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【閉店】8月リニューアル! 西千葉の北じんじん とにかく肉が溢れるランチ

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西千葉駅から作草部方面に向かう大通り。

学生が多く、ボリュームあるランチを提供するお店が多いこのエリアに、今年4月オープンした、居酒屋じんじん。

 

今年の1月頃まで開店していた、牛骨ラーメンのお店「GAKUSHOKU いちず」の跡地にオープンした居酒屋さん。

西千葉界隈の居酒屋には足を運ぶ機会が少なく、これまで訪問機会がなかったのですが、少し前に店先を通った際に、

こちらの看板を発見。

 

どうやらお盆の最中より新装オープンを行い、ランチ営業も始めたとのこと。

しかもそのメニュー内容は、居酒屋のランチらしからぬ、かつめしやジンギスカン、豚丼などと、北海道の名産品が取りそろう様子。

 

肉三昧のランチが頂けるとなれば、足を運ばない理由は皆無。

という訳で、居酒屋じんじんあらため「北 じんじん」へ早速行ってきました。

こぢんまりした造りながら、ボリューム溢れるランチが勢揃い 北じんじん

開店時刻の11:30に合わせ、お店へ入店。

この日は家内と一緒に訪問し、2人ということで入口近くの小さな席に座ろうとすると

 

「まだお客さん居ないんで、奥の広い席、使っちゃって下さい!」

と威勢の良い声を男性スタッフさんから掛けられ、奥の広い席へ。

前客&待ちが居ないにも関わらず、狭い席へ詰めさせるお店が多い中、僅かな心配りながら、少しでも居心地を良くする一言って好印象を受けます。

 

店内の作りは、「GAKUSHOKU いちず」時代と同じな雰囲気で、カウンターが3席ほどに加え、テーブル席が4席ほど。

 

早速、店内のメニューに目を向けてみると

北海道のご当地飯と呼ぶにふさわしい丼メニューが勢揃い。

また、ご飯モノだけに留まらず、北海道のご当地ラーメンも4種登場。

 

前世が粉モノだと自負する私にとって麺類は捨てがたいものの、近隣は強豪有名ラーメン店がひしめく西千葉エリア。

そこでわざわざラーメンを選ぶには、まだ日が早い事に加え、この日の気分は完全ご飯モード。

どの丼も、なかなかのボリュームに見えつつ、上記には「ご飯大盛り無料」の一文を発見。

学生街だけに、激安なお店が多い同エリアの他店と比べ、決して激安では無いものの、ボリュームを充実させることでの割安感が伺えます。

 

ひとまず丼メニューを前提におきながら、裏面メニューにも目を向けてみると、

こちらには定食を中心としたメニューが多数掲載。

ボリューム感の分る写真は「欲張りMIXフライ」のみとなるが、この写真一枚でどのメニューも相当なボリュームを要していることが想像出来ます。

更にこちらの定食に関しては、ご飯の大盛りを越えるチョモランマ盛り、更には1回までお替わりも無料とのこと。

どこまでも炭水化物を求める学生であれば、なんとも有り難いサービス(笑)

 

そうこうしてメニューを決めかねている間に、先ほどの男性スタッフさんから、

「ランチはソフトドリンク1杯サービスやってますんで、お好きなものおっしゃって下さい!」

と、またも威勢の良い一声が。

 

壁のPOPに目をやると、

なるほど、これまた嬉しいサービス。

 

少しでも客単価を上げるべく、ドリンクを別料金にするお店が多い中、敢えてランチの単価を安くし過ぎず、代わりにドリンクをサービスする事で充実度をアップ。

単価を上げることに躊躇するお店は多いですが、単価が上がったにせよサービスでカバーしてる姿に、店主さんの頭脳プレイが垣間見えます。

北海道らしさを味わうべく、かつめし 四川ピリ辛ダレをオーダー

気になるメニューが多数並び、選択に悩むものの、この日の気分は肉とご飯。

肉とご飯を勢いよく味わう代名詞、といえばかつ丼。

 

が、しかし、ここは北海道メシ。

北海道らしいかつ丼と言えば、玉子でとじずに味付けを施す「かつめし」に決定。

 

ここ、北じんじんのかつめしには、定番となる熟成甘ダレだけでなく、四川ピリ辛ダレもあるとのこと。

どちらも気になりますが、今日の所は裏スジから責めるべく、ピリ辛ダレをチョイスすることに。

 

注文を終え、次回訪問に備えた予習を始めていると、三度威勢の良い声のスタッフさんから

「カツめし、ご飯大盛り無料ですけど、どうしますか?」

との一言が。

 

有り難いお声がけではあるものの、重箱一杯のご飯を、更に大盛りで食べきる自信は無く、ここは遠慮させて頂く事に。

それにしても、威勢良い上に、圧がすごい…

良い意味で、夢に出てきそうな程、元気いっぱいの接客です(笑)

 

そうこうしながら、待つこと10分弱でかつめしが到着。

重箱一杯に詰まったご飯。

そして、その上に鎮座するのは、これまた重箱サイズのビッグな豚カツ。

カツの上にはピリ辛なタレ、海苔、そして一杯の青ネギ。

よそでは見た事の無い、風変わりな組み合わせ、早速頂いてみます。

 

まずはカツから。

ピリ辛の名に恥じない、結構辛めのタレ。

豚カツは1㎝ほどと、決して厚めでは無いものの、柔らかく下ごしらえが施されており、食べやすく仕上がっていますね。

 

タレや豚カツ単体では、少し濃いめの味付けに感じますが、これもまた濃い味を好む北海道ナイズなのでしょうか。

ご飯とタレを絡めて食べる事で、程良い濃さというか、ご飯を掻き込むことが前提の濃さ、ですね。

ご飯を大盛りにすることが前提というなら、確かにこの味付けがちょうど良いのでしょう。

ただ、普通盛りのご飯だと、カツに掛かったタレを吸ってベチョッとなるため、重箱のご飯&箸では食べづらさも感じました。

 

次に味噌汁を覗いてみると、これまたボーナスを発見。

味噌汁の中には、まさかの玉子が投入されています。

ありそうで無い、味噌スープ IN THE エッグ、江戸時代なら泣いて喜ばれる所業です。

 

ここまでのボリュームでも十分驚かされたものの、これを凌駕したのが、もう一品のオーダー。

 

何の気なしに注文した、「チキンカツ&デミハンバーグ定食(850円)」ですが、そのボリュームたるや、

デミソースがタップリ掛かった、130g程のハンバーグ。

そして、カツメシと同等サイズのチキンカツが、写真では分りづらいもののなんと2枚重ねで登場。

 

チキンカツ2枚でも相当なボリュームだというのに、ハンバーグ、更には千切りキャベツにポテトサラダまで。

加えて嬉しいのが、和辛子だけで無く、豆板醤が添えられている点。

 

ボリュームのあるチキンカツはありがたいものの、ソース一辺倒ではやはり飽きが来てしまいます。

そこに、味変を加えられる豆板醤、更にはハンバーグに掛かったデミソースまで、チキンカツの味変に使用できるので、実質3パターン以上の味付けで頂く事が可能。

これなら大盛りご飯は元より、チョモランマサイズであっても食べられる気持ちだけは分ります。

 

とは言ったものの、30代後半の胃袋には、そこまでの拡張機能は常備されず。

自分のカツめしだけでも十分な所に、家内が食べきれなかったチキンカツ(約1枚分)まで頂き、体が傾きかけるほどの満腹と至りました。

 

これだけたらふく食べたというのに、お会計は2名分で1600円。

久々に一線を踏み越えたガッツリランチでしたが、感じの良い接客含め、大満足となりました。

 

次回はカツめしの甘ダレにするか、豚丼を選ぶか。

いやでも、ジンギスカンも捨てがたいし、びっくり丼でびっくりもしたい。

次回訪問に向けての希望も膨らむ、新規開拓した中では、久々大当たりのランチでした。

 

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【閉店】北じんじん

■ きたじんじん

■ 住所:千葉県千葉市中央区松波2-19-5 鎌滝ビル 1F

■ 営業時間:11:30〜15:00 / 17:00〜23:00

■ 定休日:土曜日

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