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美浜区新港、ネッツトヨタ内のイタリアン Veicolo(ヴィーコロ)を初訪問 子供に食べさせるにはまだ早い!?「マルゲリータブッファラ」が絶品過ぎた件
朝から続く謎の腹痛で、体調不良を訴えるカミさん
早々に病院へ行けと口を酸っぱく伝えているものの、なにを恐れるのか頑なに拒否
結果として、夜になれども体調は良くならず
この日の晩ご飯は、子供を連れて2人外食へと出ることに
晩ご飯に子供と2人、どうせアレだろうな・・・
と思いを張り巡らせるも、万が一を想定し「何が食べたい?」と尋ねたところ
『ピザ!!』と、予想通りの回答が、予想を上回る速度で返ってきました
さて、子供を連れての晩ご飯ピザ・・・
これが20代OLを伴ってのディナーであれば、思い浮かぶ店は数あれど
縁もゆかりもどころか、血の繋がりすらある我が子を連れて行くとなれば、オシャレなお店では申し訳も無く
かといって、子供と行ける様なカジュアルなお店は、すでに行き尽くしているし・・・
とアレコレ思考を張り巡らせた結果、過去に本ブログの読者さんから
「夜なら意外と、子連れでも行きやすい」との情報を得ていた、ピザの美味しい(らしい)お店を候補へと挙げることに
家から車を走らせ20分程、向かった先は美浜区新港
工業地帯が数多く並ぶ同エリアにある、トヨタのネッツタウン
同店の一角にお店を構えているこちら、
Veicolo(ヴィーコロ)というピッツェリアにて晩ご飯のピザを頂くことに
全面がガラス張りとなるオシャレな空間
また店先には、
ここがトヨタの駐車場だという事実を忘れさせる様な、これまたオシャレなテラス席も完備
そんな、子連れで訪れるには場違いな空気を感じるお店に、まんまと子連れでピザを頂くべく、初訪問するものとなりました。
美浜区新港のネッツタウン 同一角にお店を構えるイタリアンレストラン、Veicolo(ヴィーコロ)
晩ご飯にピザを食べたい、と毎度のリクエストを伝えてくる子供の願いを叶えるべく
この日ピザを頂くべく訪れた、新港のヴィーコロ
こちらのお店に関して、存在は長らく気に掛けていたものの、お店の位置する場所が、新港にあるネッツトヨタの敷地内
トヨタに対してどうこうといった感情は無いものの、私自身が長らく日産党であったことも僅かに影響し、足を踏み込めずにいたお店でもあります
というのは普通に言い訳で、ピットがすぐ隣にあり、排ガスの多い場所
そんなところで、美味しいピザが果たして頂けるのだろうか?
といった疑問が先行してしまい、長らく未訪問のままとなっていたお店のひとつでもあります
ただ前述した通り、少し前にブログの読者さんから
「お子さんがピザ好きとのことですので、ぜひお勧めしたい」
と、同店のことを一押しにてご紹介頂いていたことや
普段の晩ご飯となれば、小麦を食べられないカミさんが同伴してくるものの
この日はカミさんがおらず、小麦を全力開放できるタイミングも重なり、ようやくの初訪問となりました
さて、この日お店に着いた時刻は18:30に差し掛かった頃
ランチでは連日、大賑わいを見せているお店との情報でしたが、駅からも遠く車で無ければ訪問が困難な立地
というのも影響しているのか、ディナー帯は穴場との事前情報通り、先客のいない中お店を訪れることに
店内の作りは、外見からも伝わる雰囲気通り、
ここがネッツトヨタの一角である事を、全く感じさせない、イタリアンバルのような雰囲気
カウンター席の奥には、これまた重厚な窯が設けられており、噂通り本格派のピザが頂ける様です
また、店内にはどういう訳か、
こちらの様な、ドラムセット一式も鎮座
週末ともなると、LIVEでもやるのでしょうか?
まあ、近隣はマンションはおろか、民家すらない工業地帯
どれだけ騒々しくしても、クレームの来る心配のない同地なら、確かにLIVEをやるにも最適な場所
私の予想通りかどうかは分りませんが、
お店の壁には、そこかしこにサインが記載
私の知る名前では無いものの、その雰囲気からして、やはりミュージシャンのサインであることが推測できます
千葉にもまだまだ、色んなお店があるもんだなあ
と、今更ながらに感心しつつ、まずはメニューの方へ
こちらのお店は、イタリアンと称するよりもピッツェリアと呼ぶ方が正しいらしく
メニューの方も、マルゲリータやマリナーラなど、本格派のイタリアンピザが多数提供されております
ピザ好きとは言え、記事やチーズの違いなど、差程分からないウチの子
普段口にして「美味しい」と声を挙げるピザは、好きな具材の乗ったピザが中心
結果的に、本格派のイタリアンピザより、具沢山なアメリカン系を好むだけに、この風潮が吉と出るかどうでしょうか
続くページの方では、
お酒と共に頂きたくなるアンティパスト(前菜)のメニューへ
こちらにも、カプレーゼやプロシュートなど、ピザにも使用される素材を中心に、おつまみとして提供されております
そして、ピザに比べると数は少ないものの、パスタ類が4品
更にはイタリアンドルチェも提供されております
なお同店のランチ帯では、上記したピザの中から数品が
「ランチセット」として提供され、ピザ単体の価格にドリンク、サラダなどが付いてくるとのこと
初訪問であれば、まずはランチにすべきだったかな・・・
とは思いつつも、カミさんが居ない(居るには居るんだけど)機会はそうそう無い以上、あまり贅沢も言えません
これらに加え、ディナー帯であればこそ
前述したピザ&アンティパスト共に頂きたい、
ワインを始めとしたアルコールメニューも多数提供
ただ前述した通り、ここの立地は車で無ければ訪問が難しい場所
最寄り駅となるのは京成みどり台と思われますが、そこからでも歩いて15分以上
またJR沿線では、千葉みなと、稲毛海岸両駅のちょうど真ん中に位置しており、どちらも徒歩では厳しい距離
せっかくのピザやアンティパストを前に、ワインを・・・
とまでは言わないものの、せめてビール位は飲みたいところ
ですが、子供と2人で訪れた晩ご飯に、代行を呼んでまでお酒を飲んで帰るというのは流石に如何なものか・・・
悩ましい所ではありますが、今日の所はお酒を断念
せめてもの抗いを見せるべく、ノンアルコールビールを頂くことに
そしてメインのピザについては、
・マルゲリータブッファラ
・ナポレターナ
これら2品を注文し、子供と2人、シェアしながら頂いてみようと思います。
絶品焼き加減の生地に、トロウマすぎる水牛のモッツァレラ マルゲリータブッファラに感動の嵐!!
注文を終えると、ホールスタッフさんがテーブルに訪れ
『店内暗くなっておりますので、どうぞ』と、
こちらのキャンドルをテーブルの方へセッティング
これが20代OLとのデートであれば、なんともポイント上がる粋な計らいでしょうが
ご承知の通り、この日共にお店にいるのは血の繋がった我が子
せっかくのオシャレな空間も、蝋燭を前にしてテンション上がり、思わず吹き消そうとする所を咎めるのみ
それにしても、開放感ある店内に加えて、バルの様なオシャレな作り
極めつけには、キャンドルを灯す演出などなど、とてもここが工業地帯とは思えない、隠れ家的なデートスポットの様なお店です
それにしても、何故にこんな場所でお店をやろうと思ったのか(←余計なお世話)
謎は深まる一方ですが、
ひとまずは、せめてもの雰囲気を味わうべく、ノンアルコールビールを頂いてみることに
その後、窯に薪をくべている姿に興味を持った子供に対し
「窯とは」「ピザの作り方」などをレクチャーしながら、待つこと20分程
まず最初に提供されたのが、こちらのピザ
子供からのリクエストに沿ってオーダーした
「マルゲリータブッファラ」となります
こちらヴィーコロでは、5種のマルゲリータが提供されていますが、
本日オーダーした「マルゲリータブッファラ」のみ、水牛のモッツァレラを使用
その他のマルゲリータは、通常のモッツァレラであることから、こちらの品をオーダーする事に
プクプクと跳ね上がるオリーブオイル
そして、まるで水溶液の様にトロットロの仕上がりを見せるモッツァレラチーズ
これを冷ましてしまっては、罰が当たること請け合いの美しさとなるので、急ぎ四等分にカットし
その内の1枚を、私も頂いてみる事に
アッツアツの生地をそっと掴みつつ、ピザを口の中へと運んでいくと・・・
なん・・・だ、これ・・・
本当に、ピザ・・・か??
今までに食べてきた、どのピザとも異なる生地の深い味わい
モッチリと柔らかい生地ではあるものの、ひと噛みする毎に、フワッと香る小麦
そして、口の中へ広がる生地の味わいも格別ながら、ここに塩味をもたらすチーズがとにかく極上
これまでに食べてきた、どのチーズよりも間違い無く「NO1」と呼べる、程良い塩味にコクある味わい
そしてトロトロに溶けながらも、生地全体を包み込む滑らかさもまた、他のピザでは味わったこと無い食感です
この極上な組み合わせを、周りからアシストしているのが
・トマト
・オリーブオイル
・バジル
のスリートップ
トマトは酸味と甘みをピザに加え、バジルはほのかな苦みを
そしてオリーブオイルは、香りと共にコクを加えており、ピザではあるものの飲み物の様にスルスルと口の中へ溶け込んでいきます
使用されている食材は、基本となるマリゲリータと遜色ない品
それにも関わらず、これまで口にしてきたマルゲリータとは、全く別物
そう呼んでも過言では無い程、とにかく突出した存在感を放つ、そんなピザになっております
当初は、このマルゲリータは子供が食べる様にとオーダーしたので
4等分にカットしたウチの一枚を、私が頼んだナポレターナと交換してシェアするつもり・・・
だったのですが、この極上すぎるマルゲリータを、
のんびり食べる子供の速度で冷ましてしまうことが忍びないこと、この上無くなってしまったのです
結果、私の頼んだナポレターナを2枚シェアすることとし、マルゲリータをもう一枚頂く事に
いい歳した父親が、子供の頼んだ品を思わず横取りしてしまいたくなる
大人げないことは百も承知ながら、それを我慢出来なくなる程、極上に美味いマルゲリータブッファラとなりました。
そんなマルゲリータを食べ干すタイミングを見計らったかの様に、遅れてテーブルへ配膳されたのが、
こちら、当初は私が食べる予定でいた
「ナポレターナ」となります
先ほど頂いたマルゲリータとは、使用しているモッツァレラチーズこそ異なるものの、同ピザに
・アンチョビ
・無臭ニンニク
・オレガノ
これらのトッピングが加わったピザとなります
トッピングのバランスこそ異なれど、基になるピザ生地は一緒
焼かれている窯も同じである以上、これも遜色ない美味しさを与えてくれるはず
そんな期待を抱きつつ、4等分にカットしたその一枚から頂いてみますと、
こちらは、先ほどのマルゲリータブッファラに加え、だいぶ塩味が強め
その塩味も、チーズからでは無くアンチョビ主体となっており、どちらかと言えばお酒のアテにマッチするピザですね
ピザ生地の美味しさについては、先ほどのマルゲリータブッファラ同様、極上の生地
高温に熱した窯にて、短時間で焼き上げるからこそ生まれる生地のフワフワ感
僅かな焦げ目がもたらしてくれる苦みも、チーズらと共に頂くことで立派なアクセントを果たしております
1枚目に極上すぎるマルゲリータを頂いた事もあり、
その感動には及ばなかったものの、こちらナポレターナもまた、これまでに味わったピザの中ではトップクラスの美味しさ
とは言え、やはり最初のピザ
そして、そこに使われている水牛のモッツァレラチーズとの組み合わせが、いかに素晴らしき出会いであったのかを、一層強く感じるものとなりました。
そんな感じに、今更ながらの初訪問となった、新港のヴィーコロ
噂では耳にしていたものの、同店のピザがこれ程までにレベルの高い品であるとは、思いがけない発見となりました
格式の高さを感じさせるお店の雰囲気、それでいながら店舗の所在地はネッツタウンの一角
しかも、駅からはだいぶ離れた工業地帯というアンバランスさから、これまで訪問せずに居たものの
これ程のピザを提供するお店であればこそ、この立地であっても、多くのお客さんから支持されていると事が腑に落ちるほど
今回はディナー帯での訪問となったため、お値段だけ見ると若干の割高さを感じる所もありました
が、実際に頂いてみて、このお値段には当然納得
それどころか、ランチであれば同額で、サラダやドリンクも付くのですから、これは見過ごせません
次はランチでも訪問しつつ、今回頂いたマルゲリータブッファラはもちろん
それ以外のピザにも、目を向けながら、全メニュー制覇を果たしたい、そんなお店となりました。
最後に、今回紹介したお店の情報がお役に立てましたら、
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Veicolo
■ ヴィーコロ
■ 住所:千葉県千葉市美浜区新港70-1
■ 営業時間:11:30~15:00 / 15:00~18:00(カフェ営業) / 18:00~23:00
■ 定休日:月曜日