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大衆酒場王国、勝田台の人気店 竹うちへ初訪問 平日・時間に関係無く賑わう、昭和の原風景が詰った居酒屋

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勝田台の「ときずし 山田」にて、

勝田台で頂くワンランク上の握り寿司、ときずし 山田を初訪問! 江戸前の技法、寿司に和食の随を感じる『おもてなし』も堪能!!
普段メッタに足を運ばないものの、私の事務所がある八千代市勝田台 その事務所メンバーに以前より 「勝田台に友人(正確にはお兄さん)が板前をしている寿司屋があるから行こう」 と誘
2018-12-06 07:05

贅の限りを尽くしたようなおもてなしを受けた帰り道

 

時計に目をやると、この時点で時刻は21時前

たまに外に出掛けてきた既婚者一同にとって、

「まだ帰りたくない」空気が漂う時間とあって、誰とも無く自然に沸き上がるのが

「二軒目どうする?」の一言。

 

テレビ東京の某酒場探求バラエティさながらの空気に包まれながら、向かった先は同じく勝田台

昼から営業する大衆酒場がひしめくこの土地にあって、以前より噂は聞きつけていたものの、私は未訪問であったこちらのお店

絵に描いたお手本のように分りやすい大衆酒場

「大衆酒場 竹うち」を訪れ、酒とうんちく、ツマミの話に華を咲かせるものとなりました

※ 女性ゲストの出演はありません

京成勝田台駅から徒歩5分 大衆酒場を絵に描いたような大賑わいの大衆酒場、竹うち

店内に入ると、まず飛び込んでくるのがコの字カウンター

前述した通り、「大衆酒場のお手本」とも言うべき、勝田台の竹うちですが

兎にも角にも、目に飛び込んでくる情報の全てが、いちいち大衆酒場らしさを全開に放出

 

この日はド平日でありながら、店内はカウンター数席を残し、全てが満席

四人での訪問となる為、テーブル席を希望した所、少し待って貰えればOKとのこと

テーブル席が空くまでの時間を、一旦カウンターで過ごすものとなったのですが・・・

とにかく、みんな元気(笑)

 

前述した通り、この日は平日、しかも時刻は21時

勤め人であれば、そろそろ帰宅の途に着き、明日の出社に備える時刻であるにも関わらず、ここ勝田台にはそんな空気は皆無

むしろ、いったい何時から飲み始めているのだ?と、ツッコまずにはいられなくなるお客さんで溢れ返った店内

 

つい数分前まで居た「ときずし 山田」から僅か3分ほどながら、その店内の様相は雲泥の差

あまりにもの高低差に、思わず耳が・・・

 

キーンとはしませんが、とりあえずはメニューの方へ

すだれにクリップで張り付けられた、手書きのメニュー

こちらに並ぶのは、本日のお勧めとなっており、鮮魚がメイン

 

金目にカンパチ、黒ソイなど、お腹を空かせて訪問していれば手を付けるとことながら、この日は二軒目での訪問

しかもその一軒目は、ご近所ながら大盤振る舞いで鮮魚をもてなしてくれたお寿司屋さんとあっては、その感動が冷めやらぬ今、ここで鮮魚に手を伸ばす気分にはならず

 

続いて、レギュラーメニューの方を見ていくと、

こちらもまた、これでもかと言わんばかりに大衆酒場の名に相応しいメニューが勢揃い

お店の看板メニューとされるのが

・モツ煮

・タン刺し

・ガツ刺し

・コブクロ刺し

と、伝家の宝刀四連投

 

更に驚くのがその値段で、上記4品はいずれも300円

周りのテーブルを見ると、どこかしこにも「峠の釜めし」の器が置かれているのですが、どうやらあの器がモツ煮用なんだとか

誰しもが思わず頼まずにはいられないモツ煮、ということでしょうか

これは素直に・・・頼まない。

 

先ほどの「ときずし 山田」では、その圧倒的な貫禄を前に、勧められるものを素直に受け入れたものの

一方の二軒目、竹うちが放つ大衆酒場オーラには、むしろ心地よさすら感じてしまい、我を貫き通すことも容易

ここは、お店の勧めになど乗らず、むしろどうイジってしまおうかと、思考を働かせている矢先、本日のお勧めメニューの中から

「赤ハムカツタルタル」なるひと品を発見

 

それと時同じくして、レギュラーメニューの方には

大衆酒場らしい定番メニュー「ハムカツ」を発見

 

ちなみに、この2品

・赤ハムカツタルタル → 450円

・ハムカツ → 120円

と、お値段の差額は約4倍

 

古来より、赤い方は通常の3倍、というのが定義とされている中、ここ竹うちで提供される赤ハムは4倍弱もの差額を付け、そのエースぶりを示そうとしているのです

この傍若無人な赤の振る舞い、許しておくべきか!!

と、正義の鉄槌を下すべく、両者を食べ比べてみることに

 

ついでに、本日のお勧めより

・竹の子と野菜天ぷら

そして串焼きから

・レバー

・タン下

以上をオーダーしつつ、テーブル席の空きを待つことに。

 

ちなみに、この日のお通しは・・・

・・・無し

いよいよ、勝田台らしさが絶頂に達してきた模様です

 

※ 正確には、あまりの繁忙ぶりに忘れられていた様ですが、その事実に気付いたのは1杯目のドリンクを飲み干した後

そして直後に、席が移動となったイザコザもあり、最早無かったこととされた様です

勝田台の竹うちで頂く料理&おもてなしには、これまた大衆酒場ならではの味わいが詰まっていた

コの字カウンターに別れを告げ、テーブル席へと移動し、ようやく落ち着きだした、竹うちでの2次会

先ほどのカウンターからとは異なる目線で店内を眺めてみると、

昭和の大スターが並ぶポスター

ではなく、その手前になんとも不釣り合いな照明器具を発見w

 

こちらの竹うち、老舗の大衆酒場の様な風情を醸し出しているが、実はつい最近まで別業種(恐らくスナックかパブ)だったのでは?

と思わせる店内の造りに気付いてしまい、あらためて調べて見ると・・・予想通り、以前はスナック?だった様子

 

そして驚かされたのは、ここ竹うちの歴史も、実はまだオープンして1~2年とのこと

ここ勝田台には、菊富士や角一など(どれも名前が似ていてヤヤコシイw)、歴史と風情溢れる大衆居酒屋がひしめいていることから、てっきりここ竹うちも、私が見落としていただけで、由緒ある大衆居酒屋なのかと思いきや、その歴史はまだ僅か数年

 

とは言え、平日からこれだけ多くのお客さんが訪れる人気店となっており、また店員さんも皆、威勢良く仕事も早い

更には大通りに2号店まで出してしまうのだから、その経営手腕の高さは間違い無いものと言えます

 

そんな様子を観察している間に、揚げ物が到着

まずはこちらが、

赤ハムカツタルタルとなります

量産機と比較し、3倍増しが長らく定説とされてきた、赤い方

 

そのルールを度外視し、4倍弱という価格を手にした赤ハム

対するこちらが、

いわゆる量産機、となるデフォのハムカツ

そしてお値段は、120円

 

赤ハムとデフォハム、その価格差4倍弱の裏側に隠された秘密は

・タルタルソース

・野菜(トマト付き)

この2点ということでしょうか??

 

ちなみに、赤ハムの内側はと言うと、

まあ、こんな感じのそれなりな厚みになっており、肉質は柔らかめ

言われるがままにタルタルソースで頂いてみたものの、やっぱりハムカツにはソースがマッチする気が

 

対する、デフォハムの方はというと、

厚みについては、赤ハムを上回る構造となっており、耐久面ではエースの赤色を上回る様子

 

その耐久力を試すべく、箸で両断を試みた所・・・

サーベルのパワーが負けている!?

まさかの、箸が力負けする結果に。

 

その見た目からも伝わる耐久力は、まさしく本物

それでありながら、お値段は120円と、エースの赤色に対する1/3以下のお値段で提供されるのですから、量産機の力は間違いなく本物

結果、赤VSデフォカツの勝負は、120円で頂けるデフォハムカツに軍配が上がるものとなりました

※ 勝敗に関する抗議は受け付けておりませんのであしからず

 

続いてのおつまみには、

竹の子と野菜の天ぷらが到着

テーブル一同がこぞって

「竹の子って野菜じゃ無いの?」

と、ツッコまずにはいられませんでしたが、これもご愛敬

※ 正確な分類によると、竹の子はイネ科に属する為、稲の仲間とされるそうです

 

こちらには、竹の子の他に

・大葉

・茄子

なども盛られており、お値段は430円とリーズナブル

揚げたてで提供される天ぷらに間違いなどある筈が無く、安定感ある一食となります。

 

さて、ここで見直すべき先がドリンクメニュー

大衆酒場と言えば、そのおつまみも気になる所ですが、同じく目を通しておきたいのが、個性溢れるアルコールメニュー達

ここ、竹うちで提供される尖った個性となるのが、

・焼酎ハイボール(恐らくキンミヤ)

・電気ブラン

・ジャワティーハイ

(ジャワティーといえば田中律子だと思っていたけど、他のメンバーが藤原紀香派だったことにジェネレーションギャップ)

 

そして・・・

「カッパハイ」なる逸材となります

 

以前どこかで耳にした記憶はあるものの、実際に提供される姿を見たことの無かった、カッパハイ

その名の通り、幻の珍獣を目にした気分で注文してみると、

これまた見事な、カッパのざく切りが大量投入w

事情を知らず、このドリンクのみを目にしたら

「上司のパワハラを受けた部下」にも見えなく無い、複雑な心境を感じます。

 

このカッパハイを、恐る恐る頂いてみると・・・

これがまた、メロンのような香りを立てつつ、後味はすっきスイカ・・・

の、皮の近くの様な喉ごしをもたらしており、なかなかの美味しさ

 

しかし、それを感じるのは序盤のみ

後半に進むにつれ、キュウリの持つ青臭さが増してしまい、決して飲みやすいとは言えず

いずれにせよ、社会勉強の一環として、個性溢れる一杯を味わうことが出来ました。

 

そんなお酒を角ハイに戻し、ここから頂くのは、

レバーの串焼き

 

そして、

タン下の二品

 

これがまた悔しいかな、なにもツッコみどころが見当たらないくらいに、どちらも激ウマ

ここに至るまで、あれこれとイジリ倒してきたにも関わらず、両串焼き共に、正当派とも言うべき鮮度の良さ、素材の確かな味わいを感じさせてくれます

焼き加減も見事で、固さを出さずにシットリとした味わいを残しており、これこそむしろ、名物として欲しい逸品

一軒目で訪問し、お腹に余裕を持っていれば、全品食べ比べてみたくなるほど、ちょっとやそっとじゃ片付かない串焼きとなっておりました。

 

そうこうしている間に、お店の方が閉店を迎える時刻に

もう少し飲みたい・・・そんなタイミングでお店側がお開きを促す

これこそ、明日へと繋がるキリの良い幕引きやも知れません

 

そうで無くとも、

「何時から飲んでるんだよコイツw」

と、声を掛けずにいられない、そんなお客さんが集う勝田台の大衆酒場

 

いつ何時に、どんな悩みを抱えてお店を訪れたとしても、結果帰り際には笑顔になれる

そんな明るい空気と、気さくな接客

そして、毎日でも通えてしまう「大衆価格」のお酒&料理を、心行くまで堪能させて頂きました。

 

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大衆酒場 竹うち

■ たいしゅうさかば たけうち

■ 住所:千葉県八千代市勝田台1-26-25

■ 営業時間:16:00~23:00 / 土・日・祝 14:00~23:00

■ 定休日:月曜日

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