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千葉を代表する家系ラーメン「末広家」 千葉四天王の名にふさわしいレジェンドなチャーシューメン!

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土日のランチ&夕食には、家族サービスを強いられるが故か、ラーメンが食べたくなりがちになる月曜日のランチ。

とは言え、近隣にあるお気に入りラーメン店の多くは「月曜定休」を掲げており、ランチ難民に陥ることもしばしば。

 

この日も、ラーメンジプシー化し、千葉界隈を車で彷徨うこと10数分

ふと思い立ち、久々に末広街道を南下し、向かった先がこちら

 

かつては千葉の四天王にも数え上げられていた、千葉を代表するレジェンドと呼ぶにふわさしい名店

「末広家」にて、久々に豚骨醤油ラーメンを頂く事としました。

千葉市にラーメン文化を根付かせたレジェンド、家系横浜ラーメン末広家

今から18年前、私が蘇我で仕事をしていた頃に出会ったお店、それが末広家

当然、今の様に食べログなどなく、ラーメン店の情報検索にはiモード経由による「千葉らあ麺通信」しか手段が無かった時代に、初めて食べた家系ラーメンが、こちらの末広家となります。

 

それまで、千葉市街で頂く美味しいラーメン店といえば

長州ラーメン万龍軒(富士見町&新田町に未だ健在)

幸福軒(千葉中央にて今もからず営業中)

・パーコーラーメン風(かつて西千葉にあった名店で、現在は東金に移転)

この3軒位しか知らなかった時代に、突如出会ったのが「末広家」となります。

 

まだ千葉では「家系」というブランドすら確立されていない時代に、初めて口にした豚骨醤油のラーメンは、それまで食べてきたどれとも異なる、圧倒的な美味さを感じた一杯。

濃い口ながらも飽きを感じない豚骨醤油のスープ、それに負けずと存在感を主張する麺、ぶ厚く食べ応え満点なチャーシュー、油の多さに疲れかけた所で癒やしを与えるほうれん草と、スープ、麺、トッピングの全てが奏でるバランスの高さにラーメンの奥深さを体感したお店。

初めてスープを完飲したのも、列をなして並んでまで食べたラーメンも、全ては末広家が初めてでした。

 

その後、家系ラーメンだけに留まらず、様々な独創性溢れるラーメン店が千葉にも増えていく中、今も変わらず千葉ラーメン界の第一線を走るレジェンドとなるのが、末広家といっても過言では無いでしょう

 

そんな訳ではあるものの、今回の訪問は実に数年ぶり

というのも、私の中での勝手な末広家のイメージとして「近くに駐車場が無い」が刷り込まれていたのですが、あらためて近隣を車で走ってみると、同店脇を入ったところにコインパーキングを発見。

 

更には、お店の前にも

 

この通り、駐車場の案内が記載されており、かねてよりネックであった駐車場問題は、とっくに解消されていたようです。

 

車を停めて店内に入ると、今度は食券機を発見

かつては食券機など無かったのですが、これも営業の効率化を考えれば重要な要素ですね

(ていうか、どんだけぶりなんだ、て話ですw)

 

注文方法は食券機制に変更されたとは言え、丹精込めたメニューの絞り込みぶりは今も変わらず

チャーシューメンの小、そしてトッピングにほうれん草をオーダーしてみるものとなりました。

久々に頂く末広家のラーメンは、年月の経過を感じさせない至極の一杯だった

かつてドハマリしていた時代には、週2でも通っていた末広家ながら、

・淡麗ラーメンの旨さに遭遇

・油が年々重くなり出した

・鶏白湯の名店が台頭

・まぜそば、汁なし担々麺の躍動

などなど、様々な要因から、家系ラーメンそのものを食べる機会自体が減少した今、

数年ぶりに頂く末広家の豚骨醤油は、かつて受けた感動を再沸させるものになるのだろうか?

 

そんな疑問というか、不安を少なからず抱えつつ、久々に腰を掛けたカウンター席。

おろし生姜、おろしにんにく、豆板醤、家系3種の仁義ともいうべき味変アイテムは、18年の月日を感じさせること無く、私を迎えております。

 

食券を手渡し、待つこと8分・・・

実に5~6年ぶり?の空白期間を空けながら、末広家のチャーシューメンと再会を果たしたのです。

(見切れていますが、左側には一足お先に追加注文したほうれん草も)

 

かつてのイメージを今も変わらず継承している、スープのテカリ具合

厚切りで存在感十分なチャーシュー、スープに浸りすぎること無く身構えるほうれん草

そして、凜とそびえ立ち、麺ともご飯とも添い遂げる覚悟を感じる海苔、20年近い時間を経過しても、その神々しさは色あせることありませんね。

 

では早速、スープより一口

レンゲを器の奥深くまで沈め、表面に浮かぶ油を馴染ませながら頂いてみると…

定休日明けの、しかも開店直後とあってか、スープの濃度はまだ控え目ながら、

(末広家の特徴として、営業時間中にも鶏ガラ等を投入していくので、夜になるほどスープの濃度が増すのです)

鶏、豚共に動物系の旨味がしっかり出ており、カエシの濃さも健在!!

なにより、スープ表面を彩る油(鶏油)の存在感が、末広家ならではの美味さの特徴とも言えます。

 

続いての麺ですが、

こちらは歴史ある家系ラーメン店らしく、酒井製麺の中太麺を使用

好みあるかと思いますが、私は同中太麺については硬めが好みとなるので、こちらも硬めにて注文を。

モッチリした歯ごたえにスープの絡みも良好、バランス良いスープと共に頂けば、18年という時の流れを感じさせない、当時の感動が蘇ってきます。

 

そして、個人的には家系NO1にも推したいのが

 

こちら、末広家のチャーシュー。

肉肉した弾力を携えながらも、程良い塩味が感じられ、脂の美味さも格別

家系ラーメン店では、お店毎に特色あるチャーシューを用いていますが、噛みしめる度に増すチャーシュー本来の美味さで比較するなら、ここ末広家のチャーシューは、千葉に数ある家系ラーメン店の中でも格別な味わいじゃないでしょうか。

 

麺半分ほどとトッピングを平らげた所で、最後に追加するのがこちら

追加トッピングのほうれん草(100円)となります。

食欲に満ちあふれていた若かりし頃なら、何も考えずにチャーシューメン(中or大)をオーダーしていたものの、加齢(?)により、低下した消化能力・食欲の現在では、中盛りを完食するのも至難の業(スープを完飲しなければ、話は別ですけどw)。

 

そこで、寄る年波に負けず、スープを最後まで美味しく頂く為の麺代わりとして、近年注目している(私が勝手に、ですがw)存在が野菜トッピング

中でも、ほうれん草はスープを吸いやすく、麺ほどの重さも無いため、この芸術的な豚骨醤油スープを最後まで美味しく頂くには最適なトッピングじゃないでしょうか。

ラストはこのほうれん草を麺代わりに見立て、スープを余すこと無く最後まで完飲。

 

味の濃さと塩味、油具合が気になるだけに、家系ラーメンの完飲は久方避けておりましたが、やはりそこは末広家

18年前と変わることなく、それでいながら数ある家系ラーメン店に勝るとも劣らない、千葉四天王と呼ばれていた時代となんら変わりないハイレベルな一杯を頂きました。

 

ただ、ハイレベルな「家系」を久々味わっただけに、この余韻が残る内に

・杉田家

・千葉家

などを食べ比べてみたくなってみたり・・・と、家系ラーメンの持つ中毒性に今更ながら恐怖を感じております(笑)

 

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末広家

■ すえひろや

■ 住所:千葉県千葉市中央区末広1-15-7

■ 営業時間:[月~金]11:00~15:00/18:00~21:00 [土]11:00~15:00

■ 定休日:日曜・祝日

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