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【移転】西船橋の人気店、隼ホルモンで濃厚激ウマなシロ肉の8連コンボ
先週の木曜日、この日は仕事関連の友人らと「打ち合わせ」と称した飲み会の日。
この日の会場に選んだお店は、西船エリアで気になっていたホルモン焼きのお店。
事前に調べていた評判によると、
「ホルモンの下処理が秀逸過ぎる」
「クセも無ければ臭みも感じない」
「とにかく歯ごたえが違う」
などなど、私のイメージするホルモンとは程遠いイメージを伝える声ばかり。
そんな声を耳にしては居ても立ってもいられず、千葉から総武線で20数分
JR西船橋駅を14号側に降り、国道を渡った先にある
こちら「隼ホルモン」を訪れてみました。
ちなみに、この日の訪問時刻は、開店と同時となる18:00ジャスト。
(正確には、気持ち早くお店を開けて頂きました)
千葉から足を伸ばしての訪問となる為、勇み足感が否めないものの、快くお出迎えして頂きました。
内観は「いかにも」なホルモン焼き店となるのですが、果たして、どんな白肉がお出迎えしてくれるのでしょうか。
JR西船橋駅から徒歩5分、住宅街にひっそり構える人気ホルモン店 隼ホルモン
席に案内され、まずはメニューをチェック。
事前情報によると、同店には赤肉(ロースやカルビなど)も取りそろっているが、俄然お勧めなのは白肉(ホルモン類)とのこと。
予習をしなければ、危うくハラミやサガリに手を伸ばしてしまう所でしたが、今日の所は赤肉は控えめに。
メニューに目を向け、まず意識が止まったのが、
こちら「プレミアムホルモン」のエリア。
プレミアムと言うからには稀少な部位を扱っているのでしょうが、それでありながらお値段は均一680円。
さすが、ホルモン専門店ならではの安さ、ということで、同プレミアムエリアの中でも
「隼ホルモン三大名物」と称される
・豚レバー
・隼ミノ
・はつもと
の3品をオーダー。
ついでに、お勧めマークと思われる符号に彩られた
・とろホルモン
も合わせてオーダーしてみることに。
上記以外にも、
一品料理やスープ、ご飯モノまでの取り揃いが。
とはいえ、今日の主役はホルモンとなるので、まずは白肉をラインナップするオーダーで方向性を統一させてみました。
とにかく激ウマなシロ肉! 噛み切れないなんて言わせない食べやすさも抜群!
白肉中心のラインナップで攻め崩す・・・
と事前ミーティングを行ったにも関わらず、先走って野菜を頼むヤツというのは、どこの世界にもいるもの。
本日、招集したメンバーは5名だったのですが、案の定この中にもミーティングを理解していないメンバーがおり、
ドカッと盛られたキャベツが開幕オーダーに出現。
同じ野菜を摂るにしても、せっかく「ホルモンサラダ」なる、不可思議メニューがあるのだから、そちらを選べば良いものを…
まあ、人数集れば、この程度の「センス無い注文」も、ある程度は織り込み済み。
気分を取り直し、まずはビールを頂くと…これが実に美味い。
特別な製法で作られた訳では無い、ごく普通の生ビールなのですが、ビールサーバーの洗浄に手が行き届いていること、口開けしたばかりのタンクである為か、居酒屋等で頂くビールの中でも格別な美味さを誇っています。
こういった細かい所に手が行き届いているお店は、得てして良いお店ばかり。
一口目のビールだけでも、こちら「隼ホルモン」の良店ぶりが伝わってきます。
ビールの美味さをしっかり味わい、肉を受け入れる準備も整ったタイミングで、いよいよホルモンの部へ。
まずお目見えしたのがこちらの豚レバー。
しっかりと角が立ったレバーは、新鮮さの象徴そのもの。
豚レバーだというのに、全てが美しいルビー色に輝いており、この煌びやかさから察するに、
「さっきまで生きていた?」と、錯覚させる程に輝きを放っております。
なによりこのレバー、どういう訳かごま油がタップリ。
その様相たるや、生で食べて欲しいと言わんばかり・・・なので、念のために確認すると
「ちゃんと焼いてから食べて下さい♡」との声が。
ただ、しっかり焼いて、ではなく、サッとレア気味に焼いて・・・
なるほど、そういう事ですね。
大人の事情を忖度し、サッと焼き目を付けたこちらのレバー、とろける程に美味い!!
近年はまず見ることが出来なくなった、「生でも食べられる程に新鮮なレバー」の旨味が凝縮。
それでいながら、表面には炭火によってしっかりした焼き目が付いているので、内外で食感の違いを楽しめる、一挙両得な味わいを堪能出来ます。
続いての焼き物メニューとなるのが、こちらの隼ミノ。
その外観からも、プルンとした食感、喉ごしの想像が付く「THEホルモン」が登場。
4種の味付けから選択が可能でしたが、この場は店員さんのお勧めに身を委ねることに。
ちなみに、その隣を彩るトマトは、これまた流れに乗りきれない無法者が注文したもの。
ホルモン一色に染まる銀世界を堪能するべき場に投入されるトマト・・・いい加減、ツッコむことすら不憫に思えます。
という訳で、炭火の火加減に気をつけながら、隼ミノをスタート。
タップリ蓄えた脂が、メラゾーマ級の火柱を立ち上げるモノ・・・と思いきや、案外おとなしめ。
外観とは裏腹、こちらの隼ミノは脂が控えめで、サクッとした食感がウリなんだとか。
焼き上がった隼ミノは、到底ホルモンとは思えない、サクッとした食感に一同唖然・・・
普通ミノと言えば
「いつ飲み込めばわかんなーい」
「かみ切れないけど、これガムですか?」
などと口を揃えて謳われるモノの、この隼ミノは、それらとは完全別物。
隠し包丁なのか下処理なのか、その理由は一切分らないものの、日頃食べるミノとは全く異なる食感。
ネチャッとする、ある意味でホルモンらしい食感が全く無く、シャキッと噛み切れてしまい、しかもその都度中から旨味が暴発。
タレからの甘みも相まっており、付けダレなしでも十分に美味い、初体験するミノに思わず騒然としてしまいます。
そうこうしながら、肉を焼きつつ、お酒のペースも上がってきた所で、
箸休め代わりとなる、センマイ刺しを。
ホルモンの箸休めと言えば、やはりホルモン。
ここにトマトやキャベツを挟んでくるなんて、なんたる邪道…なんて思いを腹の中に溜め込みながら、頂くセンマイ刺し。
味噌だれとの相性も格別で、脂に偏った口内をスッキリさせて頂きました。
さあここで、隼ホルモンの三大名物、第三弾「ハツモト」へ移行。
上記のカメラワークからも伝わる通り、飲みながら焼きながらの撮影は困難を極めております。
まだ意識はしっかりしているモノの、肉の美味さを堪能し過ぎるあまり、写真を撮る方への意識が徐々に薄まっていることだけ、お伝えしたい次第となります。
ちなみにこの「ハツモト」ですが、焼き上がりのコリッとした食感が、類を見ない歯触り。
今自分が何を食べたのか分らなくなる程、ホルモン焼きでは堪能出来ない、唯一無二の食感ながら、優しい脂が伝わってきます。
こちらには味噌、もしくはコショウがお勧めとのことでしたが、個人的にはコショウ多めがハマりました。
そして、先発陣の注文、ラストを飾ったのがこちら。
ホルモンらしい上質な脂が、全身からみなぎってくる「とろホルモン」となります。
プリップリな身の柔らかさと、滴る肉汁が今にも溢れてきそうなこの「とろホルモン」。
外がカリッとするまで、60秒程焼き色を付けるのがベストな焼き方とのこと。
という訳で、腕時計の秒針に注目しながら、焼き台の上に・・・投下!
5秒・・・10秒・・・15秒で、早くもメラゾーマが発動!
焼き網より立ち上がる火柱を氷で消化しつつ、外観にキレイな焼き色を付けるべく、網の上を走り回る!
クッパの居城より立ち上がる火柱を、華麗なジャンプでくぐり抜けるマリオの如く駆け抜け、焼き上がったとろホルモン。
脂が冷えぬウチに口の中へと放り込んでいきます。
焦げ目を纏ったマリオ・・・もといとろホルモンのカリッとする皮を破ると、中から溢れんばかりの旨味が大暴走!!
蜂の巣を突いたかの様に飛び出る脂の上品さがたまらず、その勿体なさから飲み込むことをためらう程。
が、そのまま口の中に置いておくだけで溶け入りそうな旨味を、焼酎と共に流し込むと・・・もう言葉は入りません。
そんな感じに、先発4枚看板だけでも、感動を覚えながら箸を進め、気付けばお酒も4杯を完飲。
このあたりからいよいよ、写真撮影に向く気概が失われており、何を頼み、何を食べたのかも記憶は曖昧となってきました(汗)
そんな訳で、カメラに記録のあった残り3品ではあるものの、
これらが一体「なんの部位」であったのかは、今となっては分らない始末。
(2枚目の右側が牛タンであることだけは間違いなさそうです)
また、撮影前に焼き上げてしまったのか、上記以外にも豚のシロやハラミなど頂いたはずですが、こちらも記録には残っておらず…
大人数でガチャガチャ焼き、頂くホルモンや焼肉類は、記録に残る写真だけでは、それがなんの部位であったのかを把握することが難しい事
そして、忙しく焼きながら、更に写真まで撮影し、記録を残すことが、いかに難易度を極める行為なのかを肌身で感じるものとなりました。
が、そんな慌ただしさを超越し、わざわざ西船橋まで足を伸ばすだけの価値がある。
そんな他店と比べることの出来ない、稀少かつ激ウマ経験を、ここ隼ホルモンにて堪能させて頂きました。
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【移転】 隼ホルモン
■ はやぶさほるもん
■ 住所:千葉県船橋市西船4-16-1 幸伸ビル 2F
■ 営業時間:火~土 18:00~23:30 / 日 17:00~22:00
■ 定休日:月曜日