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【閉店】ランパス6号に掲載 都賀の中華 和唐はツッコみどころだらけだった

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8月末に発売されたばかりの、ランチパスポート千葉版、第6号

こちらに掲載されている、都賀駅近くのお店、「和唐」。

 

1年ちょっと前にオープンしていたことには気付いていたものの、その看板デザインと店名から「何系」の店なのか判断できず、足を踏み入れていなかったのですが

今号のランパスを確認したことで「中華料理店」であったことが判明。

中華のお店であれば、大きくスベることは無いだろうと案じ、ランパス片手に初訪問してきました。

感じの良い女性スタッフさんに迎えられ、都賀の中華、和唐へいざ入店

開店時刻の11:30にお店の前へ到着。

少し入れづらい、店前の駐車場に車を止めて、店外のメニューに目を向けていると、中より女性スタッフさんが。

 

「いらっしゃいませ 空いてますのでどうぞ」

と気さくに声を掛けてくれ、ファーストコンタクトは実に良好。

 

店前でメニューを見ているお客さんに対し、シレッと素通りするお店も少なくないのですが、個人的にはこういった場面で一声かけてくれるお店の方が入店しやすく感じますね。

 

という訳で、感じの良いスタッフさんの声に促されるまま、店内へ入店。

ちなみに中の様子は、

こんな感じのテーブル席が2席、更にこの右奥には座敷席などもあり、結構広めの作りとなります。

 

が、しかし、本番がスタートするのはここから。

ここまで気持ち良く進んでいたものの、空気が一変。

これより先、声を挙げずにはいられない、ツッコミの嵐が巻き上がることに…

※ あまりの状況に言葉を失い、言葉数が少なくなる部分もありますがご了承下さい

 

ひとまずメニューのチェックをスタート。

ランパスへ掲載されているお店となるので、当初はそちらを注文しようと思ったのですが・・・

 

ランパス掲載のメニューは麻婆豆腐ながら「辛くなく食べやすい」とのこと。

せっかく麻婆豆腐を頼んでおきながら、「辛くない」というコピーが刺さらず、他のメニューを選ぶことに。

 

まずはランチの定食&チャーハンセットメニューから。

 

メニューの品数は多い上、全て税別602円。

 

税込みで650円ということなら、そちらの金額を掲載すれば良いのに、何故分りづらくするのか(笑)

少しでも安く見せたい、という心意気でしょうか。

いずれにせよ、お値段リーズナブルながらボリュームもそれなりで、実に良心的。

 

続いて、裏面を見ると麺類のセットメニューが掲載。

そしてその隣には、日替わり定食と、セットに追加できるOPメニューとおぼしき記載を発見。

 

しかし、このOP・・・何を言っているのだろうか?

麺類へのOPメニュー、まずはAセットの内容ですが

「スープ替りに+150円でラーメン」

麺を頼んでおきながら、更にスープ替りにラーメンを頼ませるほど、麺に自信があるのでしょうか?

 

続いてのBセットは

「ミニチャーシュー丼orミニチャーハン」

このOPは理解できるのですが、その間のもう一文

「or 牡蠣フライ+エビフライ」

それは、チャーハンとやチャーシュー丼と横並びにならんだろ。

 

更に、Cセットに至っては

「餃子+ミニチャーシュー丼orミニチャーハン+コーヒー」で300円。

他のセットに比べ、値段を上げたことへの申し訳なさからか、何故かコーヒーが付いてくるとのこと。

 

いずれにせよ、今ひとつ狙いが見えてこないOPメニューばかり。。。

 

そしてもう一つ、気になったメニューがこれ。

 

写真では伝わりづらいのですが、メニューが・・・デカい(A3サイズが2枚)

 

いくら伝えたい事が多数あったとして、テーブル脇に置くメニューでA3サイズは邪魔で仕方ない

家庭用プリンタで印刷されたメニューと思われるのですが、わざわざA3を印刷できる機種を購入したのでしょうか?

しかも、A3サイズのラミネートでコーティングまでするとは、どんだけ大判好きなのだ?

 

メニューの品数が多い事以上に、ツッコみどころが多く、ヤキモキするものの、なんとなくオーダーの方向性を決定。

注文をするべく店員さんに声を掛けると、まさかの第一声が

 

「スイマセン、今日、ご飯無いんです」

「でも、チャーハンは大丈夫よ」

 

・・・は?

まさかのNO白米に「カレー焼肉チャーハン」をオーダーしたら、こうなった

これだけ多彩なメニューをウリにしている中華店。

が、しかし、お店から届いた第一声は「ご飯が無い」

 

という事は、麺類だけを注文しろ、という事かと思いきや

「でも、チャーハンは大丈夫」とのこと。

 

我々日本人の考えるチャーハンの行程といえば、白米を炒める料理。

つまり、白米の無い状況から普通は、チャーハンを産み出すことは出来ない筈。

 

しかし、ここ中華の本場からお越しのスタッフさんが手がける「和唐」では、白米が無かろうとチャーハンは作れるらしい。

ご飯が無くても作れるチャーハン・・・

 

それは、そういうこと(通称:炊飯器チャーハン)なのか?

 

ここまで来たら最早、味がどうこうよりも、怖いもの見たさが優先。

毒をくらわば皿まで、火中の栗を拾いに向かうべく

敢えての「カレー焼肉チャーハン」をオーダーすることに。

 

もし私の読み通り、炊飯器チャーハンが提供されるのなら、完成までの所要時間はものの数分。

万が一、焼肉に時間が掛かったとしても、最大予想時間は5分前後。

それほどの短時間で完成に至るのなら、食べる間もなく炊飯器チャーハン認定となる事だろう。

加えて、万が一の炊飯器チャーハンだとして、どうカレー風味に仕上げるのかも興味津々。

 

注文を終え、到着を待つ間に女性スタッフさんが

「アイスコーヒー、飲みますか?」と、声を掛けてくれる。

 

白米が無いことに対するお詫びでしょうか?

せっかくなら、ということで頂いてみると…

 

マズい(というか、薄い)。

 

アイスコーヒーの時点でコレか。

なかなか上出来なサービスにヤキモキしつつ、時計に目をやると、注文から既に10分が経過。

 

盛り付けるだけで仕上がる炊飯器チャーハンにしては時計が進んでいます。

それに、厨房の方へ目を向けると、なにやら火を使っている様子が伺え・・・ない事も無い。

 

もう、ここまで来たら何が出てきたとして笑い飛ばそう

と、気合を入れ直してから3分ほど、注文したカレー焼肉チャーハンが到着。

・・・ん?

これは、カレー焼肉チャーハン・・・?

 

再度、よーく目を凝らしてみる。

 

焼肉、どうした。

 

ご飯は無くてもチャーハンはある。

その謎解きの心は、炊飯器チャーハンである、ここまでは納得しよう。

 

が、しかし。

焼肉チャーハンなのに、焼き肉がいない。

この謎解きについては、どう説明するのか?

 

もしや、

・焼肉チャーハン

・カレーチャーハン

の2種類があり、オーダーを間違えたのかと疑問を頂き、メニューを確認。

当然、メニューには「カレー焼肉チャーハン」しか存在しない。

 

という事は、食べ進めていく中で、チャーハンの中から焼肉が・・・

出てこない。

 

加えて、カレーチャーハンの「カレー部分」も、ほんのり香りがする程で、かなり控えめ。

炊飯器で炊き上がったピラフ仕立てのチャーハンを鍋にかけ、ほんのりカレー粉と炒め合わせた、という事でしょう。

 

しかし・・・

炊飯器から出すだけなら、何故15分もの調理時間が掛かった?

そして、焼肉についてはどう説明する??

 

戦後70年以上が経過し、飽食の時代と言われる昨今。

そうは言いつつも、祖父母より貧しい時代の話を幾度と聞き、

「食べ物を粗末にしてはいけない」

 

と、幼少期より育てられてきた私にとって、例えどんな料理であっても、

・料理を作られた方への敬意

・食材を育てられた方への敬意

・命を提供してくれた、素材への敬意

これら全てへの敬意を込め、完食することが礼儀であるものとしてきました。

 

そんな私を以て、

「残す・・・か?」

との選択肢を浮かばせた、カレー焼肉チャーハン恐るべし…

 

 

しかし、食べ進めるにつれもう一つの疑念が。

この皿、なんか書いてある・・・

 

この皿に書かれた一言が気になり、なんとか食べ進めること数分、

・・・誰だよ、チャイナベル。

 

ごちそう様でした。

 

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料理の王国 和唐 都賀店

■ わから つがてん

■ 住所:千葉県千葉市若葉区都賀3-16-18

■ 営業時間:[月~土] 10:00~15:00 17:00~23:00 [日] 10:00~15:00

■ 定休日:無休

 

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