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中央区本町の海鮮居酒屋、BACHIに初訪問 朝採れ魚介がウリながら、海鮮以外もイチイチ美味いお勧め居酒屋

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10月の三連休、その中日

朝から都内へと出向き、夕方には千葉へ帰ってきたものの、体力的にはもう満身創痍

 

この時間から、晩ご飯をどうこう相談する体力も気力もなく、せっかくならば・・・

と、以前より気になっていた居酒屋へ出向いてみることとなりました。

 

向かった先は、国道126号のスタート地点となる中央区本町

千葉中央駅からだと徒歩10分、千葉都市モノレール葭川公園駅からでも7~8分以上離れた場所ながら、とにかく気の利いたお店が多い同エリア

そこに昨年10月オープンした、鮮魚と肉料理を看板に掲げるお店

「朝採れ鮮魚と肉料理 BACHI」を、訪れてみることに。

国道126号のスタート地点、中央区本町に昨年オープンした居酒屋、BACHI

この日の晩ご飯に向かった、中央区本町の居酒屋

「朝採れ鮮魚と肉料理 BACHI」

 

こちらは前述した通り、昨年の10月頃オープンしたお店となります

オープン当初はランチ営業も行っており、気に掛けていたのですが、年末を迎える前にランチは終了

現在は居酒屋としての営業一本のみとなるため、なかなか訪問機会が得られず、オープンから1年が経過しての初訪問となりました。

 

子供連れでもあることから、事前に電話予約を入れた上で、お店の方へ

この日の訪問時刻は18時を回ったところとなるのですが、さすが連休中とあって、店内入ってすぐのカウンター席、テーブル席には早くもお客さんがチラホラ

 

店内奥にある、個室席へと通されたのですが、こちらには

「本日のお勧めメニュー(いわゆる、黒板メニュー)」の掲載がない代わりに、タブレットが登場

店名通り、朝どれ魚介をウリにするお店となるのですが、この日は数日前から続く台風の影響で時化となり、鮮魚の取り扱いが少ないとのこと

平時であれば、

こちらのような、豪快なお刺身が頂けるとのことだったので、これはちょっと残念

 

とは言え、台風や時化の影響ばかりは仕方ありません

ここは気を取り直し、魚以外のメニューを軸に切り替える事に。

 

続いてのメニューには、

サラダ類、とりあえずのおつまみ類、そして肉類が登場

 

パッと見では、特に変わり映えを感じない居酒屋メニューにも見えるのですが、ひと品ひと品、しっかり目で追ってみると

・牛ステーキとほうれん草のサラダ

・カリ鶏唐辛子炒め

・ベーコンしゃぶしゃぶ

・焼き枝豆バター醤油

・にんにくチャーシュー

などなど、定番の様に見えてひと癖ふた癖が見え隠れする品ばかり。

 

いわゆる創作系?とでも言うべきでしょうか

お店らしいオリジナルの一手間が加わった料理が、端々に目立ちます。

 

続いてのページでは、

魚介類を中心とした、刺し身以外のメニューが登場

 

こちらでも、先ほどのひと癖メニュー同様に、

・イカをバターとポン酢で焼いてみたり

・直火で炙った魚を氷で締めたり

・しめ鯖を炙るのではなく、炙られる鯖の視点に立ってみたり

と、何かしらの手を加えた(むしろ、加えずにはいられない?)品々が名を連ねます。

 

そして次なるページには、

こちらも「THE創作」といった色合いとなっており、

・煮魚を玉子焼でくるみ、タルタルソースといくら??

・西京味噌?の焼き茶漬け??

・いくらなのにリゾット??

・なぜこの流れで、しじみそば??

などなど、その姿形を直に目にしなければ、何を言ってるのか良く分らない

そんな食欲と好奇心を引き立てるメニューが続々と顔を出しております。

 

初訪問ではあったものの、早くも期待値が高まるメニューに囲まれ気分は急上昇

ひとまずは限られた範囲ながら、提供頂けるという鮮魚を中心に

そして、TOPページを飾っていたグリルステーキらを頼みながら、お酒を頂いてみる流れとなりました。

 

ちなみに、こちらBACHIの特徴として

千葉県産の日本酒は当然ながら、焼酎の取り揃えが充実しているのも特徴

道の駅などのお土産ではたまに見かけるものの、口にする機会の無かったお酒が提供されております

 

また、卓上の調味料も

普通の醤油かと思いきや、九州産の甘めな醤油だったり

塩も岩塩だったり、七味にもなんかひと癖ありそうだったり・・・と、ここにも一工夫が

 

そんなお店のコンセプトとして、

メニューにないお酒を仕入れて貰う事が出来る上、食べたい食材のリクエストも可能とのこと

駅前からは少し離れた立地ではあるものの、その不利を補うべく、様々な工夫が随所に見られます

これはちょっと、良いお店を発見した予感が漂ってきますね。

あいにくの時化で海鮮は無念も、何を食べてもイチイチ美味い高クオリティな創作居酒屋

とりあえず、ひとしきりの注文を終え、まずは一品目から

最初にお出ましとなったのは、お刺し身(1~2人前)

前述した通り、時化が続いていたため、提供できる鮮魚が限られるとのことでしたが、

・縞アジ

・カンパチ

が提供されました。

品数こそ限られていますが、どちらも脂のノリが良く鮮度の良さが伺えます。

 

続いての2品目ですが、複数あった気になるサラダの中から、この日は

「BACHIサラダ」なる品をオーダー

 

提供された、その器の中には・・・

レタスに玉ねぎ、キムチと冷麺

その上には、鰹節と青海苔、更には鰹節までトッピングされた、正に創作サラダが登場!!

 

しかも、このサラダを裏側から覗いてみると

器の下には、自家製のチャーシューまでが盛られている始末

サラダと称してはいるものの、ダイエットを始めたOLさんの、ちょっとした昼ご飯くらいに食べ応えある構成となっております

 

早速、各具材を混ぜながら頂いてみると・・・

美味い!!

 

鰹節に青海苔、そしてマヨネーズ

この組み合わせでもたらされる味わいは、そう、まるでお好み焼き

そこにキムチとチャーシュー、更には冷麺が加わっているので、食感も様々なな上、辛みと甘み、肉の旨味も重なり合います

サラダであるのは間違いないものの、サラダと呼ぶには惜しい、オカズにも成り得る一品として完成されているのです。

 

鮮魚が少なく残念に感じていたものの、そのアドバンテージを早くも埋める品の登場に、興奮が高まるばかり

そこに拍車を掛け、提供された次なる品が

本日のお勧めメニューからの一品、縞アジの山かけとなります

マグロであれば珍しくもない山かけとの組み合わせですが、BACHIではまさかの縞アジ

更には、山かけが軽く炙られ、その上には七味もトッピング

 

この機を衒った組み合わせが、吉と出るか凶と出るか・・・

んなもん、吉に決まってるわw

 

山かけと共に、皮目を軽く炙られた縞アジから染み出る脂の旨味

それを吸い上げ、絡める山かけ、そこに加わる七味の辛味

三重奏の旨味に加え、九州産醤油の甘みをも合わせると、ただの縞アジが重層的で深みある一品に昇格

これぞ正に、創作料理だからこそ生まれる、五味の確率変動!!

 

次から次へと、驚きを与えてくれる料理の登場に、いい加減リアクションのボキャブラリーも付きようとする中

残り少ない語彙を駆使してでも、どうしても伝えなければならない一品が登場

 

それがこちら

さつま揚げ、となります。

 

ここまで散々、創作料理らしいあの手この手が繰り広げられてきた中、何を今更さつま揚げw

と思う無かれ、このさつま揚げが、マジで素晴らしいのです

 

自家製となるこちらのさつま揚げですが、直前に揚げられており、アツアツの状態で提供

魚の白身と山芋でしょうか、フワフワを飛び越えフワッフワ!!な甘みと食感に、ピリッとした生姜の辛味が最高のマリアージュを産み出します

また、甘めの醤油と生姜の組み合わせも実にマッチしており、揚げたてジュワジュワの油もあわさり、旨味が膨れあがるばかり

味覚の組み合わせによる創作ばかりが続いてましたが、和食の王道とも言うべき、自家製さつま揚げからは、断片ながら和の真髄を感るひと品でした。

 

そして、忘れてならないのがこちら、

椎名牧場の牛ロースステーキとなります

赤身から滴る脂が美しく輝いており、そのままでも、ちょっと塩を振るだけでも十分美味しいステーキ

 

しかし、そこに添えられているのは、下ろし立てのワサビ

更には、謎のドレッシング?ソース??となるのですが・・・

実はこのソースの正体も、まさかのワサビベース(笑)

 

これをワサビと合わせステーキを頂くと、固体と液体、2方からなる辛味と爽快感の相乗効果で、赤身の持つ旨味がよりシャープに際立つのです

肉から滴る脂のしつこさは軽減されつつも、その旨味だけはしっかり味わえ、宴の後半戦だというのに重さを感じさせず、スルッとジュースの様に口内へ溶け込んでしまいます。

 

一通りの料理を頂き、あの手この手で満足させられたものの、やはり最後に一締め

という訳で注文した品がこちら、

このラインナップに何故?と気に掛けていた、しじみ蕎麦となります。

いくらのリゾットと二択を迫られ悩んでいたのですが、この日はご飯モノ全般を切らしているとのこと(悲)

 

仕方無しの消去法で選んだしじみ蕎麦ですが、これがまた、消去法と呼ぶには申し訳無いほどの絶品蕎麦なのです

蕎麦自体は既製品を使用している様で、特筆すべき部分は無いものの、とにかく出汁がヤバい

しじみの持つ滋養成分、オルニチンが丸々溶け込んだかの様なコクに、和風出汁の強い甘みを合わせており、しじみ単体で感じる苦みを抑えつつ、その栄養素と旨味だけはしっかり凝縮

この蕎麦を〆に頂く前提なら、ウコンもしじみ習慣も先のみソルマックも必要としない、完全無欠の〆蕎麦と成り得ます。

 

そんな完全無欠のしじみ蕎麦を私が啜る一方で、我が家の女子供達は

なんか、スイーツを追加注文していた模様

「ストーンアイスパフェ」なる品がテーブルに登場しておりました

 

こちらは、キンキンに冷えた石の器の中でアイスクリームを混ぜ合わせる事で完成を迎えるパフェ

となるのですが、某チェーン店で提供される、アレを器の中で作り上げる、なんちゃって「コールドストーンアイス」の様なパフェとなるんだとか

私は、しじみ蕎麦に夢中で目もくれませんでしたが、かみさん&子供曰く

「居酒屋で食べるスイーツの中では、史上TOP5に入る強者」だとか。

 

おつまみやメイン料理はともかく、スイーツにまで「創作魂」が込められた居酒屋、これを千葉で見かけることはそうそうありません

オープンから1年、存在こそ認識していながら足を踏み入れずにいたことを悔やむ一方

 

鮮魚をウリにしているお店ながら、時化で鮮魚がない中でも、最高クラスの満足度を得られたこと

更には、この品々の中に鮮魚までが加わったら、いったいどんな感動が巻き起こるのか

期待が更に膨らむばかりとなった、「朝採れ鮮魚と肉料理 BACHI」への初訪問となりました。

 

それにしても、この本町周辺ってホントスベらない店ばかりだなあ

次に引っ越すのならいっその事・・・いや、太るわ(苦笑)

 

ちなみに、本日訪問したBACHIですが、現状では不定休にてお店を休んでいるそうですが、

10月に関しては上記の通り、10、23,24,25日がお休みになるとのこと

ですので、訪問の際にはくれぐれもご注意下さい。

(↑ お前が言うなwとのツッコミもお待ちしております)

 

最後に、今回紹介したお店の情報がお役に立てましたら、

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朝採れ鮮魚と肉料理 BACHI

■ あさどれせんぎょとにくりょうり ばち

■ 住所:千葉県千葉市中央区 本町2ー3ー17

■ 営業時間:17:00~24:00

■ 定休日:不定休(10月は10,23,24,24が休み)

 

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