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【閉店】千葉随一のボリューミーな冷しメニュー! 西千葉の生香園、パイコードカ盛りヒヤアツな冷し中華
少し前に、定期チェックしているTwitterにて、非ー常~に心を揺さぶられる「冷し中華」を発見
その主となるのは、そう
今日は湿気+暑さにやられてヘロヘロだったので生香園@西千葉でパイコー冷やし中華(胡麻)。てか3人で醤油、胡麻、味噌をコンプ。
あのね、これ美味い。。。冷やし中華単体では味わえない満足感。。。
らんちばさん!!これ食べてみてください!!!! pic.twitter.com/BuxqKGC3Wc— 麺処まるわ ビギー店長(星雲賞が欲しい) (@mendokoromaruwa) 2018年5月17日
本ブログでもお馴染み、作草部の重鎮より、深夜に送られてきたツイートと言う名の飯テロ
これに火が付き、翌日のランチは颯爽と西千葉へ…
向かった先は、当然
西千葉駅の西口(武蔵家のお隣)にある中華料理店、生香園 春日店。
深夜まで営業している中華料理店だけに、飲みには幾度か訪問しているものの、ランチで訪問するのは実に久しぶりです。
本日のお勧め品にも一応目は向けてみるものの、今日の獲物は【あのひと皿】しか既に考えられないトランス状態へ既にダイブ中だったり。。。
品数の多さ&ボリューム共に完璧すぎて、昼から飲みたい中華屋さん、生香園 春日店
昼はもちろん深夜まで続けざまに飲み続ける事が許される、ダメな大人の桃源郷とも言うべき中華料理店、生香園 春日店
前述した通り、数年前までは幾度と訪問してきたものの、ランチでの訪問は久方ぶりとなり、本ブログで紹介するのもこれが初となるお店です。
という訳で、まずは一連のメニューを紹介・・・
していきたい気持ちは山々ながら、とにかくメニュー数が多い!!
しかも、食事としての中華料理(ご飯&麺類)だけに留まらず、
オカズ的な一品物、お酒のアテに摘まみたい品々まで、とにかくそのメニュー数ときたら、尋常じゃありません。
メニュー数豊富な中華ながら、その一品一品がお手頃価格で提供されているのも、生香園の特徴
その上、ドリンク&おつまみ○品で○○○○円(品数により1000~3000円まで変化)というお値打ちプランも用意されていたりと、慌ただしくランチを掻き込むサラリーマンから、開店直後からアルコールと戯れたい困った大人までが、幅広い用途で利用したくなる、実に使い勝手の良い中華料理店。
更には、リーズナブルすぎるその価格に、思わず連日通いたくなる週替わりランチや
ガッツリ食べたい、近隣学生にとっては涙もののボリュームを誇る
「麺類+ミニチャーハン」のセットメニューも多数取り揃いが。
が、しかし
そんなお得すぎるランチメニューにすら目を向けず、この日の私が捉える一品は、そう
夏の風物詩とも言うべき、こちらの冷し麺シリーズ
シンプルな冷し中華に始まり、ジャージャー麺や汁なし担々麺など、間もなく訪れる暑さと戦うべく準備の整った品々
中でも、私の五臓六腑を掴んで離さない、唯一無二の輝きを放っているのが、同メニュー右上に鎮座する一品「パイコー冷し中華」となります。
今でこそ、冷し中華を食べ歩く様になったものの、元々私は、冷し中華に対し否定的な側でして
というのも、冷し中華という曖昧な料理には定義というものが無いからか、
・「冷し」なのに冷えてない
・お酢と醤油の味ばかりで、全容がぼやけている
・食べた後に満足感が無い
・中華を名乗る割に、中華らしさを微塵も感じない
などの理由から、旧来的な冷し中華(いわゆるシンプル系冷し中華)に「夏季限定」という言葉を積み重ねる事により、さも魅力を上乗せしている様な風潮が、どうにも理解できず…
いつの日か、冷し中華という文化そのものに否定的な立場を取る様になっていたのです。
しかし、近年になって新たな冷し中華ブームが到来
これに呼応し、実力派のラーメン店や中華料理店が、各店の持つスキルを活かした「唯一無二」の冷し中華、冷しラーメンが群雄割拠
名店同士がしのぎを削り合うことにより、私の中にあった冷し中華に対するアンチテーゼを払拭する、ハイレベルな冷し中華バトルが繰り広げられる様になった…
まあ要するに、食べ応えと魅力溢れる冷し中華が増えてきた、という事なのです。
そして今、私の前にあるメニューに記載される「パイコー冷し中華」
中華料理店で提供される一品料理の中でも、麺との相性については、誰もが認める存在、パイコー
冷たい中華麺の上に、アツアツの揚げたてパイコーをトッピングするという、冷やと熱のコラボレーション、そしてボリューム面の充足感
これこそ私が探し求めていた、冷し中華の究極系とも言うべき姿じゃないでしょうか
そんな魅力溢れる「冷し中華 ON THE パイコー」が780円で頂ける好待遇
加えて、こちらの冷しメニューには、
キムチや蒸し鶏、チャーシューらのトッピングも可能とのこと
(パイコー冷し中華780円に対し、チャーシューやくらげのトッピングが500円という、値段設定の謎w)
唯一無二の冷し中華に、自分好みのチューンナップまで手がけることが出来る魅力も、日頃より数多くの料理を提供している中華料理店だからこそ叶う所業じゃないでしょうか。
予想外に秀逸な餃子に感動するも、更なる感動が押し寄せてきたパイコー冷し中華
冷し中華に向けた熱い想いを胸に抱きつつ、注文の方は
・パイコー冷し中華(ごまダレ)
に加えて、冷しメニューでは割引にて注文できるサイドメニューより
・餃子(通常380円→250円)
を注文する事で決定。
ひとまず注文を終えてひと段落すると、目の前に飛び込んできたのは・・・
おびただしい数の、緑茶ハイ(笑)
玄米緑茶やウコン茶くらいは、日頃より馴染みあるものの、桑の葉やだったんそば緑茶まで揃うと、もはや戦隊シリーズの様な出で立ち。
しかし、並ぶカラーがオンリー緑とくれば、これは戦隊ものと言うよりも、緑一色(リューイーソー)狙いの配牌、さすがは本場中華…
そこに輪を掛け、危ない香りを放つPOPが
紹興酒のハイボールこと、ドラゴンハイボール…
甘みとアルコールの高さが際立つ紹興酒で作るハイボール・・・呪われた武器の様な危うさがヒシヒシと伝わってきます。
そんな壁面POPに想像を膨らませること5分、まずは先に餃子が登場
バッチリ焦げ目の付いた雑な盛り付けに、良くも悪くも文化の違いを感じます(笑)
まあ、ここでの餃子はあくまでオマケ
大した期待もせず、1つ口に運んでみると・・・
これが、想像を上回って地味に美味い(笑)
派手さも無ければ、飛び出してくるジューシー感も溢れる肉汁も無し
それでいながら、この餃子より地味な美味さを感じるその理由は、餃子の黄金比を度外視した、肉の割合と中華ならではの香辛料使い&味付けにあるのかと
餃子のセオリーでいけば、間違いなく重量越えの肉比率なのですが、そのオーバーしたウエイトが良い意味で餃子らしくない肉々しさを産み出しているのです
むしろ、餃子と言うよりも焼売に近い食感ながら、パリッとした焼き目の付いた皮に包まれることで、かろうじて餃子らしさをキープ
型破りながらも、これはこれでアリだな・・・と思わず呟いてしまう、そんな餃子がまさかの250円とくれば、文句の付けようもありませんね。
予想にもしなかった餃子のファインプレーに笑みを浮かべる中、ついに本日のヒーローが登場
長らく探し求めた「ガッツリ系冷し中華」、その戴冠を得るにふさわしい、パイコー冷し中華(ごまダレ)のお出ましとなります。
もやし、キュウリ、ワカメ、紅生姜といった冷し中華定番のトッピング
これらを全て覆い隠してしまう程に強大な、ずんぐりむっくりしたパイコーの存在感。
では早速、パイコーから一口・・・
うーん、文句なし 揚げたてでアツアツ、カリッとしたジューシーな衣、正にパイコーとはこうあるべき姿を象徴する仕上がり
衣への味付けも十分ながら、これを下に眠る麺と共に啜るとどうなることか、想像するだけでも胸躍る展開ですね。
では、続いてパイコーの下に眠る麺を目覚めさすべく掘り起こすと・・・
ごまダレ冷し中華でありながらも、なんか複雑そうな香辛料を纏っている様です
これは一体・・・まあいいか、頂いてみましょう!
続いて麺を一口啜ってみると、ごまの風味がバッチリ
良くも悪くも冷し中華らしい、ボンヤリした食感の麺ではあるのですが、キリッとしたごま風味に加えて、醤油とお酢の酸味も感じられます
プラス、山椒の様な辛味も加わっており、ごまor醤油のどちらかに傾倒する訳では無い、層を織り成す味わいが感じられるのも、一般的な冷し中華との大きな違いです
更にここへパイコーを乗せて頂いてみると・・・
アツアツカリカリ食感のパイコーに、冷たく水で締められた麺の合わせ技
このひと口に『ヒヤアツ』を共に頬張りつつ、温度差によって生まれる辛味や酸味の振り幅は、もはや化学反応に等しい複雑さを産み出します。
この『ヒヤアツ』が産み出す、味の奥深さこそが、パイコー冷し中華だからこそ作り出される相乗効果
当然、パイコーが冷めてしまえば元も子もない・・・
という訳で、パイコーがアツアツを保つ間に、一挙ドカ食い
瞬く間に完食となったパイコー冷し中華ですが、複雑に入り乱れる味の振り幅はもちろんの事、ヒヤアツを同時に味わうことで生まれる温度差が織り成す味変
これを追加トッピングせず、ひと皿で味わえる組み合わせを作り出せるのは、メニュー豊富な取り揃えを行っている中華料理店ならではの一品でしょう。
強力な冷し中華、冷しラーメンを掲げるお店が群雄割拠しようとも、なかなか踏み切り難い「揚げ物トッピング」を悠々と為し得た生香園には、スタンディングオベーションを送りたいほどです。
何より、これだけのボリュームを誇りながら、そのお値段が780円というリーズナブル具合
餃子までトッピングし、合計1030円のランチではありますが(あ、あと杏仁豆腐も付いてた)、恐らくこの日『千葉市民の中で1番上手な1030円を使った』と自負できるランチでした。
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生香園 春日店
■ しょうこうえん かすがてん
■ 住所:千葉県千葉市中央区春日2-19-9
■ 営業時間:ランチ 11:00~17:00 / ディナー 17:00~03:30
■ 定休日:無休