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ホテル三日月竜宮城の新館、富士見亭に初宿泊 ディナー&朝ビュッフェは口コミ通り!?
木更津の金田海岸へ、子供を連れて潮干狩りに行った日のこと。
このまま帰宅しても十分な時間ではあったのですが、疲れた体を酷使するより、しっかり休め、ゴールデンウィーク明けに備える道を事前より選択。
結果、潮干狩り後に帰宅せず、その足で向かった先となるのが、こちら
潮干狩りを行った金田海岸に面したスパ&ホテルリゾート、前都知事の豪遊でもお馴染みとなった、ホテル三日月竜宮城。
(この日潮干狩りをした海岸も、同ホテルの敷地内にある潮干狩り場となります)
同ホテルの隣に、2年前増設された新館こと「富士見亭」に宿泊しつつ、晩ご飯も同ホテル内で頂くものとなりました。
木更津市のホテル三日月竜宮城に新館、富士見亭がオープン ディナーで初ビュッフェ
これまでにも、何度か宿泊&食事を頂いてきた、ホテル三日月 竜宮城。
ただ、今回宿泊するのは、同施設内に新たにオープンした新館、富士見亭の方。
スパリゾート棟からは多少の距離があるものの(と言っても、200mくらい)、宿泊部屋の広さ、アメニティ等の充実ぶりは、リゾートホテルと同等レベルである事をウリとし、2年前に増設された、新館となります。
ただ、ネット上の口コミを見る限りだと、施設・食事共に酷評が多く、実態が分らないながらもモノは試しとばかりに、富士見亭へ初宿泊するものとなりました。
まずは潮干狩りでゲットした浅蜊を砂抜きすべく、ホテルの部屋へ。
今回、宿泊した富士見亭の特徴として、
・全室オーシャンビュー
・全室部屋風呂付き(オーシャンビュー&温泉)
これらが大きな特徴となっているとの事。
実際に部屋へ入ってみると、ベッド2台を設置するベッドルームに加え、畳の和室もあり、かなり快適な広さ。
部屋風呂も立派なもので、オーシャンビューはもちろん、ベランダとも間繋ぎとなっており、露天風呂さながらの開放感が味わえます。
ネットの口コミでは、エラい書かれようでしたが、レビューとは似ても似つかない立派な造りに早くも満足。
早速お風呂へ・・・と、休憩したかったものの、急ぎで浅蜊の砂出しを終えた頃には、早くも夕食の時間に。
ホテル三日月竜宮城の夕食は、
・ビュッフェ
・中華レストラン
の2択が可能(どちらも過去に訪問済み)となっておりますが、こちら富士見亭では
・房総の贅沢前菜(5品)と60種類のバイキングレストラン
・房総の山海の幸を味わえる和食処
の2軒から選択が可能とのこと。
和食も気にはなりますが、子供連れであることを踏まえ、この日の晩ご飯はビュッフェを頂く事としました。
という訳で向かったレストランには、各席に房総の贅沢前菜(全5品)が既にセット。
この日の献立には、
・サザエの壺焼き
・鰺のなめろう
・フカヒレの茶碗蒸し
・あさりのぬた和え
そして、
。アワビのバター焼き
以上5品が各テーブルに用意され(大人のみ)、更には60種の豊富なバイキングメニューがセットとなっております。
スパホテルのバイキングでは、全国どこでも見かける
ボイルずわい蟹が食べ放題となっており、
(仕方ない話として、身はスカスカですが、子供は十分喜べるレベル)
和食のエリアには、
お寿司が全7種類用意、その隣にはお刺身エリアや焼き魚など、魚を中心としたメニューが多数。
洋食エリアももちろんあり、こちらには
パスタやビーフシチュー、ピザやハンバーグなど、定番メニューに加え、1~2品多めの洋食が鎮座。
個人的に面白かったのが中華・アジアンエリアで、
肉まん、ちまきといった変わり種から始まり、
・エビチリ
・浅蜊のフォー
・あさりラーメン
・勝浦タンタン麺風まぜそば
・そば、うどん
などのメニューが用意されておりました。
勝タンの定義や大人の事情を踏まえると、果たしてこのメニューの提供は・・・
と、気になる部分も少なからず見え隠れしますが、まあ見なかったことにしましょう(笑)
家族連れでの宿泊も多い、ホテル三日月ですので、
こちらの通り、キッズメニューも取り揃いが豊富。
色合いが全て「茶色」となるのが不憫に思いますが、まあ子供は大概、茶色い料理が好きですしね(実は私もw)
更に、観光で訪れるお客さんの多いホテルであることからか、
この様な、千産千消コーナーも・・・・寂しく2品のみ提供されておりました。
(千産千消を名乗って2品しか並べられないってのは、他県民に誤解を招くような….)
各テーブルに配膳されている、房総贅沢前菜(前述したサザエやアワビ)は、旅館等にも負けない豪華絢爛な振る舞いながら、随所随所にツッコみどころも見えてきた富士見亭のビュッフェレストラン。
中でも、声を荒げずにいられなかったのが、
こちらのアルコールメニュー。
同店では、お水とお茶以外のドリンクが全て有料となるのですが(子供用のジュースすら有料のビュッフェってw)、中でも軽視できないのが、角ハイボール。
角ハイのグラスが700円、というのは譲歩できる値段にはなるものの、この角ウイスキーをボトルで注文すると、なんとお値段12000円。
しかも、ボトルを注文したにも関わらず、氷&ミネラル5本セットには、2000円の別料金が掛かる始末。
定価1000円ちょっとのボトルを、10掛けで提供する心意気、銀座のクラブが良心的にも思えるこのアルコールメニューには、思わず絶句してしまいました。
そんな訳で、アルコールはグラスでの注文に留め、まず第一陣に迎え入れたのがこちらの品々
写真下から反時計回りに、
・サーモンのフライ
・あさりのバター炒め
・エビチリソース
・牛肉のオイスター炒め
・肉団子
・肉まん
・ちまき
そして・・・
・勝浦タンタン麺風 油そば(笑)
と、なります。
酷評多いステーキも頂きつつ、翌日朝のモーニングビュッフェも食べてみた
第一陣には、お酒のツマミとして程良い立ち位置から、中華系のおかずをメインにセレクト。
こういったバイキングメニューの場合、中華系おかずは冷めてグダグダになることが多いのですが、こちら富士見亭のレストランについては、保温耐性も万全な様子。
揚げたて焼き立て、とまではいかないものの、お酒のお供として摘まむ分には、十分な保温が施されております。
そして、色んな意味で気になって仕方なかった、勝浦タンタン麺風 油そば、です。
麺については、その場でホテルスタッフさんが茹で、茹でたての麺にお好み量の具材を盛り付ける、といったシステム。
辛いのが苦手な方は、お玉1杯分を、得意な方にはお玉2杯のラー油ベースとなるタレを掛ける指示がありましたので、ここは2杯をチョイス。
早速頂いてみると、まずガツンとくるのがラー油の辛味。
一般的な勝タンのように、玉ねぎが無い上、スープの無いまぜそばとなるので、ダイレクトにラー油の辛味が届きます。
確かにこれでは、辛いものが苦手だとキツいだろうなあ・・・と感じる程で、子供の多いホテルブッフェにしては、随分攻めた嗜好じゃないでしょうか。
具材は挽き肉オンリーとなっているものの、量は意外な程に多め。
食べ応えとしては相応ながら、やはり難を感じたのは麺ですね。
多くを求める方が酷ではありますが、まぜそばだけに麺の美味さが占めるウエイトは強く、それだけに麺の水っぽさや食感の悪さが気になってしまいました。
むしろこのタレなら、お蕎麦やうどんの方が、ハマるような気もしますし、そういった味変が出来るのも、ビュッフェならではの楽しみ方ですね。
そんなこんなで、お酒のアテに摘まんでみた第一陣を終え、次なる皿を頂きに。
二周目に向かった先となるのがこちら、
富士見亭のビュッフェメニューの中でも、目玉商品として知られる、ステーキ。
そして握りコーナーより、コハダと鯛を一貫ずつ頂いてみました。
さて、ネット上に溢れるホテル三日月のビュッフェに対する酷評、その大部分に記されているのが、このステーキなのです。
その実態がどうなのか、早速頂いてみると・・・まあ、柔らかめの焼き上がり&肉質。
ただ、どこの部位なのかと言われると・・・これは・・・成型肉ですね。
ネット上でこのステーキを酷評する声が多いのも分らなくはありませんが、食べ放題のビュッフェとなるので、多くを求める方が無粋でしょうし、成型肉のステーキを提供する事自体も、なんら問題じゃ無い訳ですし。
食品偽装が行われた訳でも無いので、これはこれで、まあ良いんじゃ無いでしょうかね。
(さすがにもう一皿頂こう、とは思いませんでしたが)
その後は、
タップリ陳列されるスイーツなどを2つ3つ頂き、夕食は終了。
続いて翌日、朝ごはんも同レストランでのビュッフェが提供されるとのことで、気合いを入れながら、早起きしつつ向かってみると
・・・おぉ
昨日は明らかに手抜きに見えた、千産千消コーナーなのに、朝ごはんともなると豊富な惣菜が並んでいる。
やれば出来るじゃないか、富士見亭!!
これなら他県からのお客さんも、千葉には相応の名物があることを認識して貰えそうです。
そんな千産千消コーナーに納得しつつも、私が選んだ朝ごはんの品は、
千産千消とは程遠いお惣菜ばかり(笑)
とは言え、ご飯にはあさりの炊き込みご飯が用意されていたり、茶そばにとろろのトッピングが行えるなど、期待値を上回惣菜数が提供されておりました。
出汁強めで旨味もバツグンなあさりご飯には満足するものとなりましたし、それ以外のお惣菜も、定番ではありながらそつなく頂けるものばかりで、満足度としては十分過ぎる程。
私の興味の矛先が偏っていることや、この後のランチにお楽しみを控えていたことで、微妙にも見える朝ごはんですが、レストラン全体としてはバランス良く様々なお惣菜が提供されていたように思います。
という訳で、ホテル三日月 富士見亭への1泊2日を過ごしましたが、ネット上では酷評溢れるものの、その実態は想像以上に充実した時間を過ごす結果に。
アルコール類(特にサントリー角)の金額には、さすがに唖然とさせられたものの、その一点を除けば、部屋も食事もスパも、どれも価格相応のクオリティを感じる事が出来ました。
良くも悪くも、レビューは所詮個人の見解に過ぎず、それを誰が体感しているのかでも、その印象は様々である。
口コミは鵜呑みにするものでは無く、自分で体感するに勝る感想は無い、と、改めて強く感じるものとなりました。
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龍宮城スパ・ホテル三日月 富士見亭
■りゅうぐうじょうすぱ ほてるみかづき ふじみてい
■ 住所:千葉県木更津市北浜町1番地
■ 営業時間:18:00~ / 6:00~
■ 定休日:無休