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【閉店】JR本千葉駅から徒歩5分 濃厚鶏らーめん 武者道で頂く、黒さに磨きが掛かり、旨味も香りも濃厚なマー油チャーシュー麺

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少し前から、豚カツを食べたく足を運んでいた、本千葉にある老舗定食屋さん

しかし、この1ヶ月で足を運ぶ事4回、その全ての訪問時に店先へ

「誠に勝手ながら、本日はお休みとさせて頂きます」の張り紙が

 

1度や2度ならまだしも、1ヵ月の間に4/4で臨時定休を引き当てるとは

毎度の事ながら、自分の引きの強さ(正確には弱さ)に感服する反面

高齢となった店主さんが営んでいるお店だけに、一抹の不安も

 

そんな不安を払拭すべく、向かった5度目の訪問

そこには恒例となった張り紙が掲載されてはいたものの、その内容には僅かながらの変化が

これまでは「臨時定休」を匂わせる文体であったものの、この日見た張り紙の文体は、明らかな事情の変化を伺わせる内容に

ただし、まだ閉店では無く「暫くの間、お休みする」とのこと

吉報が届くことに期待を寄せつつ、お店を後にするものとなりました。

 

さて、1ヵ月フラれ続けた豚カツについては、ここで暫しの別れを

問題となるのは、この豚カツに向いていたフラストレーションの吐き出し先となるのです

ここまで来ると、もういっその事、油をまるまる飲み干す、そんな濃ゆいひと品で無ければ収まりも付きそうにありません

 

油を飲み干す・・・・

油・・・・濃ゆい・・・

 

あ、近くにあるじゃないか!!

という訳で、向かった先は本千葉駅から末広街道方面へ

県庁前駅から徒歩3分ほどの距離にある

「濃厚鶏らーめん 武者道」を久々訪れてみることに。

JR本千葉駅、県庁前駅から徒歩5分 濃厚鶏らーめんが看板印 武者道

本日のランチに訪れた、濃厚鶏らーめん 武者道

こちらのお店が開店したのは、確か6~7年前

 

第一期(?)鶏白湯ブームが千葉にも訪れた頃で、

・七星

・並木商事

など、今となっては千葉駅周辺を代表するラーメン店が、次々とオープンした時期でもあります。

 

両者と同じく、こちら「武者道」も、その名の通り鶏をベースとしたラーメン

また、こちらのもう一つの特徴となるのは、運営母体が「鶏料理」のお店となる点です。

最近では、

・麺やてい司゛

・麺屋ことぶき

・麺屋黄門さま

などが、焼鳥・鶏料理専門店のセカンドブランドとして、ラーメン店を展開しております

 

が、その先駆けともなるのが、こちらの武者道

こちらの母体となるのは、中央区新町(通称、裏千葉)に

・地鶏炭火焼き 鶏Hiro

・串や鶏Hiro

などのお店を展開する会社

そちらのセカンドブランドとして、ここ末広街道沿いに6~7年前にオープンしたラーメン店となるのです。

 

とは言ってみたものの、こちらを訪れるのも実に3~4年ぶり

ここ最近、ジム帰りにちょくちょく店の前を通るのですが、その度に

・まだ営業開始前

・お昼ど真ん中で、大混雑

のいずれかに遭遇してしまい、よもやの空振り続き

しかし、この日の訪問時刻は11:30とあって、上記いずれにも引っかからず無事に入店の運びとなりました。

 

さて、そんな武者道で提供されるラーメンですが、

当然ながら、ベースとなるスープは濃厚な鶏

そちらを

・塩

・醤油

・マー油(醤油にプラス)

これら3種いずれかのフレーバーで頂くのが基本形態

 

更には、これらのつけ麺バージョンとして

・塩

・魚介

・柑橘(?)

・カレー(??)

・限定(???)

等といった変化に富んだつけ麺も提供されているとの事

 

私の記憶の中では、塩、魚介のつけ麺止まりでしたが、柑橘にカレーとは、これまた興味引かれるフレーズ

(ちなみに、限定についてはなんの説明書きも無しw)

ただ、今日の位置取りとしては、某定食店で頂くはずだった豚カツと、暫しの別れを告げる、いわば決別のラーメン

 

その代わりを果たすべくラーメンとあらば、濃厚さにコッテリした油を加えた一杯しか考えられず

「マー油ラーメン」をオーダーしつつ、チャーシューそして岩のりを盛大にトッピングすることに。

黒さに黒さを重ねた漆黒の一杯!マー油チャーシュー麺with岩のりトッピング!!

こちら、武者道の開店時刻は11時

ただ、近隣は千葉県庁を始めとした官公庁がひしめくエリア

それだけに、ランチの時間を迎える時刻も、12時ジャストであることが多く、店内は嵐の前の静けさと表現するのがシックリくる様子

 

先客もおらず、私1人でカウンターを独占し、待つこと・・・5分

驚くほどの早さで提供された、本日のランチがこちら

本千葉の武者道にて頂く、マー油らーめん(チャーシュー&岩のり)となります。

 

一般的に「マー油」と言うと、九州を中心に使われる黒マー油を想像するところ

ですが、ここ武者道で使用されるマー油には黒さは無し

ですが、立ち上がる湯気からは、しっかりとしたニンニクの香り、そして濃厚な旨味が感じられ、その始発駅は紛れもなくマー油そのもの。

 

そして、濃厚な香りにセカンドインパクトを与えているのが、たっぷりトッピングした岩のり

デフォでもトッピングされる岩のりを、更に増したことによって、茶褐色のスープをも埋め尽くす、正に黒一面

松崎しげるや茂木シェフ、山形ユキオにも負けず劣らない

「黒さは強さ!!」を感じさせてくれる、力強い漆黒世界を生み出しております。

 

それではまず、スープの方から

岩のりの黒さが際立ちすぎて、少しおとなしくすら見えるこちらのスープ

ですが、その茶褐色に染まった色味は、岡副麻希を思わせるほどの力強さは備えています。

 

これをまず一口啜ってみると、口内は一気にコラーゲン

トロっとした濃厚な舌触り、その先には濃厚な鶏の旨味とマー油の旨味が絡みあった、ズシンとくる強さで溢れかえります。

その濃ゆさ故に、賛否は確実に別れる部分でしょうが、このヘビーなスープ、好きな人には溜らないほど、後を引いてクセになる旨味が溢れています。

 

そんな強いスープに立ち向かう麺は、

この通りの、細縮れ麺

強すぎるスープと相対するには、頼りなさを感じそうなのですが・・・

 

これがまた、意外なほどに心地よい働きを見せてくれています

ちょっと固めの茹で加減で、食感が心地よい麺となっており、濃厚極まりないスープに程良く絡み

なんといっても、岩のりとの絡みが良く、スープ&麺&海苔の3重奏が味わえ、より深い味わいが得られます。

 

そして、見過ごせないのが

こちらのチャーシュー

 

最近はアッサリで肉肉したロール系が主流ですが、こちらは脂がタップリ付いたバラ系

柔らかさと甘さを兼ね備えており、濃厚なスープが絡むことで一層旨味を増し、オカズになるレベル

流行りの肉肉しい系も嫌いじゃありませんが、やっぱ私の好みは、この脂シットリ系チャーシューが一番です。

 

そしてもうひと品、この器に更なる黒みを与えているのが、

こちらのキクラゲ

 

濃口の鶏スープに合わさるキクラゲの食感は好きなのですが

こちらのキクラゲについては、ちょっとサイズ感的に今ひとつというか

麺や岩のりとの組み合わせを考えると、もう少し小ぶりにカットした方が、他の食材とも合わさりやすく思います

そうでなくても、食感が強く、固めなキクラゲだけに、他の食材のサイズや食感に合わせ提供されれば、一層美味しく頂けたのかな、と。

 

そんな感じに、久々に頂いた武者道のマー油らーめん(チャーシュー&岩のり付)となるのですが

全体を通じての感想としては、以前のイメージよりも大幅に向上している様に感じ、その濃厚さを堪能するものとなりました。

 

重厚なスープ、そこに旨味を加えるマー油、そして様々な味わい、食感が入り乱れるトッピングと、どれも私的には好みの仕上がりとなっており、満足度は十分

ただ、スープがガッツリしている反面、スープの量、麺共に若干少なめ仕様となっており、こちらでは替え玉が推奨されているのですが、替え玉を前提とするには少し、スープの量が少なく感じました。

この辺のバランスをどう摂るか、は難しくも感じますが、私的には替え玉よりも大盛りの方が適しているのかな、と思ったり。

 

また、久々に訪問したためか、以前は無かった(気付かなかった??)

つけ麺の方にも様々なバリエーションが加わっていた点も見過ごせませんね

特に、柑橘&カレーつけ麺なんてのは、どう仕上がってくるのか面白そうな品となりますので、近いうちに是非これらも味わってみたいところです。

 

ちなみに、私が訪問した11:40時点では先客0ながら

お店を後にしようとした、12時前には全テーブルが埋まってしまい、空いていたのはカウンター数席のみの大賑わいとなっておりました

12時近くになると一気にお客さんが溢れる立地な上、店主さん1人のワンオペ体制となりますので、来店時間については注意が必要にも思います。

 

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【閉店】 濃厚鶏らーめん 武者道

■ のうこうとりらーめん むしゃどう

■ 住所:千葉県千葉市中央区長洲2-7-19

■ 営業時間:11:00~15:00 / 18:00~24:00

■ 定休日:日曜日、第一火曜日

 

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