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焼肉凱旋門 高品店でちょっと贅沢ディナー 実は肉よりサイドメニュー推し?
先日の週末は、我が家の子供の誕生日。
ということで、誕生日にかこつけ、ちょっと贅沢な晩ご飯をセレクトした結果、高品にある「凱旋門」へ。
当日での予約となってしまった為、通常席は全て埋まっているものの、別料金が掛かる個室(お会計の10%が個室代)なら、入店可能とのこと。
どこぞの割烹じゃあるまいし、個室だからと言って特別サービスがある訳でもあるまいに、別料金制とはいかがなものか?
と気にはなったものの、今更他の店を探すのも面倒なので、しぶしぶ入店。
という訳で、ここ凱旋門の個室(お会計の10%が個室代w)より、この日のディナーをお届け致します。
肉もさることながら、実はサイドメニューもウマい凱旋門
焼肉の凱旋門と言えば、千葉市民なら誰もが良く知る「赤門」のハイブランド店。
赤門については、何度訪問しても苦い思いばかり経験している為、長いこと足を運んでおりませんが、ここ凱旋門は話は別。
ハイブランドらしく、料金は相応ではあるものの、それに見合ったお肉が提供される、千葉でも数少ない「高級焼き肉店」と呼べるお店になります。
1人前4800円するシャトーブリアンや、3000円の特上タン塩、5000円の特撰カルビなどなど、注文するにも緊張しそうな脂滴りとろける肉がメニューに並ぶ一方、
リーズナブルとまでは言えないものの、手の届く範囲の値段でありながら、価格に見合った価値を与えてくれるメニューも多数。
上を見出したらキリは無いものの、そこそこのお値段で相応のお肉が食べられる、お祝い事をするには程良い焼き肉店となります。
また、その運営形態上、どうしても牛肉類にばかり目が行くのですが、個人的に凱旋門で推したい部類となるのが
これら、サイドメニューとなります。
チジミや石焼ビビンバといった定番メニューはもちろん、牛肉の握りやケジャンといった、ちょいリッチなサイドメニューが多い上にどれも美味。
特にケジャンは、千葉ではなかなか食べる機会すら無い、ここ凱旋門だからこそ頂けるメニューでして、凱旋門を訪れる理由の大半はケジャンの魅力に惹かれるが故、でもあります。
そんなわけで、まずはビールを注文しつつ、サイドメニューの中から
・ケジャン
・牛の握り
をおつまみに注文。
すると、返ってきた答えは
「すいません、どちらも本日切らしております」
・・・ウソだろうが。
どちらか一方というのならいざ知らず、どちらも無いとな??
まあ、ここは駄々をこねても仕方ない。
気持ちを切り替え、他のサイドメニューより
・牛刺し
・ユッケ
をオーダーしてみた所、
「申し訳ありません、そちらも品切れとなります」
・・・。(絶句)
ここまで注文する事4品。
しかし、その全てが品切れとあっては、楽しみにして来た私もさすがに意気消沈。
運が悪いだけ、といってしまえばそれまでですが、そこまで品切れするもんなのでしょうか。。。
また、店内のPOPを見ると、「お誕生日のお客様には特別なプレゼントをご用意」との宣伝を発見。
前述した通り、この日は子供の誕生日当日であったので、その旨を店員さんに告げると
「今日が誕生日であることを証明できる、身分証等をお持ちでしょうか?」との回答が。
大人ならともかく、5歳になったばかりの子供の身分証など、常備する訳も無く、「無いんですよ」と返事をすると
「でしたら申し訳ございませんが…」との事。
いやさ、言わんとすることは分りますよ。
誕生日でも無いのにフリをしてサービスを受ける、そんなお客さんも少なからずいるだろうし。
なので、身分証の確認を行っているのも理解は出来るけど、そう素っ気なく切り捨てなくても…
先ほど注文したサイドメニューが、ことごとく品切れだった所に輪を掛け、素っ気ない対応。
顔晴れを拒み、ヒッソリしたい訳でも無いのに、別料金まで支払わされて個室に通されながら、挙げ句には塩対応の連発。
高級ブランドをぶら下げている凱旋門だというのに、この接客続きにさすがの私も意気消沈。
ひとまず、本日の主役である子供の食事を先にオーダーすべく、メニューを見ると
以前は無かった「お子様メニュー」のコーナーを発見。
こちらの「お子様セット」を注文してみたのですが、
なかなかのボリューム&バランスの取れた取りそろいになっております。
お肉の内訳は、鶏&牛となるのですが、その肉質も「お子様」レベルではなく、しっかりとしています。
それで居ながらお値段1280円となりますので、この辺りの構成はさすがと言えそうです。
接客には疑問が残るものの、なんだかんだ「ウマいは正義」を貫く凱旋門
注文する品々がことごとく品切れとなり、自ら注文するのを控え、本日の注文はかみさんへ一任することに。
まず1品目に到着したのは、こちらのチョレギサラダ。
サラダの上に韓国海苔が散らされており、薄味などレッシングながらも、海苔の風味と味付けで、しっかりとした味わいが頂けます。
ホントここ凱旋門は、サイドメニューがいちいちウマいんですよね。
お陰で、上り詰めていた怒りのボルテージも、37℃ほどまで低下するものとなりました。
続いて到着したのは
牛タン(自分で注文しなかったので、正確なメニュー名は分らないのですが)とキムチ。
牛タンについては、可も無ければ不可も無い、お値段相応な味となりますが、ここでまた意外性を発揮してきたのが、サイドメニューであるキムチ。
赤唐辛子の辛さの中に、しっかりとした白菜の甘みが滲み出ており、酸味が少なく実に私好みの味。
ここでもまた、キラリと光るサイドメニューの旨さを味わい、私が感じていた怒りのボルテージは、最早平熱まで低下。
なんだかんだ言いつつも、ウマいは正義だなあと痛感してしまいます。
そして、ここからは赤身肉のラッシュ。
凱旋門上カルビと、中落ちシャトーブリアンと続き、
カルビと見間違うばかりの脂肪を蓄えた、上ロースとなります。
前半のシャトーブリアンあたりまでは良かったのですが、カルビ、ロースと続き、いい加減、脂の重さを感じてきますね。
もう10~15際若かったら、この脂滴る写真だけで白米が掻き込めたというのに、加齢による胃腸の劣化には逆らえそうにありません。
上質な肉の脂に舌鼓しつつも、さすがに疲れを見せ始めた胃腸に対し、〆は優しい一品をオーダー。
という訳で、この日のラストを飾ったのがこちら、「石焼チーズリゾット」となります。
ビビンバなら分るものの、チーズタップリのリゾットを石焼・・?
なんとも珍しい組み合わせとなるこちらの品ですが、これが見事な共演を果たしています。
ご覧の通り、アッツアツに熱されたチーズなのですが、その甲斐あって、食べる直前まで液状を保っており、リゾットに対しスープの様に深く絡んでくるのです。
お米一粒一粒、といって過言で無いほど、まとわりつくチーズの膜がスープを吸ったご飯と相まって、口に運ぶ全てが等しくウマい。
ただ、大量のチーズが石焼き鍋へのへばり付くものの、液状化の激しさからご飯が「おこげ」にならない、という石焼特有の武器が失われている点が残念です。
とは言え、失ったおこげ部分を凌駕し、余りある程、最初から最後まで、終始アツアツのチーズが頂けるこのリゾットは、さすが凱旋門、と唸らされる程。
スタートから激しく出鼻をくじかれた、子供の誕生日となりましたが、終わりよければ全て良し、結局サイドメニューの旨さに納得するものとなりました。
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凱旋門 高品店
■ がいせんもん たかしなてん
■ 住所:千葉県千葉市若葉区高品町1586-2
■ 営業時間:[月~金]11:00~15:00 / 17:00~23:00 [日]11:00~23:00
■ 定休日:無休