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自家製のモチモチ皮が絶品の小籠包 都賀駅西口の新店「上海小籠館」に初訪問

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数ヶ月前から週一ペースで通っている、都賀駅前の鍼灸院帰りにランチへ。

都賀駅周辺のお店は大概食べ尽くしたのですが、ネットで検索してみると昨年末に新店がオープンしたとの情報を発見

 

詳しく調べて見ると、都賀駅西口からスグ近くの立地ながら、裏通りにあるため気付きづらい箇所

お店の形態は、なかなか珍しい「小籠包」をウリにした中華屋さんとのことで、情報こそ少ないものの興味をそそる要素は多く、向かってみることに。

 

都賀駅を西口側に出て、駅を背中にしつつ「麺屋 玲」方面へ

坂を下り始め、大通りを道なりに進むと「麺屋 玲」に向かう、その1つ手前にある脇道を右手へ入ると・・・

あったあった「上海小籠館」

一軒家を改築し、一階スペースをお店にした作りとなっております。

 

店先には、ランチのセットメニューに関する説明も発見

ランチには全5品が提供されており、その全てに小籠包が2つ付いてくるとのこと

しかしながら、ランチメニューのTOPを飾っているのは「小籠包セット」・・・?

どんなメニュー構成なのか見えてきませんが、まあ入ってみましょう。

都賀駅西口の隠れた住宅街に2017.11月オープン 自家製小籠包が看板メニューの上海小籠館

店内に入ると、開店直後ながらすでに先客が一組

雰囲気から察するに、近所にお住まいの奥様方が開催しているランチ会といった風合いで、常連さんの様にも見受けられます。

 

外から見た感覚では、至ってシンプルな「街の中華屋さん」を思わせますが、いざ店内を見てみると、

白を基調にした可愛らしい内装となっており、中華屋さん特有の油汚れも感じられず、清潔感もバッチリ

それでいながら、奥には製麺室ならぬ「製皮室?」とでも呼ぶのでしょうか

看板メニューでもある小籠包を、皮から仕込むための機材や、大量のせいろが置かれてスペースも完備されており、本格派の意気込みを感じさせてくれます。

 

ひとまず、1人での訪問となるためカウンター席へ

テーブルには、これまた可愛らしいパンダの箸置きを発見

周囲を見ると、全部の席にパンダの箸置きがセットされているのですが、微妙にどのパンダも異なるポージングを採っております

 

それにしてもなんだろう、この不思議な雰囲気

初めて来たお店、しかも中華屋さんだというのに、妙に癒やされる・・・

食事はおろか、まだメニューすら熟読していないというのに(笑)

 

では、本格的な癒やしを得られるのか否か、メニューの方へ

トップを飾るのは、やはり小籠包

オーソドックスなタイプと、具材に蟹味噌を含んだタイプの2種類があり、どちらも4or6個入り

調子に乗って攻めるのなら蟹味噌ですが、今日の所はランチセットの小籠包にしてみるか悩むところ

 

続いてはおつまみメニューとなる様で、

お値段は350円~750円と、安価な品が多く揃ってますね

ただ、今はまだランチという訳で、このページはスルー

 

続いてめくった先には、

こちらは、中華の料理メニューということかな

麻婆豆腐にチンジャオロース、エビチリにチャーハン(チーンハン??)などなど

 

ランチメニューに並んでいた品の、単品注文用といった雰囲気ですね

それにしても、単品のエビチリが850円だというのに、ランチメニューのエビチリ定食も同額というのは、ランチ随分お得だなあ

これは早くも、ランチセットのエビチリに傾きそうな雰囲気です

 

そしてもう一丁めくった先には

来ましたよ、中華定番の天心メニュー

ワンタンに肉まん、焼き餃子に水餃子

 

そしてもう一枚めくると、

同じく点心ページが続き、こちらには焼売に春巻きが並ぶものとなります

 

以上のメニューに加えて、テーブル上には

酢豚、トマトと卵の炒め、野菜炒め、上海焼きそばの4品を発見

以上が、店内で確認出来た全メニューとなるので、中華料理店としては控えめなメニュー数に感じます

 

むしろ、世の中華料理店のメニュー数が異常なだけで、個人が経営するお店であらば、これ位のメニュー数に絞り込む方が自然なのかも

メニュー数を厳選するからこそ、小籠包を中心とした点心に力を注いでいる、といったポジティブな可能性も残している訳ですし

ひとまず、一通りチェックしたメニューの中から、ランチセットの「エビチリ」を注文してみるものとしました。

小籠包2個が付いたお得なランチメニュー、エビチリセットを食べてみた

私よりも一足先に入店していた、ご近所のお母さん方も、私とほぼ変わらないタイミングでオーダーを発声

この注文を採り終えたタイミングで、厨房内の店主さんが一気に調理をスタート

見たところ、中華鍋を振える火元は1つしか無い様で、メニュー数を厳選している理由は、むしろ厨房内の設備によるものかも知れません

 

店主さんが鍋を振る傍らで、ホールを担当している奥様が小籠包を蒸し機にかけた様子

ご夫婦二人とも、中国の方だと思われるのですが、一軒家の一階スペースを改装したお店、その2階を居住スペースにしているものと思われる雰囲気(ベランダに毛布が干してあった)から察するに、夫婦で手を取り合い協力した末、ついに構える事が出来た自分たちのお店・・・

 

綺麗に清掃の行き届いた店内や、要所に見かける可愛らしいインテリアなど、そこかしこより仲睦まじい様子が伺えたことが、入店直後に感じた居心地良い雰囲気を作り出しているのかも知れません。

(これでこの二人、夫婦でもなんでも無い他人だったらどうしようw)

 

そんな様子を眺めること10分、

本日のランチ、エビチリ定食が配膳されてきました

 

メインのおかずとなるエビチリは、想定外に海老がタップリ

一つ一つの身もプリッと大きく、なかなかの食べ応えを感じさせます

ではまず、エビチリから頂いてみましょう

 

見た目の期待を裏切らず、プリッとした食感が良く、火を入れられても縮むこと無く、その巨体を存分に活かしております

ソースの方は見た目の赤さほど辛味は感じず、ケチャップの甘みが強め

ネギやにんにく、生姜といった香辛料の風味・旨味もしっかり感じられ、平均的ではあるものの全面がバランス良く整った、優等生なエビチリ

ただ、海老から時折、若干の生臭さを感じたので、下処理が若干不十分なのかも知れません

 

海老チリの全体像を把握したところで、もう一つの主役、

こちらの小籠包にいってみましょう。

 

蒸したてと思われるアツアツで提供されたこちらの小籠包、モッチモチの皮がなんと言っても特徴的。

レンゲに取り、まずは箸で軽く穴を空けてみると・・・

出てきた出てきた、旨味の塊とも言うべきアツアツスープ

ここに生姜を少量載せてまず一口

 

・・・思ったより、熱くない(笑)

ここしばらく、アツアツの品に飛びついて、その都度上顎の火傷を繰り返してきたものだから、注意に注意を払って飛び込んだものの、そこまでの熱さではありません

注文後に蒸し始めたものと思っていたけど、実はアレ、温め直しだったのでしょうか??

小籠包を作る課程など、一度として学んだことがないだけに、どこまでの仕込みが行われていたのか分りませんが、想像していたほどのアツアツでは無く、まあ普通に美味しい温かさをキープしている様です

 

中の具材については、打ち震える様な感動は受けずも、皮のモチモチ感はなかなかのもの

入り口脇にあった「製皮室?」が、その雰囲気通り活用され、小籠包以外の点心についても手作りされているのなら、餃子や焼売、肉まんなんかも期待したくなる程、皮の美味さにはひとかどの存在感を感じました。

 

一通りを頂き、目を見張る存在感を発揮するには至りませんでしたが、どれもそつなく美味しく、まずまず及第点以上の出来、といった品々

加えて、これだけのボリュームでありながら、お値段850円ですから、私的には十分な満足を得るものとなりました

 

今回はランチセットでの注文となった為、小籠包2つのみを頂くものとなりましたが、前述した通り

・焼き(水)餃子

・焼売

・肉まん

・ワンタン

など、点心メニューはまだ他にも多数あり、どれも一度は食べてみたいものばかり

 

特に餃子については、千葉県内の方々を食べ歩いてきただけに、一度は頂いておきたい品となりますので、次はランチの枠にとらわれること無く、注文を繰り広げてみたいところです。

それにしても、不思議と居心地良い、落ち着くお店だったなあ…

 

あ、ちなみに

ランチメニュー全品に「小籠包2個」が付く中、それでいながらもメニューのTOPを飾っていた

「小籠包ランチ」ですが、こちらにはなんと・・・小籠包が5個付いてくるとのこと

その他のオカズがどういった構成なのかは分りませんが、小籠包でご飯・・・進むのでしょうか・・・(笑)

 

最後に、今回紹介したお店の情報がお役に立てましたら、

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上海小籠館

■ しゃんはいしょうりゅうかん

■ 住所:千葉県千葉市若葉区西都賀3-6-3

■ 営業時間:11:00~14:30 / 17:00~22:30

■ 定休日:火曜日・日曜日

 

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