターは・・・角切り、か。
個人的な話になるんですが、角切りのデカデカバターってスープに溶け込みづらく、味にムラがでるんですよね。
なので、ラーメンへトッピングするバターは、薄切りの方が好みなのですが・・・まあ、いいか。
ひとまずは☆1の辛さとなるスープから。
甘みとコクある味噌が、北海道の雄大な大地を・・・北海道の大地、見たこと無いか。
ですが、良くも悪くも無難に仕上がっており、非の付け所はない、普通に美味しく頂けるスープです。
ただ、予想通り辛さは控えめで、☆1というよりも個人評価では☆0.3ほど。
続いて麺ですが、こちらも札幌味噌ラーメンらしく、加水率の高い縮れ麺。
麺箱を確認していないので分りませんが、チェーン店なので自家製麺かも知れませんね。
そしてトッピングの野菜へと移行。
こちらは、炒める際にスープを使っているらしく、下味はバッチリ。
これを味噌スープに絡めながら頂くのだから、美味く無くなる理由がありません。
器の中身を一通り回った所で、今度はバターを溶かしていきましょう。
案の定、大ぶりながら角切り立方体のバターは、スープに溶け込みにくい…
半分程溶け出した所で、バター溶かしの行程が面倒になり、一旦放置。
バターの溶け込んだスープを再度頂いてみると・・・やっぱ美味い。
バターと味噌、縁の浅そうなこの両名を、初めて出会わせたのは一体誰なのだろう。
これはルネサンス期に於ける3大発明に次ぐ、20世紀最大の発明じゃ無いでしょうか。
いや・・・でも、じゃがバターに塩からを乗せたヤツも、偉大過ぎる発明だなあ。
じゃがバターに塩から、味噌にバター、いずれも北海道を皮切りにした発明、ということは、北海道こそ20世紀最大の発明大国なのか。
まあ、そんな余談はともかくラーメンの方へ話を戻しましょう。
良くも悪くも、スベることの少ない味噌ラーメン、そしてスープで炒められた野菜に、懐かしさ漂う縮れ麺。
良い意味で、昔懐かしい味噌ラーメンを丁寧に作り上げたラーメンですが、反面すれば、これといった特徴を感じないラーメンとも言えます。
オロチョンを名乗るからには、もっとパンチある辛みが欲しかったものの、それを求めるのなら鉄火麺へ…という事なんでしょうかね。
老若男女が安心して、誰でも美味しく召し上がれる優等生な仕上がりですが、個人的にはヤンチャで手が掛かるけど、どこか憎めない、そんな一品を期待してしまいました。
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北海道らーめん ひむろ 稲毛店
■ ほっかいどうらーめん ひむろ
■ 住所:千葉県千葉市稲毛区小仲台2-5-13
■ 営業時間:11:00~AM4:00(日曜のみ23:00まで)
■ 定休日:無休