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丸の内線銀座駅すぐ側、そば 俺のだし GINZA5 「俺の」グループの蕎麦部門で初ランチ
この日は、昼から所用があり久々に銀座へ。
せっかくの銀座なのだから、ぶらぶらしつつ気になるお店を探し、ランチに向かおう・・・
と、予定していたものの、外はまさかの雨がドシャ降り。。。
人の多い銀座の街中を、傘を差しつつ物色する気にもなれず、仕方なしに地下鉄から連なる地下街を歩いていると、お昼前にして列をなしているお店を発見。
「そば 俺のだし」・・・俺の○○こと、俺の株式会社が手がけているお蕎麦屋さんみたいですね
「俺のだし」は確かおでん屋さんだったと思うけど、こちらは蕎麦がメインのお店の様子
入り口前に列こそ出来ているものの、流れは早い雰囲気なので、これは一度味わってみましょうか。
丸の内線銀座駅からすぐ側、港やインスパイア系のお蕎麦屋さん、そば 俺のだし GINZA5
この日の訪問時刻は11:40と昼前ながら、既に店外には10名弱の列がなしている「そば 俺のだし GINZA5」
しかし、良く見てみると店内には空席もあり(立ち食い&カウンター席の構造となります)、入り口前で注文を採っていることからの列になる模様
これなら見かけ程待つことは無さそうだ、と列の最後尾に着け、並ぶこと3分
いよいよ次が注文のタイミング・・・となるのですが、メニューらしきものは外の黒板メニューと
も1つ隣に並ぶ、こちらのメニューのみ
予想外に豊富なメニュー数なれど、これじゃじっくり選ぶ時間が取れないのは難点ですね
ただ、注文している先客の様子を見ている限り、その殆どが注文しているのは「肉そば」ばかり
写真付きでは無いため、イメージが浮かびませんが、その名称から察するに『港屋インスパイア系』の肉そば、ということと思われます。
確かに、港やインスパイア系肉そばは好きだけど、せっかく「俺のだし」を名乗っているのに、アレじゃ出汁を感じづらいんじゃ無かろうか?
それとも、そこは「俺の株式会社」らしく、港屋系肉そばにも出汁がガッツリ感じられる仕様なのでしょうか??
うーん、良く分らないが先人に倣って注文してみるか・・・
と、いざ自分の番になると、もう一つ飛び込んできたのが「本日の日替わりそば」なる品
数量限定「俺の味玉鶏そば」なる品が、本日の日替わりとして提供されているとの事。
肉そばも食べてはみたいけど、あの形状じゃどこで食べても差程の違いはなさそうな予感
だったら、出汁を一層感じそうな味玉&鶏そばの方が、「そば 俺のだし」らしさを味わえそうにも思えます
そんな訳で、数秒前まで傾いていた肉そばへの思いを断ち切り、すんでの所で「俺の味玉鶏そば」をオーダーする事に。
入り口前で注文&支払いを終えると、店内奥のキッチン前へ向かうとのこと
こちらで、トレイ、水、お箸をセルフで揃えつつ、並んで待て・・・
イマイチルールの分りづらい構成ですが、とりあえず待ってみることとしますか
並み居る魅力的な蕎麦を押しのけ、本日の日替わり「俺の味玉鶏そば」をオーダーしてみたものの・・
今ひとつ仕組みの分らないまま、前のお客さんに倣い、厨房前の列最後尾へ。
指示されたとおりに、トレー、水、箸を取って待つこと…1分
「味玉鶏そばのお客様~」
・・・早いw
富士そばや、ゆで太郎にも、勝るとも劣らないハイスピードで、注文の品が提供されます
忙しく働く近隣サラリーマンには有り難いハイペース、昼前から列が出来ていながらも、やたらと回転が早い理由にも納得ですね。
ひとまず、空いている席を探し、ようやく注文の品とご対面
こちらが、本日のランチ「俺の味玉鶏そば(日替わり)700円」となります。
見た感じにはなりますが、バラ肉の乗っていない肉そば、といった雰囲気
鶏そばや味玉の要素がどこにあるのかは分りませんが、まあどこかしらに隠れているものと期待しましょう
それにしても、蕎麦の量が尋常じゃあ無い(笑)
大盛りでは無い、普通盛りを注文したというのに、この感じからすると、400gはあるんじゃ無いでしょうか
そこまでのボリュームがあるのなら、事前に伝えてくれれば有り難いのですが、思い返す限り、量に対する記載は無かった様な
とりあえず、つけ汁に蕎麦をくぐらせる前に、蕎麦本体の味からチェックしてみましょう。
ゴワっとした食感が強い、いわゆる田舎風の歯ごたえある蕎麦ですね
注文から提供までの疾走感を考えると、注文内容に関係無く、昼時は常時蕎麦を茹で続けているのかも知れません
ただ、蕎麦同士がひっついてしまい、食べづらさを感じる上に、見かけ(田舎蕎麦)ほどの風味も感じず
この弾力ある独特の歯ごたえ、銀座ではこれがウケるの・・・か?
続いては、本流であるつけ汁にくぐらせて頂いてみましょう。
こちらは、見ても分かる通り深紅に染まったラー油がたっぷり
とはいえ、「俺のだし」を名乗る訳ですから、出汁感も十分に出ている・・・
のかと思いきや、出汁の風味はそこそこにしか感じず…
大量のラー油が入っているつけ汁ながら、そこまでの辛味も感じないということは、出汁の甘みで中和されている、とも考えられます
とは言っても、これだけラー油&ネギがタップリ含まれたつけ汁から、繊細な出汁を感じ取る方が難儀かも知れません(笑)
大量に盛られたネギを、蕎麦と共に消化していくと、その下からようやく鶏さんが登場。
肉そばのバラ肉の様に、蕎麦と絡め食べやすい形状ではなく、どちらかと言えば鴨そばに近い形状で鶏肉が使われています
となると、蕎麦と共に頂くのは難儀となるので、鶏肉単体で頂いてみましょうか。
プリッとして弾力ある肉厚な鶏肉ですが、皮目には脂の美味さもしっかり乗ってます
鶏肉への火入れはボイルのみと思われますが、焼き色を付けて、皮目をパリッとさせたら、一層美味しさが増しそう
ただ、鴨ほど上品な脂がつけ汁に染み出る訳でも無いので(出たとして、ラー油の油分に負けそうですが)、トッピングとしての必要性を問われると…ただのかさ増し感は否めません
その下から、もう一つの主役となる味玉も出てきたのですが、こちらも出汁の染み入りはそこまで感じられず。
と言うより、ラー油ベースのつけ汁が邪魔をし過ぎてしまい、繊細な出汁を感じづらくなっている、というのが正解かも。
鶏肉にせよ、味玉にせよ、辛味を抑えたつけ汁で頂けば、それぞれの特徴や美味しさが伝わってくるやも知れませんが、全てをラー油に染め上げてしまった結果、どちらも中途半端止まりに仕上がっている様に感じますね。
総合的に見て、蕎麦のボリュームは素晴らしいものの、これだけの量を食べたいと思わせる様な旨味は感じず、
つけ汁についても、ラー油ばかりが先行してしまい、出汁や具材とのバランスを欠いている、と言わざるを得ない状態に感じました。
ただ、これが看板メニュー(と、思われる)牛の肉そばなら、また異なる様相を見せてくれるのかも知れないだけに、敢えて「日替わり」という、不必要な冒険を選んだことが悔やまれます。
なにより銀座のど真ん中一等地で、400gもあるドカ盛り蕎麦を腹一杯食べても、お値段わずか700円という安定感。
このお値打ち価格だけでも、近隣で働く人らからすれば、貴重な存在なのかも知れません。
ただ「俺の」シリーズだけに期待していた反面、想像していたものと違ったガッカリ感は否めませんね。
わざわざ千葉から足を伸ばし、食べに来るかと言えば・・・微妙な判定となりそうです(苦笑)
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そば 俺のだし GINZA5
■ そば おれのだし ぎんざ5
■ 住所:東京都中央区銀座5-1 銀座ファイブ B1F
■ 営業時間:月~土 11:00~15:00 / 17:00~23:00
日・祝 11:00~15:00 / 16:00~22:00
■ 定休日:不定休